JPH0318532Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0318532Y2 JPH0318532Y2 JP1986002419U JP241986U JPH0318532Y2 JP H0318532 Y2 JPH0318532 Y2 JP H0318532Y2 JP 1986002419 U JP1986002419 U JP 1986002419U JP 241986 U JP241986 U JP 241986U JP H0318532 Y2 JPH0318532 Y2 JP H0318532Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weft
- reference signal
- stroboscope
- timing
- outputs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 3
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 3
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 14
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 3
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 238000012966 insertion method Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009941 weaving Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Looms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ストロボスコープの制御システム、
詳しくは、複数種の緯糸を噴射して開口に緯入す
る多色(multi−nozzle)ジエツトルームに利用
することにより、当該織機の運転中に必要とする
特定種類の緯糸だけを選択的に探照して、その緯
入状態の適否を観測することができるストロボス
コープの新しい制御システムに関するものであ
る。
詳しくは、複数種の緯糸を噴射して開口に緯入す
る多色(multi−nozzle)ジエツトルームに利用
することにより、当該織機の運転中に必要とする
特定種類の緯糸だけを選択的に探照して、その緯
入状態の適否を観測することができるストロボス
コープの新しい制御システムに関するものであ
る。
従来、多色ジエツトルームにおける緯入される
各種緯糸毎の緯入状態の観測は、1色ないし2
色、つまり1×1,2×1,2×2の如き定則交
換パターンの緯入方式が採られている場合には兎
も角、2色・4色自由という変則交換パターンの
緯入方式が常識化した昨今の多色ジエツトルーム
については殆ど不可能であつた。何となれば、こ
れまで多色ジエツトルームにおける緯入の観測方
式は、織機1回転ごとにパルスを発生させ、この
パルスを基準として1パルス毎、1パルスおき
毎、2パルスおき毎など、と云つた具合に一定の
規則でストロボスコープを閃光させて当該順番に
当たる緯入糸を探照しようとするものであつて、
かゝる方式では複数種の緯糸の緯入順序が複雑に
変化する変則交換パターンの多色製織には到底対
応できないからである。
各種緯糸毎の緯入状態の観測は、1色ないし2
色、つまり1×1,2×1,2×2の如き定則交
換パターンの緯入方式が採られている場合には兎
も角、2色・4色自由という変則交換パターンの
緯入方式が常識化した昨今の多色ジエツトルーム
については殆ど不可能であつた。何となれば、こ
れまで多色ジエツトルームにおける緯入の観測方
式は、織機1回転ごとにパルスを発生させ、この
パルスを基準として1パルス毎、1パルスおき
毎、2パルスおき毎など、と云つた具合に一定の
規則でストロボスコープを閃光させて当該順番に
当たる緯入糸を探照しようとするものであつて、
かゝる方式では複数種の緯糸の緯入順序が複雑に
変化する変則交換パターンの多色製織には到底対
応できないからである。
本考案は、緯入する緯糸の種類が増加し、か
つ、その緯入順序も複雑化した最近の多色ジエツ
トルームの緯入状態を、必要とする緯糸を特定し
て的確かつ簡易迅速に観測することを可能にする
ストロボスコープの制御システムを提供しようと
してなされたものである。
つ、その緯入順序も複雑化した最近の多色ジエツ
トルームの緯入状態を、必要とする緯糸を特定し
て的確かつ簡易迅速に観測することを可能にする
ストロボスコープの制御システムを提供しようと
してなされたものである。
上記技術的課題を解決するために採用した手段
を、添附図面を参照して説明すれば、次のとおり
である。
を、添附図面を参照して説明すれば、次のとおり
である。
即ち、本考案は、緯入すべき複数種の緯糸ごと
に緯糸射出ノズルを有する多色ジエツトルームに
配設されるストロボの動作を制御するにあたり、
織機の回転に同期したタイミングで基準信号を出
力する基準信号発生器1と;この発生器1から入
力される基準信号に応じて緯入すべき緯糸に対応
する複数種の緯糸選択信号を出力する緯糸選択装
置2と;この選択装置2から出力される複数の緯
糸選択信号を分岐する複数の入力線路L1・L2…
…Loを備えると共に、これら入力線路の中の一
