JPH03173934A - 光記録媒体及び該光記録媒体の再生方法 - Google Patents

光記録媒体及び該光記録媒体の再生方法

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JPH03173934A
JPH03173934A JP1312941A JP31294189A JPH03173934A JP H03173934 A JPH03173934 A JP H03173934A JP 1312941 A JP1312941 A JP 1312941A JP 31294189 A JP31294189 A JP 31294189A JP H03173934 A JPH03173934 A JP H03173934A
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JP
Japan
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sector
pits
pit
depth
empost
Prior art date
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JP1312941A
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English (en)
Inventor
Shigeaki Wachi
滋明 和智
Tamotsu Yamagami
保 山上
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、データを記録する光記録媒体及びその再生
方法に関するもので、特に、変調規則上有り得ないパタ
ーンを有していない変調方式、例えばNRZIを用いて
データを記録しても、セクタの開始位置を検出できる記
録媒体及びその再生方法に係わる。
〔発明の概要〕
この発明は、光記録媒体において、データ記録エリアと
同期引込みエリアとで深さの異なるピットを設けること
により、ユニークパターンを用いることなくセクタの先
頭を検出できるようにしたものである。
この発明は、光記録媒体において、データ記録エリアと
同期引込みエリアとで深さの異なるピットを、トラック
センタに対してトラック幅方向に互いに偏倚して配設す
ることにより、ユニークパターンを設けることなくセク
タの先頭を確実に検出できるようにしたものである。
この発明は、光記録媒体の再生方法において、記録媒体
の記録信号を分割ディテクタで再生し、分割ディテクタ
の再生信号の差信号を検出して同期引込みエリアを検出
することにより、ユニークパターンを用いることなくセ
クタの先頭を検出できるようにしたものである。
〔従来の技術〕
光ディスクでは、1トラツクが複数セクタに分割され、
このセクタを単位としてデータの記録/再生が行われる
。このセクタを、更に複数のセグメントに分割し、各セ
グメントの間にサーボバイトを設けるようにした光ディ
スクが提案されている。
このような光ディスクでは、従来、例えば各セクタの先
頭のセグメントにあるヘッダーに、変調規則上有り得な
いパターン(ユニークパターン)が設けられ、所望のセ
クタをアクセスする際には、先ず、このユニークパター
ンの検出が行われている。
つまり、従来のこの種の光ディスクにおいては、第13
図に示すように、1セクタが複数のセグメントに分割さ
れる。1セクタの先頭のセグント50及びこれに後続す
る2つのセグメント51及び52は、それぞれ、ヘッダ
ーH1、H2、H3とされる。これに後続するセグメン
ト53.53.53、・・・がデータエリアとされる。
これらのセグメントの間に、サーボバイト54が設けら
れる。サーボバイト54には、第14図に示すように、
クロック再生用のピット55と、トラッキング用のウォ
ブルピット56A及び56Bが配設される。なお、この
例では、更に、トラックアクセス用のグレーコードを示
すピット57A及び57Bが配設される。
第15図Aは、ヘッダーH1の構成を示すものである。
ヘッダーH1の最初には、サーボバイト55Aが配設さ
れる。そして、ヘッダーH1には、セクタマークの記録
エリア61、セクタ番号の記録エリア62、アドレスの
記録エリア63が設けられる。
第15図Bに示すように、ヘッダーH1においては、例
えば4/11変調では現れないユニークデイスタンスを
形成するためのピット58がセクタマークの記録エリア
61に配設される。すなわち、ウォブルピット56Bか
ら距M16離れた位置に、ピット58が配設される。こ
