JPH03180014A - 電解コンデンサ用電解液 - Google Patents
電解コンデンサ用電解液Info
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- JPH03180014A JPH03180014A JP31975489A JP31975489A JPH03180014A JP H03180014 A JPH03180014 A JP H03180014A JP 31975489 A JP31975489 A JP 31975489A JP 31975489 A JP31975489 A JP 31975489A JP H03180014 A JPH03180014 A JP H03180014A
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- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、電解コンデンサ用電解液に関し、特に難燃性
の電解コンデンサ用電解液に関する。
の電解コンデンサ用電解液に関する。
（従来の技＃Ｉ）
一般、に、電解コンデンサに用いられている電解液は、
溶媒としてエチレングリコール等の有機物質を主体とし
ているために、可燃性のものが多い。
溶媒としてエチレングリコール等の有機物質を主体とし
ているために、可燃性のものが多い。
しかし、電解コンデンサに対して要求される安全性が厳
しくなり、破壊しても火災が発生することのない難燃性
のものが必要とされるようになってきた。
しくなり、破壊しても火災が発生することのない難燃性
のものが必要とされるようになってきた。
そのために、Ｗｊ質としてｉｌｌ酸や１１Ｍアンモニウ
ムを溶解したり、また、特開平１−９５５１２号の通り
リン酸エステルを溶媒や助溶媒として用い、自己消火性
を付与している。
ムを溶解したり、また、特開平１−９５５１２号の通り
リン酸エステルを溶媒や助溶媒として用い、自己消火性
を付与している。
（発明が解決しようとする課題）
しかしながら、エチレングリコール１１１Ｍ系の電解液
は、自己消火性を示すが、％１ｍ！１ｌ１１度が大きい
ためにエステル化により水分が多く生成し、それにより
陽極酸化皮膜を著しく劣化し、また、比抵抗も比較的に
大きい欠点がある。この欠点を解決するために、有ｍＷ
１アンモニウム塩を溶質とし難燃剤を添加した電解液も
あるが、例えばプラスチック等の代表的難燃剤であるリ
ン含有ハロゲン化合物は火花電圧が低下する欠点がある
。
は、自己消火性を示すが、％１ｍ！１ｌ１１度が大きい
ためにエステル化により水分が多く生成し、それにより
陽極酸化皮膜を著しく劣化し、また、比抵抗も比較的に
大きい欠点がある。この欠点を解決するために、有ｍＷ
１アンモニウム塩を溶質とし難燃剤を添加した電解液も
あるが、例えばプラスチック等の代表的難燃剤であるリ
ン含有ハロゲン化合物は火花電圧が低下する欠点がある
。
また、電解液中にリン酸エステル等を溶解すると陽極酸
化皮膜を溶解して火花電圧を低下する欠点がある。
化皮膜を溶解して火花電圧を低下する欠点がある。
本発明の目的は、以上の欠点を改良し、難燃性を向上す
るとともに、火花電圧を改善しろる電解コンデンサ用電
解液を提供するものである。
るとともに、火花電圧を改善しろる電解コンデンサ用電
解液を提供するものである。
（課題を解決するための手段）
本発明は、上記の目的を達成するために、多価アルコー
ルを主成分とする電解コンデンサ用電解液に、リン酸エ
ステルまたはその縮合体と、亜リン酸またはその塩とを
添加することを特徴とする電解コンデンサ用電解液を提
供するものである。
ルを主成分とする電解コンデンサ用電解液に、リン酸エ
ステルまたはその縮合体と、亜リン酸またはその塩とを
添加することを特徴とする電解コンデンサ用電解液を提
供するものである。
（作用）
リン酸エステルまたはリン酸エステルの縮重合体、亜リ
ン酸また曝よこの塩を多価アルコールに溶解すると、燃
焼したときにリン化合物が多価アルコールの炭化を促進
し、可燃性ガスの発生を抑制する。
ン酸また曝よこの塩を多価アルコールに溶解すると、燃
焼したときにリン化合物が多価アルコールの炭化を促進
し、可燃性ガスの発生を抑制する。
なお、リン酸エステルは、単独では多量に添加しないと
炭化を促進する効果が低いが、亜リン酸やその塩をとも
に添加すると添加量が少なくても、かなりの効果を生じ
る。そのために、電解液を他の特性を損うことなく難燃
性を向上できる。
炭化を促進する効果が低いが、亜リン酸やその塩をとも
に添加すると添加量が少なくても、かなりの効果を生じ
る。そのために、電解液を他の特性を損うことなく難燃
性を向上できる。
また、硼酸系の電解液にこれらの物質を添り口すると、
必要な硼酸の溶質′ｆａ度を低下でき、これによりガス
発生量を低減でき、１００℃以上の高温でも使用できる
。
必要な硼酸の溶質′ｆａ度を低下でき、これによりガス
発生量を低減でき、１００℃以上の高温でも使用できる
。
（実施例）
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
溶媒としてはエチレングリコール等の多価アルコールを
用いる。
用いる。
溶質には、ブチルオクタンニ酸や（Ｉｌｌ、硼酸アンモ
ニウム、セバシン酸アンモニウム、アゼライン酸アンモ
ニウム等を用いる。
ニウム、セバシン酸アンモニウム、アゼライン酸アンモ
ニウム等を用いる。
添加剤としては、リン酸エステルまたはその縮重合体を
０．１〜１２．０ｗｔ％、亜リン酸またはその塩を０．
０１〜７．Ｑｗｔ％を用いる。各々の添１＋１１ ｆｆ
ｉがこの数値より少ないと難燃性の効果が低く、多いと
火花電圧が低下する。なお、リン酸エステルまたはその
＠重合体のアルキル基の炭素数は１〜８がよく、９以上
だと溶解し難くなる。また、縮重合体の重合度は２〜１
５がよく、１６以上になると溶解し難くなる。
０．１〜１２．０ｗｔ％、亜リン酸またはその塩を０．
０１〜７．Ｑｗｔ％を用いる。各々の添１＋１１ ｆｆ
ｉがこの数値より少ないと難燃性の効果が低く、多いと
火花電圧が低下する。なお、リン酸エステルまたはその
＠重合体のアルキル基の炭素数は１〜８がよく、９以上
