JPH03172755A - 酸素検出装置 - Google Patents

酸素検出装置

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JPH03172755A
JPH03172755A JP2300909A JP30090990A JPH03172755A JP H03172755 A JPH03172755 A JP H03172755A JP 2300909 A JP2300909 A JP 2300909A JP 30090990 A JP30090990 A JP 30090990A JP H03172755 A JPH03172755 A JP H03172755A
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oxygen
galvanic
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    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/403Cells and electrode assemblies
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は他の気体の中に存在する少眼の酸素を検出す
るための装置に関する。さらに詳しくは、この発明はガ
ルバーニ電池(galvanic cell)式酸素検
出器に関する。この発明によるガルバーニ電池式酸素検
出器は、従来のガルバーニ電池式装置によっては検出て
きない微量なレベルにおいて微量酸素の検出を行なうこ
とができる。
〔従来の技術〕
バーシュ(He+5ch)による米国特許第3.223
.597号には、化学的な還元を行うアノードと非導電
性の薄い多孔質の電解質保持型(elecl+Ble+
el+n1iv+)ダイヤフラムと、カソードと、多孔
質ダイヤフラムの中に収容された水溶性電解質とを有す
るガルバーニ電池装置か開示されている。この構造では
、前記ダイヤフラムはアノードの少なくとも一つの表面
に接触しており、カソードは前記アノードと接触した表
面と反対側のダイヤフラム表面へ接触している導電性の
薄い多孔質シートを有する。カソードの細孔には部分的
にのみ電解質が満たされており、カソードは電解質に対
して化学的に不活性になっている。また、アノードはカ
ソードと共に循環されることによって水素を放出するこ
とはできない。電解質の全体積はカソード、ダイヤフラ
ム、アノードの細孔の全容積を合わせたものよりも小さ
く、従ってカソードの一部のみが液に浸り、カソードの
細孔の大部分はけっして充満されないようになっている
。こうした構造は、ダイヤフラムと接触しているカソー
ドの表面のみが湿り、カソードの細孔の大部分及び上面
はほとんど乾燥した状態のままであるような電極構造を
形成する。
ローソン(Law+onlの米国特許第4.085.0
24号にはバーシュの特許と本質的には同し電極装置が
開示されている。ローソンの装置では、電池の部材を相
互に連結したり、それを酸素のない容器の内側にシール
するために特別な構造が使用されている。
従来のガルバーニ電池構造は、電池の中に収容されてい
る電解質の濃度と量に著しく依存している。また、電池
の電解質の水分含有量は減っていくから、電池の感度は
時間とともに劣化する。設計と作製を注意深く行なえば
、試験ガスの流速が10〜20 cm” /分であると
き、短時間に対しては10億当り約30(約30 pp
b )の割合まで酸素を検出することができる。しかし
、この精度は達成が困難である。なぜなら、平衡に達す
るのに必要な時間が、電池が安定になるまでの時間より
も長いという事態がしばしば生じるからである。
電解質の濃度が変化することによって生しる感度の変動
のほかに、前述したガルバーニ電池の感度を下げる他の
要因は数多く存在する。こうした変動はガルバーニ電池
からの出力電圧に影響する。
ガルバーニ電池からの出力電圧は、理想的な条件の下で
