JPH03184685A - 閉断面構造体の製造方法 - Google Patents

閉断面構造体の製造方法

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Publication number
JPH03184685A
JPH03184685A JP1321374A JP32137489A JPH03184685A JP H03184685 A JPH03184685 A JP H03184685A JP 1321374 A JP1321374 A JP 1321374A JP 32137489 A JP32137489 A JP 32137489A JP H03184685 A JPH03184685 A JP H03184685A
Authority
JP
Japan
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cut
welding
joining
parts
closed cross
Prior art date
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Pending
Application number
JP1321374A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Eto
江藤 洋明
Tomoo Nakajima
中島 伴雄
Kiyokazu Mori
清和 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は少なくとも2つの部材を対応させて溶接・接
合する閉断面構造体の製造方法に関するものである。
〈従来の技術〉 閉断面構造体の製造方法については第7図に示すような
方法が良く知られている(実公昭61−11109号公
報)。
この第7図では、閉断面構造体として自動車のサイドシ
ルlが示され、一方の部材であるサイドシルインナ2と
他方の部材であるサイドシルアウタ3の両部材にはそれ
ぞれ溶接・接合用端部としてのフランジ2a、3aおよ
び2b、3bを設けてあり、両フランジ2 a N 3
 aおよび2b、3bを位置決めしながら溶接させ、ス
ポット溶接ガン4を用いたスポット溶接あるいは図示せ
ぬシーム溶接等の手段で溶接・接合することによりサイ
ドシルlを構成するようにしている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら上記のような閉断面構造体の製造にあって
は、一方および他方の部材の溶接・接合用端部同士を正
確に位置合わせするために慎重な配慮が必要で、場合に
よっては位置合わせ用の治具を使用しなければならず、
更に位置合わせした後にその状態を維持するための作業
も必要で、溶接・接合以前の手間が大変である。また、
閉断面構造体が図示したような「サイドシル」の場合で
は、溶接・接合用端部としてのフランジが、完成された
サイドシル上に立上がり状態でそのまま残されることに
なって乗降時の障害ともなり、しかもその薄く突出した
形状は他部品との干渉を招き易く場合によっては破損や
変形等を起こし易いものである。
く課題を解決するための手段〉 上述したような課題を解決するために、この発明による
閉断面構造体の製造方法においては、先ず一方の部材の
溶接・接合用端部に切欠きを、そして他方の部材の溶接
・接合用端部にこの切欠きに対応する切起こしを予め設
けておき、切欠きと切起こしとを合致させることにより
、両部材の溶接・接合用端部を重ね合わせて、且つ密着
させることにした。そして次にそのままの状態で溶接・
接合用端部同士を溶接し、溶接後は切起こしを除去して
閉断面構造体を形成することにしたものである。
く作 用〉 切欠きおよび切起こしを合致させれば一方の部材と他方
の部材の溶接・接合用端部同士の正確な位置決めが容易
に行われるものであり、併せて溶接・接合用端部同士の
重ね合わせと密着を容易に行うことができる。そして、
この状態の溶接・接合用端部同士を、例えばレーザービ
ームその他の溶接手段で溶接すれば、良好な溶接が可能
であり、その後、不要となった切起こしを必要に応じて
適宜除去することにより、この閉断面構造体は他部品と
の干渉を招くようなこともない。
〈実施例〉 以下、この発明の好適な実施例を第1図〜第6図に基づ
いて説明する。尚、各実施例中共通する部分については
図中同一符号をもって示し重複説明をなるべく省略する
ものである。
第1実施例(第1図〜第3図参照) 閉断面構造体としてのサイドシル5を構成する一方の部
材であるサイドシルアウタ6の溶接・接合用端部7に切
欠き8を設け、他方の部材であるサイドシルインナ9の
溶接・接合用端部lOには、前記の切欠き8に対応する
位置と幅サイズの切起こし11を設ける。切欠き8の奥
行きDと切起こし11の高さHlおよび切起こし11の
前部12の張出し幅Wはサイドシル5の設計条件や構造
条件に応じて適宜設定する。
次に第2図に示すように、切欠き8と切起こし11とを
合致させてサイドシルアウタ6とサイドシルインナ9の
溶接・接合用端部7、IOを重ね合わせ、切欠き8の中
から突出する切起こし11を引き上げることにより密着
せしめる。更にレーザービーム溶接機13で溶接・接合
用端部7、IO同士を溶接する。そして最後に切起こし
11を除去して第3図に示すサイドシル5を構成する。
図中14は溶接部を示している。尚、切起こし11を用
いてサイドシルアウタ6とサイドシルインナ9を密着さ
せる手段については上記の方法に限るものではなく、サ
イドシルアウタ6とサイドシルインナ9を密着させる方
向に外力を加えるものであれば良い。また、この実施例
では一方、他方の両部材であるサイドシルアウタ6とサ
イドシルインナ9の下方部位6b、9bは従来同様とし
であるが、勿論この部位6b、9bに上記と同様の切起
こし11と切欠き8を設けて上述したように溶接・接合
するようにしても良い。
第2実施例(第4図および第5図参照)この実施例は、
切起こし15を曲折させて、そこに挟み込み部16と組
