JPH03194225A - 浮動型ディスクブレーキ - Google Patents
浮動型ディスクブレーキInfo
- Publication number
- JPH03194225A JPH03194225A JP33413889A JP33413889A JPH03194225A JP H03194225 A JPH03194225 A JP H03194225A JP 33413889 A JP33413889 A JP 33413889A JP 33413889 A JP33413889 A JP 33413889A JP H03194225 A JPH03194225 A JP H03194225A
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- JP
- Japan
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- disc
- caliper
- claw
- disk
- turning
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000007667 floating Methods 0.000 title claims description 5
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 abstract description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、摩擦バンドの偏摩耗防止効果を高めた車両
制動用の浮動型ディスクブレーキに関する。
制動用の浮動型ディスクブレーキに関する。
浮動型ディスクブレーキは、第２図乃至第４図に示すよ
うに、ディスクロータＤを跨ぐキャリパ１を、トルクメ
ンバ２との間にスライド部３を設けてディスク軸方向ス
ライド可能に支持し、ディスクロータＤを間に対向配置
してディスク軸方向スライド可能に支持した摩擦バンド
の一方４をキャリパ１のインナー側に挿入したブレーキ
ピストン５で、他方のバッド４′を反力でスライドした
キャリパのアウター爪６で各々押圧してディスク面に摺
接させるようにしである。
うに、ディスクロータＤを跨ぐキャリパ１を、トルクメ
ンバ２との間にスライド部３を設けてディスク軸方向ス
ライド可能に支持し、ディスクロータＤを間に対向配置
してディスク軸方向スライド可能に支持した摩擦バンド
の一方４をキャリパ１のインナー側に挿入したブレーキ
ピストン５で、他方のバッド４′を反力でスライドした
キャリパのアウター爪６で各々押圧してディスク面に摺
接させるようにしである。
ところで、この種のディスクブレーキにおいては、ブレ
ーキピストンの押圧面、キャリパアウター爪の押圧面を
パッドの中心を基準にしてディスク回入側と回出側で対
称形状にしていた。
ーキピストンの押圧面、キャリパアウター爪の押圧面を
パッドの中心を基準にしてディスク回入側と回出側で対
称形状にしていた。
ところが、キャリパは、スライド部３に生じたクリアラ
ンスによって制動時に第１図鎖線のようにスイングする
（図はスイング状態を誇張して示しである）ので、上述
した構造ではバンドの偏摩耗が起こる。即ち、スイング
による面圧分布の変化により、インナー側パッド４はデ
ィスク回入側が、アウター側パッド４′はディスク回出
側が早く摩耗する。
ンスによって制動時に第１図鎖線のようにスイングする
（図はスイング状態を誇張して示しである）ので、上述
した構造ではバンドの偏摩耗が起こる。即ち、スイング
による面圧分布の変化により、インナー側パッド４はデ
ィスク回入側が、アウター側パッド４′はディスク回出
側が早く摩耗する。
そこで、この偏摩耗対策として、ピストン中心をバンド
中心よりディスク回出側に偏らせたり、ピストンを２偏
設４ノて回出側のピストン面積を回入側のピストン面積
よりも大としたりすることが行われている。
中心よりディスク回出側に偏らせたり、ピストンを２偏
設４ノて回出側のピストン面積を回入側のピストン面積
よりも大としたりすることが行われている。
上述した対策の中には、ブレーキピストンを２個存する
マルチポット型のディスクブレーキにおいてピストン間
の中心をパッド中心よりディスク回出側に偏らせること
も含まれている。しかしながら、これ等の対策では、イ
ンナー側バッドの偏摩耗を抑えるには効果があるが、ア
ウター側バッドについては、キャリパのスイングそのも
のを規制するものではないので効果が小さい。
マルチポット型のディスクブレーキにおいてピストン間
の中心をパッド中心よりディスク回出側に偏らせること
も含まれている。しかしながら、これ等の対策では、イ
ンナー側バッドの偏摩耗を抑えるには効果があるが、ア
ウター側バッドについては、キャリパのスイングそのも
のを規制するものではないので効果が小さい。
この発明は、アウターパッドの偏摩耗を効果的に防止す
るため、キャリパのアウター爪の剛性をディスク回入側
で回出よりも大となす。
るため、キャリパのアウター爪の剛性をディスク回入側
で回出よりも大となす。
なお、この構成は、ブレーキピストンがディスクの回転
方向に位置ずれして２個設けられ、かつ、ディスク回出
側ピストン面積≧ディスク回入側ピストン面積であるデ
ィスクブレーキや、１個設けたピストンの中心、又は２
個設けたピストンのピストン間中心をパッド中心からデ
ィスク回出側に偏らせたディスクブレーキに採用すると
より効果的である。
方向に位置ずれして２個設けられ、かつ、ディスク回出
側ピストン面積≧ディスク回入側ピストン面積であるデ
ィスクブレーキや、１個設けたピストンの中心、又は２
個設けたピストンのピストン間中心をパッド中心からデ
ィスク回出側に偏らせたディスクブレーキに採用すると
より効果的である。
キャリパのアウター爪は制動時に根元側を起点としてデ
ィスク軸方向に開こうとするが、爪の剛性はディスク回
入側か回出側よりも大きいので、回入側の開き量は回出
側よりも小さくなり、そのため、キャリパにスイングが