は、試験を行なっているガスの中の酸素含有量のみに正
比例しなければならない。例えば、装置自身の温度の変
動、あるいは試験を受けるガスの8度の変動によって出
力電圧が変動し、その結果所望の出力電圧信号が得られ
なくなる。また、電池の中の電気化学的な変動、熱EM
F、電池及び/あるいは電池内部の材料の壁からのガス
流出(ou+gasiB) 、電池及び/あるいは電池
内の材料の壁を介するガス圧送は、すべて出力電圧の変
動を引き起こす。こうした出力電圧の変動は、所望の出
力電圧の読み取りを妨げる”雑音”と考えられる。これ
ら”雑音”電圧の発生源は、1°の温度変化当り10−
8アンペアの電流を電池内に発生する。従って、実際に
は従来のガルバーニ電池は試験ガスの中に存在する酸素
の量の測定において下限が存在する。この下限は、電池
自身によって発生される”雑音”電流にほぼ等しい。
従来のセンサが有する問題点を克服し、10億当り約3
0の割合よりもずっと低いレベルまで酸素含有量を正確
に測定することのてきるガルバーニ電池タイプの酸素セ
ンサが必要とされている。
さらに、温度変動に対する感度をなくすことができるか
、あるいは著しく低減することができ、広い範囲の環境
条件に対して高い信頼性をもって使用することのできる
酸素センサか必要とされている。最後に、より長い使用
寿命(useful lBe1 にわたって感度を改善
することができ、使用寿命内においてセンサ中の電解質
濃度にあまり依存しないような酸素センサが必要とされ
ている。
〔発明の概要〕
この発明は、単一のハウジングの中に収容された一対の
ガルバーニ電池を有する酸素センサからなる。この酸素
センサは、水に対して浸透性を有するセクションを備え
たハウジングの中に試験ガスの導管を有する。ガルバー
ニ電池は電気的に接続されてそれぞれ電圧を発生する。
これら電圧は減算的に接続されて雑音信号を消し、電池
の中を流れる試験ガスの酸素含有量を表す出力電圧信号
を発生するようになっている。電池の内部はほぼ全体に
電解質溶液が満たされており、従来の電池の電解質含有
量よりもずっと多い電解質を供給することによって、電
池の使用寿命を延ばしている。
〔発明の目的〕
この発明の主な目的は永い使用寿命にわたって高い感度
を有する酸素センサを提供することである。
この発明の別の目的は、電池内の温度あるいはそれ以外
の変動によって生しる雑音信号が著しく低減された酸素
センサを提供することである。
この発明のさらに別の目的は、少なくとも従来のセンサ
に匹敵する使用ダイナミックレンジを有する酸素センサ
を提供することである。
この発明のさらに別の目的は少なくとも従来の装置より
も数倍(seye+al magnitudel低いレ
ベルまで酸素を検出することのできる酸素センサを提供
することである。
この発明の上述した目的及び利点、及びそれ以外の目的
及び利点は添付図面を用いて以下で説明するこの発明の
実施例から明かとなろう。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいてこの発明の詳細な説明する。
まず、第1A図及び第1B図を参照する。図面には従来
のタイプのガルバーニ電池を幾つかの方向から見た図が
示されている。ガルバーニ電池10はシールされたガス
容器12を有する。
ガス容器12は試験ガスの供給源へ連結される流入口3
2とガルバーニ電池、10から試験ガスを排出するため
に使用される流出口30とを有する。
ガルバーニ電MIO内の部材の詳細な構造はバーシュの
特許第3.223.597号やローソンの特許第408
5、024号、あるいはその他の装置に開示されている
構造と類似したものでよい。内部の電池部材として、中
央にアノードブレード14が設けられている。アノード
ブレード14は電池10の外側へ通じるアノードワイヤ
26へ電気的に接続されている。アノードブレード14
はそれが有する平坦な表面の各々に隣接するアノード1
6と、アノード16の各々に外側において隣接する多孔
質層18と、多孔質層18の外側に隣接するカソード層
20とを有する。構造全体はナイロン糸22によって互
