JPH03194339A - 天吊型空調機における加湿空調システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビル、倉庫等空調時において各室の必要とする
部分筒部のみに加湿と空調を同時に送給行なわしめんと
する天吊型空調機における加湿空調システムに関するも
のである。

〔従来の技術〕

従来、室内空調時に該室内の環境条件に応じて適当な湿
変の加湿供給を行なわなければならないが、か＼る手段
としてその殆んどが天吊型空調機本体内の吹出口近辺に
加湿器を一体的に組込んでなる空調機が用いられている
がために加湿器の配管が非常に複雑であり、水洩れの懸
念は勿論のこと、特に加湿を必要としない室内即ち倉庫
、研究室、無人部屋等においても空調と同時に加湿が行
なわれているので非常に不経済でめった。

〔発明が解決しようとする課題とその手段〕本発明は空
調機本体と加湿吹田ユニットを分離し、該吹出ユニット
の夫々には加湿機構を組込んで一体構造とすることによ
って上記の欠点を一挙に解決行なわしめんとするをその
主な目的としているものであって、空調機本体と機内に
加湿機構を配設してなる加湿吹出ユニットを分離し、該
加湿吹出ユニットにより室内の必要とする筒部にのみ加
湿と空調を同時に行なわしめんとする加湿空調システム
を提供しようとしている。

〔作　用〕

室内より空調機本体内に吸込せる空気は該機にて適当温
度に熱交換が行なわれ、此れがダクトを通して室内の各
所に配置せる加湿吹田ユニットより適宜の加湿と温度を
有しながら供給すること＼なる。

また、場合によっては一部の加湿吹出ユニ、２トの加湿
を停止する等して室内条件に適応させることもでき得る
。

なお上記、加湿空調と同時に外気処理を行なうことも可
能である。

〔実施例〕

以下、本発明の詳細な説明すると、吸込側の空調機本体
（２）は機体（１１下面に敷部の吸込口（２１（２）を
、上押に敷部の逆鳳口（３）、（３）を開口設け、且つ
機内に送風通路（４）を形成すると共に、該送風通路（
４）内にフィルター（５）、送風機（６）、熱交換コイ
ル（７）、ドレンパン（８）等の空調部材を必要暑ζお
いて夫々をしてなる空調機本体。

次ｌと送風側の加湿吹田ユニット（ハ）は機体（９）の
下面或は前後部の適当筒部に風流調整翼片α刀を有した
吹田口σＱおよび吸気口（２）を開口設けると共に、該
機体（９７内部に加湿器餞を設置する。

該機体（９）内部に加湿器（至）、給・排気管０４１．
、　鷺’レンパン（１０、調整弁等にて機成せる加湿ａ
構０が設置さね、加湿能力の調整はもとよ昨、送風方向
を任腹方向に変更することは可能である。

上記、夫々の機体の下面パネルＱ＃、曹はｒｊｌＡ閉自
在に取付けられており、内部点検掃除等の諸作業を特徴
とする 特に本発明においては外気の導入を必要とする場合には
、本体への上部送風口（３）の開口と同時に外気取入口
（至）をも併設し、熱交換と外気処理を同時に行なわし
めることも一考である。

本発明は上記の如く吸込側空調機本体（２）と加湿機構
（Ｏを設けてなる加湿吹出ユニット市にて構成されてい
るもので、第３図示の如く室内天井の所定筒部に上記本
体（８）と夫々の加湿吹出ユニット■を配置し、此れら
を各ダクトａ０にて連結する。

なお、場所等によっては加湿機構を有しない吹田ユニッ
ト■を設置する場合もある。

なお、上記空調機本体（８）を第４図に示す下面用いる
か、または上記下面吹出口（２カを必要方向にのみ開口
せしめたものを用いることによって不必要方向に加湿送
風が行なわれることなく必要方向への送風も容易となる
。

なお、上記は天吊、天井設置型空調機としての説明であ
るが、斯かるシステムを他の室内設置型空調機にも汎く
利用でき得ることは謂うまでもない。

〔発明の効果〕

本発明は上記の如く空調機本体（２）と加湿吹田ユニッ
ト■を分離構成してなるものであるから次の如く顕著な
る効果を有している。

各加湿吹出ユニット（幻内の加湿機構ρを調整すること
りとよって、各室或は室内の必要とする筒部のみに所定
の加湿と空調が同時に求められるので、常時快適なる室
内環境が約束され、而も非常に経済的である。

加湿機構ρが空調機本体面と分離形成されているので如
何なる筒部にでも設置可能であり、而も単独配管がきわ
めて容易であると共に、水処理が簡単にて、従来懸案と
為されていた水洩れ現象等の欠点が完全に解消された。

