JPH03169594A - 表示装置のパターン支持体の印刷方法およびその方法のための印刷ローラー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、印刷方法、特に、平面または円筒面印刷パタ
ーン支持体、特に表示装置の前面パネル上に蛍光体およ
びブラックマトリックスのストリップを印刷する方法に
関するものである。パターン支持体上に蛍光体或いはブ
ラックマトリックス粒子が印刷されなければならないと
き、それらは加熱されることにより接着性特性を生じる
ようにバインダーと混合され（以下このｌ昆合物を“ホ
ットグリュー　；　ｈｏｔ　　ｇｌｕｅと言う）、この
混合物は印刷ブロック上に分配され、印刷ローラーによ
ってパターン支持体上に転写される。本発明はまたその
ような方法における印刷ローラーに関するものである。

［従来の技術〕 ホットグリュー印刷材料を印刷ブロックから表示装置の
前面パネルに転写する方法は例えばドイツ特許公報ＤＥ
−　ＯＳ３７　０９　２０Ｂ　Ａｌ号に開示されている
。印刷される構造のパターンに対応する空洞パターンを
備えている平坦な印刷ブロックが使用される。この空洞
は印刷インク、例えば熱硬化バインダー（接着剤）およ
び印刷されるべき特定の粒子の混合物によって満たされ
る。平坦な印刷ブロックから平坦な前面パネルへの転写
は円筒形タンポンを備えた、すなわちシリコーンゴムで
作られた比較的柔らかなカバー部分を備えた印刷ローラ
ーによるタンポン印刷を使用して行われる。

このようなタンポン印刷においてはシリコーンゴムのタ
ンポンの硬さは典型的に約４０乃至８０ショア（　Ｓｈ
ａｒｅ）　Ａ硬度の範四である。ブロック上の印刷パタ
ーンは、転写中のブロックと前面パネルとの間の温度差
により生じた歪およびまた印刷ローラーの歪により生じ
た歪か補償されるように前面パネルに実際に所望される
パターンに関して歪まされ、所望されたパターンが効果
的に前面パネル上に再生される。

カラー表示装置用の前面パネルを印刷するとき、ストリ
ップまたは点構造が３種類の叉なった蛍光体で連続的に
印刷され、それら蛍光体はそれぞれ電子ビームによって
励起されたとき叉なったカラーの発光を行う。これに加
えてしばしばブラックマトリックスストリップまたは区
域が印刷され、これによって通営２つの隣接する蛍光体
ストリップがブラックマトリックスストリップで分離さ
れる。そのようなパターンが生成されるとき、例えば前
面パネルはベルト上を４個の印刷ブロックを通って移動
され、それら印刷ブロックは全て実質上パネルと同じ高
さで配置されている。各印刷ブロックに一つづつ設けら
れている前後に移動する印刷ローラーを使用してパター
ンはパネルが各ブロックにおいて停止しているとき転写
される。

印刷インクまたはブラックマトリックス、或いはその他
の材料（例えば接着剤パターン、フォトレジストパター
ン）で形成された印刷パターンは電子ビーム励起による
表示装置の前面パネル上に生成されるのみならず、また
液晶表示装置や電気ルミネセンス表示装置の前後面の基
体上に形威される。印刷パターン支持体は平面でも湾曲
していてもよく、板または箔でもよい。

［発明の解決すべき課題］ 転写される印刷インクは以前の印１・リリ数が１曽加す
るにしたがってパターン支持体によく付着しなくなる。

それ故第１回の印刷の場合にはインクは最總四の印刷の
場合よりもａｌ成よく付着する。したがって表示装置の
印刷パターン支持体に全ての印刷インクを高い信頼度で
転写することかてぎる印刷方法およびそのための装置を
発見することが問題となる。

［発明の解決のための手段］ この発明によれば、シリコーン流体を含まないシリコー
ンゴムから構成されているカバーを備えた印刷ローラー
が印刷ブロックから表示装置のパターン支持体にホット
グリュー印刷材料を転写するために使用される。さらに
カバーは前記材料から鋳遣されることが好ましい。

［作用］ 基本的にタンポン印刷処理には従来シリコーン流体を含
むシリコーンゴムから横戊されたタンポンが使用されて
いた。シリコーン流体は分離または剥離剤としての作用
を行い、タンポンによって採取されたインクが印刷され
るべき媒体に容易に転写されることができるようにして
いる。分離剤にもかかわらず、タンポンは印刷ブロック
によって利用されるとき十分に多瓜のインクを受取る。

支持体の印刷中に少量のシリコーン流体がまだ印刷され
ていない区域に移動することが発見された。

印刷インクはこのような付盾したシリコーン流体によっ
て濡らされた区域に非常に付着しにい。

この発明による印刷ローラーのカバー部分はシリコーン
流体を含まないシリコーンゴムから構或され、上述した
まうなｋ　”０１は印刷中に発生しない。

それ故同一の付着特性を有する支持体表面が連続する印
刷の全てにおいて得られる。

［発明の効果］ ローラーのシリコーンゴムのカバー部分からシリコーン
流体を除いたことは連続印刷において支持体に供給され
るインクの付着性を改善することに間接的に繋がるのみ
ならず、またローラーのカバー部分上のインクの付着を
直接改善することか認められた。不適切に選択された熱
硬化バインダ（接着剤）および不適切に選択された処理
状態か与えられるならば、この効果は既知の方俵で印刷
インクがローラーから支Ｉ″ｊ体に不適切に転写される
状況になる。しかしこの場合には支持体の接着特性は悪
くなるが、ローラーに対する付着が改善されるために支
持体への付着はそれほど悪くはならない。それ故支持体
材料に特に良好な接着性を示す接着剤を使用することが
できる。またローラーよりも明らかに高い温度に印刷ブ
ロックを推持し、ローラーを前面パネルよりも高い温度
に維持することが有効である。前者の温度差は数十度程
度であることが好ましいか、後者は数度に錐持されれば
よい。