の距離は、例えば4/11変調では現れないユニークデ
イスタンスを形成している。なお、ピット59A〜59
Cは、セクタマークを示すピットである。
目的セクタにアクセスする場合、先ず、このユニークデ
イスタンスのパターンが検出される。これにより、ピッ
ト56Bとピット58とからなるパターンが検出される
。このパターンが検出できれば、先頭のセグメント50
であることが検出できるとともに、クロック再生用のピ
ット55を検出してクロックを再生できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
光ディスクの変調方式として、NRZI(NonRet
urn to Zero Invert )を用いるこ
とが検討されている。N RZ Iは、検出窓幅が長い
という利点があるからである。
従来の光ディスクでは、例えば4/11変調を用いてい
る。このような変調方式では、変調規則上有れないユニ
ークパターンが存在する。このため、上述のように、ヘ
ッダーH1にユニークパターンを設け、所望のセクタを
アクセスする際には、先ず、このユニークパターンの検
出を行うような制御が可能である。
これに対して、NRZIでは、ユニークパターンが存在
しない。このため、所望のセクタをアクセスする際に、
ユニークパターンの検出を行うような制御が行えない。
光磁気ディスクの場合には、サーボバイトを反射率の異
なる物理的ピットであるエンポストピットで形成してお
き、データエリアを垂直磁化膜の磁化の配向のピットで
形成しておけば、再生の仕方がサーボバイトとデータエ
リアとで異なるので、サーボバイトの再生信号とデータ
エリアの再生信号とを識別できる。
ところが、再生専用の光ディスクの場合には、サーボバ
イトもデータエリアもエンポストピットで形成されるの
で、サーボバイトの再生信号とデータエリアの再生信号
とを識別するのは困難である。
したがって、この発明の目的は、NRZIのようにユニ
ーパターンが存在しない変調方式を用いた場合にも、所
望のセクタをアクセスできる記録媒体を提供することに
ある。
この発明は、NRZIのようにユニークパターンが存在
しない変調方式を用いた場合にも、所望のセクタをアク
セスできる再生方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、データ記録エリアと同期引込みエリアとで
、深さの異なるピットを設けるようにしたことを特徴と
する光記録媒体である。
この発明は、データ記録エリアと同期引込みエリアとで
深さの異なるピットを、トラックセンタに対してトラッ
ク幅方向に互いに偏倚して配設するようにした光記録媒
体である。
この発明は、光記録媒体の記録信号を分割ディテクタで
再生し、分割ディテクタの再生信号の差信号を検出して
、同期引込みエリアを検出するようにした光記録媒体の
再生方法である。
〔作用〕
セクタの先頭のサーボバイト4Aには、深さλ/8のエ
ンポストピット(セクタマークピット7)が配設される
。これ以外のエンポストピットの深さはλ/4とされて
いる。深さλ/8のエンポストピットが再生されると、
2分割ディテクタの出力の差レベルが最大になる。した
がって、2分割ディテクタの出力の差レベルを求め、こ
の差レベルが所定値以上かどうかを判断することで、セ
クタの先頭かどうかが判別できる。
〔実施例〕
この発明の実施例について、以下の順序で説明する。
a、この発明が適用された光ディスクの一例の説明 す、記録/再生装置の光学系の構成 C,セクタマーク検出回路 d、セクタマーク検出回路の原理説明 e、他の実施例 a、この発明が適用された光ディスクの一例の説明 この発明が適用される光ディスクには、同様の形状で性
質の異なる3種類のものがある。読み出し専用ディスク
(以下ROMディスクと称する)と、読み出し/書込み
ディスク(以下MOディスクと称する)と、読み出し専
用エリア(以下ROMエリアと称する)と読み出し/書
込みエリア(以下MOエリアと称する)とが混在するデ
ィスク(以下ROM−MO混在ディスクと称する)の3
種類である。
ROMディスクには、全てのデータが反射率の異なるピ
ット(エンポストピット)の形態で記録される。したが
って、ROMディスクは再生専用で、データの消去、再
記録は行えない。ROMディスクは、例えばデータやプ
ログラムを販売する場合に利用できる。
MOディスクは、垂直磁化膜の配向のピットの形態でデ
ータを記録し、カー効果を利用してデータを再生する所
謂光磁気でデータの記録/再生を行うものである。した