いに縛られており、タイトな(light) アセンブ
リを形成している。多孔質層18のまわりにはカソード
ワイヤラップが巻かれており、このカソードワイヤラッ
プは外側のカソード層20と電気的に接触するとともに
ガルバーニ電池10の外側へ通じるカソードワイヤ24
と電気的に接続されている。多孔質層18は通常電解液
が満たされている。
この発明は上述した一般的なタイプのガルバーニ電池を
二つ利用している。以下で、その構造について説明する
。ガルバーニ電池は、今後参照番号10a及び10bで
表すことにする。
第2図はこの発明の装置を上から見た図であり、第3図
の2−2線部分断面図である。第3図はこの発明の装置
を横から見た図であり、第2図の33線部分断面図であ
る。ガルバーニ電池10a及び10bはプラグ36によ
って容器34の中にシールされている。ガルバーニ電池
10a及び1obはスペーサ38によって相互に支持さ
れている。スペーサ38はまた、ガルバーニ電池10a
及び]、 Obを容器34の内側に対しても支持してい
る。容器34の内側には電解質溶液・10が部分的に満
たされている。電解質溶液40は12.5重量パーセン
トの水酸化カリウム(K OH)を含んでいる。シール
された容器34の内側には電解質溶l夜40がほとんど
いっばいに満たされている。
試験ガス供給源へ接続するために流入口42が設けられ
ており、流入口42は容器34の外壁43を貫いて延び
るガス導管44へ連結されている。
シールされた状態でプラグ36を貫いているガス導管4
4は、ガスの給湿機46へ連結されている。
給湿機46は水に対して透過性を有するが、チューブ4
7を介した内部通路を有する。チューブ47はKOHに
対するバリヤを形成しており、またKOHに対して化学
的な耐久性を有している。給湿機46はまた、シールさ
れた容器34の内部、特にKOH溶液の中に溜る微量の
酸素をも取り除くことのできる酸素ゲッタを有する。チ
ューブ47の中で必要とされる目的にふされしい材料は
ナフィオン(Nation)であることがわかっている
ナフィオン”という名前はイー・アイ・デュポン・ド・
ヌムール・カンバー(E、 1. Duponl de
Nemou+s Campan7)の商標である。給湿
機46の出力は導管48へ連結されており、導管48は
ガルバーニ電池10aの流入口50へ連結されている。
ガルバーニ電池10aは、別の導管54へ連結された流
出口52を、容器34のシールされた部分の外側に有す
る。導管54はシールされた状態でプラグ36の中を延
びており、ガルバーニ電池10bの流入口56へ連結さ
れている。ガルバニ電池10bは、外壁43を貫いて延
びる導管59へ連結された流出口58を有し、排出回路
へ連結するための流出連結部60へ連結されている。
給湿機46は第7A図及び第7B図にその詳細が示され
ている。第7B図は第7A図の7B−7B線断面図であ
り、給湿機46の断面図を示している。給湿機46はガ
ルバーニ電池を形成するように配置された層構造をHす
る。透過性を有するチューブ47はこのガルバーニ電池
のアノードの端部に沿って配置されている。ガルバーニ
電池は、ハーンユの特許第3.223.597号に開示
されているものと同じような方法によって複数の材料層
から形成することができる。例えば、内部のアノード4
9はカドミウム複合材料から形成された二枚の材料シー
トから形成されている。内部アノードのまわりには金属
性のワイヤ72が堅く結ばれており、ワイヤ72の一端
は次の接続を行うために外へ取り出されている。チュー
ブ47はアノード49の端部に沿って配置されており、
中間の多孔質層45はチューブ47及びアノード49の
まわりに巻き付けられている。第2の金属性のワイヤ7
4が多孔質層45のまわりに巻かれており、ワイヤ74
の一端は次の接続のために外へ取り出されている。最後
に、二つのセクションからなる外側のカソード層51が
多孔質層の上に配置され、ナイロンラップ76がこのカ
ソード層51のまわりに堅く巻かれている。ワイヤ74
の一端はワイヤ72の一端へ電気的に接続されており、