つを選定するセレクトスイツチ42を内蔵し、こ
の選定された入力経路より入力される信号タイミ
ングと前記基準信号発生器1から出力される基準
信号とをアンド回路41に入力し両信号が一致し
たときに発光指令信号を出力するチヤンネル設定
器4と;この設定器4から出力される発光指令信
号のタイミングに同期して閃光を発するストロボ
スコープ5という技術手段を採用したことによつ
て、必要とする特定種の緯糸を選択してその緯入
状態を確実に探照映出することが可能なストロボ
スコープ制御システムを具体化したものである。
に緯糸射出ノズルを有する多色ジエツトルームに
配設されるストロボの動作を制御するにあたり、
織機の回転に同期したタイミングで基準信号を出
力する基準信号発生器1と;この発生器1から入
力される基準信号に応じて緯入すべき緯糸に対応
する複数種の緯糸選択信号を出力する緯糸選択装
置2と;この選択装置2から出力される複数の緯
糸選択信号を分岐する複数の入力線路L1・L2…
…Loを備えると共に、これら入力線路の中の一
つを選定するセレクトスイツチ42を内蔵し、こ
の選定された入力経路より入力される信号タイミ
ングと前記基準信号発生器1から出力される基準
信号とをアンド回路41に入力し両信号が一致し
たときに発光指令信号を出力するチヤンネル設定
器4と;この設定器4から出力される発光指令信
号のタイミングに同期して閃光を発するストロボ
スコープ5という技術手段を採用したことによつ
て、必要とする特定種の緯糸を選択してその緯入
状態を確実に探照映出することが可能なストロボ
スコープ制御システムを具体化したものである。
以下、本考案を添附図面に示した実施例に基い
て、更に詳しく説明する。なお、第1図は本実施
例システムの全体的構成を概略的に表わしたブロ
ツク線図、第2図は本実施例システムにおける発
光メカニズム部分を詳細に表わしたブロツク説明
図である。
て、更に詳しく説明する。なお、第1図は本実施
例システムの全体的構成を概略的に表わしたブロ
ツク線図、第2図は本実施例システムにおける発
光メカニズム部分を詳細に表わしたブロツク説明
図である。
図示の実施例において、符号1で示されるもの
は基準信号発生器であつて、織機主軸に同期して
動作するカムスイツチが採用されており、織機主
軸が一回転する毎に1パルスを出力するようにな
つている。もちろん、基準信号発生器1として
は、上記カムスイツチに限らず、近接スイツチや
ロータリエンコーダなどを用いてパルスを発生さ
せるようにしてもよい。
は基準信号発生器であつて、織機主軸に同期して
動作するカムスイツチが採用されており、織機主
軸が一回転する毎に1パルスを出力するようにな
つている。もちろん、基準信号発生器1として
は、上記カムスイツチに限らず、近接スイツチや
ロータリエンコーダなどを用いてパルスを発生さ
せるようにしてもよい。
符号2で示されるものは、緯糸選択装置であつ
て、具体的にはn本(図示例では4本)の緯糸を
緯入制御するマイクロコンピユータが採用されて
いる。この緯糸選択装置2は、従来周知の織機に
あつては緯糸射出ノズル(図示せず)、あるいは
緯糸貯留体係止ピン(図示せず)などを駆動する
緯入装置3を制御していたのであるが、本考案に
あつては同選択装置2が出力する緯糸選択信号を
巧みに利用した点に特徴の一つがある。
て、具体的にはn本(図示例では4本)の緯糸を
緯入制御するマイクロコンピユータが採用されて
いる。この緯糸選択装置2は、従来周知の織機に
あつては緯糸射出ノズル(図示せず)、あるいは
緯糸貯留体係止ピン(図示せず)などを駆動する
緯入装置3を制御していたのであるが、本考案に
あつては同選択装置2が出力する緯糸選択信号を
巧みに利用した点に特徴の一つがある。
第2図は、その具体例を示したものであり、緯
糸選択装置2の出力部からn本(図示例では、4
本)の導線を分岐して入力線路L1・L2……Loと
し、これをチヤンネル設定器4のセレクトスイツ
チ42に関連させ、このセレクトスイツチ42が
択一的に選定する前記入力線路の何れかをアンド
回路41の一方の入力端に連繋せしめている。ま
たアンド回路41のもう一方の入力端には前記発
生器1が連繋されている。それゆえに、当該チヤ
ンネル設定器4においては、セレクトスイツチ4
2がアンド回路41に接続した前記入力線路の信
号タイミングにおいてのみ発光指令信号を出力し
てストロボスコープ5を動作させ閃光せしめるこ
とになるのである。
糸選択装置2の出力部からn本(図示例では、4
本)の導線を分岐して入力線路L1・L2……Loと
し、これをチヤンネル設定器4のセレクトスイツ
チ42に関連させ、このセレクトスイツチ42が
択一的に選定する前記入力線路の何れかをアンド
回路41の一方の入力端に連繋せしめている。ま
たアンド回路41のもう一方の入力端には前記発
生器1が連繋されている。それゆえに、当該チヤ
ンネル設定器4においては、セレクトスイツチ4
2がアンド回路41に接続した前記入力線路の信
号タイミングにおいてのみ発光指令信号を出力し
てストロボスコープ5を動作させ閃光せしめるこ
とになるのである。
したがつて、本実施例システムにおいては、セ
レクトスイツチ42が選定した入力線路L1・L2
……L4の何れかの信号タイミングと基準信号と
が一致したときにストロボスコープが正確に発光
することになり、しかも入力線路L1・L2……L4
の信号タイミングは各種緯糸の緯入タイミングと
完全に一致しているので、セレクトスイツチ42
の設定操作一つで必要とする特定種類の緯糸だけ
