JPH03186622A - 油圧クラッチの制御装置 - Google Patents

油圧クラッチの制御装置

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Publication number
JPH03186622A
JPH03186622A JP1326025A JP32602589A JPH03186622A JP H03186622 A JPH03186622 A JP H03186622A JP 1326025 A JP1326025 A JP 1326025A JP 32602589 A JP32602589 A JP 32602589A JP H03186622 A JPH03186622 A JP H03186622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
clutch
oil
circuit
valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP1326025A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Harada
浩二 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
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Publication of JPH03186622A publication Critical patent/JPH03186622A/ja
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、自動車の油圧クラッチの制御装置に関するも
のである。
〈従来の技術〉 エンジンのクランクシャフトに固設されたフライホイー
ルに入力軸上に設けられているクラッチディスクを、そ
の背面に設けた油圧作動のピストンにてクラッチ接続方
向に押圧し、スプリング力によりクラッチディスクをク
ラッチ切離し方向に押圧付勢した油圧クラッチは、例え
ば実開昭59−88524号により公知である。
上記の油圧クラッチは、クラッチの接続作動には油圧作
動ピストンで行われるが、クラッチ切離し作動はスプリ
ングによるものであるため、クラッチ離接の応答性に難
点がある。
また、上記油圧クラッチは、いわゆる乾式であり、油圧
ピストンで繰返苛酷に押圧されるクラッチディスクの嗣
摩耗対策を必要とする。
これらの問題点を改善するために、クラッチディスク並
びに油圧作動ピストンが内設されているクラッチカバー
内を密封状態とし、この密封空間内にオイルポンプから
供給される所定圧のオイルを循環させ、この圧油により
常に油圧作動ピストンをクラッチが切離される後退方向
に作用し、前記密封空間内の油圧より高い油圧を油圧作
動ピストンに作用してクラッチを接続するようにした油
圧フランチが提供されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記従来技術においては、クラッチカバ
ーとクラッチディスクとの隙間が一定であるため、低温
時ではオイルの粘度が増大し、クラッチの引きすりトル
クが増大する問題かある。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、上記のような問題点を改善するためになされ
たもので、その特徴とする構成は、エンジンのクランク
シャフトに連結されているクラッチカバー内にクラッチ
ディスクと、このクラッチディスクをクラッチ接続方向
に押圧するピストンとを備え、前記クラッチカバー内に
前記ピストンをクラッチ切離し方向に押圧する圧油を常
時循環供給している油圧クラッチにおいて、オイルタン
クの油を吸引吐出する可変容量型ポンプと、この可変容
量型ポンプの吐出側と前記クラッチカバー内への圧油供
給側に通じる第1回路並びにピストンのシリンダに通じ
る第2回路とを備え、前記第1回路に前記第2回路の圧
力を昇降制御する第1圧力制御電磁弁と前記クラッチカ
バー内に供給する圧油圧力を高温時では一定圧に制御す
る第1背圧弁と、低温時では前記一定圧以上に昇圧する
第2背圧弁とを設け、前記第2回路には前記ピストンの
シリンダへの圧油を給排制御する第2圧力制御電磁弁を
設けたものである。
く作 用〉 上記の構成により、高温時には第1背圧弁によるレリー
フ圧の制御によってクラッチカバ内に供給する圧油の圧
力を一定圧に保ち、低温時には第2背圧弁の作動によっ
てクラ・ンチカバ内に供給される圧油の圧力を前記一定
圧以上に昇圧してクラッチカバーとクラ・ソチディスク
との隙間を積極的に拡開し、クラッチの引きずりトルク
の影響を少なくする。
〈実施例〉 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1図
は油圧クラッチの全体構成を示し、1はエンジンのクラ
ンクシャフト、2は入力軸であり、3はクラッチディス
クであり前記入力軸2上にスプライン結合されている。
6は入力軸28に密封的に配置されているクラッチカバ
ーである。このクラッチカバー6内に前記クラッチディ
スク3か配置され、このクラッチディスク3をクラッチ