アノードとカソードを効率よく短絡している。ワイヤ7
2とワイヤ74の端部間の電気的な接続は容器34の外
側において行われている。
透過性のチューブ47は水に対して透過性を有する膜で
あり、またK OHに対して化学的に耐久性を有する。
チューブ47はチューブ47の中を流れるガス流の中に
水を制御しながら吸収することができる。この目的のた
めに使用するのに適した材料は、特定の化学組成を有す
るフルオロカーボンコポリマ(フッ化炭化水素の共重合
体)から形成された過フルオロ化(pe+fluo+1
nafed)膜であることがわかった。この膜は”ナフ
ィオン”という商標のもとに販売されており、イー・ア
イ・デュポン・ド・ヌムール・アンド・カンパニによっ
て製造されている。
ナフィオンから形成されたチューブ47は給湿機46の
アノードへ近接して配置されており、チューブ47近傍
の酸素を減らすための酸素ゲッタの役割を果たす。従っ
て、チューブ47が有する透過性の壁を介して流れる水
が、試験ガ、ス流の中に余分の酸素が導入することなく
、試験ガス流の中に導入される。給湿機46の一部を形
成するガルバーニ電池が本来台する作用によって酸素分
子が電池の中に吸収され、カドミウムアノードを水酸化
カドミウムに変換する。従って、透過性のチューブ47
のすぐ近傍からは酸素がなくなる。試験結果によれば最
も酸素が存在しない領域はアノード49にすぐ隣接した
領域であることがわかっているため、チューブ47はア
ノード49の端部に沿って配置されている。
ナフィオンチューブ及びKOHa度の特性のために、流
入口42を通過する試験ガスは一定の相対湿度に維持さ
れる。ナフィオンチューブを含めた給湿機46はKOH
の中に完全に浸され、約2Q cc/分の流速でチュー
ブの中を流れる乾燥した試験ガスは約80%の相対湿度
(80%Rf(’)になる。このn]対湿度はガルバー
ニ電池1.0a、10bの中を流れるガスが通過する間
一定に維持され、水分を補充するようになっている。さ
もないと、水分は長い間使っていると装置から抜けてし
まう。装置πの流入[]の中へ流れる試談ガスか約80
%RHよりも大きな相対湿度を何する場合には、ナフィ
オンチューブの透過性とK OHの濃度のために、水は
チューブを介して外側へ透過し、ガスの湿度を約30%
まで減少させる。従って、ナフィオンチューブを、予め
決められた濃度のK OHの中に請けておくと、入力す
る試験ガスのすべての乾燥条件下において一定の相対湿
度を発生できることがわかる。この現象は、すべての形
の試験ガスを測定プロセス中はぼ同し相対湿度にさらす
ことによって、酸素試験測定を安定化する助けとなる。
第4図は第3図の4−4線断面図であり、電気及びガス
の連結を示している。ガルバーニ電池10aは外部のア
ノードワイヤ26aと外部のカソードワイヤ24aを有
する。ガルバーニ電池10bは外部のアノードワイヤ2
6bと外部のカソードワイヤ24bを有する。第5図は
これらのワイヤの接続を示している。アノードワイヤ2
6a及び26bは相互に連結されていて中間の抵抗R及
びR2に接続されている。カソードワイヤ24aは抵抗
R1の別の端子に接続されており、カソードワイヤ24
bは抵抗R2の別の端子に接続されている。これらの再
接続箇所(「econnec+1onp。
nl+)は共通のワイヤ63、 出力1″のワイヤ62
、 出力2″のワイヤ64を介して容器34の外側へ取
り出される。
図かられかるように、この発明による試験ガスの経路は
、流入口42を通り、給湿機46を通り、ガルバーニ電
池10aを通り、次にガルバーニ電池10bを通り、最
後に流出連結部60へ至る。
ガルバーニ電池1.0a、1.Obのカソード部材は互
いに電気接続されており、共通連結部を形成している。
ガルバーニ電池のアノード部材はそれぞれ負荷抵抗に連
結されていて別々の出力連結部を形成している。
第6図は等価回路図であり、この発明による電気回路を
示している。各型110の中で起こるガルバーニ作用の
電圧はそれぞれV+、Vbで表されている。各電池はC
a及びcbという等価内部容n1を(−fする。また、