がって、データの消去や再記録を行うことができる。こ
のMOディスクは、例えばユーザーデータを記録する場
合に利用できる。
ROM−MO混在ディスクでは、ROMエリアにはエン
ポストピットの形態でデータが記録され、MOエリアに
は垂直磁化膜の配向のピットの形態でデータが記録され
る。ROM−MO混在ディスクは、例えばROMエリア
をシステムプログラムの記録領域とし、MOエリアをユ
ーザーデータ領域とする場合に利用できる。
これらの光ディスク10(ROMディスク、MOディス
ク、ROM−MO混在ディスク)には、第1図に示すよ
うに、トラックTが形成される。
このトラックTは、複数のセクタ30,31.S2、・
・・に分割され、これらのセクタ5O1S1、S2、・
・・を単位としてデータ、の記録/再生が行われる。
各セクタ5O1S1、S2、・・・は、更に、複数のセ
グメントに分割される。第2図に示すように、各セクタ
の先頭のセグメント1は、ヘッダーH1とされる。この
ヘッダーH1には、セクタ番号やアドレス等の情報が記
録される。このヘッダーH1とされるセグメントlには
、ROMディスクの場合でも、MOディスクの場合でも
、ROM−MO混在ディスクの場合でも、全て深さλ/
4のエンポストピットの形態でデータが記録される。
ヘッダーH1とされたセグメントlに続くセグメント2
は、ヘッダーH2とされる。このヘッダ−H2は、例え
ばデータを試し書きしてレーザーパワーを補正したりす
るのに用いられる。
ヘッダーH2とされたセグメント2に続くセグメント3
.3.3、・・・は、データエリアとされる。
これらのデータエリアに、ユーザーデータが記録される
ROMディスクの場合には、このデータエリアとされる
セグメント3.3.3、・・・に、データが深さλ/4
のエンポストピットの形態で記録される。
MOディスクの場合には、このデータエリアとされるセ
グメント3.3.3、・・・に、垂直磁化膜の磁化の配
向のピットの形態でデータが記録される。
ROM−MO混在ディスクの場合には、ROMエリアの
データエリアとされるセグメント3.3.3、・・・に
は、深さλ/4のエンポストピットの形態でデータが記
録され、MOエリアのデータエリアとされるセグメント
3.3.3、・・・には垂直磁化膜の磁化の配向のピッ
トの形態でデータが記録される。
各セグメントの間には、サーボバイト4A、4.4.4
、・・・が設けられる。このサーボバイ)4A、4.4
.4、・・・には、第3図及び第4図に示すように、ク
ロック再生用のピット5と、トラッキング用のウォブル
ピット6A及び6Bが配設される。
このウォブルピッ)6A及び6Bの再生信号を用いて、
トラッキングサーボが行われる。そして、セクタの先頭
のサーボバイト4Aには、第3図に示すように、セクタ
マークピット7が設けられる。
これら、サーボバイト4A14.4.4、・・・にある
クロック再生用のピット5、トラッキング用のウォブル
ピッ)6A及び6Bは、ROMディスクの場合でも、M
Oディスクの場合でも、ROM−MO混在ディスクの場
合でも、λ/4のエンポストピットとされている。
また、セクタの先頭のサーボバイト4Aにあるセクタマ
ークピット7は、深さλ/8のエンポストピットとされ
ている。
b、記録/再生装置の光学系の構成 第5図は、この発明が適用できる光デイスク記録/再生
内の光学系の構成の一例である。
第5図において、10は光ディスクである。光ディスク
10は、スピンドルモータ9により、所定の回転速度で
回転される。光ディスクIOとしては、上述したROM
ディスク、MOディスク、ROM−MO混在ディスクを
用いることができる。
光ディスク10の少なくともヘッダーH1とサーボバイ
ト4A14.4.4、・・・には、ROMディスクの場
合でも、MOディスクの場合でも、ROM−MO混在デ
ィスクの場合でも、エンポストピットが形成されている
。また、ROMディスクや、ROM−MO混在ディスク
では、データエリアにもエンポストピットが形成されて
いる。そして、第3図に示したように、セクタの先頭の
サーボバイト4Aには、深さλ/8のエンポストピット
のセクタマークピット7が配設される。他のエンポスト
ピットの深さは、λ/4である。
11はレーザーダイオードである。レーザーダイオード
11から照射されるレーザービームは、コリメータレン
ズ12を介して平行光線に整えられ、ビームスプリッタ
13、対物レンズ14を介して光デイスク10上に集光
される。
光ディスク10の反射光が対物レンズ14、ビームスプ
リッタ13を介して2ラー15で反射される。そして、