カバー6に押圧するピストン11が設けられている。1
0は前記ピストン11を摺動可能に保持するシリンダ、
21は前記ピストン11を前進方向に押圧付勢するバネ
、12は前記ピストン11の摺動を許容し、回転方向を
規制する廻り止め部材である。
4はクランクシャフト1に固着されたフレ・ンクスプレ
ートであり、その外径端にはスタータモータと連結され
るリングギャラが取付けられている。このフレックスプ
レート4には動力伝達用のリングギヤ7が固定され、ク
ラッチカバー6の外側面には前記リングギヤ7と噛合す
るリングギヤ8が固定されている。
13はオイルポンプ、14はコントローパルプである。
このコントロールバルブ14はピストン11の背面室に
油路15を介して圧油pc1を供給するボート16と、
クラッチカバー6内の空間17に油路18を介して圧油
pc2を供給するボート19と、前記空間17内の圧油
pc2をピストン11の前面とクラッチディスク3との
隙間を通してオイルポンプ13に戻すボート20とを有
している。
上記構成の油圧クラッチは、クランクシャフト1の回転
動力がフレックスプレート4、リングギヤ7.8を介し
てクラ・yチカバー6に伝達される。
一方、オイルポンプ13からの圧油pc2はホト19よ
りクラッチカバー6内の空間17に供給され、空間17
内は所定圧の圧油pc2で充満している。そしてピスト
ン11の前面とクラッチディスク3との隙間を通りポー
ト20に戻される循環作用を行っている。この圧油pc
2によりピストン11は常にクラッチディスク3より離
れる方向の後退方向へ押圧され、クラッチ切離し作用を
行っている。
この状態で、クラッチの接続には、ボート16から圧油
pclを油路15を介してピストン11の背面に供給す
る。この圧油pc1は前記圧油ρC2よりも高い圧力で
あり、これによりピストン11は圧油pc2の押圧力に
打ち勝って前進し、クラッチディスク3をクラッチカバ
ー6に押接してクラッチカバー6まで伝達されているエ
ンジンの回転動力をクラッチディスク3を介して入力軸
2に伝達する。
第2図は上記構成の油圧クラッチを制御する装置であり
、その構成は次の通りである。80はオイルタンクであ
り、その内部にはフィルタ180が設置されている。
14はオイルポンプで可変容量型あり、その吸入側9a
と前記オイルタンク80とが管路190にて接続されて
いる。また、オイルポンプ14の吐出側9bには油圧ク
ラッチの油路18に通じる第1回路110と油路15に
通じる第2回路120とが分岐して接続されている。
前記第1回路110には前記第2回路120の圧力を昇
降制御する第1圧力電磁制御弁130と、この第1圧力
電磁制御弁130と油路18との間に前記クラッチカバ
ー1内の空間17に常時供給する圧油PC1の圧力を油
温によるオイル粘度によって制御するための第1背圧弁
143第2背圧弁144とか設けられている。141は
前記第1背圧弁143を介して第1回路110と前記低
圧側の管路190間を接続した第2レリーフ通路であり
、142は前記第2背圧弁144を介して第1回路11
0と前記管路190間を接続した第2レリーフ通路で・
ある。
前記第1背圧弁143、第2背圧弁144はスプリング
147.148で押圧された弁体145.146を備え
、第1背圧弁143 (Plのレリーフ通路141の出
口側に固定絞り149を有している。そして、。
第2背圧弁144測のスプリング148のスプリング力
は第1背圧弁143のスプリング147より大となって
いる。
一方、前記第2回路120には前記ピストン3のシリン
ダ10への圧油PC1を給排制御する第2圧力制御電磁
弁150か設けられている。
尚、前記第1.2圧力制御電磁弁130.150及び背
圧弁140の排出圧油は全てオイルタンク80に戻され
る。
また、クラッチカバーl内の空間17とオイルタンク8
0内のフィルタ180とは管路160にて接続され、管
路160にはオイルクーラ170が設置されている。
次に上記構成の作用について説明する。オイルポンプ1
4は可変容量型であるため、圧油の流量に比例して前記
カムリング93の偏心量を制御して回転数の変動に拘ら
ず一定流量の圧油を吐出する。
第1圧力電磁制御弁130は通常太き(開かれており、
オイルポンプ14の吐出圧油は油路110に流れ、後述
する第1.2背圧弁143−144によって圧力を制御
し、この制御された圧油PC2は油路18より空間17
に供給され、ピストン3をクラッチ切離し方向に押圧す
る。そして、空間17内の圧油PC2は管路160を介
してオイルタンク80に戻される。すなわち、油圧クラ
ッチは油路110を通る圧油PC2により常にクラッチ
切離し状態に付勢されている。
また、油圧クラッチの接続は、図略のコントローラより
指令電流が第1圧力電磁制御弁130と第2圧力制御電
磁弁150に印加され、第1圧力電磁制御弁130は絞
り作動して第2回路120への圧油PC1の圧力を上昇
する。この圧油PC1の圧力上昇は圧油PC2より高い
圧力に制御される。そして、第2圧力制m電磁弁150
は、印加亀磁値に応じて圧油PC1を油路15へ供給し
、クラッチを走行状態等に応じて緩やかにあるいは早期
に接続制御する。
上記クラッチの接続状態から切離すときは、第2圧力制
御電磁弁150はシリンダ10に供給されている圧油P