だと溶解し難くなる。また、縮重合体の重合度は２〜１
５がよく、１６以上になると溶解し難くなる。
次に表１の１１戊からなる上記実施例及び従来例につい
て、難燃性、電導度及び火花電圧を調べた。
て、難燃性、電導度及び火花電圧を調べた。
表１
難燃性の測定には、径３５Ｍ１長さ４０闇のアルミ電解
コンデンサ素子に電解液を含浸した素子を用いる。この
素子をガスバーナーの先端から１５關上方に、かつ垂線
に対して４５度傾けて火焔を５秒間あて、次に３秒間離
す処理を１０回繰り返す。そして燃焼した場合には素子
を火焔から離して消火するまでの時間を測定し、難燃性
を判断した。また、電導反は３０℃のときの値とし、火
花電圧は８５℃のときの値とする。
コンデンサ素子に電解液を含浸した素子を用いる。この
素子をガスバーナーの先端から１５關上方に、かつ垂線
に対して４５度傾けて火焔を５秒間あて、次に３秒間離
す処理を１０回繰り返す。そして燃焼した場合には素子
を火焔から離して消火するまでの時間を測定し、難燃性
を判断した。また、電導反は３０℃のときの値とし、火
花電圧は８５℃のときの値とする。
測定結果は表２に示した。
以下余白。
表２
表２から明らかな通り、本発明の実施例１〜１４によれ
ば難燃性の試験を１０回繰り返してもコンデンサ素子は
燃焼しないが、従来例１〜４、従来例６〜７は１〜４回
で燃焼する。なお、従来例５は１０回でも燃焼しないが
電導度が低く比抵抗が高い。また、従来例５は硼酸アン
モンの含有量が３０，０ｗｔ％と多いが、本発明の実施
例１，８゜１３は５〜１２ｗｔ％と少なくできる。
ば難燃性の試験を１０回繰り返してもコンデンサ素子は
燃焼しないが、従来例１〜４、従来例６〜７は１〜４回
で燃焼する。なお、従来例５は１０回でも燃焼しないが
電導度が低く比抵抗が高い。また、従来例５は硼酸アン
モンの含有量が３０，０ｗｔ％と多いが、本発明の実施
例１，８゜１３は５〜１２ｗｔ％と少なくできる。
電樽度については、実浦例１〜１４が１．１５９〜１．
５１２であるのに対して、従来例１〜７が０．６３０〜
１．５１０となり、前者の方が全体的に高く従って比抵
抗を低くできる。
５１２であるのに対して、従来例１〜７が０．６３０〜
１．５１０となり、前者の方が全体的に高く従って比抵
抗を低くできる。
火花電圧についても、実施例１〜１４が４００〜４５０
Ｖ、従来例１〜７が１５０〜４５０Ｖとなり、前者の方
が全体に高い値を示している。
Ｖ、従来例１〜７が１５０〜４５０Ｖとなり、前者の方
が全体に高い値を示している。
（発明の効果）
以上の通り、本発明によれば、リン酸エステルまたはそ
の縮重合体、亜リン酸またはこの塩を添加することによ
り難燃性を向上でき、比抵抗を低下でき、火花電圧の高
い電解コンデンサ用電解液が得られる。
の縮重合体、亜リン酸またはこの塩を添加することによ
り難燃性を向上でき、比抵抗を低下でき、火花電圧の高
い電解コンデンサ用電解液が得られる。
Claims (1)
- （１）多価アルコールを主成分とする電解コンデンサ用
電解液に、リン酸エステルまたはその縮合体と、亜リン
酸またはその塩とを添加することを特徴とする電解コン
デンサ用電解液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31975489A JPH03180014A (ja) | 1989-12-08 | 1989-12-08 | 電解コンデンサ用電解液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31975489A JPH03180014A (ja) | 1989-12-08 | 1989-12-08 | 電解コンデンサ用電解液 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03180014A true JPH03180014A (ja) | 1991-08-06 |
Family
ID=18113801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31975489A Pending JPH03180014A (ja) | 1989-12-08 | 1989-12-08 | 電解コンデンサ用電解液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03180014A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012067097A1 (ja) * | 2010-11-16 | 2012-05-24 | 日本ケミコン株式会社 | 難燃性電解コンデンサ |
| WO2014024603A1 (ja) | 2012-08-10 | 2014-02-13 | 日本ケミコン株式会社 | 難燃性電解コンデンサ |
-
1989
- 1989-12-08 JP JP31975489A patent/JPH03180014A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012067097A1 (ja) * | 2010-11-16 | 2012-05-24 | 日本ケミコン株式会社 | 難燃性電解コンデンサ |
| JPWO2012067097A1 (ja) * | 2010-11-16 | 2014-05-12 | 日本ケミコン株式会社 | 難燃性電解コンデンサ |
| WO2014024603A1 (ja) | 2012-08-10 | 2014-02-13 | 日本ケミコン株式会社 | 難燃性電解コンデンサ |
| KR20150040801A (ko) | 2012-08-10 | 2015-04-15 | 닛뽄 케미콘 가부시끼가이샤 | 난연성 전해 콘덴서 |
| US9496092B2 (en) | 2012-08-10 | 2016-11-15 | Nippon Chemi-Con Corporation | Flame-retardant electrolytic capacitor |
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