JPH03174775A - 逆導通形ゲートターンオフサイリスタ - Google Patents

逆導通形ゲートターンオフサイリスタ

Info

Publication number
JPH03174775A
JPH03174775A JP26584189A JP26584189A JPH03174775A JP H03174775 A JPH03174775 A JP H03174775A JP 26584189 A JP26584189 A JP 26584189A JP 26584189 A JP26584189 A JP 26584189A JP H03174775 A JPH03174775 A JP H03174775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
diode
thyristor
regions
gate turn
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26584189A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Kakigi
秀昭 柿木
Fumiaki Kirihata
桐畑 文明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP26584189A priority Critical patent/JPH03174775A/ja
Publication of JPH03174775A publication Critical patent/JPH03174775A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thyristors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高耐圧大容量のインバータ、チッッパ、コン
バータ等の電力変換装置に利用されるもので、同一半導
体基体にゲートターンオフ (GTO)サイリスタとそ
れと逆並列のダイオードとが一緒に集積された逆導通形
GTOサイリスタに関する。
〔従来の技術〕
上記のような逆導通形GTOサイリスタの断面構造は第
2図の通りで、9層1+  n層4をエミツタ層、0層
2.9層3をベースとする070部20と0層2,9層
3からなるダイオード部30が同一シリコン基体10に
集積されている。070部20では、p工果ツタ層1に
接触するアノード電極5からn工くツタ層4に接触する
カソード電極6の方向に電流が流れ、pベース層3に接
触するゲートターンオフサイリスタ電極7よりゲート電
流を引き抜くことによって070部の電流はしゃ断され
る。一方、ダイオード部30では、9層3に接触し、0
70部カソード電極6と金属接触板(図示せず)によっ
て一体に接触されるダイオード部カソード電極8からn
層2とn′″層9を介して接触するアノード電極5の方
向に電流が流れる。このように、ダイオードがGTOサ
イリスタに対して逆並列に接続された構成になっている
〔発明が解決しようとする課題〕
GTOサイリスタを高周波動作させる場合、逆並列に接
続されているダイオードも高速にする必要がある。第2
図に示す従来の構造では、pln接合構造により必要な
耐圧を維持できる最少の厚さまでnベース層2を薄くし
た場合でも、十分なライフタイム制御を行わないと高速
にならない。
金や白金などのライフタイムキラーの導入や電子線照射
等でライフタイムを短くし高速にしようとすると、ダイ
オードの電流通電能力が低下してしまう欠点がある。
本発明の目的は、上記の欠点を除去し、電流通電能力を
低下させることなくダイオードを高速化した逆導通形G
TOサイリスタを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を遠戚するために、本発明は、同一半導体基
体に逆並列接続のGTOサイリスタとダイオードが集積
される道導通形GT○サイリスタにおいて、ダイオード
部のn層の070部のアノード電極に接続された電極に
接する表面部にp 領域がn層中に分散して設けられ、
n層と共に前記電極に接触するものとする。また、本発
明は、上記の逆導通形GTOサイリスクにおいて、ダイ
オード部のp層の070部のカソード電極に接続された
電極に接する表面部にn 領域が分散して設けられ、p
層と共に前記電極に接触するものとする。
さらに、本発明は上記の逆導通形GTOサイリスタにお
いて、ダイオード部のn層およびp層の070部の両電
極の一方に接続された電極に接する表面部にそれぞれp
 61域およびn fil域が分散して設けられ、それ
ぞれn層およびp層と共に前記電極に接触するものとす
る。
〔作用〕
ダイオード部のn層の表面部に分散して形成されたp 
f+1域は、正札に対するポテンシャルバリアがないこ
とになるので、正孔は表面部のn層に流れ込むよりp 
tiJl域に流れ込もうとする。p jJf域に流れ込
んだ正孔は、070部のアノード電極に接続された電極
に吸い出され、再び電子をn層中に注入することがなく
なり、結果として、ダイオードの導通状態にある時、n
層中に注入された正孔を、ダイオードの逆電圧印加時に
070部のアノード電極側に吸出し、蓄積される正孔の
密度を少なくし、ダイオードを早く逆回復に導くととも
に、その時発生する逆回復損失を低減し、ダイオードの
高速化を実現できる。又、ダイオードのp層の表面部に
n fJ域を分散して形成することにより、p層に流れ
込んだ電子に対して同じ作用をするので、結果として、
ダイオードの導通状態にある時、9層中に注入された電
子を、ダイオードに対する逆電圧印加時に070部のカ
ソード電極に効果的にはき出すことになり、p層に蓄積
されるキャリアを少なくし、同様にダイオードを早く逆
回復に導くとともに、その時発生する逆回復損失を低減
し、ダイオードの高速化が実現できる。そして、ダイオ
ード部のn層の表面部にpSJI域を、p層の表面部に
nN域をそれぞれ分散して設けることにより、双方の作
