JPH03167306A - 微細繊維状物質 - Google Patents

微細繊維状物質

Info

Publication number
JPH03167306A
JPH03167306A JP1302040A JP30204089A JPH03167306A JP H03167306 A JPH03167306 A JP H03167306A JP 1302040 A JP1302040 A JP 1302040A JP 30204089 A JP30204089 A JP 30204089A JP H03167306 A JPH03167306 A JP H03167306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fibrous material
polymer
fine fibrous
solution
solvent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1302040A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiyotsugu Hitomi
人見 千代次
Akinari Kaneko
金子 明成
Jun Hoshikawa
潤 星川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ICI Japan Ltd
Original Assignee
ICI Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ICI Japan Ltd filed Critical ICI Japan Ltd
Priority to JP1302040A priority Critical patent/JPH03167306A/ja
Publication of JPH03167306A publication Critical patent/JPH03167306A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、実質的に無配向な微細繊維状物質に関する。
更に詳細に説明すると、本発明による微細繊維状物質は
、その微細性と分子配向性のないことを利用し、電気光
学的特性のすぐれた、液晶物質に浸透された微細繊維状
集合体を主体とする光散乱型液晶表示素子及び装置、プ
ラスチックレンズなどの光学的等方性透明光学部品の補
強材、耐衝撃性付与剤、或いは耐熱収縮性のすぐれた高
強力繊維、更には酵素固定化などの機能性繊維や不織布
などに用いられるものである。
〔従来技術〕
通常の紡糸法、例えば、溶融紡糸法にて、微細繊維状物
質を作製しようとすると、押出し量の減少、或いはノズ
ルの小孔径化などにより、不安定性が増大し、連続した
紡糸が困難になる。したがって、微細繊維状物質を得る
ための試みは、独自に長期にわたってなされてきた。
例えば、溶融紡糸法にて、ノズル孔径の他に、口金濾過
紡糸雰囲気、引取り条件、溶剤付与条件,平均径はせい
ぜい4μm程度である。
また、ポリエチレンテレフタレートなどの、特定のボリ
マーにおいて、延伸温度を見掛け怯最大6 結晶化温度プラス20〜60℃にて延伸すると通常の方
法での延伸倍率のlO倍以上の高倍率延伸が可能になる
ことを利用し、微細繊維を作製する方法が開発されてい
る。但し、この方法では、微細繊維状物質に大きな複屈
折が生じる。
更にポリマー溶液をその溶媒の沸点以上にて、高圧側か
ら低圧側、或いは常圧中へ爆発的に噴出させることによ
り微細繊維状物質を得る方法も知られている。この方法
では、繊維状物質に大きな複屈折が生じ、かつ微細化の
程度も大きくない。
更に、微細な繊維状物質を得る方法として、ノズルから
押し出された溶融ボリマーを加熱空気にて噴出させるメ
ルトブロー法が開発されている。
この方法にては、lμm以下の比較的、微細な繊維状物
質が得られるが、平均径の不均一性が大きい他に、繊維
状物質に複屈折を生じる。微細化の程度も、まだ、不充
分である。
平均径の均一な微細繊維状物質を得る方法としてポリマ
ーの相分離を利用した高分子相互配列体繊維溶解法が発
表されている。本方法の繊維状物質は、1本のノズルか
ら複数本の微細繊維状物質を形成する“島”ポリマー成
分とその“島”ボリマー成分を内部に均一に分配されて
いる“海”ポリマー成分を紡糸し、そののち、′海1ポ
リマー成分のみを溶解、除去する方法にて得るものであ
り、充分な機械強度を有する微細繊維状物質は更に延伸
