JPH03195278A - 固体撮像装置の光電変換制御方法 - Google Patents

固体撮像装置の光電変換制御方法

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JPH03195278A
JPH03195278A JP1337457A JP33745789A JPH03195278A JP H03195278 A JPH03195278 A JP H03195278A JP 1337457 A JP1337457 A JP 1337457A JP 33745789 A JP33745789 A JP 33745789A JP H03195278 A JPH03195278 A JP H03195278A
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JP
Japan
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bias voltage
conductivity type
photoshield
charge
substrate
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JP1337457A
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Inventor
Eiichi Takeuchi
竹内 映一
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電荷転送素子を用いた撮像装置に関するもので
あり、詳しくは、固体撮像装置の光電変換特性を制御す
る方法に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、撮像装置において、ダイナミックレンジを大き
くするために光電変換のガンマ特性を変化させる方法は
信号処理を用いて行なわれている。
従来電荷転送装置、特に電荷結合素子(COD)を用い
た転送装置の光電変換特性制御方法については持回50
−76918号、或いは1976年アイイーイーイ イ
ンターナショナル ンリソドステート ザーキット カ
ンファレンス(IEEEInternational 
 5olid−3tate  C1rcuits  C
on−ference)のダイジェスト オブ テクニ
カルペーパー(Digest of Technica
l Paper)の第38頁から第39頁までのメンラ
ド フォーベリインダ ガンマ イン チャージ カッ
プルドイメージャーズ(Method for var
ying Gamm1n Charge−Couple
d Imagers)に見られるようにCCD撮像装置
の光情報を蓄積する電荷蓄積電極のバイアス電圧が電荷
蓄積期間の初期より終点時を大きくすることにより電荷
転送撮像装置のダイナミックレンジを広げる方式が提案
されている。
しかしこの従来の方式において蓄積期間における最大蓄
積電荷量は蓄積電極電位によって決まり、最大蓄積電荷
が発生した場合、その電荷は基板内に掃き出される。し
かしこの掃き出された過剰電荷は基板内を拡散して飽和
絵素近傍の電位井戸へ吸収される。これはブルーミング
現象(基板ブルーミング)で撮像装置として好ましくな
い。蓄積期間の終点近くで蓄積電極の電位を大きくする
と、すでに飽和している電位井戸は再び電荷蓄積をする
。従って従来の撮像方式による撮像画面を観察すると光
強度の高い入射像ではブルーミング現象(基板ブルーミ
ング)の上に光の強い部分の画像が現われるため見苦し
い撮像画面となっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の電荷転送撮像装置のダイナミックレンジ
を広げる方式において、蓄積期間の終点時に至るまでに
最大蓄積電荷量以上の電荷が発生した場合、オーバーフ
ロードレインを持っていない為、その過剰電荷が基板を
拡散して飽和した絵素近傍の電位井戸へ吸収される。こ
れはブルーミングという見苦しい画面になる欠点があっ
た。
本発明の目的はブルーミング現象を抑制してかつダイナ
ミックレンジを広げられる固体撮像装置の光電変換制御
方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、第1導電型の半導体基板上の第2導電
型のウェルに選択的に設けられた第1導電型の領域との
間で接合を形成してなるフォトダ5 イオードと、前記第1導電型の半導体基板又は前記第2
導電型のウェル表面に設けられた第1の絶縁膜を介して
前記第2導電型のウェル直上部に前記フォトダイオード
に隣接して設けられた読み出し及び転送を行うゲート電
極と、前記読み出し及び転送を行うゲート電極上に第2
の絶縁膜を介して設けられた前記第1導電型領域直上部
に開口を有するフォトシールド電極と、前記第1導電型
の基板と第2導電型のウェルとの間に基板バイアス電圧
を印加し、前記フォトシールド電極と前記第2導電型の
ウェルとの間にフォトシールドバイアス電圧を印加する
ことによって、前記フォトダイオードの各々に蓄積でき