用を重畳させることができる。
〔実施例〕
第1TI!Jは本発明の一実施例の逆導通形GTOサイ
リスクの断面を示し、第2図と共通の部分には同一の符
号が付されている。第2図と異なる点は、ダイオード部
30のn゛層9p 領域11が分散して設けられている
ことである。このp f+I域11は、070部のpエ
ミッタ層1を形成するときに同時に形成できる。第31
!lはpエミッタ層1およびp領域11の平面パターン
を示し、p 6i域は同心リング状に形成されている。
このようなパターニングは、n型基板に酸化膜をマスク
として、例えばほう素をGTO部、ダイオード部両方に
同時に拡散することで可能である。第4図、第5図は他
の実施例におけるp M域11の平面パターンを示し、
第41!1の実施例ではp 領域11は放射状に形成さ
れ、第5図の実施例では分散した点状に形成されている
第5図における点状p tiJI域11は、3SI域が
正三角形の頂点の位置を占めるように形成されている。
各実施例に見られるように、p fil域11はダイオ
ード部30全体にわたり、できるだけ均一に分散して配
置されることが望ましい。
第6図に第1.第3図に示したp effff上のパタ
ーンを持つ2.5kV耐圧の逆導通形GTOサイリスタ
のダイオード部の、第7図に示した逆回復波形における
特性を示す。線61がp tdl域11を設けた本発明
の実施例の特性であり、比較のためにp elf域を設
けない第2図に示した従来形で通電能力が同じものの特
性を線62で示した。本発明の実施例においては逆回復
電流が40%以上低減されている。
これにより、I KHz以上のスイッチング動作が可能
となる。
第8図は別の本発明の実施例を示し、この場合はダイオ
ード部30のカソード電極8に接触する9層3の表面部
にn?IM域12が分散して設けられている。このよう
なn t+I域12は、pベース層3を形成後、その表
面から酸化膜をマスクとして、例えばりんを拡散し、G
TO部のnエミツタ層と同時に形成できる。n領域12
のパターンは、第3図、第4図、第5図に示したp j
I域11のパターンと同様に形成される。そして、第6
図に示したと同様の効果が得られた。
第9図はさらに別の本発明の実施例を示し、この場合は
アノード電極5に接触するp fiJl域11とカソー
ド電極6に接触するntII域12の双方が設けられて
いる。ptll域11およびn II域12のパターン
は、やはり第3図ないし第5図に示したI)f+1@1
1のパターンと同様に形成される。そして、第6図に示
した効果をさらに向上させることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、送導造形GTOサイリスタのダイオー
ド部のアノード電極に接するn層の表面部にp 6!域
を分散して設けることにより、あるいはカソード電極に
接するp層の表面部にn層域を分散して設けることによ
り、p f+1域からは正孔、n fil域からは電子
を効果的に吸い出すことができ、ダイオードの逆回復特
性を大幅に改善することができる。このp eJf域+
nftJl域はGTO部のpエミッタ層、n1475層
と同時に形成できるから、製造工程数の増加を要しない
利点をもつ。さらに、金等のライフタイムキラーの導入
等と併用すれば、通電能力を低下させずに一層の高速化
がはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の逆導通形GTOサイリスタ
の断面図、第2図は従来の逆導通形GTOサイリスタの
断面図、第3図は本発明の第1図に示した実施例におけ
るp工くツタ層およびp 61域の平面図、第4図、第
5図はそれぞれ他の実施例におけるpエミッタ層および
p 領域の平面図、第6図は本発明の第1図に示した実
施例および第2図に示した従来形のサイリスタの逆回復
特性におけるI 1mとdi/dtの関係線図、第7図
は逆回復波形図、第8図、第9図はそれぞれ別の本発明
の実施例の逆導通形GTOサイリスタの断面図である。 1:p工ξツタ層、2:nli、3:p層、4:nxQ
ツタ層、11:pftI域、12:ntdl域、lO:
半特開平3 174775 (5) 第4図 第8図 5 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)同一半導体基体に逆並列接続のゲートターンオフサ
    イリスタとダイオードが集積されるものにおいて、ダイ
    オード部のn層のゲートターンオフサイリスタ部のアノ
    ード電極に接続された電極に接する表面部にp領域がn
    層中に分散して設けられ、n層と共に前記電極に接触す
    ることを特徴とする逆導通形ゲートターンオフサイリス
    タ。 2)同一半導体基体に逆並列接続のゲートターンオフサ
    イリスタとダイオードが集積されるものにおいて、ダイ
    オード部のp層のゲートターンオフサイリスタ部のカソ
    ード電極に接続された電極に接する表面部にn領域がp
    層中に分散して設けられ、p層と共に前記電極に接触す
    ることを特徴とする逆導通形ゲートターンオフサイリス
    タ。 3)同一半導体基体に逆並列接続のゲートターンオフサ
    イリスタとダイオードが集積されるものにおいて、ダイ
    オード部のn層およびp層のゲートターンオフサイリス
    タ部の両電極の一方に接続された電極に接する表面部に
    それぞれp領域およびn領域が分散して設けられ、それ
    ぞれn層およびp層と共に前記電極に接触することを特
    徴とする逆導通形ゲートターンオフサイリスタ。
JP26584189A 1989-04-04 1989-10-12 逆導通形ゲートターンオフサイリスタ Pending JPH03174775A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26584189A JPH03174775A (ja) 1989-04-04 1989-10-12 逆導通形ゲートターンオフサイリスタ

