JPH03193070A - 長尺部を持つスポーツ用具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は長尺部を持つスポーツ用具に関する。

本発明は、特に野球用バット、ゴルフ用クラブ。

テニス用ラケット、バドミントン用ラケット、ゲートボ
ール用スティック、アイスホッケー用スティック、スキ
ー用ストック、棒高跳び用ポール。

ボート用オール、カヌー用バドル、ヨツトのボール、ス
キーの板、銃剣道用の銃、槍投げ用の槍。

なぎなた、弓および釣竿等に適用可能であるが、これら
のみに限定されない。また、「スポーツ用具」の言葉は
「レジャー用具」の意味も含むものとして用いている。

〔従来の技術〕 前記の各種スポーツ用具は長尺部を持っており、当該長
尺部の強度を強く、そして重量を軽くして使いやすいも
のにする必要がある。また、使用のため破損しやすく、
例えば野球バット等ではその長尺部である棒状部が折れ
この一部が飛び散ることがある。そこで、当該長尺部の
材質をしなやかで強いものにして前記破損が生じないよ
うにする必要がある。

以上の必要性を満たすため、従来、各種スポーツ用具の
長尺部の材料として補強用の強化繊維を含んだものや特
殊金属等が用いられている。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の目的は、各種スポーツ用具の長尺部の形状・構
造を、強さ、軽さ、しなやかさを備えたものにすること
により、前記長尺部自体の弾性反発力を向上させ、変形
・湾曲に対する前記長尺部自体の強度を高め、更に、前
記長尺部が折れた場合、その一部が飛散しないようにす
ることである。

本発明の他の目的は、各種スポーツ用具の長尺部にデザ
イン性を与えることである。

〔課題を解決するだめの手段〕

本発明では、前記の技術的課題を解決するため、各種ス
ポーツ用具の長尺部に螺旋状の溝、望ましいものとして
は断面がＵ字状で螺旋状の溝、更に最適なものとしては
断面がＵ字状で、傾斜角が約４５°のスパイラルライン
カットの溝を設け、この溝にコイルバネ、最適なものと
しては形状記憶合金から成るコイルバネを巻き付けてい
る。そして、前記コイルバネを巻き付けた溝をエポキシ
樹脂。

フッソ樹脂およびアクリル樹脂等で埋め、また必要に応
じ前記樹脂に顔料を混入している。なお、前記螺旋状の
溝を前記長尺部の外面に設けてもよいし、前記長尺部が
パイプ状であるときには前記螺旋状の溝を前記長尺部の
内面に設けてもよい。

また、長尺部に螺旋状の溝を形成し、この溝に形状記憶
合金から成るコイルバネを巻き付け、この長尺部とコイ
ルバネとを被覆する被覆部を設けた三重構造にしてもよ
い。

〔実施例〕

第１図（ａ）において、１はヘッド、２は柄（長尺部）
、３はグリップエンドであり、柄２には、傾斜角が約４
５°の螺旋状の溝４が設けられている。

そして、第１図（ｂ）は柄２の部分の断面図で、断面が
Ｕ字状の溝４が滑らかな曲面で形成されており、この溝
４には形状記憶合金から成るコイルバネ５が高温状態、
例えば３５０６Ｃ〜４５０８Ｃで巻き付けられている。

更に、溝４の部分に、硬化剤と、接着性があるとともに
弾性の強い樹脂６、例えばエポキシ樹脂、とを塗布し、
続いて乾燥させることによりコイルバネ５を溝４の中に
埋め込んでいる。また、溝４の部分に所定の色彩を施す
ため、樹脂６の中に顔料を混入することもある。

第２図（ａ）において、７はグリップ、８はシャフト（
長尺部）、９はヘッドであり、シャフト８には、滑らか
な曲面からなり、断面がＵ字状をし、傾斜角が約４５°
の螺旋状の溝１０が形成されており、この溝１０には形
状記憶合金から成るコイルバネが巻き付けられている。