また、本発明においては請求項第０項記載の如く、上記
加湿吹田ユニットの全てに加湿機構ρを設置することな
く加湿を必要とする筒部に設置するユニットにのみ加湿
機構ρを設置するか、或は室内状況によっては加湿を不
必要とする筒部にはユニット筒部内の加湿機能を停止す
るか、加湿機構を有しない吹田ユニットを設置すること
によって室内の必要筒部にのみ加湿と空調を同時に送給
でき得る等任意の加湿空調を行なわしめることも可能で
ある。

特に本発明は、従来轡では外気が個別分配システムによ
り別の系統にて処理されていたが、請求項第０項の構成
によって外気処理と空調送給を同時に可能とした点に有
意義を有している。

而も空調機本体（８）、加湿吹田ユニット（Ｂ１の下面
パネルが開閉自在に装着されているので、内部点検、修
理の場合には僅々天井板を剥離することもなく室内から
のメンテナンス作業がきわめて容易に行なわれる。

更に請求項第０項記載の如く、本体側を中央吸込ケ方向
吹出型空調機（６）を用いることによって上記、加湿空
調と同時に室内中央等に従来と方向吹出型空調機（６）
の下面吹出口を加湿吹出ユニットの吹出口側を盲板に、
即ち必要方向にのみ開口設けることによって、室内の一
方に加湿と空調を、それ以外に空調のみを送給すること
ができ得る等室内環境に適応した加湿、空調分布を同様
に且つ、経済的に求めることができ得る等の効果をも有
している。

況や、本発明は従来、中央集中式の大型空調システムと
全く同等の機能を有し乍らも、天井等狭隘なる筒部にで
も設置可能とし、送風騒音も皆無である等室内設置型空
調機としては最適なる発明と謂えよう。

【図面の簡単な説明】

第１図は空調機本体の下面図と内部機構を示す側面図、 図２図は加湿吹出ユニットの下面図と内部機構を示す側
面図、 第３図〜瀧本発明、加湿空調システムの全体設置状体図
致旬）は上記へζ配置展開図、第４図は他の実施例を示
す空調機本体の下面図と内部機構を示す側面図、 第５図は上記、下面パネル部分の他の実施態様図である
。 符号の説明 （２）空調機本体　　（５）加湿吹田ユニットρ加湿機
構

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）下面に吸込口を開口設け、且つ機内に形成せる送
   風通路内に送風機、熱交換コイル、ドレンパン、フィル
   ター等の諸機構を各配置し、且つ機体の周部に送風口を
   開設してなる 空調機本体と、機内送風通路内に加湿機構を配置すると
   共に、機体下面に吹出口を開口設けてなる加湿ユニット
   にて構成されているもので、上記空調機本体および加湿
   吹出ユニットを室内天井の適宜箇処に所定の距離間隔を
   隔てゝ空調機本体の送風口側と加湿吹出ユニットをダク
   ト配管にて夫々連接配置し、空調機本体よりの送給空気
   を上記夫々の加湿空調吹出ユニットを介して室内に加湿
   と空調を同時に分布行なわしめんとすることを特徴とす
   る天吊型空調機における加湿空調システム。
2. （２）上記、第（１）項記載の加湿吹出ユニットにおい
   て、加湿機構を有しないユニットを天井の一部に設置す
   るかまたは、空気送流時に上記加湿吹出ユニットの加湿
   機能を停止し、室内の必要箇処にのみ加湿空気を送給行
   なわしめんとすることを特徴とする請求項第（１）項記
   載の天吊型空調機における加湿空調システム。
3. （３）上記、空調機本体に外気導入部分を併設し、外気
   処理を兼ね乍ら加湿と空調を同時に行なわしめんとする
   ことを特徴とする請求項第（１）項記載の天吊型空調機
   における加湿空調システム。
4. （４）下面中央に吸込口を開口設け、該吸込口周部に吹
   出口を併設し、機内の送風通路内に上記と同様機構を各
   配置すると共に、機体の周部に送風口を開設してなる中
   央吸込多方 向吹出型空調機を室内天井の所定の箇処に設置し、送風
   口を上記加湿吹出ユニットに各ダクト連結せしめたこと
   を特徴とする天吊型空調システム。
5. （５）上記、請求項第（４）項記載の中央、多方向吹出
   型空調機において、上記下面吹出口を加湿吹出ユニット
   の吹出側に開設することなく、必要方向にのみ開口設け
   たことを特徴とする天吊型空調機における加湿空調シス
   テム。