を選択探照して、緯入の適否を観測することが可
能なのである。
レクトスイツチ42が選定した入力線路L1・L2
……L4の何れかの信号タイミングと基準信号と
が一致したときにストロボスコープが正確に発光
することになり、しかも入力線路L1・L2……L4
の信号タイミングは各種緯糸の緯入タイミングと
完全に一致しているので、セレクトスイツチ42
の設定操作一つで必要とする特定種類の緯糸だけ
を選択探照して、緯入の適否を観測することが可
能なのである。
以上実施例をもつて説明したとおり、本考案に
あつては、緯糸選択装置が出力する緯糸選択信号
を分岐誘導して、これをチヤンネル設定器のセレ
クトスイツチによつて巧みに信号を分離抽出し
て、発光指令信号を作出し、ストロボスコープを
閃光せしめるというシステムを採つているので、
必要とする特定の緯糸を非常に忠実に探照するこ
とが可能となり、緯入状態を観測することができ
るのである。
あつては、緯糸選択装置が出力する緯糸選択信号
を分岐誘導して、これをチヤンネル設定器のセレ
クトスイツチによつて巧みに信号を分離抽出し
て、発光指令信号を作出し、ストロボスコープを
閃光せしめるというシステムを採つているので、
必要とする特定の緯糸を非常に忠実に探照するこ
とが可能となり、緯入状態を観測することができ
るのである。
したがつて、本考案システムによれば、異種・
異番手の多種類の緯糸が自由変則的な緯入パター
ンで高速緯入する昨今の多色ジエツトルームを高
品質・高稼働率に使い熟なすことが可能となるう
えに、その構成は誠に簡素でコストをアツプさせ
ない等、その実用的・経済的利点は頗る大と云え
る。
異番手の多種類の緯糸が自由変則的な緯入パター
ンで高速緯入する昨今の多色ジエツトルームを高
品質・高稼働率に使い熟なすことが可能となるう
えに、その構成は誠に簡素でコストをアツプさせ
ない等、その実用的・経済的利点は頗る大と云え
る。
第1図は本実施例システムの全体的構成を概略
的に表わしたブロツク線図、第2図は本実施例シ
ステムにおける発光メカニズム部分を詳細に表わ
したブロツク説明図である。 1……基準信号発生器、2……緯糸選択装置、
3…緯入装置、4……チヤンネル設定器、41…
…アンド回路、42……セレクトスイツチ、5…
…ストロボスコープ。
的に表わしたブロツク線図、第2図は本実施例シ
ステムにおける発光メカニズム部分を詳細に表わ
したブロツク説明図である。 1……基準信号発生器、2……緯糸選択装置、
3…緯入装置、4……チヤンネル設定器、41…
…アンド回路、42……セレクトスイツチ、5…
…ストロボスコープ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 緯入すべき複数種の緯糸ごとに緯糸射出ノズル
を有する多色ジエツトルームに配設されるストロ
ボスコープの動作を制御する手段であつて: 織機の回転に同期したタイミングで基準信号を
出力する基準信号発生器1と;この発生器1から
入力される基準信号に応じて緯入すべき緯糸に対
応する複数種の緯糸選択信号を出力する緯糸選択
装置2と;この選択装置2から出力される複数の
緯糸選択信号を分岐する複数の入力経路L1・L2
……Loを備えると共に、これら入力線路の中の
一つを選定するセレクトスイツチ42を内蔵し、
この選定された入力線路より入力される信号タイ
ミングと前記基準信号発生器1から出力される基
準信号とをアンド回路41に入力し両信号が一致
したときに発光指令信号を出力するチヤンネル設
定器4と;この設定器4から出力される発光指令
信号のタイミングに同期して閃光を発するストロ
ボスコープ5とを包含することを特徴とした緯入
糸の選択探照が可能な多色ジエツトルームのスト
ロボスコープ制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986002419U JPH0318532Y2 (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986002419U JPH0318532Y2 (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62114080U JPS62114080U (ja) | 1987-07-20 |
JPH0318532Y2 true JPH0318532Y2 (ja) | 1991-04-18 |
Family
ID=30781241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986002419U Expired JPH0318532Y2 (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0318532Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59109790U (ja) * | 1982-12-30 | 1984-07-24 | 津田駒工業株式会社 | 多色ウオ−タジエツト織機のよこ入れ探知電源装置 |
-
1986
- 1986-01-10 JP JP1986002419U patent/JPH0318532Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62114080U (ja) | 1987-07-20 |
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