して得られる。この方法は、好みの平均径及び形状を有
する均一な繊維状物質を得ることができる。
しかしながら平均径0.5μm未満の微細繊維状物質を
得るためには、不充分であり、更に延伸による細化が行
なわれている。このため、繊維状物質に大きな複屈折が
生じるという問題を生じる。
また、高電圧をノズルを介してポリマー、或いはポリマ
ー溶液に印加する静電紡糸法も別用途を目的に開発され
てきたが、微細繊維状物質の観点からも、有望と思われ
る。しかしながら今までに知られている静電紡糸法から
得られる繊維状物質は多くの点で問題を有している。
例えば、特公昭53− 28548においては、無端の
電極を用いた静電紡糸法により繊維フィルターを目的と
して最少0.4μmの微細繊維状物質が得られているが
、繊維状物質の外径のバラツキが大きく、また繊維状物
質の長さ方向の均一性も不充分である。
この主因は、溶媒としあて、塩化メチレン、クロロホル
ム、四塩化炭素、ジメチルホルムアミド、などを使うた
め、蒸発速度が、速すぎるため、或いは、表面張力が大
きすぎるため等と考えられる。
また特公昭62− 11861号、同62− 6170
3号、同63−543号、特開昭55− 76156号
、同63− 89165号に記載の繊維状物質はいずれ
もその直径が細くともlμmであり、応用される分野か
らの要求より太い。
また、この場合も溶媒はジメチルホルムアミド、ジメチ
ルホルムアミド/ブタノン(3 : 2)等の高い表面
張力を有するもののみを用いるという問題点を有してい
る。
また、特開昭56− 501325号においては、加熱
することによりポリマーを溶融させて静電紡糸するもの
で、溶媒を使用していない。この場合は紡糸繊維状物質
の平均径も5μmと大きく、形成された繊維状物質の複
屈折が大きくなる。
以上、述べたように、ボリマー溶液を用いた静電紡糸法
は実質的に無配向の微細繊維状物質を得るには、適切な
方法と考えられるが、現状では、多くの点で不充分であ
った。
〔本発明の解決しようとする課題〕
本発明は、これら従来技術の有する欠点を解消し、実質
的に無配向な(即ち、複屈折の小さな)巾広い実際の用
途に供せられる微細未延伸繊維状物質を提供することで
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記の様な課題を解決すべく、種々検討
を重ねた結果、本発明に到達した。即ち、本発明は、静
電紡糸法を用いて平均径が0.5μm本発明について、
更に詳細に検討する。
本発明の微細繊維状物質作製に用いる静電紡糸装置の基
本的構成の一例を第1図を用いて説明する。
内部に金属端子lを設けたノズル2にポンブ3にて制御
された一定量のポリマー溶液4が、絶縁物質からなるチ
ューブ5により供給される。ボリマー溶液4には、ノズ
ル2を通して一端6を接地した高電圧発生装置7により
高電圧が印加される。
ノズル先端8より押し出されたポリマー溶液は、高荷電
のため、=その一端を接地された対向電極9に引き出さ
れ、この引力及びボリマー溶液内部の静電気的反撥、更
には溶媒の揮散にて微細繊維状物質lOが形成され、対
向電極上9に巻き取られる。
なお、形成された微細繊維状物質lOは、第2図に示す
ように対向電極上9に堆積され、不織布状の繊維状集合
体11を形成することもある。
実質的に無配向な微細繊維状物質を得るために紡糸に用
いられたポリマー溶液は、適切な範囲の粘度、表面張力
及び蒸発速度を有する。本発明で用いられるポリマー溶
液の表面張力は27. 5dynes/印以下、好まし
くは、27. Odynes/cm以下である。
27. 5dynes/cm以上では、形成される繊維
状物質中に粒子状の凸部を含み、均一な繊維状物質とは
ならない。
また、蒸発速度は、酢酸ブチルを100としたとき24
0以下、好ましくは、230以下である。蒸発速度が2
40より速くなると、繊維状物質の平均径が大きくなり
、平均径が0.5μm未満の微細な繊維状物質が得られ
ないと同時に、形成された繊維状物質に分子配向が生じ
るようになる。
また、本発明で用いられるポリマー溶液の溶液粘度は3
00CPS〜25CPS 、好ましくは290CPS〜
30CPSである。
溶液粘度が300CPSより大きくなると繊維状物質の
直径が大きくなり、平均径が0.5μm以下の微細な繊
維状物質が得られなくなると同時に、形成凸部を生じ、
均一性のすぐれた繊維とはならない。
更にはなはだしい場合には、球状の粒子のみが、形成さ
れ繊維が形成されないことも有る。
本発明で用いられる分子配同性を示す複屈折率範囲は、