そして、第２図（ｂ）は溝ＩＯの断面図であり、その幅
りおよび深さＨはそれぞれ約０．４ｍｍ、約０．２加〜
０．３ｍｍが最適である。また、テスト結果によれば、
螺旋状の溝１０をグリップ７からヘッド９に向かって右
巻きとするほうが、左巻きとするよりも、外力を受けた
ときのグリップ７に伝わる振動が減少することが判明し
ている。

第３図において、１１はフレーム、１２は柄（長尺部）
であり、フレーム１１．柄１２のそれぞれには、滑らか
な曲面からなり、断面がＵ字状をし、傾斜角が約４５°
の螺旋状の溝１４が形成されてあり、この溝１４には形
状記憶合金から成るコイルバネが巻き付けられている。

第４図において、１４はフレーム、１５は柄（長尺部）
であり、柄１５には、滑らかな曲面からなり、断面がＵ
字状をし、傾斜角が約４５°の螺旋状の溝１６が形成さ
れており、この溝１６には形状記憶合金から成るコイル
バネが巻きイ１けられている。

第５図において、１７はヘッド１１８はシャフト（長尺
部）であり、シャフト１８には、滑らかな曲面からなり
、断面がＵ字状をし、傾斜角が約４５゜の螺旋状の溝１
９が形成されており、この溝１９には形状記憶合金から
成るコイルバネが巻き付けられている。また、図中のし
１〜Ｌ、の各寸法はＬ＝７１ｃｍ又は８０ｃｍ　　Ｌ２
　＝　４．５ｃｍ、　　Ｌ３＝２４ｃｍである。なお、
第５図（ｂ）はスリムタイプのカーボンシャフトを用い
たゲートボール用スティッックの説明図である。

第６図において、２０はヘッド、２１はシャフト（長尺
部）であり、シャツ）２１には、滑らかな曲面からなり
、断面がＵ字状をし、傾斜角が約４５゜の螺旋状の溝２
２が形成されており、この溝２２には形状記憶合金から
成るコイルバネが巻き付けられている。また、図中のし
１〜Ｌ、の各寸法はＬ１Ｌ＝　＝　１４７ｃｍ、　Ｌ２
＝３２ｃ＋ｎ、　Ｌ３＝５ｃｍ、　　Ｌｓ＝７１ｃ＋ｎ
、　　Ｌｅ　＝３９ｃｍ、　　Ｌ、＝　７．５ｃｍであ
る。なお、（ａ）はプレーヤ用のものであり、（ｂ）は
ゴールキーパ用のものである。第７図において、シャフ
ト（長尺部）２３には、滑らかな曲面からなり、断面が
Ｕ字状をし、傾斜角が約４５°の螺旋状の溝２４が形成
されており、この溝２４には形状記憶合金から成るコイ
ルバネが巻き付けられている。

第８図において、２５はハンドル、２６はシャフト（長
尺部）、２７はブレードであり、シャフト２６には、滑
らかな曲面からなり、断面がＵ字状をし、傾斜角が約４
５°の螺旋状の溝２８が形成されており、この溝２８に
は形状記憶合金から成るコイルバネが巻き付けられてい
る。

第９図において、２９はブレード、３０はシャフト（長
尺部）であり、シャツ）３０には、滑らかな曲面からな
り、断面がＵ字状をし、傾斜角が約４５゜の螺旋状の溝
３１が形成されており、この溝３１には形状記憶合金か
ら成るコイルバネが巻き付けられている。

第１０図において、３２は剣先、３３は刃部および棟部
からなる長尺部、３４は握りであり、長尺部３３には、
滑らかな曲面からなり、断面がＵ字状をし、傾斜角が約
４５°の螺旋状の溝３５が形成されており、この溝３５
には形状記憶合金から成るコイルバネが巻き付けられて
いる。なお、（ａ）は長木銃で、その全長は約１６６ｃ
ｍ、重さは約１１００ｇである。（ｂ）は短木銃で、そ
の全長は約１３３．５ｃｍである。また、図中のし１〜
Ｌ２の各寸法はＬ　＋　＝　２５ｃｍ　、　Ｌ　２２０
ｃｍである。