る最大電荷量以上の過剰電荷を前記半導体基板に吸収す
る手段とを有する固体撮像装置の光電変換制御方法を得
る。
〔実施例〕
次に、図面を参照して本発明をより詳細に説明する。
先ず本発明の詳細な説明する。第5図に示す様なN−型
フォトダイオード1 (以後PDとする)は完全に空乏
化させて使用している。このためPD1以外の垂直レジ
スタ2や垂直転送ゲート電極を遮光しているフォ1−シ
ールド電極4 (以後PS電極とする)はフローティン
グ状態だと表面側の電位が不安定なため、接地あるいは
第5図の様に一定電圧(DC)を印加していた。実験に
よればPS電極4に印加する電圧(以後φPSバイアス
電圧とする)とCCD出力電圧の関係は第7図の様にな
りCCD出力電圧ばφ、Sバイアス電圧Vp5に大きく
依存する。φ、−、バイアス電圧Vp3を挙げるとそれ
に比例してCCD出力も増加し、逆にφP8バイアス電
圧Vp3を下げるとCCD出力も減少する。
この現象を第6図を用いて説明する。PDIは開口率が
狭く、遮光アルミニウムが厚いため、アルミニウムの側
面から電気力線6がPDIの前面に作用して等測的に遮
光アルミニウムがPD]を覆っているのと同様になり蓄
積電化量がφpsバイアス電圧VPSで制御されると考
えられている。
方、第8図の様にVPSでV s u bの制御特性も
変化する。
電荷の蓄積動作は第9図に示すタイミングチャートに示
す。電荷の蓄積はφsubバイアス電圧に通常使用電圧
2本発明では10Mに設定する。
またφP8バイアス電圧はφsubバイアス電圧の逆極
性のパルスであり、PDIに十分電荷を蓄積出来る電圧
5vに設定する。
電荷のPDIからの引き抜きは、前述の2つのパルスを
同じタイミングで逆極性にすることに依って行なわれる
。φsubバイアス電圧はハイレベルの40■、φP8
バイアス電圧は四−レベル10Vに設定することに依り
、PDIに蓄積されていた電荷は基板側に引き抜かれる
。この様にして高輝度被写体撮像時のブルーミング現象
を完全に抑制するができる。また蓄積期間t2を一定と
したときの入射光量に応じてPDIに蓄積される信号電
荷量は比例する。すなわちガンマ“1″であることも知
られている。
第1図は本発明の一実施例の撮像装置、第2図はそのタ
イミングチャートを示す。第1図においては1セルの断
面図とφsub、φpsの駆動回路ブロック図を示す。
本発明においては、1周期内に占める蓄積期間が2つの
周期に分割され、かつそれぞれの周期でφsob、φP
3のバイアス電圧値が異なることに特徴がある。蓄積期
間中の途中の任意の時刻t1までφs L+ +]バイ
アス電圧は■1に、φI’Sバイアス電圧は■4である
。この状態でPDIはブルーミング抑制をし、かつ信号
電荷の蓄積も可能である。次に時刻t1でφsubバイ
アス電圧は■2に、φ、Sバイアス電圧は■3に変化す
る。この2つのバイアス電圧の変化によって、さらに信
号電荷の蓄積が可能な状態となる。第3図は第2図に示
すφsubバイアス電圧、φPSバイアス電圧が印加さ
れたときにPDIに蓄積される電荷量と蓄積時間の関係
を示す図である。φsubバイアス電圧V I N φ
psバイアス電圧V4の場合と、φs 111)バイア
ス電圧■2、φPSバイアス電圧■3の場合のそれぞれ
に対応して蓄積される最大電荷量をQ 1. Q 2と
している。また曲線]、01,102,103はそれぞ
れ異なる入射光量に応じて蓄積される電荷量の時間変化
を示すものであり、それぞれの傾きが入射光量に対応し
ている。すなわち傾きが大きいほど入射光量が大きいこ
とを示している。同図において、直線101に示す入射
光量以下の光照射に対しては、入射光量と蓄積電荷量は
比例している。すなわちガンマは1である。ところが直
線101と曲線102の間の入射光量に対する蓄積電荷
量は、最大電荷量Q1で一旦飽和したのち、時刻t1以
降で再び蓄積が開始され、蓄積期間の終了時刻t2で最
大電荷量Q2以下の電荷量となる。このことは入射光量
に対する蓄積電荷量の割合が、直線101に示す入射光
量以下の場合に比べて圧縮されていることを示している
次に、曲線102に示す入射光量以上の光照射、例えば
曲線103に対する蓄積電荷は電荷量Q2で必ず飽和す
る。以上に述べた入射光量と蓄積電荷量の関係をまとめ
ると第4図の実線のごとくなる。ここでは従来の光電特
性を破線で示している。
同図に示すごとく、本発明による光電変換制御方法によ
れば、入射光量に対して蓄積電荷量が圧縮された領域2
01が存在するため、撮像可能な入10− 射光量範囲を拡大することができる。すなわち、被写体
コントラスト 出力される映像振幅は規定値に抑えられるので、固体撮
像装置の後段に設けられる映像信号処理回路で白の圧縮
、白クリップ等を行う必要はない。
なお第2図において、φs IJ l)バイアス電圧、
φP8バイアス電圧を蓄積期間の終了時刻t2の間で破
線で示すごとく直線状に低くしても、前述したのと全く
同様な光電変換特性が得られる。
第10図は本発明の他の実施例のタイミングチャートで
ある。駆動パルスのφsubバイアス電圧、φ,,バイ
アス電圧を蓄積期間中の時刻t,とt4とで、実線で示
す様に2回階段状に変化させるか、あるいは破線で示す
