JPH03196435A - 真空遮断器の制御回路 - Google Patents

真空遮断器の制御回路

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JPH03196435A
JPH03196435A JP33476989A JP33476989A JPH03196435A JP H03196435 A JPH03196435 A JP H03196435A JP 33476989 A JP33476989 A JP 33476989A JP 33476989 A JP33476989 A JP 33476989A JP H03196435 A JPH03196435 A JP H03196435A
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JP
Japan
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current
circuit
circuit breaker
point
vacuum
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Application number
JP33476989A
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English (en)
Inventor
Kunio Yokokura
邦夫 横倉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は大電流遮断とサージ発生の抑制を1]的とした
真空遮断器の制御回路に関するものである。
(従来の技術) 真空遮断器は、優れた消弧特性を有していることから、
多くの回路へ適用されている。しかし、その消弧特性が
優れているが故に、小電流遮断に特異な開閉サージを発
生する欠点を有している。
このため、開閉サージ発生が懸念される回路へ真空遮断
器を適用する時は、発生サージを抑えるサージ保護装置
を設置することで実使用上、問題無く使用してきた。
一方、サージ保護装置無しで、種々回路へ適用できる真
空遮断器として、「低サージ真空遮断器」が開発されて
きた。これは、真空遮断器の消弧特性を低下させ、サー
ジ発生の主たる要因である裁断電流値を小さくしたもの
である。
ところが、この低サージ真空遮断器は、サージ発生抑制
のために消弧特性を低下させているため、短絡事故等で
流れる大電流遮断に限界がある。現在開発されている低
サージ真空遮断器は、20kA程度が大電流遮断限界で
ある。このため、短絡電流が31.5kA以上を必要と
する真空遮断器では、サージ保護装置を設置して、開閉
サージ問題を解決してきた。
これは、「低サージ真空遮断器」が消弧特性を低下させ
て、サージ発生を抑制しているため、大電流遮断時のア
ークにより接点が荒れ、アーク集中や電流消弧後の絶縁
回復の低下をまねき、電流消弧後の回復電圧に耐えられ
ないため、大電流でかつ低サージ性を満足する真空遮断
器の実現が困難となる。
また、真空遮断器の開閉サージは、裁断電流に起因した
裁断サージが、真空バルブが微小ギャップで発生した場
合、その裁断サージに真空バルブギャップ間耐圧が耐え
られず再発弧を起こすことがある。
この再発弧が起因して、多重再発弧、3相同時遮断と呼
ばれる大きなサージが発生する。このため、裁断電流値
を低く抑えた低サージ真空裁断器では、裁断サージより
も多重再発弧3相同時遮断によるサージが問題となって
くる。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように低サージ真空遮断器では、大電流遮断時の
接点の荒れとギャップ長が微小領域での多重再発弧、3
相同時遮断の抑制が必要である。
本発明では、大電流遮断が可能でかつサージ発生を抑制
できる真空遮断器の制御回路を提供することを目的とし
たものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は前記目的を達成するため、真空遮断器が接続さ
れた主回路に流れる電流を検出する電流センサと、この
電流センサからの検出出力を入力して小電流領域か、あ
るいは、大電流領域かを判別するとともに、それぞれに
対応して第1または第2の駆動信号を出力する判別回路
と、前記電流センサからの検出出力が入力され同期信号
を発生する同期信号発生回路と、前記判別回路から第1
または第2の駆動信号が入力され第1または第2の遅延
時間を設定する第1および第2の遅延時間設定回路と、
この第1および第2の遅延時間設定回路の遅延時間設定
値と前記同期信号発生回路からの同期信号が入力され、
これらに基いて前記真空遮断器に電流0点近傍(電流0
点を中心として30°以内)または電流0点近傍外(電
流0点を中心として306をこえる範囲)に引外し指令
を与える引外し回路とからなるものである。
(作用) 本発明によれば、主回路に流れている電流が大電流か小
電流かにより、電流0点近傍(電流0点を中心として3
0°以内)または電流0点近傍外(電流0点を中心とし
て30°をこえる範囲)で真空遮断器が開極されること
になる。従って、大電流遮断が可能で、かつサージ発生
を抑制できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について説明する。第1図はその
一実施例を示すブロック図である。
真空遮断器2が接続された主回路1に設置された変流器
等の電流センサ3の検出出力が、判別回路4及び同期信
号発生回路5へ人力されるようになっている。判別回路
4は電流センサ3の検出出力を整流、平滑した後、短絡
電流相当の大電流か、数1OA相当の小電流かが判別さ
れる。判別回路4の出力は、第1および第2の遅延時間
設定回路6.7へそれぞれ入力されるようになっている
判別回路4の判別結果により、大電流のときは遅延時間
設定回路6へ駆動信号が出力され、また判別回路4の判
別結果により、小電流のときは遅延時間設定回路7へ駆
動信号が出力されるようになっている。そして、遅延時
間設定回路6,7の出力は引外し回路8へ入力されるよ
うになっている。
