JPH03185035A - 滑り止め部材並びに送りローラ及びターンテーブル - Google Patents

滑り止め部材並びに送りローラ及びターンテーブル

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JPH03185035A
JPH03185035A JP2138552A JP13855290A JPH03185035A JP H03185035 A JPH03185035 A JP H03185035A JP 2138552 A JP2138552 A JP 2138552A JP 13855290 A JP13855290 A JP 13855290A JP H03185035 A JPH03185035 A JP H03185035A
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Japan
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feed roller
roller
synthetic resin
slip
core material
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JP2138552A
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Kiyoshi Maruyama
清志 丸山
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MIZOGUCHI KOGYO KK
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MIZOGUCHI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、滑り止め部材並びにローラ面上及びディスク
担持面上に夫々滑り止め膜を有する送りローラ及びター
ンテーブルに関する。
[背景技術] 従来、この種のものとして第9図に示す送りローラが知
られている。この送りローラ20は複写機、プリンタ、
ファックス等の紙送り機構や、現像・焼き付は機のフィ
ルム送り機構等に用いられている。この送りローラ20
はステンレス製の丸棒材若しくは管材を表面研磨加工処
理して形成されたローラ芯材21を用いる。このローラ
芯材21の外周部には、摩擦係数の高い合成ゴム等から
なる滑り止め部材としてのゴムリング22が嵌着される
。このゴムリング22は、ローラ芯材21の外周表面に
形成された溝部21aに予め接着材を塗布した後嵌着固
定して位置決めされる。
このゴムリング22の装着は第9図に示すようにローラ
芯材21の一端側からゴムリング22を矢印方向に挿入
して行われる。このゴムリング22の外周面は、給送さ
れろ紙葉類との接触面となる。この送りローラ20は両
端を図示せぬ支持手段により回転可能に軸支され回転駆
動される。
また、第9図に示す送りローラ20と対向して配置され
た回転ローラ23は前記送りローラ20の回転力により
同期して回転駆動される。この回転ローラ23に嵌着さ
れたゴムリング24と送りローラ20に嵌着されたゴム
リング22間に給送されろ紙葉類25が矢印で示す送り
方向から送られて給送される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の送りローラでは以下のような
欠点がある。
第1に、従来の送りローラ20では摩擦係数の高いゴム
リング22をローラ芯材21に嵌着しているため、この
送りローラ20の製造過程において、ローラ芯材21に
旋盤により溝部を加工成形したり、溝部21aに接着材
を塗布し、ゴムリング22を嵌着する等の作業が必要と
なり、作業コストがかかるという欠点がある。
第2に、ローラ芯材21の外周部に嵌着されるゴムリン
グ22は弾性材であるため、ローラ芯材21の真円度が
出ていたとしてもゴムリング22の真円度を出すことが
困難であるという欠点がある。
第3に、従来の送りローラ20はステンレス製の管材や
丸棒材で形成されているため重量が多くなり、しかも、
送りローラ20の他に回転ローラ23も用いなければな
らないので装置全体として複数のローラを使用するので
大重量になるという欠点がある。
第4に、従来の送りローラ20では摩擦係数の高いゴム
リング22を用いているので、給送されている紙葉類2
5に必要以上に何等かの負荷が加わった場合でもゴムリ
ング22の摩擦係数が高いので紙葉類の給送を行い続け