生しないと仮定したときの面圧はディスク回入側か回出
側よりも大となる。
ィスク軸方向に開こうとするが、爪の剛性はディスク回
入側か回出側よりも大きいので、回入側の開き量は回出
側よりも小さくなり、そのため、キャリパにスイングが
生しないと仮定したときの面圧はディスク回入側か回出
側よりも大となる。
従って、キャリパのスイングによってアウタパッドに生
じる面圧差（回出側か大）は、爪の開き量による面圧差
（回入側か大）により相殺され、これによる面圧分布の
平均化作用でアウターパッドの偏摩耗が防止される。
じる面圧差（回出側か大）は、爪の開き量による面圧差
（回入側か大）により相殺され、これによる面圧分布の
平均化作用でアウターパッドの偏摩耗が防止される。
なお、面圧分布の偏りはいわゆる鳴きの原因ともなるの
で、この発明は鳴きの抑制にも効果がある。
で、この発明は鳴きの抑制にも効果がある。
第１図は、この発明の一実施例を示すもので、キャリパ
１のアウター爪６は、ディスク回入側の爪６ａの剛性を
ディスク回出側の爪６ｂの剛性よりも大とするため、そ
の肉厚を１ｓ＞１．となしである。この肉厚差は、機械
加工してつけることもできるが、キャリパの鋳込時に生
じさせるようにしておくと剛性差をつけるための機械加
工が不要である。
１のアウター爪６は、ディスク回入側の爪６ａの剛性を
ディスク回出側の爪６ｂの剛性よりも大とするため、そ
の肉厚を１ｓ＞１．となしである。この肉厚差は、機械
加工してつけることもできるが、キャリパの鋳込時に生
じさせるようにしておくと剛性差をつけるための機械加
工が不要である。
なお、爪６ａの剛性を６ｂのそれよりも大きくする方法
としては、６ａに補強リブや肉盛部を設ける、或いは６
ａ中に高剛性部材を埋設すると云ったことも考えられる
。
としては、６ａに補強リブや肉盛部を設ける、或いは６
ａ中に高剛性部材を埋設すると云ったことも考えられる
。
以上述べたように、この発明では、キャリパのアウター
爪について、ディスク回入側の剛性を回出例のそれより
も大としたので、制動時にキャリパがスイングしてもア
ウターパッドの偏摩耗を効果的に防止することができ、
また、同時に鳴きの抑制効果も高めることができると云
う効果がある。
爪について、ディスク回入側の剛性を回出例のそれより
も大としたので、制動時にキャリパがスイングしてもア
ウターパッドの偏摩耗を効果的に防止することができ、
また、同時に鳴きの抑制効果も高めることができると云
う効果がある。
第１図は、この発明の一実施例を一部破断した状態にし
て示す平面図、第２図は従来の浮動型ディスクブレーキ
の一例を示す平面図、第３図はそのインナー側の端面図
、第４図は同じくアウター側の端面図である。 １・・・・・・キャリパ、 ２・・・・・・トル
クメンバ、３・・・・・・スライド部、 ４．４′
・・・・・・摩擦バ・ノド、５・・・・・・ブレーキピ
ストン、 ６・・・・・・アウター爪、 ６ａ・・・・・・ディスク回入側の爪、６ｂ・・・・・
・ディスク回出側の爪、Ｄ・・・・・・ディスクロータ
。
て示す平面図、第２図は従来の浮動型ディスクブレーキ
の一例を示す平面図、第３図はそのインナー側の端面図
、第４図は同じくアウター側の端面図である。 １・・・・・・キャリパ、 ２・・・・・・トル
クメンバ、３・・・・・・スライド部、 ４．４′
・・・・・・摩擦バ・ノド、５・・・・・・ブレーキピ
ストン、 ６・・・・・・アウター爪、 ６ａ・・・・・・ディスク回入側の爪、６ｂ・・・・・
・ディスク回出側の爪、Ｄ・・・・・・ディスクロータ
。
Claims (3)
- （１）ディスクロータを跨ぐキャリパをディスク軸方向
スライド可能に支持し、ディスクロータを間にして対向
配置した摩擦パッドの一方を上記キャリパのインナー側
に挿入したブレーキピストンで、他方を上記キャリパの
アウター爪で各々押圧してディスク面に摺接させる浮動
型ディスクブレーキにおいて、上記キャリパのアウター
爪の剛性をディスク回入側で回出側よりも大としたこと
を特徴とするディスクブレーキ。 - （２）上記ブレーキピストンがディスクの回転方向に位
置ずれして２個設けられ、かつ、ディスク回出側ピスト
ン面積≧ディスク回入側ピストン面積である請求項（１
）記載のディスクブレーキ。 - （３）上記ブレーキピストンがディスク回出側に偏って
設けられている請求項（１）又は（２）に記載のディス
クブレーキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33413889A JPH03194225A (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 浮動型ディスクブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33413889A JPH03194225A (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 浮動型ディスクブレーキ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03194225A true JPH03194225A (ja) | 1991-08-23 |
Family
ID=18273953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33413889A Pending JPH03194225A (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 浮動型ディスクブレーキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03194225A (ja) |
-
1989
- 1989-12-22 JP JP33413889A patent/JPH03194225A/ja active Pending
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