C1をオイルタンク80に排出するよう切替えられる。
前記第1.2背圧弁143.144は次のように作用す
る。外気温が高い高温時ではオイルの粘度が低いため、
このオイル粘度による抵抗力は小さい。したがって、ス
プリング力の強い第2背圧弁144の弁体146を押動
して開口する力には及ばず、第1背、圧弁143の弁体
145を開口し圧油PC2の圧力を一定の圧力Aに制御
する。この圧力Aの圧油PC2が空間17に供給される
とピストン11はバネ21に当るまて1に退ストローク
する。
一方、外気温が低い低温時ではオイルの粘度が高いため
、このオイル粘度による抵抗力は大である。この場合第
1背圧弁143側の弁体145が開口し、固定絞り14
9により圧油PC2の圧力Aとなる。そして、第2背圧
弁144が作動して圧油PC2は圧力Bとなる。このと
き圧力B>Aの関係となり、空間17に供給される圧油
PC2は第1背圧弁143のみで制御された一定圧以上
に昇圧され、ピストン11はバネ21をたわませて全ス
トロークで後退し、クラッチカバー6とクラッチディス
ク3の間隙を大きく広げ、オイル粘度によるクラッチの
引きずりを低減する。
〈発明の効果〉 以上のように本発明によると、クラッチディスク並びに
油圧作動ピストンが内設されているクラッチカバー内を
密封状態とし、この密封空間内にオイルポンプから供給
される所定圧のオイルを循環させ、この圧油により常に
油圧作動ピストンをクラッチか切離される後退方向に作
用し、前記密封空間内の油圧より高い油圧を油圧作動ピ
ストンに作用してクラッチを接続するようにした油圧ク
ラッチにおいて、前記クラッチカバー内に供給する圧油
の圧力を、高温時には第1背圧弁によるレリーフ圧の制
御によってクラ・yチカハー内に供給する圧油の圧力を
一定圧に保ち、低温時には第2背圧弁の作動によってク
ラッチ力バー内に供給される圧油の圧力を前記一定圧以
上に昇圧してクラッチカバーとクラッチディスクとの隙
間を積極的に拡開制御する構成であるから、低温時にお
けるオイルの粘度によるクラッチの引きずりの不具合を
解消する効果かある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は油圧クラッチの
断面図、第2図は油圧クラッチに制御回路を併合した図
である。 2・・・入力軸、3・・・クラッチディスク、6・・・
クラッチカバー、10・・・シリンダ、11・・・ピス
トン、14・・・オイルポンプ、15・・・油路、17
・・・空間、18・・・油路、110・・・第1回路、
120・・・第2回路、130・・第1圧力制御電磁弁
、143・−・第1背圧弁、144・・・第2背圧弁、
145.146・・・弁体、147148・・・スプリ
ング、149・・・固定絞り、150・・・第2圧力制
御電磁弁。 特 許 出 願 人 日野自動車工業株式会社 代 理 人 平 井 部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エンジンのクランクシャフトに連結されているクラッチ
    カバー内にクラッチディスクと、このクラッチディスク
    をクラッチ接続方向に押圧するピストンとを備え、前記
    クラッチカバー内に前記ピストンをクラッチ切離し方向
    に押圧する圧油を常時循環供給している油圧クラッチに
    おいて、オイルタンクの油を吸引吐出する可変容量型ポ
    ンプと、この可変容量型ポンプの吐出側と前記クラッチ
    カバー内への圧油供給側に通じる第1回路並びにピスト
    ンのシリンダに通じる第2回路とを備え、前記第1回路
    に前記第2回路の圧力を昇降制御する第1圧力制御電磁
    弁と前記クラッチカバー内に供給する圧油圧力を高温時
    では一定圧に制御する第1背圧弁と、低温時では前記一
    定圧以上に昇圧する第2背圧弁とを設け、前記第2回路
    には前記ピストンのシリンダへの圧油を給排制御する第
    2圧力制御電磁弁を設けたことを特徴とする油圧クラッ
    チの制御装置。
JP1326025A 1989-12-18 1989-12-18 油圧クラッチの制御装置 Pending JPH03186622A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007528965A (ja) * 2004-03-12 2007-10-18 ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト クラッチ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007528965A (ja) * 2004-03-12 2007-10-18 ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト クラッチ装置
JP4678405B2 (ja) * 2004-03-12 2011-04-27 ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト クラッチ装置

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