るため紙葉類がローラ間に巻き付くことが起り装置の故
障の原因となるという欠点がある。
一方、図示していないが、他の従来例としてディスクプ
レーヤのキャビネット内に設けられてそのディスク担持
面上に情報記録ディスクを担持してこれを回転させるこ
とによりピックアップによる記録情報の読取りを行うタ
ーンテーブルが知られている。かかるターンテーブルの
ディスク担持面上には滑り止め部材としてゴム製のシー
トが接着されており、前述した送りローラと同様の問題
を含んでいる。
本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたものであっ
て、適度な摩擦係数を有すると共にコスト及び重量軽減
の観点からも理想に近い滑り止め部材並びに送りローラ
及びターンテーブルを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る滑り止め部材は、ポリエステルポリオール
樹脂を主剤とし、イソシアネート化合物を硬化材とする
合成樹脂材を膜状に塗着し、硬化させて形成されしたも
のである。
また、本発明に係る送りローラは、ポリエステルポリオ
ール樹脂を主剤とし、イソシアネート化合物を硬化材と
する合成樹脂材を膜状に塗着し、硬化させて形成された
滑り止め膜をローラ面上に有するように構成したもので
ある。
更に、本発明に係るターンテーブルは、ポリエステルポ
リオール樹脂を主剤とし、イソシアネート化合物を硬化
材とする合成樹脂材を膜状に塗着し、硬化させて形成さ
れた滑り止め膜をディスク担持面上に有するように構成
したものである。
[実施例] 次に本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明
する。
第1図(a)及び(b)は本発明の第1実施例としての
送りローラの正面図及び側面図であり、第2図は第1図
の送りローラの形成状態を示す断面図である。
第1図において、送りローラ1は、ワードプロセッサや
パーソナルコンピュータ等のプリンタあるいは複写機に
用いられろ紙葉類(ここでいつ紙葉類には紙、フィルム
状に形成されているものであれば全て含まれる。)の給
紙用のものであり、はぼ円筒形状に形成されたローラ芯
材よりなる。
このローラ芯材は、ABS樹脂、ポリカーボネイト樹脂
等の硬質合成樹脂材を用いて凸部2.。
22〜2o及び凹部3□、3□〜3、が交互に形成され
ている。このローラ芯材の凹凸部は型成形若しくは射出
成形等により形成される。このローラ芯材の軸方向端部
には、複写機のローラ支持部に係合する係合孔2aが形
成されており、この係合孔2aと図示せぬ支持部材とが
係合して一体に回転可能に構成されている。
次に、このローラ芯材の外周部表面すなわちローラ面3
には、第2図に示すようにウレタン系合成樹脂材を膜状
に塗着し、硬化させてなる滑り止め膜3aが形成されて
いる。この滑り止め膜3aは、ウレタン系合成樹脂材を
第2図に示す自動ガン4の吹き出しノズルに対して、ロ
ーラ芯材を矢印A方向に回転させ、かつ第1図に示す矢
印方向に移動させながらローラ芯材のローラ面3に吹き
付は塗装で形成される。この吹き付けられるウレタン系
合成樹脂材の膜厚は、10〜15μm以上の範囲で行う
。このウレタン系合成樹脂材としでは、ポリエステルポ
リオール樹脂を主剤とし、イソシアネート化合物を硬化
材とする塗料組成物を用いる。これに用いる溶剤として
はシンナーを用いることができる。このウレタン系合成
樹脂材として単なるポリエステルウレタン、アクリルウ
レタンを用い、硬化材やヨウフッ化エチレン等の添加材
を添加して形成したものでは充分な摩擦特性、粘着性能
等を得ることができない。この紙葉類の送りローラの適
性として、硬化塗膜すなわち滑り止め膜3aは、耐擦傷
性、耐摩耗性に優れ高摩擦係数を有すること及び弾性変
形特性を有することが重要である。したがって、硬化塗
膜特性としては、破断伸度50〜200%(20@C)
 破断強度120〜300 K g / c m ”(
20’C) 、圧縮永久歪30〜60%(20”C)の
範囲のものが好ましいことが確認された。
上記範囲以外の塗膜では高摩擦係数、優れた耐摩耗性能
を得ることが困難であり、均一な塗着性等における塗装
作業性が低下することが確認された。また、摩擦係数と
しては0.8〜1゜5 (20”C)が好適である。こ
れは、この摩擦係数が0.8以下では紙送り性能が低下
し、l。
5以上では高温域(30°C以上)での粘着性が大とな
り、紙送りの定常状態を低下させるからである。
本実施例では摩擦係数が0.8〜1.5の範囲内のもの