しかしながら非常に特殊の効果はシリコーンを含まない
シリコーンゴムカバーの印刷ローラーが鋳造された場合
に得られる。そのような印刷ローラーはブロックから十
分の印刷インクを採取する非常に平滑な表面を有してお
り、容易に印刷パターン支持体に転写することができる
。

シリコーンゴムはシリコーン流体がない場合でも異なっ
た広い硬度範囲内で生成されることができる。印刷され
る構逍が細かくなるにしたがってローラーカバーが柔ら
かに製作されるならば、正確な構逍の印刷が行えること
が認められた。非′ｊ；（に微細な印刷マトリックスス
トリップを印刷する場合に、最良の結果は約４０乃至５
０ショアＡのゴム硬度で得られた。粗い｛１１シ遣を与
える場合にはローラーカバーの硬度は約８０ショアＡに
増加させることができる。

構造の正確さはまた印刷ローラーが非常に容易に回転す
る、すなわち駆動されない時にも回転できる輔受に支持
されるとき増加される。最良の拮果はシリコーン流体を
含まないシリコーンゴムから作られ、約４０乃至４５シ
ョアＡの硬度の鋳造カバーを備えた非駆動印刷ローラー
によって得ることができた。

［丈施例］ 以下本発明を添付図面を参照にして説明する。

第１図に示された印刷ローラー１０は回転軸ｌ２および
ローラー力バー１３を備えた中空金属円筒体ｌ【から構
成されている。回転４ｌＩＩＩ１２は容易に回転できる
ように軸受１４．ｌおよび１４，２によって支持されて
いる。印刷ローラー１０を前後に移動させる装置（図示
せず）か軸受に作用している。ローラーの表而は電気加
熱装置１５により調整された温度に加熱されることがで
きる。

中空金属円筒体１１はローラーカパー１３が良好な接着
性を有するように粗面を具備している。ローラー力バー
１３はシリコーン流体を含まないシリコーンゴムから鋳
造されている。そのようなカバーを有するローラーは本
発明者の指示によりドイツの会社（　Ｍｅｓｓｒｓ．Ｔ
ａｍｐｏ　Ｐｒｉｎｔ　Ｇｍｂｌｌ，Ａｌｃｒｔｓｈａ
ｕｓｃｎ）により製作され、そこから人手可能である。

第１図を参照に説明した印刷ローラーは以下第２図を参
照に説明するこの発明の方法に使用される。

第２図に示された工程によると、ホットグリューをＨす
る印刷ブロックはまず所定の温度に加熱され、その後そ
の温度に保持される。オランダのブリース（Ｂｌｙｔｈ
ｅ）社で製品符号８４／　２５１１として製遣されてい
る材料がホットグリューとして使用された。通常のブラ
ックマトリックスおよび蛍光体粒子が全体の約８０重足
％の量でこのホットグリューに加えられた。このように
して形成されたホットグリュー印刷材料は約６０＠Ｃの
印刷ブロック温度において流体である。

印刷ローラー１０は約３０’Ｃ，すなわち印１ｊｌｌブ
ロックの温度より低い温度に加熱される。このローラー
温度はブロック温度と同様に変動範囲が２．３度以内の
一定温度に維持される。使用において前面パネルは周囲
温度、すなわち約２０’　Ｃで印刷装置に供給され、そ
れ故印刷ローラーよりも数度低い温度である。

前記の温度状態を維持するために、印刷ローラーはまず
特定の印刷ブロック上を通過しそれから同じ高さに設置
された前面パネル上を通過する。

印Ｋｉｌｌローラーの回転角度は、印刷ブロックまたは
前面パネルのいずれかの上に置かれる前に所定の値に設
定され、それによって正碑な１立置の印刷を可能にする
。

４０ショアＡの硬度を持つ前記の型のローラーカバー部
分を使用して、４０ｍｍの幅を持つマトリックスストリ
ップが数ｍｍの正確さて印刷されることが，；２められ
た。

以上本発明をその特定の丈施例と関連して説明したか、
本発明の技術的範囲を逸脱することなく多くの変形変更
を行うことが−１＋Ｊ能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、ンリコーン流体を含んでいないシリコーンゴ
ムで購成された印刷ローラーの縦断面図である。 第２図は、印刷ブロックから表示装置の前面パネルへホ
ットグリューを転送する方法のフローチャートである。 １０・・・印刷ローラー　１１・・・中空金属円筒体、
１２・・・同転輔、 Ｉ３・・・ローラー力バー

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）印刷ローラーから表示装置のパターン支持体にホ
   ットグリュー印刷材料を転写するための印刷ローラーに
   おいて、 印刷ローラーのカバー部分はシリコーン流体を含まない
   シリコーンゴムから構成されていることを特徴とする印
   刷ローラー。
2. （２）ローラーのカバー部分は鋳造されている請求項１
   記載の印刷ローラー。
3. （３）印刷ブロックから表示装置のパターン支持体にホ
   ットグリュー印刷材料を転写する方法において、 印刷ローラーのカバー部分としてシリコーン流体を含ま
   ないシリコーンゴムが使用され、ホットグリュー印刷材
   料を有する印刷ブロックが印刷ローラーよりも高い温度
   に維持され、印刷ローラーがパターン支持体よりも高い
   温度に維持されることを特徴とするホットグリュー印刷
   材料の転写方法。