各電池は等肺内部抵抗ra、rbを有する。負荷抵抗R
1の両端に発生する電圧はVaである。この電圧Vaは
、酸素を検出する電池の作用によって発生する電圧と、
前述した内部電池状態によって発生する?J g電圧を
含んでいる。同様に、R2の両端に発生ずる電圧はvb
てあり、電圧vbは酸素を検出する電池のガルバーニ作
用によって発生ずる電圧と、これらと同じ要因によって
発生する雑音電圧との和であるつじかし、電圧をワイヤ
62.64の間で測定する場合には、各雑音電圧は引算
され、両方のガルバーニ電池内部の雑音状態に起因する
いっさいの電圧寄与はキャンセルされる。各ガルバーニ
電池が相互に直列接続されているためにガルバーニ電池
か竣素を同じように検出することはないという事実がな
ければ、ガルバーニ電池内部の酸素検出に応じた所望の
信号も、ワイヤ62.64の間で測定された場合にはキ
ャンセルされるように思われる。
試験ガスはまずガルバーニ電池10aを通るため、試験
ガス中の酸素分子はガルバーニ電池の中で起きるガルバ
ーニ電池作用のために試験ガスから取り除かれる。従っ
て、試験ガスが次にガルバーニ電池10bを通過すると
きには、ガルバーニ電池10bの中を酸素が流れること
によってガルバーニ作用は生じない。実際、ガルバー=
?(K池10 bはノイズ定生器としてのみ作用し、等
価雑音信号を発生する。この等価雑音信号はガルバーニ
電池10aにおいても発生するが、これらの等価雑音信
号は電圧の接続が逆に接続され、出力信号の有用な成分
から雑音成分を差し引かれているような出力信号を発生
する。ワイヤ62.64は差動増幅器65へ連結されて
いる。差動増幅器65は通常市販されている設計のもの
でよい。差動増幅器65は出力端子66に、試験ガスの
酸素含有量に対応する出力信号を発生する。
抵抗R1、R2の値を10.000オーム(IOK)に
選択し、試験ガスを1分間に10ccの割合で装置の中
に通すと、有用な出力信号はマイクロボルトの範囲にな
る。これらの条件で行ったある試験においては、ガルバ
ーニ電池10aの両端において測定される全電圧(雑音
+有用電圧)は100マイクロボルトであり、ガルバー
ニ電池10bの両端で測定される電圧(雑音)は75マ
イクロボルトであった。ワイヤ62.64の間の測定電
圧は25マーrクロポルトであったが、これは0002
5cc/rr?/日の酸素透過測定量に相当する。この
場合、雑音は主に試験期間中の温度1℃の変化に起因す
る。
前述した負荷抵抗及び試験条件に対して、ワイヤ62.
64の間で測定される出力電圧における1マイクロボル
トの変化は、0. HOlcc/ rrf /日の酸素
透過測定量に等しい。これは−兆当り36(36pp+
)という濃度である。従って、この発明では従来のもの
よりも少なくとも数桁大きい測定感度が得られることは
明かである。また、装置の中に収容されている電解質の
大きな貯蔵器によって、試験ガス中の相対湿度を一定に
制御することが可能となる。また、さもないと、長い間
ガルバーニ電池を動作させていると生じるであろう水分
の減少を補充することができる。
動作時には、この発明はKOHでほぼ満たされているシ
ールされた容器34によって形成された貯蔵器を備えた
ほうが好ましい。試験ガスを測定するために、完成され
たアセンブリを実際に使用する前に、ある時間だけ乾燥
した窒素ガスを通路に流して、容器34の中、及びKO
Hの溶液の中に捉えられている酸素を、給温器の一部を
形成する電池のガルバーニ作用によって取り除けるよう
にすることが好ましい。初期のブレーク・イン期間(特
定の応用においてはおよそ数日にわたって続くことがあ
る)を経たあとに、装置は様々な試験ガスに対して酸素
含有(ilの測定を行う準備が整う。出力端子66にお
ける電圧出力は、この長いブレークイン期間のあとく 
ゼロ”出力が得られるように校正される。そのあと、出
力端子66の電圧は酸素を直接読み取れるように、メー
タを駆動するための回路へ連結されるか、あるいはコン
ピュータによって処理するためにデジタル値に変換する
