JPH031805A - エアーポンプ付インソール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は歩行やスタンピング動作により作動して足の裏
の水虫の出来やすい位置に外気を送るための空気ポンプ
を組み込んだインソールに関する。

（従来の技術） 従来のインソールは主に二つの目的で使われておりその
一つは冬の寒冷期に於ける保温である。

他は温暖期に於ける靴下の悪臭の発生の防止である。後
者に関しては近年活性炭等の吸着材の加工技術の向上や
新素材からなる消臭材や殺菌剤の登場によりこれらの目
的に対応したものが種々現れている。

（考案が解決しようとする問題点） しかしながら素材の性質を利用したものは効果を長（持
続させるためにはより多くの量を必要とするため厚さが
厚くなる。その結果着用したときに足が窮屈となり蒸が
昂進して不快感が増す。また足の指をより密着させるた
めに水虫を増長させることになる。

（問題点を解決するための手段） 本発明はこれらの問題点を解決するために空気ポンプを
土踏まずを含む後半部に組み込んで足の水虫の発生し易
い位置に空気噴気孔を配置した下Ｒ構成体単独又は吸湿
通気性の上Ｂ構成体との組合せから成るインソールを開
発した。

（作用） 以上の如くの構成からなるインソールのもたらす作用の
第−点は１歩行中は勿論静止中にもスタンピング動作等
に依り足の裏面に空気の供給ができる。その結果空気の
乾燥作用並びに掃気作用により蒸れが抑制され履き心地
が良くなり水虫の防止にもなる。父上部構成体だけを短
期間の内に交換するか洗濯等によりリフレッシュすれば
悪臭の発生と水虫の抑制に更に効果がある。下部構成体
は汗により汚れないため長期の使用が可能である。

第二点は、ポンプ部から爪部に空気が通過するときに圧
縮された空気により土踏まずが上方に圧迫されるため青
竹踏みの効果をももたらし健康を増進する。

（実施例） この発明を図面にもとずいて説明する。第り図は平面図
である。第２．３．４図は断面図である。

先ず第１魚目の青竹踏み効果を期待しない場合について
説明する。第２図に示す上部構成体−１は吸湿通気性素
材で構成し下部構成体−２とは分離可能にする。下部構
成体は土踏まずから踵に至るポンプ部を主体とする後半
部と爪先の指の付は根付近に噴気用スリット−３を配し
た前半部より成る。後半部の空気ポンプは第３図に示す
ように足の土踏まず内側部に配したチュウブ−４から外
気を吸入する。吸入された外気は吸気弁−５を通り空気
室に入り排気弁−６を抜けて第２図に示す前半部の通気
性芯材−７を通って排気スリット−３から噴気して吸湿
通気性の上部構成体の足の指の付は根部に噴散する。空
気ポンプは第４図に示す三ケ月形状のプラスチックの外
殻−８，９から構成する。ポンプ室−ｌＯの内部に弓形
断面の長方形のリーフスプリング−１１を組み込む。吸
気孔の位置から足の内側部課方向に向けて吸気チ二つブ
−４を配置する。１：のチュウブは先端が靴の外部に達
する程度の長さかそれ以下とする。下部構成体前半部に
は通気性の芯材〜７を配置して排気弁から排気スリット
化の通気性を確保する。下部構成体をなすポンプ室−１
０並びにその前部通気性芯材−７は気密性の表皮−１２
で上下から封合し上表皮には足の指の付は根付近にスリ
ット−３を設ける。第２魚目の青竹踏み効果を期待する
場合は通気性芯材−７は組み込まない。

（発明の効果） 以上の如く構成からなるインソールの効果は。

土踏まずの湾曲部下に吸排気機構が位置するため使用し
た時に凹凸により足を損傷する恐れがない、また歩行に
依り靴の側皮の当りの緩む課下に吸気チニウブが配置さ
れるためチコウブを閉塞することなく然も不必要な厚さ
を持たせることなく確実に作動する空気ポンプの実現を
可能にした。五ケ月型空気室はそれ自体が外部からの圧
迫に対して復元力を有するが復元力の強化の為にリーフ
スプリングを配置することにより吸気動作が強化されポ
ンプの性能が向ｔする。以上のような構成からなるイン
ソールは歩行は勿論椅子に腰を掛けた姿勢での踵の軽い
スタンピングに依っても空気ポンプが作動して靴内部の
掃気による除湿が可能であ。上部構成体は座って居る時
等の空気ポンプの送気量に比べて発汗蚤が多い時には吸
湿して蒸れの昂進を抑える。また供給される空気量が多
くなれば乾燥されて靴内部の湿度の調整を行う。外気を
強制的に導入して空気により発汗による汗を乾燥させ物
の性質を利用しないため厚さが薄くても蒸れに依る不快
感並びに水虫の抑制はもちろん悪臭の発生の防止にも長
期にわたり効果が持続できる。また通気性の芯材−７を
組み込まなければ噴気孔に向かう空気が加圧されて土踏
まづを下方から圧迫するために青竹踏みと同様な効果が
得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は平面図、第２図はΔ−八へ、第３図はＣ−Ｂ″
、第４図はｃ−ｃ’　断面図である。 ■・・上部構成体　　　２・・下部構成体３・・排気ス
リット　　４・・吸気チュウブ５・・吸気弁　　　　　
６・・排気弁 ７・・通気性芯材 ８・・硬質プラスチック上蓋 ９・・硬質プラスチック下蓋 ｌＯ・・ポンプ室 １１・・リーフスプリング 矛１ｌｉ） 第３１呂 ・表皮

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、足の水虫が発生し易い位置に空気噴気孔を配置し、
   土踏まずから踵に至る部分を空気ポンプで構成する。空
   気ポンプの土踏まず湾曲部の下に吸排気弁を設ける。空
   気噴気孔を開設した上表皮と防水気密性の下表皮により
   空気ポンプとチュウブを封合する。以上のごとく構成か
   ら成る空気ポンプ付インソール。 ２、吸気弁から足の内側部の課に向けて吸気チュウブを
   配置した特許請求の範囲第１項記載のインソール。 ３、吸湿性又は通気性を合わせ持つ素材からなる上部構
   成体と空気ポンプを組み込んだ下部構成体からなる特許
   請求の範囲第１項並びに第２項記載のインソール。 ４、上部構成体と下部構成体が分離可能である特許請求
   の範囲第１項、第２項並びに第３項記載のインソール。 ５、空気ポンプが空気室並びにリーフスプリング及び吸
   排気弁からなる特許請求の範囲第１項並びに第２項記載
   のインソール。 ６、空気室が三ケ月形の断面形より成る特許請求の範囲
   第１項、第２項並びに第５項記載のインソール。 ７、リーフスプリングが弓型薄断面の長方形である特許
   請求の範囲第１項、第２項並びに第５項記載のインソー
   ル。 ８、上表皮が伸縮性のある素材からなり上部構成体が弾
   力性のある素材からなる特許請求の範囲第１項、第２項
   、第５項、第６項、並びに第７項記載のインソール。