JPH0317573Y2 - - Google Patents

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JPH0317573Y2
JPH0317573Y2 JP19340584U JP19340584U JPH0317573Y2 JP H0317573 Y2 JPH0317573 Y2 JP H0317573Y2 JP 19340584 U JP19340584 U JP 19340584U JP 19340584 U JP19340584 U JP 19340584U JP H0317573 Y2 JPH0317573 Y2 JP H0317573Y2
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battery
terminal
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thyristors
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、内燃機関により駆動される車両等に
搭載されるバツテリを充電する装置に関するもの
である。
[考案の概要] 本考案は、磁石発電機からレギユレータを通し
てバツテリを充電するバツテリ充電装置におい
て、 前記レギユレータの電圧調整回路と前記バツテ
リとの間に充電電流に対して順方向のバツテリ短
絡防止用ダイオードを挿入することにより、 発電機の出力端子が誤つて、または絶縁劣化等
によつて接地された際にバツテリがレギユレータ
の内部を通して短絡されるのを防止したものであ
る。
[従来の技術] 内燃機関により駆動される二輪車等の車両にお
いては、機関により駆動される磁石発電機の外に
バツテリを搭載しており、該バツテリにより機関
始動用のスタータモータ、ウインカー、ホーン等
磁を駆動している。このようにバツテリを搭載し
た車両等においては、該バツテリを充電するた
め、機関に取付けられた磁石発電機からレギユレ
ータを通して該バツテリを充電するバツテリ充電
装置が設けられる。
この種の充電装置を構成するレギユレータは、
一般に、磁石発電機からバツテリに充電電流を供
給する整流回路と、バツテリの端子電圧が設定値
以上になつた時に磁石発電機の出力端子間を短絡
する電圧調整回路とを備えており、バツテリの端
子電圧が設定値未満の場合にのみ磁石発電機の整
流出力をバツテリに供給するようになつている。
第2図は従来用いられているバツテリ充電装置
の構成を示したもので、同図において1は機関に
より駆動される磁石発電機、2は車両等に搭載さ
れたバツテリ、3はバツテリ2の端子電圧に応じ
て発電機1からバツテリに充電電流を供給するレ
ギユレータである。レギユレータ3はブリツジ接
続されたダイオードD1乃至D4からなつてい
て、交流入力端子が発電機1の出力端子1a,1
bに接続されたダイオードブリツジ全波整流回路
31と、バツテリ2の正極端子につながる整流回
路31の正極性側直流出力端子にアノードが共通
接続されカソードのが整流回路31の異なる交流
入力端子に接続された電圧調整用のサイリスタ
Th1及びTh2と、バツテリ2の端子電圧を検出
して該バツテリの端子電圧が設定値以上になつた
時にサイリスタTh1,Th2に点弧信号を供給す
る制御回路32とからなつており、整流回路31
の電流出力端子につながるレギユレータ3の出力
端子3a,3b間にバツテリ2が接続されてい
る。
この例では、サイリスタTh1とダイオードD
1、及びサイリスタTh2とダイオードD2によ
り、磁石発電機1の出力端子間を短絡する発電機
出力短絡回路が構成され、該短絡回路と制御回路
32とにより、バツテリの端子電圧が設定値以上
になつた時に発電機1の出力端子間を短絡する電
圧調整回路が構成されている。
上記充電装置において、バツテリ2の端子電圧
が設定値未満の時には制御回路32からサイリス
タTh1及びTh2に点弧信号が供給されないた
め、サイリスタTh1及びTh2は導通しない。こ
の時ダイオードD1乃至D4からなる整流回路3
1が発電機1の交流出力を整流してバツテリ2に
充電電流を供給する。バツテリ2の端子電圧が設
定値以上になると、制御回路32がサイリスタ
Th1及びTh2に点弧信号を供給するため、磁石
発電機1が図示の実線矢印方向の出力電圧を発生
している時には、発電機の端子1a→ダイオード
D2→サイリスタTh2→端子1bの経路で発電
機1の出力が短絡され、磁石発電機1が図示の破
線矢印方向の出力電圧を発生している時には、発
電機の端子1b→ダイオードD1→サイリスタ
Th1→端子1aの経路で発電機1の出力が短絡
される。これによりバツテリ2への充電電流の供
給が停止され、バツテリ2の端子電圧が設定値以
下になる。バツテリ2の端子電圧が設定値未満に
なると、制御回路32がサイリスタTh1,Th2
への点弧信号の供給を停止するため、サイリスタ
Th1、及びサイリスタTh2はそれぞれのアノー
ドカソード間電圧が零になつた時に遮断状態にな
る。以下上記と同様な動作が繰返されたバツテリ
2が過充電にならないようにバツテリ2の端子電
圧が略設定値に保たれる。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のバツテリ充電装置において、サイリスタ
Th1及びTh2に点弧信号が与えられている状態
(電圧調整動作が行われている状態)で磁石発電
機1の少なくとも一方の出力端子、例えば出力端
子1bが誤つて接地されると、バツテリ2からサ
イリスタTh2、発電機の出力端子1b及び接地
を通つて短絡電流Isが流れるため、サイリスタ
Th2が破壊するという問題があつた。また絶縁
劣化等により発電機の出力端子が接地された時に
も同様な問題が生じていた。
本考案の目的は、上記の問題を解決した、磁石
発電機を電源とするバツテリ充電装置を提供する
ことにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、非接地状態にある複数の出力端子1
a,1bを有する磁石発電機1と、磁石発電機の
出力端子間に得られる交流電圧を整流してバツテ
リ2に充電電流を供給するダイオードブリツジ全
波整流回路31と、全波整流回路31の直流出力
端子にアノードが共通接続されたカソードが全波
整流回路の異なる交流入力端子にそれぞれ接続さ
れた複数の電圧調整用のサイリスタTh1,Th2
と、バツテリZの端子電圧が設定値以上になつた
ときに複数のサイリスタに点弧信号を供給する制
御回路32とを備え、バツテリ2の負極端子が接
地されているバツテリ充電装置に係わるものであ
る。
本考案においては、発電機の出力端子が接地さ
れたときにバツテリ2からサイリスタ側に電流が
流れないようにするため、全波整流回路31の正
極側直流出力端子と複数のサイリスタTh1,Th
2のアノードとの接続点とバツテリの正極端子と
の間に、充電電流に対して順方向のバツテリ短絡
防止用ダイオードD5を挿入した。
[考案の作用] 上記のように、全波整流回路31の正極側直流
出力端子と複数の電圧調整用のサイリスタTh1,
Th2のアノードとの接続点とバツテリの正極端
子との間に、充電電流に対して順方向のバツテリ
短絡防止用ダイオードD5を挿入すると、サイリ
スタTh1,Th2が導通して発電機1の出力が短
絡されている状態で発電機1の出力端子の少なく
とも1つが接地されたときに、バツテリ2からサ
イリスタに電流が流れ込むのを阻止することがで
きる。従つて、発電機の出力端子が接地されたと
きにバツテリが短絡されるを防止することがで
き、電圧調整用のサイリスタに過大な電流が流れ
て該サイリスタが破壊するのを防止することがで
きる。
[実施例] 以下添附図面を参照して本考案の実施例を説明
する。
第1図は本考案の一実施例を示したもので、同
実施例において第2図の各部と同等な部分には同
一の符号を付してその説明を省略する。この実施
例においては、サイリスタTh1及びTh2のアノ
ードとバツテリ2の正極端子との間にバツテリ2
の充電電流に対して順方向のバツテリ短絡防止用
ダイオードD5が挿入されている。その他の点は
第2図に示した例と同様である。
上記実施例のように構成すると、サイリスタ
Th1及びTh2に点弧信号が供給されている状態
で、発電機1の出力端子1a,1bの少なくとも
一方が短絡されても、ダイオードD5により、バ
ツテリ2からサイリスタTh1及びTh2側に電流
が流れ込むのを阻止できるので、バツテリ2が短
絡されることがない。従つて発電機1の出力端子
が接地された時にサイリスタTh1及びTh2に過
大な電流が流れるのを阻止することができ、サイ
リスタTh1及びTh2が破壊するのを防止するこ
とができる。
上記の実施例では、磁石発電機1として単相の
発電機が用いられているが、3相以上の多相の磁
石発電機と、該磁石発電機の出力を整流する多相
のダイオードブリツジ全波整流回路と、該全波整
流回路の正極性側の直流端子にアノードが共通接
続されカソードが該全波整流回路の異なる交流入
力端子にそれぞれ接続された複数の電圧調整用の
サイリスタと、バツテリの端子電圧が設定値以上
になつたときに複数のサイリスタに点弧信号を供
給する制御回路とを備えたバツテリ充電装置にも
同様に本考案を適用することができる。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、バツテリ短絡
防止用ダイオードを設けたことにより、発電機の
出力端子が接地されたときにバツテリからサイリ
スタを通して短絡電流が流れるのを阻止できるた
め、電圧調整用のサイリスタに過大な電流が流れ
てサイリスタが破壊するのを防ぐことができ、信
頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図は従来例を示す回路図である。 1……磁石発電機、2……バツテリ、3……レ
ギユレータ、31……整流回路、D1〜D4……
整流回路を構成するダイオード、Th1及びTh2
……ダイオードD1及びD2と共に発電機出力短
絡回路を構成するサイリスタ、32……サイリス
タに点弧信号を供給する制御回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 非接地状態にある複数の出力端子を有する磁石
    発電機と、前記磁石発電機の出力端子間に得られ
    る交流電圧を整流してバツテリに充電電流を供給
    するダイオードブリツジ全波整流回路と、前記全
    波整流回路の直流出力端子にアノードが共通接続
    されカソードが前記全波整流回路の異なる交流入
    力端子にそれぞれ接続された複数の電圧調整用の
    サイリスタと、前記バツテリの端子電圧が設定値
    以上になつたときに前記複数のサイリスタに点弧
    信号を供給する制御回路とを備え、前記バツテリ
    の負極端子が接地されているバツテリ充電装置に
    おいて、 前記全波整流回路の正極側直流出力端子と前記
    複数のサイリススタのアノードとの接続点と前記
    バツテリの正極端子との間に前記充電電流に対し
    て順方向のバツテリ短絡防止用ダイオードが挿入
    されていることを特徴とする磁石発電機を電源と
    するバツテリ充電装置。
JP19340584U 1984-12-20 1984-12-20 Expired JPH0317573Y2 (ja)

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JPS61108043U JPS61108043U (ja) 1986-07-09
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