1/2波長板16、集光レンズ17、シリンドリカルレ
ンズ18、偏光ビームスプリッタ1つを介され、フォト
ディテクタ20及び21で受光される。
フォトディテクタ20及び21は、4分割ディテクタの
構成とされている。すなわち、フォトディテクタ20は
、4つのフォトダイオード2QA〜20Dから構成され
る。フォトディテクタ21は、4つのフォトダイオード
21A〜21Dから構成される。フォトディテクタ20
の出力と、フォトディテクタ21の出力とを加算すれば
、エンポストピットの再生信号が得られる。
また、フォトディテクタ20の出力と、フォトディテク
タ21の出力とを減算すれば、垂直磁化膜の磁化の配向
のピットの再生信号が得られる。
また、フォトディテクタ20の各フォトダイオード20
A〜20Dの出力を利用して、サーボ信号を得ることが
できる。
C,セクタマーク検出回路 この発明の一実施例では、所望のセクタをアクセスする
際には、セクタの先頭のサーボバイト4Aにあるセクタ
マークピット7(第3図)の検出が行われる。第6図は
、このセクタの先頭のサーボバイト4Aにあるセクタマ
ークピット7を検出するための回路の一例である。
第6図において、フォトディテクタ20の2分割出力が
減算回路31の非反転入力端及び反転入力端に供給され
る。すなわち、フォトディテクタ20は第5図に示した
ように4分割ディテクタとされているので、例えばフォ
トディテクタ20のフォトダイオード2OAと20Cの
加算出力が減算回路31の非反転入力端に供給され、フ
ォトディテクタ21のフォトダイオード20Bと20D
の加算出力が減算回路31の反転入力端に供給される。
減算回路31の出力が絶対値回路32を介して、コンパ
レータ33の一方の入力端にに供給される。
コンパレータ33の他方の入力端には、基準電圧34が
配設される。
コンパレータ33の出力が出力端子35から取り出され
る。この出力端子35から、セクタの先頭のサーボバイ
ト4Aにあるセクタマークピット7が検出されたことを
示すトリガー信号が出力される。
このように、フォトディテクタ20の2分割出力の差レ
ヘルを減算回路31で求め、このフォトディテクタ20
の2分割出力の差レベルの絶対値を絶対値回路回路32
で形威し、このフォトディテクタ20の2分割出力の差
レヘルの絶対値が所定値以上かどうかコンパレータ33
で検出することにより、セクタの先頭のサーボバイト4
Aにあるセクタマークピット7を検出できる。
d、セクタマーク検出回路の原理説明 このようにして、セクタの先頭のサーボバイト4Aにあ
るセクタマークピット7を検出できることについて説明
する。
エンポストピットで記録されたデータは、レーザーダイ
オードから照射されたレーザービームを光ディスクで反
射させ、この反射光をフォトディテクタで受光して、再
生される。この時、フォトディテクタで受光される光デ
ィスクからの反射光のレベルは、レーザービームの波長
とエンポストピットの深さとの関係に応じて変わってく
る。なぜなら、レーザービームがエンポストピットで反
射されると、レーザーダイオードからの出力光とエンポ
ストピットからの反射光とで干渉を起こすからである。
すなわち、第7図は、エンポストピットの深さと、フォ
トディテクタで受光される光強度との関係を示すもので
ある。第7図において、横軸がピットの深さを示し、縦
軸が光強度を示す。第7図から分かるように、エンポス
トピットの深さをλ/4(λ:レーザービームの波長)
にすると、照射光と反射光とが打ち消しあい、フォトデ
ィテクタ上で受光される光強度が最小となる。このこと
から、エンポストピットの深さをλ/4とすると、エン
ポストピットの無い部分では光強度が大きくなり、エン
ポストピットの部分では光強度が最小となる。したがっ
て、エンポストピットの深さをλ/4とすると、そのダ
イナミックレンジを大きくとれる。そこで、通常の光デ
ィスクでは、エンポストピットの深さをλ/4にするよ
うにしている。
ところで、光ディスクからの反射光を2分割フォトで受
光し、この2分割フォトディテクタの差信号を検出して
みると、レーザービームがエンポストピットの部分を過
ったことに対応して、出力が生じる。このレーザービー
ムがエンポストピットの部分を過ったことに対応して生
じる出力のレベルは、レーザービームの波長とエンポス
トピットの深さとの関係に応じて変化する。
すなわち、第8図は、エンポストピットの深さと、2分
割ディテクタの差信号レベルとの関係を示すものである
。第8図において、横軸がエンポストピットの深さを示
し、縦軸が2分割フォトディテクタの差信号レベルを示
