JPH0317721Y2 - - Google Patents

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JPH0317721Y2
JPH0317721Y2 JP1987028536U JP2853687U JPH0317721Y2 JP H0317721 Y2 JPH0317721 Y2 JP H0317721Y2 JP 1987028536 U JP1987028536 U JP 1987028536U JP 2853687 U JP2853687 U JP 2853687U JP H0317721 Y2 JPH0317721 Y2 JP H0317721Y2
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JP
Japan
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temple
container body
vine
ears
container
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JP1987028536U
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JPS63135866U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、土瓶、蓋物、氷入れ等を含むつるを
懸けた容器に関する。
〔従来の技術〕
本考案者は、従来の土瓶がつるに竹等の天然素
材を用い難しい曲げ加工を要する上に、つるを懸
けた土瓶の外観が良くないという点に着目して、
つるの加工が簡単であり、且つ耳部を改良した土
瓶を実開昭63−118861号公報において開示した。
この土瓶は土瓶本体の1対の耳部の内側に突起
を対向して設け、前記突起を利用して両端部に取
付孔を設けたつるを、つるの有する外向きの復元
力を利用して取付ける構造としたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この土瓶は、つるが古びても加工される前の形
状に戻ろうとする復元力が土瓶の耳部に外向きに
作用するのを利用したもので、日常の使用に十分
である。
しかし、つるが折曲げられるような外力が作用
した場合には、つるは外れ易いという問題点があ
つた。
本考案は、つるが外れ易いという欠点を解消し
たつるを懸けた容器を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のつるを懸けた容器は、口部の回りに立
縁を有し且つ前記立縁の外側に内向きの突起を対
向して設けた1対の耳部を有する容器本体におい
て、前記1対の耳部と口部の回りの立縁との間
に、前記対向して設けた突起に嵌合する取付孔を
両端部付近に対向して設けた円弧状のつるの両端
部の厚みよりも僅かに大きく且つ側方が開放され
た間隙を設けてなることを特徴とする。
〔作用〕
つるを横倒しにしてその両端部を間隙に挿入
し、つるを外方から押さえるようにして立てると
耳の内側向きの突起が、つるの嵌合孔に嵌まり込
むことになる。しかも、このようにして容器本体
に取付けられたつるは立ち上がり状態では、間隙
を形成する耳部と立縁がストツパーの役目を果た
す作用をする。
〔実施例〕
以下に、本考案の特徴を実施例によつて具体的
に説明する。
第1図及び第2図で示すように、本考案のつる
を懸けた容器の一つである土瓶は容器本体1と、
前記容器本体1の1対の耳部3の内側に取付けら
れたつる7とからなる。
蓋4を取付けた容器本体1の口部の回りには立
縁2が設けられてある。また、立縁2の外側に対
称的に設けられた耳部3にはそれぞれ内向きの突
起5を対向して設けてある。そして、容器本体1
の立縁2と耳部3との間には、つる7の端部8の
厚さに略等しく端部8を狭持するように介在させ
る溝状の間隙6がそれぞれ形成されている。
本考案に係るつる7は天然素材の竹、藤等を用
いて、熱や合成樹脂、接着剤を利用して加工され
円弧状に成形されている。
従来の竹等の天然素材をそのまま曲げ加工した
つるは、水等に弱くカビを生じたりして腐食し且
つ割れ等が発生しやすい。そのため、本考案に係
るつるでは、つるの半加工材料を減圧下におき、
その中の水分や空気を除去すると共に硬化性の合
成樹脂液を含浸させ置換する加工方法を取り、変
形しにくく且つ耐水性や弾力性を持たせて耐久性
を飛躍的に向上させることに成功した。また、従
来の竹や藤のつるは、コストや素材の性質から、
幅を広くすることが困難であつたが、上述の加工
方法によつて、竹や木の天然素材を用い幅を自由
に広く形成することができ、手に持つて使いやす
く魅力的な外観を有するものとした。但し、価格
等の点等から合成樹脂製のつるを用いることもで
きる。
つる7は、その端部8からいくらかの距離をも
つて、取付孔9,9が対向して設けられている。
そして、つる7は端部8,8の外側部間の間隔
が、容器本体1の耳部3,3の突起5,5を設け
た内側部間の間隔に等しいか、僅かに大きいよう
に加工してある。
次に容器本体1に対するつる7の取付け方を説
明する。
第3図で1点鎖線で示すように、つる7を横に
寝かせて、その端部8を容器本体1の耳部3の内
側に位置せしめ、耳部3の突起5をつる7の取付
孔9に嵌合させた後、実線で示すようにつる7を
回動して立てる。つる7が立つとゆとりのある長
さを持つた端部8が、容器本体1の立縁2と耳部
3との間隙6に介在した状態となる。このよう
に、つる7は突起5,5を軸として回動できる
が、立縁2と耳部3とにはばまれて容器本体1か
