JPH0318551A - シート集積装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、搬送手段により順次搬入されるシートをトレ
ー上に重ねて集積するシート集積装置に関し、特に、集
積後などにカールを起こしやすいシート材料を集積する
のに適したシート集積装置に関する。

〔従来の技術〕

上述のようなカールを起こしやすいシート材料を使用す
る装置としては、例えば、特開昭６２−２８０７４号公
報に開示されている画像記録装置がある。この装置では
、露光部で露光ヘッドを用いて熱現像感光材料へカラー
画像を露光した後に、熱現像感光材料に例えば水等の画
像形戊溶媒を塗布し、これを熱現像部へと送り、熱現像
後の熱現像感光材料に受像材料を密着して転写部へと送
り、転写部で受像材料へ画像を熱転写し、感光材料と受
像材゜科とを剥離後、トレー上に送出する構或となって
いる。

このようなトレーは通常特別な配慮がなされておらず、
平滑な底面に受像材料を積層して収容している。

〔発明が解決しようとする課題〕

ここで、上述のように熱現像感光材料に水等の画像形戊
溶媒を塗布する場合、受像材料の受像面にもこの画像形
戊溶媒が浸透することになる。このような状態で加熱さ
れると、トレー上に送出される時点では受像材料はまだ
温度が高い状態であり、受像面に浸透している画像形或
溶媒の蒸発が続いており、これに伴って受像面の縮みが
発生する。従って、トレー上で受像材料のカールが生じ
、この程度が大きくなると、受像材料の収容時の上下が
逆になったり、トレー上の送出時に紙詰まりが発生する
等の問題があった。

更に、トレー上の収容量が極端に少なくなると５）う問
題も発生する。

本発明の目的は、上記問題を解消することにあり、集積
状態を規制して収容量を増やすことのできるシート集積
装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段および作用〕本発明は、搬
送手段により順次搬送されるシートをトレー上に重ねて
集積するためのシート集積装置であって、前記トレーの
前記シート搬送方向で前記集積されるシートのほぼ中央
に対応する位置に凸状のリブを設けると共に、該リブを
中心として前記シートの両端を規制するために前記搬送
手段による前記シートの搬送面より上方から下方ヘと伸
びる傾斜部を備えるシート規制部材を有している構戊に
よって上記目的を達戊する。

すなわち、搬送手段によって搬送されるシートは、その
幅方向（搬送方向と直角な方向）両端が傾斜部を有する
シート規制部材により規制されて搬送され、つまり、搬
送方向でのカールが規制されながら搬送され、凸状のリ
ブと当接し、該リブを中心として自重によりシート幅方
向に湾曲する。

このときシート幅方向のカールが強い場合には、シート
幅方向両端がシート搬送手段によるシート搬送面より上
方ヘカールする可能性があるが、前記シート規制部材に
よりシート幅方向両端はシート搬送面より下方へ規制さ
れており、従って、次に搬送されてくるシートと当接し
て、紙詰まり等が発生することがない。

そして、送出されてくる複数のシートは同一形状に規制
されるので、積層されたシート間にある空間を小さくす
ることができ、収容量を多くすることができる。

本発明を用いることのできるシート材料とじては、集積
時点でカール等の変形を生じている可能性のあるシート
であればどの様なものでも良く、前述のように加熱によ
る画像形或溶媒の蒸発で表面と裏面の間に伸縮の違いが
発生する材料の他、始めから変形を受けている材料にも
使用可能である。

〔実施態様〕

以下、本発明に係る画像記録方法を用いる好適な実施態
様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。

第１図は本発明のシート集積装置を採用している画像記
録装置の概略構戊図てある。

この画像記録装置ｌでは機台１０上へマガジン１２が搭
載されて熱現像感光材料１４を収容している。マガジン
ｌ２内の感光材料ｌ４はその外周から引き出されてカッ
ター３０で所定長に切断された後、ケーシング５００内
の露光ドラム１６の外周へと巻き付けられる（第ｌ図矢
印Ａ方向）。

露光ドラム１６の外周には露光ヘッドｌ８が対応してお
り、露光後に露光ドラム１６が逆転してその間に感光材
料■４はスクレーバで剥離され、画像形戊溶媒の塗布部
２０を経て熱現像転写部２２へと送出される。

一方、トレイ２４に収容された受像材料２６は熱現像転
写部２２へ送られて感光材料１４と重ね合わされた後に
熱現像転写部２２内のヒータで加熱される。これによっ
て感光材料ｌ４が現像されると共に、現像された画像が
受像材料２６に転写する。

転写終了後には、剥離部２８を経て感光材料１４は廃棄
トレイ３２内へ収容され、受像材料２６は乾燥部３６を
経てローラ対５１で挟持され、取り出し用のシート集積
装置５０へと送出される。

第２図は本発明のシート集積装置の斜視図である。

シート集積装置５０はトレ一部分５４とカバー５３とに
より箱状に形威されている。

受像材料２６の進入方向に沿うトレー５４***線には
凸状リブである中央リブ５５が形或されている。また、
カバー゜５３にはシート規制部材となるサイドリブ５２
が中央リブ５５を中心として受像材料２６の両端に対応
する位置に配置されており、受像材料２６の両端を前記
トレー５４との間で挟む状態となっている。更に、この
サイドリブ５２は受像材料２６を送出するローラ対５ｌ
の上方から受像材料２６の進行方向下方へ伸びる傾斜部
５２ａを有している。