ための回路へ連結される。この装置は極めて低いレベル
まで酸素含有量を正確に読み取れる。
また、この装置は容器34の中に収容されているK O
Hの大きな貯蔵器のために、長い期間にわたって使用が
可能である。
上述した実施例は単に説明のためのものであり、発明を
制限するものではない。従って、この発明によるガルバ
ーニ電池は発明の精神及び範囲から逸脱しない限り如何
なる形によっても実現が可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は従来のガルバーニ電池及びこの発明にょるガルバ
ーニ電池の実施例を示しており、第1A図は従来のガル
バーニ電池を示す図、第1B図は第1A図の1−1線断
面図、第2図は第3図の22線部分断面図、第3図は第
2図の3−3線部分断面図、第4図は第3図の4−4線
断面図、第5図は配線図、第6図は等価回路図、第7A
図は給湿機の側面図、第7B図は第7A図の7B−7B
線断面図である。 10・・・ガルバーニ電池 14・・・アノードブレード 16・・・アノード 20・・・カソード層 24・・・カソードワイヤ 30・・・排出口 32・・・流入口 40・・・電解質溶液 42・・・流入口 49・・・アノード 50・・・流入口 51・・・カソード層 52・・・流出口 56・・・流入口 58・・・流出口 R1,R2・・・抵抗 Fig、 4 Fig、 f;

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、試験ガス中の酸素含有量に応じて電池のカソードと
    電池のアノードとの間に電流が流れるタイプの、ガルバ
    ーニ電池を流れる試験ガス中の酸素を検出するための酸
    素検出装置であって、 第1のガルバーニ電池と、 第2のガルバーニ電池と、 連結装置と、 一対の負荷抵抗と、 を有し、前記第1のガルバーニ電池が試験ガス供給源へ
    連結するために使用される流入装置と、流出装置と、カ
    ソード導体と、アノード導体とを有し、前記第2のガル
    バーニ電池が前記第1のガルバーニ電池の流出装置へ連
    結された流入装置と、流出装置と、カソード導体と、ア
    ノード導体とを有し、前記連結装置が前記カソード導体
    の各々あるいは前記アノード導体の各々を一緒に接続す
    るとともにこれら導体のもう一方を別々に連結し、前記
    一対の負荷抵抗が共通の連結部を有し、この共通の連結
    部が前記アノード導体及びカソード導体の各々の共通の
    連結部へも連結され、前記一対の負荷抵抗の各々が前記
    別々に連結されたカソード導体及びアノード導体へ別々
    に連結されている酸素検出装置。 2、前記第1及び第2のガルバーニ電池を取り囲む容器
    が設けられている特許請求の範囲第1項記載の酸素検出
    装置。 3、前記容器の中に貯蔵器が設けられ、この貯蔵器に少
    なくとも部分的に電解質溶液が満たされている特許請求
    の範囲第2項記載の酸素検出装置。 4、前記貯蔵器の中に試験ガスの導管が設けられ、この
    導管が前記電解質溶液に浸されている水透過性部分を有
    する特許請求の範囲第3項記載の酸素検出装置。 5、前記水透過性部分がフルオロカーボンコポリマで形
    成されている特許請求の範囲第4項記載の酸素検出装置
    。 6、第1のガルバーニ電池と、 第2のガルバーニ電池と、 結合装置と、 連結装置と、 第1の負荷抵抗と、 第2の負荷抵抗と、 を有し、前記第1のガルバーニ電池が第1の管状のバル
    ブの中に収容された電解質と協働するアノード及びカソ
    ードを有し、前記第1のバルブがガス流入口とガス流出
    口を有し、前記第2のガルバーニ電池が第2の管状のバ
    ルブの中に収容された電解質と協働するアノード及びカ
    ソードを有し、前記第2のバルブがガス流入口とガス流
    出口とを有し、前記結合装置が前記第1のバルブのガス
    流出口を前記第2のバルブのガス流入口へ連結し、前記
    連結装置が前記カソードの各々あるいは前記アノードの