ら外れにくい。
第4図a及び第4図bで示すように、つる7は
矢印で示したX方向への移動が立縁2によつて制
限される。このため耳部3の突起5aを図のよう
に短く形成して破損しにくくすることもできる。
また、第4図a及び第4図bでは、耳部3とつ
る7との間に、つる7を真直に立てる係止部10
を設けた。10aは耳部3の内側に設けた係止凸
部、10bはつる7の外側端部に設けた係止凹部
である。係止部10により、強制しない限りつる
7は直立するので持ちやすい。
上述したように、つる7は樹脂加工をしてある
ので強化されているが、重量のある容器において
は、つる7の取付孔9の付近に、点線で示す下部
11を紐で締結したり、金具でかしめたりして補
強し、天然素材が持つている欠点である割れを確
実に防ぐようにする。
第5図a及び第5図bで示すように、つる7を
真直に立てるための係止部12を、間隙6の底部
に当たる耳部3に形成した係止凸部12aと、つ
る7の端部8に形成した係止凹部12bとにより
設けることもできる。
第6図で示すように、耳部3と一体に立縁2a
を設け、形成された間隙6につる7の端部8を介
在させ、つる7の中心方向への動きを阻止する構
造とすることもできる。
第2図から明らかなように、つる7の取付孔9
を設けた端部8はそれぞれ容器本体1の耳部3,
3の内側にあり外側から見えにくい。従つて、土
瓶等のつるを懸けた容器はすつきりした外観を呈
する。
〔考案の効果〕
本考案のつるを懸けた容器は、簡単につるを容
器に装着できる上に、通常の使用状態でつるが容
器から外れることがない、つるの取付け部が外方
から見えないので全体がすつきりする等の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のつるを懸けた容器を一部切欠
いて示す正面図、第2図は同じく右側面図、第3
図は容器本体に対するつるの取付けを示す斜視
図、第4図aは本考案の他の例を要部を切欠いて
示す正面図、第4図bは同じく右側面図、第5図
aは更に本考案の他の例を要部を切欠いて示す正
面図、第5図bは同じく右側面図、第6図は更に
本考案の他の例を要部を切欠いて示す正面図であ
る。 1:容器本体、2,2a:立縁、3:耳部、
4:蓋、5,5a:突起、6:間隙、7:つる、
8:端部、9:取付孔、10:係止部、10a:
係止凸部、10b:係止凹部、11:下部、1
2:係止部、12a:係止凸部、12b:係止凹
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 口部の回りに立縁2を有し且つ前記立縁2,2
    aの外側に内向きの突起5,5aを対向して設け
    た1対の耳部3を有する容器本体1において、前
    記1対の耳部3と口部の回りの立縁2との間に、
    前記対向して設けた突起5,5aに嵌合する取付
    孔9を両端部付近に対向して設けた円弧状のつる
    7の両端部の厚みよりも僅かに大きく且つ側方が
    開放された間隙6を設けてなるつるを懸けた容
    器。
JP1987028536U 1987-02-26 1987-02-26 Expired JPH0317721Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987028536U JPH0317721Y2 (ja) 1987-02-26 1987-02-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987028536U JPH0317721Y2 (ja) 1987-02-26 1987-02-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63135866U JPS63135866U (ja) 1988-09-06
JPH0317721Y2 true JPH0317721Y2 (ja) 1991-04-15

Family

ID=30831592

Family Applications (1)

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JP1987028536U Expired JPH0317721Y2 (ja) 1987-02-26 1987-02-26

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2829897B2 (ja) * 1994-05-20 1998-12-02 クックベッセル株式会社 把手の取付部材

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6161924B2 (ja) * 1977-09-08 1986-12-27 Inoue Japax Res

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6161924U (ja) * 1984-09-27 1986-04-25

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6161924B2 (ja) * 1977-09-08 1986-12-27 Inoue Japax Res

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Publication number Publication date
JPS63135866U (ja) 1988-09-06

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