様に直線状の電圧変化の傾きを2回変化させている。第
3図の説明に従うと、この場合の入射光量に対する蓄積
電荷量の関係は、第11図に示すように3点の折れ曲り
点a,b,c,ができ、撮像可能な入射光量範囲をさら
にすることができる。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば光電変換素子に蓄
積できる最大電荷量以上の過剰電荷をφSlll]Sl
ll型圧、φpsバイアス電圧を使って半導体基板に吸
収する機能を備えた固体撮像装置において、電荷蓄積期
間初期のφsubバイアス電圧、φpsバイアス電圧を
蓄積期間終了時の電圧により大きくすることにより、ブ
ルーミング現象のない固体撮像装置の光電特性を任意に
制御できる。
なお、本発明による撮像装置の駆動において、再生画像
の雑音を少なくするためには、第2図あるいは第10図
に示す、φsubバイアス電圧、φ1,バイアス電圧の
変化を水平ブランキング期間中で行わせるのが好ましい
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による光量制御回路の図、第
2図は本発明の一実施例のタイミングチャート、第3図
は蓄積時間と蓄積電荷量の関係を示した本発明の一実施
例の動作を説明するためのグラフ、第4図は本発明の一
実施例により得ろれた撮像装置の光電変換特性の一例を
示すグラフである。第5図は従来の駆動回路の断面図、
第6図はフォトシールド(PS)の影響を説明する図、
第7図はCOD出力のVPS依存性を示すグラフ、第8
図はCOD出力のV s u b依存性を示すグラフ、
第9図はjフィールドのタイミングチャート、第10図
は本発明の他の実施例のタイミングチャート、第11図
は本発明の他の実施例より得られた撮像装置の光電変換
特性の一例を示す図である。 ]・・・・・・フォトダイオード(P D)、2・・・
・・・垂直レジスタ、3・・・・・・垂直転送ゲート電
極、4・・・・・・フォトシールド電極(PS電極)、
5・・・・・・タイミング発生回路、6・・・・・・電
気力線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1導電型の半導体基板上の第2導電型のウェル
    に選択的に設けられた第1導電型の領域との間で接合を
    形成してなるフォトダイオードと、前記第1導電型の半
    導体基板又は前記第2導電型のウェル表面に設けられた
    第1の絶縁膜を介して前記第2導電型のウェルの直上部
    に前記フォトダイオードに隣接して設けられた読み出し
    及び転送を行うゲート電極と、前記読み出し及び転送を
    行うゲート電極上に第2の絶縁膜を介して設けられた前
    記第1導電型の領域の直上部に開口を有するフォトシー
    ルド電極と、前記第1導電型の半導体基板と前記第2導
    電型のウェルとの間に基板バイアス電圧を印加し、前記
    フォトシールド電極と前記第2導電型ウェルとの間にフ
    ォトシールドバイアス電圧を印加した固体撮像素子にお
    いて、電荷蓄積期間の初期における第1の基板バイアス
    電圧と第1のフォトシールドバイアス電圧を蓄積期間の
    終点時以前に前記第1の基板バイアス電圧より低い第2
    の基板バイアス電圧と、前記第1の基板バイアス電圧の
    変化と同時に前記第1のバイアス電圧のフォトシールド
    バイアス電圧より高い第2のフォトシールドバイアス電
    圧を印加することによって、フォトダイオードの各々に
    蓄積できる最大電荷量以上の過剰電荷を前記半導体基板
    に吸収することを特徴とする固体撮像装置の光電変換制
    御方法。
  2. (2)電荷蓄積期間中に前記基板バイアス電圧を順次低
    くし、前記フォトシールドバイアス電圧を前記基板バイ
    アス電圧と同時に順次高くするように複数回階段状に変
    化させることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    固体撮像装置の光電変換制御方法。
  3. (3)電荷蓄積期間中の任意の期間から前記基板バイア
    ス電圧を直線状に低くし、前記フォトシールドバイアス
    電圧を前記基板バイアス電圧と同時に直線上に高く変化
    させることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の固
    体撮像装置の光電変換制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004059748A1 (ja) * 2002-12-25 2004-07-15 Hamamatsu Photonics K.K. 光検出装置
US7787038B2 (en) 2002-10-04 2010-08-31 Sony Corporation Solid-state image pickup device and driving method therefor

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