第１１図において、重心部３７および両端部を除いた部
分（長尺部）には、滑らかな曲面からなり、断面がＵ字
状をし、傾斜角が約４５°の螺旋状の溝３８が形成され
ており、この溝３８には形状記憶合金から成るコイルバ
ネが巻き付けられている。なお、先端部３６から重心部
３７までの長さＬｌは男子用が９０　ｃｍ〜１１０ｃｍ
、女子用が８０ｃｍ〜９５ｃｍであり、重心部３７の長
さし２は男子用が１５ｃｍ〜１６ｃｍ、女子用が１４ｃ
ｍ〜１５ｃＩｎであり、全長は男子用が２．６ｍ　〜２
．７ｍ３女子用が２．２ｍ〜２．３ｍであり、また、重
さは男子用が８００ｇ、女子用が６００ｇである。

第１２図において、３９は刃部、４０は白色のビニルテ
ープを巻き付けた手段巻き、４１は柄（長尺部）であり
、柄４１には、滑らかな曲面からなり、断面がＵ字状を
し、傾斜角が約４５°の螺旋状の溝４２が形成されてお
り、この溝４２には形状記憶合金から成るコイルバネが
巻き付けられている。なお、先端部から手段巻き４０ま
での長さり、は５０ｃｍ、手段巻き４０の長さＬ２は１
５ｃｍ、全長り、は２．１〜２゜２５ｍである。

第１３図において、ボール４３には、滑らかな曲面０ からなり、断面がＵ字状をし、傾斜角が約４５°の螺旋
状の溝４４が形成されており、この溝４４には形状記憶
合金から成るコイルバネが巻き付けられている。

第１４図において、平板状の長尺部を有するスキーの板
４５には、略直交する方向に、複数の線条の形状記憶合
金４６が設けられている。なお、この形状記憶合金を設
ける方向は前記の略直交する方向に限定される必要はな
い。

そして、第２図〜第１４図の各実施例においても、第１
図の実施例のように、樹脂等を用いて、コイルバネを螺
旋状の溝の中に埋め込むようにしてもよい。

この発明は、その精神および必須の特徴事項から逸脱す
ることなく他のやり方で実施することができる。例えば
、図示した好ましい実施例にあっては前記螺旋状の溝を
前記長尺部の外面に設けているが、前記長尺部がパイプ
状であるときには前記螺旋状の溝を前記長尺部の内面に
設けてもよい。

また、第１５図に示すように、長尺部４７に螺旋状の溝
４８を形成し、この溝４４に形状記憶合金から成るコイ
ルバネを巻き付け、更に被覆部５０を設けた三重構造（
５１は前記樹脂等）にしてもよい。そして、本発明は前
記実施例で挙げたスポーツ用具に限定して適用されるの
ではなく、他の長尺部を持つスポーツ用具にも適用可能
である。したがって、本明細書に記載した好ましい実施
例は例示的なものであり限定的なものではない。発明の
範囲は添付のクレームによって示されており、それらの
クレームの意味の中に入るすべての変形例は本発明に含
まれるものである。