す。第8図から分かるように、エンポストピットの深さ
をλ/8λにすると、2分割フォトディテクタの差信号
レベルが最大となる。エンポストピットの深さをλ/4
λにすると、2分割フォトディテクタの差信号レベルが
最小となる。
以上のことから、光デイスク上に深さλ/4のエンポス
トピットと深さλ/8のエンポストピットを形成した場
合、2分割フォトディテクタでその反射光を受光し、こ
の2分割フォトディテクタの差信号レベルを検出すれば
、再生信号が深さλ/4のエンポストピットのものか、
深さλ/8のエンポストピットのものかが判別可能であ
る。
つまり、第9図は、レーザービームを深さがλ/4のエ
ンポストピットに対して照射し、この反射光を2分割フ
ォトディテクタで受光した時の2分割フォトディテクタ
の差信号レベルと、このフォトディテクタで受光された
反射光のレベルとをそれぞれ示している。深さがλ/4
のエンポストピット(第9図A)の場合、第9図Bに示
すように、ピックアップが移動された時生じる2分割フ
ォトディテクタの差信号レベルの信号は非常に小さい。
そして、フォトディテクタで受光される反射光レベルは
、第9図Cに示すように、エンポストピットの部分で非
常に小さくなる。
これに対して、第10図は、レーザービームを深さλ/
8のエンポストピットに対して照射し、この反射光を2
分割フォトディテクタで受光した時の2分割フォトディ
テクタの差信号レベルと、フォトディテクタで受光され
た反射光のレベルとをそれぞれ示している。深さがλ/
8のエンポストピット(第10図A)の場合、第10図
Bに示すように、ピックアップが移動される時に生じる
2分割フォトディテクタの差信号レベルの信号が非常に
大きい。そして、フォトディテクタで受光される反射光
レベルは、第10図Cに示すように、エンポストピット
の部分でもあまり小さくならない。
このことから、光デイスク上に深さλ/4のエンポスト
ピットと深さλ/8のエンポストピットを形成した場合
、2分割フォトディテクタの出力の差信号レベルが所定
値以上かどうかを検出することで、深さλ/4のエンポ
ストピットの再生信号か深さλ/8のエンポストピット
の再生信号かを判別できる。すなわち、2分割フォトデ
ィテクタの差信号レベルが所定値以上なら、深さλ/8
のエンポストピットの再生信号であると判断できる。2
分割フォトディテクタの差信号レベルが所定値以下なら
、深さλ/4のエンポストピットの再生信号であると判
断できる。
この発明は、以上の原理を利用して、セクタの先頭を検
出するようにしたものである。
つまり、第3図に示したように、この発明が適用された
光ディスク10では、セクタの先頭のサーボバイト4A
にあるセクタマークピット7のエンポストピットは深さ
λ/8とされ、これ以外のエンポストピットの深さはλ
/4とされている。
したがって、この光ディスク10にレーザービームを照
射し、この反射光を2分割フォトディテクタで受光し、
この2分割フォトディテクタの出力の差信号レベルが所
定値以上かどうかを検出することで、セクタの先頭のサ
ーボバイト4Aにあるセクタマークピット7を検出でき
る。
第6図において、減算回路20で2分割出力の差レベル
が求められ、この差レベルの絶対値が絶対値回路32で
求められる。この絶対値が所定値以上かどうかコンパレ
ータ33で検出される。これにより、セクタの先頭のサ
ーボバイト4Aにあるセクタマークピット7が検出され
る。
e、他の実施例 前述の一実施例では、セクタの先頭のサーボバイト4A
に深さλ/8のセクタマークピット7を設けるようにし
た。これに対して、この実施例では、第11図に示すよ
うに、セクタの先頭のサーボバイ)4Aにあるウォブル
ピット46A及び46Bを深さλ/8のエンポストピッ
トとし、他のエンポストピットを深さλ/4としている
。このウォブルピット46A及び46Bは、トラックセ
ンタT、から、互いに反対方向にl/4トラツクピツチ
だけ偏倚した位置に配設される。
第12図は、このようにセクタの先頭のサーボバイト4
Aにあるウォブルピット46A及び46Bを深さλ/8
のエンポストピットとした場合に、セクタの先頭のサー
ボバイト4Aを検出するための回路の一例である。
第12図において、フォトディテクタ20の2分割出力
が減算回路51の非反転入力端及び反転入力端に供給さ
れる。
減算回路51の出力が減算回路53の反転入力端及び減
算回路54の反転入力端に供給されるともに、遅延回路
52に供給される。遅延回路52の出力が減算回路53
の非反転入力端及び減算回路54の非反転入力端に供給
される。