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-85254 1989-04-04
JP8525489 1989-04-04
JP1-217761 1989-08-24
JP26584189A JPH03174775A (ja) 1989-04-04 1989-10-12 逆導通形ゲートターンオフサイリスタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03174775A true JPH03174775A (ja) 1991-07-29

Family

ID=26426270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26584189A Pending JPH03174775A (ja) 1989-04-04 1989-10-12 逆導通形ゲートターンオフサイリスタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03174775A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0621643A1 (en) * 1993-03-25 1994-10-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Reverse conducting gate turn-off thyristor
US5430311A (en) * 1991-09-20 1995-07-04 Hitachi, Ltd. Constant-voltage diode for over-voltage protection
JPH07176720A (ja) * 1993-12-17 1995-07-14 Toyo Electric Mfg Co Ltd 電界緩和分離構造を有する逆導通型サイリスタ
WO1999062123A1 (de) * 1998-05-28 1999-12-02 Infineon Technologies Ag Leistungsdioden-struktur

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56104467A (en) * 1980-01-23 1981-08-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Reverse conducting thyristor
JPH01253274A (ja) * 1988-04-01 1989-10-09 Fuji Electric Co Ltd 逆導通gtoサイリスタ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56104467A (en) * 1980-01-23 1981-08-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Reverse conducting thyristor
JPH01253274A (ja) * 1988-04-01 1989-10-09 Fuji Electric Co Ltd 逆導通gtoサイリスタ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5430311A (en) * 1991-09-20 1995-07-04 Hitachi, Ltd. Constant-voltage diode for over-voltage protection
EP0621643A1 (en) * 1993-03-25 1994-10-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Reverse conducting gate turn-off thyristor
US5428230A (en) * 1993-03-25 1995-06-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Reverse conducting gate turn-off thyristor
JPH07176720A (ja) * 1993-12-17 1995-07-14 Toyo Electric Mfg Co Ltd 電界緩和分離構造を有する逆導通型サイリスタ
WO1999062123A1 (de) * 1998-05-28 1999-12-02 Infineon Technologies Ag Leistungsdioden-struktur
US6465863B1 (en) 1998-05-28 2002-10-15 Infineon Technologies Ag Power diode structure

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4167313B2 (ja) 高耐圧電力用半導体装置
JP5381420B2 (ja) 半導体装置
JPH04233232A (ja) 半導体装置
JPH0534834B2 (ja)
US3622845A (en) Scr with amplified emitter gate
US4137545A (en) Gate turn-off thyristor with anode rectifying contact to non-regenerative section
JP2632322B2 (ja) 電力用半導体素子
JPH03174775A (ja) 逆導通形ゲートターンオフサイリスタ
JPH03225960A (ja) 半導体デバイス
US5459338A (en) Gate turn-off thyristor and power convertor using the same
JP7514389B2 (ja) パワー半導体デバイス
JP2630088B2 (ja) ゲートターンオフサイリスタ
CN116490978B (zh) 双向晶闸管装置
EP4006989B1 (en) Bidirectional thyristor device with asymmetric characteristics
JP2722918B2 (ja) ゲートターンオフサイリスタ及びこれを用いた電力変換装置
RU2106720C1 (ru) Симметричный тиристор
JPH0758777B2 (ja) ゲートターンオフサイリスタ
JP2925970B2 (ja) 逆導通静電誘導サイリスタ
JPH09321321A (ja) 電力用ダイオード
JP2000252477A (ja) 半導体装置
JPH0927592A (ja) 複合型半導体装置及びそれを用いた電力変換装置
JP2799963B2 (ja) 埋込みゲート構造もしくは切込みゲート構造を有する逆導通サイリスタ
JPH0758328A (ja) 自己消弧型半導体装置
JP2679292B2 (ja) 半導体素子の製造方法
JPH0234187B2 (ja)