であるため、ゴムリングのような高い摩擦係数のものは
得られないが定常送り状態では支障がないことが確認さ
れている。
次に、第3図(a)及び(b)は本発明の第2施例とし
ての送りローラの正面図及び側面図である。
第3図の実施例においてもウレタン系合成樹脂材の吹き
付は塗装の方法等については第1図及び第2図に示す実
施例と同様であるので説明を省略し、相違する点につい
てのみ以下に説明する。
第3図に示す送りローラ5のローラ芯材は、アルミニウ
ム素材を用いて成形する。このアルミニウム素材により
成形されたローラ芯材は円筒形状で形成され、このロー
ラ芯材の成形工程において真円度が出るように加工され
る。このようにして形成されたローラ芯材の軸方向両端
部に図示せぬ支持部材を挿入し両端部を固定して回転可
能に軸支する。
とのローラ芯材の外周部表面すなわちローラ面に第2図
に示す方法によりウレタン系合成樹脂材を吹き付は塗着
することによって滑り止め膜を形成する。
本実施例に示す送りローラ芯材は第1図に示す送りロー
ラ芯材よりも成形加工が容易であり、安価である。しか
もローラ芯材としての強度等の信頼性は、アルミニウム
素材を用いているため、ABS樹脂、ポリカーボネイト
樹脂等の硬質合成樹脂材で形成された送りローラよりも
優れている。
上記ウレタン系合成樹脂材を用いた塗膜性能の一例を以
下に示す。
基材:クロメート処理アルミ板 塗装ニスプレー塗装(ガン口径φ1.5mm 、空気圧
3〜4Kg/cm”Z) 乾燥二80″Cx30分(常温放置5日後供試)膜厚:
13〜15μ (配合例) 主剤:バーノックD6−439 100g(大日本イン
キ化学工業株式会社、ポリエステルポリオール) 硬化剤:バーノックDN−95070g(大日本インキ
化学工業株式会社、ポリイソシアネート) 溶剤(シンナー):酢酸ブチル/キシレン/セロアセ=
 1 / 1 / 1   180 g(以下余白) 上記のように、本実施例によれば、従来のようなゴムリ
ングのように劣化したり、また歪みも発生しないのでよ
り良い送り性能を保つことができ円滑な給紙ができる。
更に、本実施例では上記送りローラ5を用いて給紙送り
する場合に第4図に示すベース部材8の表面をオフロン
(テフロン)処理することによって上記送りローラ5の
耐摩耗性を向上させることができる。このオフロン処理
に用いる塗料は、潤滑剤として4弗化エチレン樹脂粉末
を含有する高硬度、耐熱性、非熱軟化性(〜250 ”
C)の特長を有する潤滑塗料で、鉄・アルミニウム・銅
等の金属素材に優れた密着性を有することが確認された
このオフロン処理をベース部材8に施した一実施例を以
下に示す。
[使用方法] 希釈二合成樹脂塗料用シンナーNo、 7400にて4
0〜60%(Wt)希釈 (冬場:シンナーNo、7200 、夏場:シンナーN
o、7600) 塗装:■スプレーガンロ径1.0〜1.3mmφ:吹付
圧力3.0〜4.0Kg/cm” ■スプレーガンロ径1.0 mmφ以下:吹付圧力1.
5〜2.5Kg/cm” セツティング:l〜3分 焼付:160 〜180 C 0 分 膜厚:5 〜lOμ なお、 このオフロン処理がなされたベース部材8を上記実施例
ではアルミニウム素材を用いた送りローラ5に対して用
いているが、第1図に示す合成樹脂材よりなる送りロー
ラ1にも適用できることは勿論である。
次に、上記構成よりなる送りローラの作用について第4
図及び第5図を用いて詳細に説明する。
第4図及び第5図に示す送りローラ5は、アルミニウム
素材で形成されたローラ芯材6の表面すなわちローラ面
7上に吹き付は塗装等の方法によりウレタン系合成樹脂
材を膜状に塗着した後硬化させて滑り止め膜7aを形成
する。第5図に示すように送りローラ5の下面には固定
ベース部材8が配設されており、このベース部材8と送
りローラ5の滑り止め膜7aとの間に紙葉類9が挿入さ
れて給送される。第5図は紙葉類9が送りローラ5の滑
り止め膜7aベース部材8との間に挿入されて給送され
ている状態を示している。この滑り止め膜7aは適度な
粘着性及び摩擦抵抗を有するように形成されているので
円滑な紙送り性能を有する。この送りローラ5を用いる
ことにより送りローラ5と対向して配置される回転ロー
ラは不要となり、固定ベース部材8を用いることができ
るので装置全体の重量を軽減することができ製造も容易
となる。そして、このベース部材8の表面をオフロン処
理することによって送りローラ5の耐摩耗性等を向上さ
せることができる。また、上記送りローラによれば、装
置の送り機構の事故等により紙葉類に必要以上の負荷が
加わった場合にも滑り止め膜7aの摩擦係数が1.5以