    各々を一緒に連結して共通の連結部を形成し、前記第1
    の負荷抵抗が前記共通の連結部とこの共通の連結部の一
    部でない前記第1のガルバーニ電池のアノード/カソー
    ドとの間に連結され、前記第2の負荷抵抗が前記共通の
    連結部と前記共通の連結部の一部でない前記第2のガル
    バーニ電池のアノード/カソードとの間に連結されてい
    る酸素検出装置。 7、前記第1及び第2の負荷抵抗が等しい値である特許
    請求の範囲第6項記載の酸素検出装置。 8、前記第1及び第2のガルバーニ電池を取り囲んでい
    る容器とこの容器の中に形成された貯蔵器とが設けられ
    、前記貯蔵器が水酸化カリウムを含んだ電解質溶液によ
    って少なくとも部分的に満たされている特許請求の範囲
    第7項記載の酸素検出装置。 9、前記貯蔵器の中に透過性のチューブが設けられ、こ
    のチューブが前記第1のバルブのガス流入口へ連結され
    、試験ガスの供給源へ外部において連結するための装置
    が設けられ、前記透過性のチューブがそれを通して水を
    通過させられるような特性を有する特許請求の範囲第8
    項記載の酸素検出装置。 10、前記透過性のチューブがフルオロカーボンコポリ
    マでから形成されている特許請求の範囲第9項記載の酸
    素検出装置。 11、試験ガス中の酸素含有量に応じて電池のカソード
    と電池のアノードとの間に電流が流れるタイプの、ガル
    バーニ電池を流れる試験ガス中の酸素を検出するための
    酸素検出装置であって、 少なくとも部分的に電解質溶液が満たされた貯蔵器を有
    する容器と、 この容器の中の前記電解質溶液に浸された給湿機と、 連結装置と、 前記容器の中に設けられた第1のガルバーニ電池と、 前記容器の中に設けられた第2のガルバーニ電池と、 電気的連結装置と、 を有し、前記給湿機がそれを貫いて水を通す水透過性通
    路を有し、前記連結装置が試験ガス供給源を前記水透過
    性通路の流入装置へ連結し、前記第1のガルバーニ電池
    が前記水透過性通路へ連結された流入装置と、流出装置
    とを有し、前記第2のガルバーニ電池が前記第1のガル
    バーニ電池の流出装置へ連結された流入装置と、前記容
    器の外側へ通じる流出装置とを有し、前記電気的連結装
    置が前記第1及び第2のガルバーニ電池を電気的に連結
    して試験ガス流の中の酸素含有量に応じた出力を発生す
    る酸素検出装置。 12、前記給湿機が第3のガルバーニ電池を有し、この
    第3のガルバーニ電池が相互に電気的に接続されたアノ
    ード及びカソードを有する特許請求の範囲第11項記載
    の酸素検出装置。 13、前記給湿機が前記第3のガルバーニ電池に近接し
    て配置された前記水透過性通路を有する特許請求の範囲
    第12項記載の酸素検出装置。 14、前記第1のガルバーニ電池が第1のアノード及び
    第1のカソードを有し、前記第2のガルバーニ電池が第
    2のアノード及び第2のカソードを有し、前記第1及び
    第2のアノードかあるいは前記第1及び第2のカソード
    を一緒に接続し、前記アノード及びカソードのもう一方
    を別々に接続するための装置が設けられている特許請求
    の範囲第13項記載の酸素検出装置。 15、共通の連結部を有する一対の負荷抵抗が設けられ
    、前記共通の連結部が前記アノード及びカソードの共通
    の接続部へ連結され、前記負荷抵抗の各々が前記別々に
    接続されたアノード及びカソードへ別々に接続されてい
    る特許請求の範囲第14項記載の酸素検出装置。 16、それぞれが前記別々に接続されたアノード及びカ
    ソードの接続部の一つへ接続されているような入力を複
    数有する差動増幅器が設けられている特許請求の範囲第
    15項記載の酸素検出装置。
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