〔発明の効果〕

本発明は、各種スポーツ用具の長尺部に螺旋状の溝、望
ましいものとしては断面がＵ字状で螺旋状の溝、更に最
適なものとしては断面がＵ字状で、傾斜角が約４５°の
スパイラルラインカットの溝を設け、この溝にコイルバ
ネ、最適なものとしては形状記憶合金から成るコイルバ
ネを巻き付ける構成としているため、前記長尺部内体の
弾性反発力を向上させ、変形・湾曲に対する前記長尺部
内体の強度を高め、更に、前記長尺部が折れた場合、そ
の一部が飛散しないようにすることでき、また、各種ス
ポーツ用具の長尺部にデザイン性を与えることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による野球用バットの説明図である。 第２図は、本発明によるゴルフ用クラブの説明図である
。 第３図は、本発明によるテニス用ラケットの説明図であ
る。 第４図は、本発明によるバドミントン用ラケットの説明
図である。 第５図は、本発明によるゲートボール用スティックの説
明図である。 第６図は、本発明によるアイスホッケー用ステイクの説
明図である。 第７図は、本発明によるスキー用ストックの説明図であ
る。 １３ 第８図は、 図である。 第９図は、 図である。 第１０図は、 である。 第１１図は、 である。 第１２図は、 である。 第１３図は、 図である。 第１４図は、 ある。 本発明によるボート用オールの説明 本発明によるカヌー用バドルの説明 本発明による銃剣運用の銃の説明図 本発明による槍投げ用の槍の説明図 本発明による「なぎなたｊの説明図 本発明によるヨツトのポールの説明 本発明によるスキーの板の説明図で ４ Ｆｉｇ　１２ 丁１ 特開平 １９３０’１０（１０） Ｆｉｇ　１３ Ｆｉｇ　１５ ５０ ９ １ 平成２年り月／、？日 平成１年特許願第３３３３６８号 ２、発明の名称 長尺部を持つスポーツ用具 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 住　所　福井県福井市和田東第１３号７番地（北島ビル
） 名　称　株式会社　日　創 ４、代　理　人 住　所　東京都新宿区西新宿１丁目３番３号補正の対象 明細書の図面の簡単な説明の欄 補正の内容 明細書第１４頁第１４行の次に以下の文を追加する。 ［第１５図は、本発明の他の実施例を示す要部断面図で
ある。］

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）長尺部に螺旋状の溝を設けたことを特徴とするス
   ポーツ用具。 （２）形状記憶合金で作成したコイルバネを前記螺旋状
   の溝に巻き付けた請求項１記載のスポーツ用具（３）長
   尺部がゴルフクラブのシャフト部分である請求項１又は
   ２記載のスポーツ用具。 （４）長尺部が野球バットの柄の部分である請求項１又
   は２記載のスポーツ用具。 （５）長尺部がテニスラケットの柄の部分である請求項
   １又は２記載のスポーツ用具。 （６）長尺部がテニスラケットのフレームの部分である
   請求項１又は２記載のスポーツ用具。 （７）長尺部がバトミントンラケットの柄の部分である
   請求項１又は２記載のスポーツ用具。 （８）長尺部がゲートボール用スティックのシャフト部
   分である請求項１又は２記載のスポーツ用具。 （９）長尺部がアイスホッケー用スティックのシャフト
   の部分である請求項１又は２記載のスポーツ用具。 （１０）長尺部がスキー用ストックのシャフトの部分で
   ある請求項１又は２記載のスポーツ用具。 （１１）長尺部がボート用オールの柄の部分である請求
   項１又は２記載のスポーツ用具。 （１２）長尺部がカヌー用バドルの柄の部分である請求
   項１又は２記載のスポーツ用具。 （１３）長尺部が銃剣道用の銃の柄の部分である請求項
   １又は２記載のスポーツ用具。 （１４）長尺部が槍投げ用の槍の柄の部分である請求項
   １又は２記載のスポーツ用具。 （１５）長尺部が「なぎなた」の柄の部分である請求項
   １又は２記載のスポーツ用具。 （１６）長尺部がヨットのポールの部分である請求項１
   又は２記載のスポーツ用具。 （１７）平板状の長尺部に線条の形状記憶合金を取りつ
   けたことを特徴とするスポーツ用具。 （１８）平板状の長尺部がスキーの板の部分である請求
   項１７記載のスポーツ用具。