付は挿入ガイド用の反り部17を設けている。この挟み
込み部16の存在により上下方向の位置決めも自ずと可
能となるほか、切欠き8と切起こし15を合致させれば
サイドシルアウタ6とサイドシルインナ18は自ずと密
着することとなり、サイドシルアウタ6とサイドシルイ
ンナ18に外力を加えるまでもなく、隙間の無い良好な
状態となった両溶接・接合用端部7.19を好適にレー
ザービーム溶接機13で溶接できるものである。そして
、反り部16の存在によりサイドシルアウタ6とサイド
シルインナ18同士、直接的には両溶接・接合用端部7
.19同士の組付け・挿入がし易くその分切欠き8と切
起こし15とを合致させ易い。
第3実施例(第6図参照) この実施例は一方の部材であるサイドシルアウタ20の
切欠き21の先端に組付は挿入ガイド用の傾斜部22が
設けであるので、両溶接・接合用端部23.19同士の
組付け・挿入と切欠き21と切起こしL5の合致がより
一層容易である。
尚、この閉断面構造体の製造方法は少なくとも対応させ
る2つの部材があり、両部材が溶接・接合用端部を各々
備えるものであれば適用し得るものであって、一方と他
方の部材が必ずしも独立した部材である必要はない。単
体の部品に上記の如き2つの部材と同様の2つの部位が
あれば本発明を十分適用し得る。
〈発明の効果〉 以上述べたように、この発明に係る閉断面構造体の製造
方法によれば、溶接すべき両部材の溶接・接合用端部に
設けた切欠きおよび切起こしを合致させることにより位
置決めが可能となり、特別な治具や位置合わせの作業が
不要となる。このことは製造の自動化・省力化にとり、
極めて好都合となることであり、製造時間の短縮を可能
とし、無滴コストダウンをも飛躍的に促進するものであ
る。
また、両部材の溶接・接合用端部同士を密着させ隙間を
無くして良好な溶接をすることが可能な上、従来の如き
フランジを用いず片側面からのみで溶接可能となること
で、従来のスポット溶接やシーム溶接ではなく、レーザ
ービーム溶接その他の高密度エネルギーによる、より良
好な溶接が可能となり、閉断面構造体自体の品質向上を
図ることができる。またこのことは、溶接姿勢や角度の
自由度が大幅に増大するものであり、製造装置の改善を
もたらし、同じく製造の自動化・省力化、そしてコスト
ダウンを促進するものであることは勿論のこと、閉断面
構造体の形状そのものの設計・製作の自由度を画期的に
増大させるものである。
また更には、従来のフランジを必要としないので溶接箇
所は略平坦となり、閉断面構造体の使用においては他の
部品や機器等との干渉が減ぜられ、外観においては美観
が向上するほか、とりわけ車両等の室内やドアおよびそ
の近辺に用いた場合には、その居住性や乗降性の向上を
もたらすものであり、同じく車両の外面に用いた場合、
薄く突出したフランジが無く略平坦であることは、他と
の干渉による破損や変形に対する耐久性を著しく向上さ
せるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る閉断面構造体であるサイドシル
の製造方法の一実施例を示す分解斜視図、第2図は第1
図に示す実施例の両部材を組み合わせた状態で溶接をし
ている斜視図、 第3図は溶接後に切起こしを除去したサイドシルの完成
状態と溶接部を示す斜視図、 第4図はこの発明の別の実施例を示す第1図相当の斜視
図、 第5図は第4図に示す実施例の両部材を組み合わせた状
態で溶接をしている第2図相当の斜視図、第6図はこの
発明の更に別の実施例を示す要部の斜視図、そして、 第7図は従来の閉断面構造体としてのサイドシルの製造
方法を示す斜視図である。 6.20  ・・−・−・・・・・サイドシルアウタ(
一方の部材)9.18  ・・・−サイドシルインナ(
他方の部材)7.10.19.23−・・・・・・−・
・・・ 溶接・接合用端部8.21 −−−・・−−−
−−・・・・・−・・・・・・−切欠き11.15−−
−−−・・−・・・−・・−・ 切起こし13−・−−
−−−・−−−−−−−一・−・・・−・・・・・  
レーザービーム溶接機16  ・−・・−・・・・・−
・・−・−・・−・・・ 挟み込み部7 22 反り部 傾斜部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも2つの部材を対応させて溶接・接合す
    る閉断面構造体の製造方法において、一方の部材の溶接
    ・接合用端部に設けられた切欠きと、この切欠きに対応
    させて、他方の部材の溶接・接合用端部に設けられた切
    起こしとを合致させた状態で両部材の溶接・接合用端部
    を重ね合わせて、且つ密着せしめ、 両部材の溶接・接合用端部同士を溶接し、そして、 溶接後に切起こしを除去することを特徴とする閉断面構
    造体の製造方法。
  2. (2)切起こしに挟み込み部が設けてあり、切欠きと切
    起こしを合致させた状態で一方と他方の両部材が相対的
    に拘束される、請求項(1)記載の閉断面構造体の製造
    方法。
  3. (3)切起こしに設けられた挟み込み部の先端に組付け
    挿入ガイド用の反り部が設けてある、請求項(2)記載
    の閉断面構造体の製造方法。
  4. (4)切欠きの先端に組付け挿入ガイド用の傾斜部が設
    けてある、請求項(1)ないし(3)のいずれかに記載
    の閉断面構造体の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002178189A (ja) * 2000-12-19 2002-06-25 Mitsubishi Alum Co Ltd 溶接継手構造
JP2005247264A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Nissan Motor Co Ltd 車体のフロア構造
KR20170040279A (ko) 2014-09-05 2017-04-12 신닛테츠스미킨 카부시키카이샤 자동차 부재

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