上にはならないため送りローラ5のみが単独に空回りす
る状態となり紙葉類のローラへの巻き付きを防ぐことが
できる。したがって、装置の故障を未然に防ぐことがで
きる。
次に、第6図乃至第8図に本発明の第3実施例としての
ターンテーブルを示す。第6図及び第7図に示すように
、このターンテーブル10は、コンパチブルディスクプ
レーヤにおけるディジタルビデオディスク11及びディ
ジタルオーディオディスク12を担持してスピンドルモ
ータ13により回転方向へのトルクが付与されて回転し
、ピックアップ14により記録情報の読取りが行われる
ものである。なお、ターンテーブル全体上に載置された
各ディスクは、ターンテーブル1oと共に回転するクラ
ンパ15により該ターンテーブルのディスク担持面に押
圧固定される。
第8図に示すように、ターンテーブル10は、スピンド
ルモータ13の出力軸13aに嵌着されてディジタルビ
デオディスク11を担持する第1担持部16と、出力軸
13aに摺動自在に取付けられてディジタルオーディオ
ディスク12を担持する第2担持部17とを有している
。第1担持部16には凹部16aが形成されており、第
2担持部17はこの凹部16aに対して出没自在となっ
ており、この第2担持部17に対して上方へ向けてのパ
イアスカを付与するコイルスプリング18が設けられて
いる。
第8図に示すように、第1及び第2担持部161.17
の各ディスク担持面16b、17a上には、ウレタン系
合成樹脂材を吹き付は塗装等により膜状に塗着し、硬化
させて成る滑り止め膜16c及び17bが形成されてい
る。これらの滑り止め膜16c、17bの組成及びその
形成のための吹き付は塗装の方法等については第1図乃
至第5図に示した送りローラが具備した滑り止め膜と同
様であるので説明を省略する。
上記構成よりなるターンテーブル10においては、滑り
止め膜16c及び17bは、従来のターンテーブルにお
けるゴムシートのように歪みを生ずることがなく、また
劣化することもないのでその耐擦傷性及び耐摩耗性並び
に高摩擦係数を長期に亘って維持する。また、本実施例
では同じ膜厚により複数同時に形成することが可能なの
で従来のゴムシートのようにターンテーブル本体に対し
て芯出しするため高精度に位置決めし、かつ接着剤によ
り貼着するという手間が省かれるので、作業コストが安
く抑えられるという効果がある。
更に、薄膜状に形成された滑り止め膜は、それ自体の重
量は極めて小さいため、ターンテーブル全体としての軽
量化に寄与する。
次に、上記構成よりなるターンテーブル10の動作をク
ランパ15との関連において説明する。
先ず、第6図に示すように、ディジタルビデオディスク
11の演奏を行なう場合、該ディスクをターンテーブル
10の第1担持部16上に図示せぬオートローディング
機構等により載置される。
この後、クランパ15が下降し、ディスク11は第1担
持部材16上の滑り止め膜16cに押し付けられ密着す
る。この状態でスピンドルモータ13が回転し、ピッア
ップ14による読取りが開始される。
次いで、演奏に供されるディスクが第7図に示すディジ
タルオーディオディスク12である場合、該ディスクが
図示せぬオートローディング機構等により第2担持部1
7上に載置する。なお、この載置前第2担持部17は第
1担持部16の凹部16a(第8図参照)から突出して
いる。ディスク12が第2担持部17上に載置されると
クランパ15が下降し、第2担持部17はディスク12
を介してクランパ15倉の作用により押し下げられて第
1担持部16内に収納される。よって、ディスクには第
1担持部16及び第2担持部l7上の各滑り止め膜16
c、17bに押圧されて密着する。この後、スピンドル
モータ13及びピックアップ14が作動し、演奏が開始
される。
なお、上記したターンテーブル10が具備する滑り止め
膜16c及び17aと同様のものを、該ターンテーブル
と共にディスクを挟持するクランパ15のディスク押圧
面に形成するような構成としてもよい。
[発明の効果1 以上説明したように、本発明による滑り止め部材におい
ては、以下に示すような効果がある。すなわち、 第1に、従来のゴムリングあるいはゴムシートのように
加工を施して所定形状に成形した後接着剤により被装着
体に装着する煩雑な作業が不要となるので作業工程を簡
略化することができ安価であるという効果がある。
第2に、薄膜状に形成されているので、上記のようなゴ
ム製の滑り止め部材に比して極めて軽量であり、これが
塗着される被塗着体を含む装置全体の軽量化が達成され
る。
第3に、適度な摩擦係数を有するため、これにより滑り
止めをなそうとする物体との間に過大な摩擦力を生じる