口−ラ対５１により搬入されてきた受像材料２６の先端
は上記傾斜部５２ａに当接して滑り、トレー５４に収容
される。この搬入直後では受像材料２６内の画像形或溶
媒は蒸発途中であってそれほどのカールは出ていないの
で、第３図に示す第２図Ｙ−Ｙの断面図のように中央リ
ブ５５を中心として盛り上がった曲面状態でトレー５４
上に収容される。そしてこの後、画像形戒溶媒が蒸発す
るに従って中央リブ５５を中心とした受像材料２６の両
端がカールし始めるが、サイドリブ５２によってこの変
形は規制される。

次の受像材料２６が搬送されてくると、この受像材料２
６の先端が上述のように傾斜部５２ａに当接して滑り、
先に収容済の受像材料２６の上面に接触し、その上に重
なり、同様の形状にカールが規制されて収容される。

つまり、シート集積装置５０への受像材料２６の搬入初
期には先端が傾斜部５２ａに当接して滑り込み、収容済
の受像材料の上面に確実に接触するので、収容済の受像
材料の後端と搬送されてくる受像材料の先端とが干渉し
て紙詰まりを起こすことがない。また、確実に搬入順に
積層される。

更に、収容時には中央リブ５５とサイドリブ５２によっ
て変形が規制され、ある程度カールが抑えられているの
で、カールした端部が搬送されてくる受像材料によって
折り込まれることが殆ど無い。

第４図は本発明の他の実施態様を示す斜視図であり、第
５図は第４図に示した矢印Ｘからの矢視図である。

なお、第１図と同様の要素には同一符号を用いている。

シート規制部材としてガイド５６が中央リブ５５を中心
として受像材料２６の両端に対応する位置に配置されて
おり、受像材料２６の両端を前記トレー５４との間で挟
む状態となっている。

このガイド５６の一端はカバー５３に固定された支持部
材５９に回動可能に軸支されており、ガイド５６の中間
部分は連結ｗ４５７によってカバー５３で支えられてい
る。

従って、ガイド５６はそれ自体が傾斜し、受像材料２６
を導くことができるので、第ｌ図の実施態様に示したサ
イドリブ５２と同様の働きを行うことが可能である。

また、ガイド５６に軽量の材料を使用することによって
、連結Ｗ４５７が無い場合でもシート集積装置５０内へ
の受像材料２６の搬送力のみで積層することが可能であ
る。モしてガイド５６先端部にローラを設ければ更に好
適である。

ガイド５６のこのような構或であれば、ガイド５６取付
け部を支持部材５９ではなく、ローラ対５１上方でシー
ト集積装置５０の側壁部６０に配置することもできる。

ガイド５６の材質としては、可撓性を有するものでもよ
い。

なお、本発明の装置は上述のような受像材科の集積以外
でも可撓性シ一ト材料であれば使用可能である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、シート集積装置のトレーのほぼ中央、
シート搬送方向上に凸状リブを形或することによって、
トレー上に送出されたシートが上記中央リブによってリ
ブ山に沿って曲がるため、送出されてくる複数のシート
はカール方向が同一となる。更に、シート規制部材をシ
ート両端部に対応する位置に配置することによって、シ
ート両端のカールする量を規制することができ、トレー
上に順次送出されるシートをほぼ同一形状に積層する。

従って、積層されたシート間にある空間を小さくするこ
とができ、収容量を多くすることができる。

更に、シート規制部材が上記傾斜部を持つことによって
、送出されたシートが傾斜部に沿って初めて収容済みの
シートに接するのがその上面であるので、収容済みのシ
ートの端邪に送出されたシートの端部が当接することが
なく、紙詰まりの発生やシートの収容順位の狂いを防止
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のシート集積装置を用いた画像記録装置
の概略図、 第２図は本発明のシート集積装置の斜視図、第３図は第
２図のＹ−Ｙの断面図、 第４図は本発明の他の実施態様の斜視図、第５図は第４
図の矢印Ｘからの矢視図である。 図中符号： １一画像記録装置 １２　　マガジン １６　　露光ドラム ２０　　塗布部 ２４トレイ ２８　　剥離部 １０ ｌ４ １８ ２２ ２６ ３０ 機台 感光材料 露光ヘッド 熱現像転写部 受像材料 カッター 第　　１ 図 廃棄トレイ シ一ト集積装置 サイドリブ カバー 中央リブ 連結綱 支持部材 ３６　　乾燥部 ５１　　ローラ対 ５２ａ　　傾斜部 ５４・　　　ト　レ　ー ５６　　ガイド ５８軸 ６０　　側壁部 第 ２ 図 第 ３ 図 ら１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 搬送手段により順次搬送されるシートをトレー上に重ね
   て集積するためのシート集積装置であって、前記トレー
   の前記シート搬送方向で前記集積されるシートのほぼ中
   央に対応する位置に凸状のリブを設けると共に、該リブ
   を中心として前記シートの両端を規制するために前記搬
   送手段による前記シートの搬送面より上方から下方へと
   伸びる傾斜部を備えるシート規制部材を有しているシー
   ト集積装置。