また、同期信号発生回路5の出力は引外し回路8へ入力
され、この引外し回路8の出力は真空遮断器2へ入力さ
れるようになっている。
次に、以上のように構成された実施例の動作について説
明する。主回路1を流れる電流は、電流センサ3で検出
され、その検出出力は判別回路4及び同期信号発生回路
5の入力される。判別回路4では、短絡電流相当の大電
流か、数10A相当の小電流かが判別され、この判別結
果により、大電流であれば遅延時間設定回路6へ駆動信
号が出力され、小電流であれば、遅延時間設定回路7へ
駆動信号を出力する。
一方、同期信号発生回路5では、電流センサ3よりの入
力信号が交流波形であることから、その零点を検出して
パルス信号を発生し、次いでそのパルス信号を整流し、
結果として、入力信号1/2サイクルごとに同一パルス
信号を出力し、これを引外し回路8へ入力する。
ここで、第2図のように外部より引外し回路8へ真空遮
断器2の引出し信号が入力されると、その引外し信号入
力後最初の同期信号発生回路5よりの信号が入力された
時点toから、遅延時間設定回路6または7で設定され
た遅延時間t6または、t7だけ遅れて真空遮断器2の
引外し信号が真空遮断器2へ出力される。この出力信号
により真空遮断器2は真空遮断器2の動作時間t2後に
開極する。
このようなことから、真空遮断器2は、主回路1に流れ
る電流値を、大電流と小電流に区別して、成る特定の位
相で開極するとか可能となる。
消弧特性を低下させた低サージ真空遮断器で小電流遮断
とだとき裁断電流は完全Oとはならず、小さな裁断電流
となる。このため、この裁断電流値以下の位相で真空遮
断器2が開極すれば、開極と同時に電流裁断が発生し、
裁断サージが発生ずる。この時の真空遮断器2のギャッ
プ長は微小であるからギャップ間で裁断サージによる放
電が発生し再発弧する。これが原因となり、大きなサー
ジ発生へと進展していく。したがって、真空遮断器2の
開極点を裁断電流値以上の位相に設定しておけば、真空
裁断器2が開極してすぐに電流裁断を起こすことは無く
なり、また電流裁断か発生した時には、真空遮断器2の
ギャップ長は、発生する裁断サージに耐えられるたけ開
いているから、大きなサージ発生へ現象が進展すること
を防11−できる。
いま、第2図において、真空遮断器2の開極時間[2は
真空遮断器2の機構で決定される。また、真空遮断器2
の最大裁断電流は真空遮断器2の消弧特性で決まる。ま
た主回路1の電流は負荷によって決まる。真空遮断器2
が最大裁断電流値以下で開極する位相角は電流零点部2
φ1の位相範囲である。この領域をさけて真空遮断器2
が開極するためには、電流零点toを基阜として、t7
 +t2が2φ1領域に入らないよう設定すれば良い。
t2は真空遮断器2で決まる値であるからt7を設定す
ることでこの条件が満足される。
一方、大電流遮断では、開極点で大ぎな電流が流れてい
ると接点のダメージが大きい。したかって、サージの抑
制とは逆に、電流零点近くで開極すれば、開極点での電
流値は小さいから接点のダメージが小さくなる。電流の
各位相で開極した時の真空遮断器2の遮断可能な電流値
の関係を求めると第3図となる。これより、電流波高値
で開極するよりも電流0点近傍(電流0点を中心として
30°以内)で開極した方が大きな電流まで遮断できる
ことが判る。この場合、遅延時間設定回路6で決まるt
6と真空遮断器2の開極時間t2の和が電流0点を中心
として30°以内に真空遮断器2が開極できる。
本実施例によれば、小電流遮断時は、サージ発生の起こ
る電流0点近傍の位相で開極することをさけ、大電流遮
断時には接点ダメージの小なる電流0点近傍で開極する
ことで大電流遮断可能な低サージ真空遮断器を提供でき
る。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、大電流遮断が可能で
かつ有害な開閉サージ発生を無くすことができる真空遮
断器の制御回路か提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の真空遮断器の制御回路の−0 実施例を示すブロック図、第2図は第1図の実施例の小
電流遮断時の各部信号関係を示す図、第3図は第1図の
実施例の開極位相と遮断可能電流の関係を示す図である
。 1・・・主回路、2・・・真空遮断器、3・・・電流セ
ンサ、4・・・判別回路、5・・・同期信号発生回路、
6.7・・・遅延時間設定回路、8・・・引外し回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 真空遮断器が接続された主回路に流れる電流を検出する
    電流センサと、 この電流センサからの検出出力を入力して小電流領域か
    、あるいは、大電流領域かを判別するとともに、それぞ
    れに対応して第1または第2の駆動信号を出力する判別
    回路と、 前記電流センサからの検出出力が入力され同期信号を発
    生する同期信号発生回路と、 前記判別回路から第1または第2の駆動信号が入力され
    第1または第2の遅延時間を設定する第1および第2の
    遅延時間設定回路と、 この第1および第2の遅延時間設定回路の遅延時間設定
    値と前記同期信号発生回路からの同期信号が入力され、
    これらに基いて前記真空遮断器に電流0点近傍(電流0
    点を中心として30゜以内)または電流0点近傍外(電
    流0点を中心として30゜をこえる範囲)に引外し指令
    を与える引外し回路と、 からなる真空遮断器の制御回路。
JP33476989A 1989-12-26 1989-12-26 真空遮断器の制御回路 Pending JPH03196435A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009059662A (ja) * 2007-09-03 2009-03-19 Mitsubishi Electric Corp 電力開閉装置およびその制御方法
CN103311041A (zh) * 2013-03-19 2013-09-18 北京交通大学 Vvve永磁真空断路器合闸控制方法

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