ことがなく、何らかの原因により両者間に却って滑りを
生じさせたい場合には適宜そのようになし得る。
一方、本発明による送りローラにおいては、以下に示す
ような効果がある。すなわち、第1に、本発明によれば
従来の送りローラのように摩擦係数の高いゴムリングを
ローラ芯材に嵌着する作業が不要となるので、作業工程
を簡略化することができ安価であるという効果がある。
第2に、本発明によればローラ芯材自体で真円度を出す
ことができるという効果がある。
第3に、本発明によれば送りローラの他に回転ローラを
用いる必要がなく、しかも軽量化することができるとい
う効果がある。
第4に、本発明の送りローラでは通常の送り動作状態の
時は適度な摩擦抵抗により紙葉類を給送することができ
るが、紙葉類に何等かの負荷が加わった場合には送りロ
ーラ自体が空回りする状態となるので、装置の故障を防
止することができるという効果がある。
第5に、本発明によればローラ芯材の製造工程等を簡略
化することができるので自動化も比較的容易に行うこと
ができる効果がある。
そして、本発明によるターンテーブルにおいては、下記
の効果が奏される。すなわち、第1に、従来のターンテ
ーブルのように煩雑な工程を経て得られるゴムシートを
テーブル本体に対して接着剤を用いて高精度に装着する
作業が不要であるので、作業工程が簡略化してコストの
低減が達成されるという効果がある。
第2に、従来のターンテーブルのようにゴムシートをテ
ーブル本体上の正規の取付は位置からずれた位置に装着
してしまうことによる脩正作業が不要となるという効果
がある。
第3に、薄膜状に形成された滑り止め膜はそれ自体の重
量は極めて小さいため、ターンテーブル全体としての軽
量化が達成され、特に高速回転するターンテーブルとし
て有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)及び第1図(b)は本発明の第1実施例と
しての送りローラの正面図及びその側面図、第2図は第
1図の送りローラの断面図及びスプレーガンにより塗装
状態を示す図、第3図(a)及び第3図(b)は本発明
の第2実施例としての送りローラの正面図及びその側面
図、第4図は第3図の送りローラの斜視図、第5図は第
4図の送りローラの■−■線断面図、第6図は本発明の
第3実施例としてのターンテーブルが大径ディスクを担
持した状態を示す縦断面図、第7図は第6図のターンテ
ーブルが小径ディスクを担持した状態を示す縦断面図、
第8図は第6図及び第7図に示したターンテーブルの拡
大断面図、第9図は従来の送りローラ及び回転ローラを
示す斜視図である。 1・・・送りローラ、2・・・ローラ芯材、21〜2.
、・・・凸部、31〜3n・・・凹部、4・・・自動ガ
ン、5・・・送りローラ、6・・・ローラ芯材、7・・
・ローラ面、8・・・ペース部材、9・・・紙葉類、1
0・・・ターンテーブル、11・・・ディジタルビデオ
ディスク、12・ ・ディジタルオーディオディスク、
13・・・スピンドルモータ、13a・・・出力軸、1
4・・・ピックアップ、15・・・クランパ、16・・
・第1担持部、16a・・・凹部、16b・・・ディス
ク担持面、16c滑り止め膜、17・・・第2担持部、
17a・・・ディスク担持面、17b・・・滑り止め膜
、18・・・コイルスプリング、20・ ・送りローラ
、21・・・ローラ芯材、22・・・ゴムリング、23
・・・回転ローラ、24・・・ゴムリング。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリエステルポリオール樹脂を主剤とし、イソシ
    アネート化合物を硬化材とする合成樹脂材を膜状に塗着
    し、硬化させて形成されたことを特徴とする滑り止め部
    材。
  2. (2)ポリエステルポリオール樹脂を主剤とし、イソシ
    アネート化合物を硬化材とする合成樹脂材を膜状に塗着
    し、硬化させて形成された滑り止め膜をローラ面上に有
    することを特徴とする送りローラ。
  3. (3)ポリエステルポリオール樹脂を主剤とし、イソシ
    アネート化合物を硬化材とする合成樹脂材を膜状に塗着
    し、硬化させて形成された滑り止め膜をディスク担持面
    上に有することを特徴とするターンテーブル。
JP2138552A 1989-08-08 1990-05-30 滑り止め部材並びに送りローラ及びターンテーブル Pending JPH03185035A (ja)

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