減算回路53の出力が絶対値回路55を介してコンパレ
ータ57の一方の入力端に供給される。
減算回路54の出力が絶対値回路56を介してコンレー
タ58の一方の入力端に供給される。コンパレータ57
の他方の入力端には、基準電圧59が配設される。コン
パレータ58の他方の入力端には、基準電圧60が配設
される。
コンパレータ57及び58の出力がANDゲート61に
供給される。ANDゲート61の出力が出力端子62か
ら取り出される。
ウォブルピット46A及び46Bは、λ/8のエンポス
トピットで形成されているので、セクタの先頭のサーボ
バイト4Aにあるウォブルピット46A及び46Bが再
生されると、減算回路51から出力が現れる。ウォブル
ピット46A及び46Bは、トラックセンタT、から互
いに反対方向に1/4トラツクピツチだけ偏倚した位置
に配設されているので、この減算回路51からの出力は
、ウォブルピット46Aを再生している時とウォブルピ
ット46Bを再生している時とでは逆相になる。したが
って、ウォブルピット46A及び46Bが再生されると
、減算回路51から互いに逆相の出力が連続的に出力さ
れる。
ウォブルピッ)46A及び46Bが再生される時生じる
再生信号は、互いに逆相であるから、減算回路53及び
54で、ウォブルピッ)46A及び46Bの再生信号が
加算される。
減算回路53及び54の出力が絶対値回路55及び56
に供給され、減算回路53及び54の出力の絶対植木め
られる。この絶対値回路55及び56の出力が所定のレ
ベルの範囲内にあるかどうかがコンパレータ57及び5
8で検出される。
絶対値回路55及び56の出力が所定のレベルの範囲内
にあれば、コンパレータ57及び58の出力が共にハイ
レベルになり、出力端子62からセクタの先頭が検出さ
れたことを示すトリガー信号が出力される。
[発明の効果〕 この発明によれば、セクタの先頭のサーボバイt−4A
には、深さλ/8のエンポストピットが配設され、それ
以外のエンポストピットの深さはλ/4とされている。
深さλ/8のエンポストピットが再生されると、2分割
フォトディテクタの出力の差レベルが最大になる。した
がって、2分割ディテクタの出力の差レベルを求め、こ
の差レベルが所定値以上かどうかを判断することで、セ
クタの先頭かどうかが判別できる。このようにすると、
ユニークパターンが存在しない変調方式を用いた場合に
も、所望のセクタにアクセスできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が適用された光ディスクの一例の概要
を示す平面図、第2図はこの発明が適用された光ディス
クの一例におけるセクタの構成を示す路線図、第3図及
び第4図はこの発明が適用された光ディスクの一例にお
けるサーボバイトの構成を示す路線図、第5図はこの発
明が適用された光デイスク記録/再生装置の光学系の構
成を示す路線図、第6図はこの発明が適用された光デイ
スク記録/再生装置におけるセクタマーク検出回路の一
例のブロック図、第7図及び第8図はこの発明が適用さ
れた光デイスク記録/再生装置におけるセクタマーク検
出回路の説明に用いるグラフ第9図及び第10図はこの
発明が通用された光デイスク記録/再生装置におけるセ
クタマーク検出回路の説明に用いる波形図、第11図は
この発明の他の実施例の説明に用いる路線図、第12図
はこの発明の他の実施例のブロック図、第13図は従来
の光ディスクにおけるサーボバイトの構成を示す路線図
、第14図は従来の光ディスクにおけるサーボバイト−
の構成を示す路線図、第15図は従来の光ディスクにお
けるヘッダーの構成を示す路線図である。 7:セクタマークピット。 20.21:フォトディテクタ。 31.51,53,54:減算回路。 33.57,58:コンパレータ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)データ記録エリアと同期引込みエリアとで、深さ
    の異なるピットを設けるようにしたことを特徴とする光
    記録媒体。
  2. (2)データ記録エリアと同期引込みエリアとで深さの
    異なるピットを、トラックセンタに対してトラック幅方
    向に互いに偏倚して配設するようにした光記録媒体。
  3. (3)光記録媒体の記録信号を分割ディテクタで再生し
    、上記分割ディテクタの再生信号の差信号を検出して、
    同期引込みエリアを検出するようにした光記録媒体の再
    生方法。
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