5 X 10−”以下、好ましくは4 X 10−2 
 以下である。5 X 10−”以上では、通過光が繊
維状物質を通過するときに生じる位相差が無視できない
ほどになり、また、加熱時の寸法収縮も同様に生じる。
上記の表面張力、蒸発速度、粘度は、何れも繊%匙 維状物質書署時の環境条件における紡糸液の値であり、
液環境条件は、通常0〜120℃好ましくはlO〜10
0℃、湿度30〜90%、好ましくは40〜65%、気
圧0.8気圧〜1.1気圧、好ましくは0,9〜1.0
気圧を意味する。
また、本発明で用いられる紡糸に用いられるボリマー溶
液の表面張力、蒸発速度、粘度、及び複屈折は以下のよ
うに定義される。
ポリマー溶液の表面張力とは、ボリマ成分が全溶液中で
占める重量が比較的少ないことから、溶媒の表面張力を
もってその値とする。また混合溶媒においては、(各溶
媒の重量比(%)×各溶媒の表面張力)の総和を混合溶
媒を用いたボリマー溶液の表面張力とする。
該ポリマー溶液の蒸発速度とは、当然、ポリマー溶液中
の溶媒の蒸発速度を指すが、蒸発速度の定義が簡単では
ない。本発明においては溶剤ハンドブック(産業図書、
松田種光、箱島勝、鎌苅藤行)による近似式 蒸発速度=(蒸気圧×分子量) /11により蒸発速度
を定義する。したがって、真の蒸発速度を用いていると
は言えないが、本発明では蒸発速度と称して、蒸気圧×
分子量を問題にしていると考えてよい。また、混合溶媒
においては表面張力と同様で、(各溶媒の重量比(%)
×各溶媒の蒸発速度)の総和で定義される。
該ポリマー溶液の粘度とは、ポリマー溶液を東京計器製
B型粘度計BL−50により測定した値とする。
複屈折(Δn)は、鋭敏色検板を装着した偏光顕微鏡に
て、得た軸方向に並べられた複数本(n本)の繊維状物
質のレターデーション値(R:nm)Δn=R/DXn 複屈折は分子の配付性のパラメーターとして使われる。
本発明のポリマー溶液は、上記の表面張力、蒸発速度、
粘度に関する限定を満足するポリマー組成物、溶剤、硬
化剤及び光重合開始剤からなり、本発明のポリマー溶液
を構成するポリマー組成物は、溶媒、或いはモノマーに
溶解するポリマーオリゴマー或いは/及びモノマー及び
それらの混合物などである。
本発明のポリマー組成物の特徴は、その紡糸過程にてポ
リマー組成物そのもの、或いは溶剤或いはモノマーで希
釈された溶液状態にて適当な流動性を示すことが不可欠
であると同時に、第1図、第2図の対向電極上では、形
成された繊維状物質は、すでに粘着性を示さない固体状
の性質を示すで ことかある。
このような、性質は、ポリマー或いはポリマー混合物の
場合は、何ら問題はないが、オリゴマー或いはモノマー
は、液体或いは粘稠固体を示すことが多いため、しばし
ば問題を生じる。したがって上記のオリゴマー、或いは
モノマーは、例えば、上記、オリゴマー、或いはモノマ
ーを単独で、或いは溶媒に溶解したあとで、紡糸し、形
成された繊維状物質が第l図または第2図の対向電極9
に到達する直前の空間にて、紫外線架僑などの方法にて
硬化させられる。
なお、上記オリゴマー、或いはモノマーは、紡揮 糸条件下にて爆発しないものを選ぶことは当然である。
また、直径の細い微細繊維状物質を得るためには、ポリ
マー溶液中のポリマー組成物濃度が低い方が適切な場合
もあり、該ポリマー組成物濃度は、該溶液の粘度にも依
存するが、40%以下が好ましい。
用いられるポリマーとしては、例えば、ポリビニルアル
コール、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニル、種々
のセルロース誘導体、ポリメチルメタクリレート、ポリ
カーポネート、ポリアクリロニトリル、ポリアミド、ポ
リエチレンテレフタレート、ボリスルホン、ポリエーテ
ルスルホン、ポリエーテルイミドなどの熱可塑性ポリマ
ーが挙げられる。
オリゴマー或いはモノマーとしては、上記熱可塑性ポリ
マーの低分子量オリゴマーの他に、ポリマー形成性硬化
性ビニル化合物、ポリマー形成性硬化性エポキシ化合物
、ポリマー形成性硬化性ウレタン化合物などが挙げられ
る。
ポリマー形成性硬化性ビニル化合物としては、例えば、
スチレン、酢酸ビニルなど、ラジカルにより重合硬化す
るものであれば特に制限はないが、特に好適な例として
、次のような分子の末端ないし側面に(メタ)アクリロ
イル基を1個または2個以上有する硬化型アクリル系化
合物を挙げることができる。
その第lは、ポリオール(メタ)アクリレート類であり
、ボリオール例えばエチレングリコール、ジエチレング
リコール、トリメチロールプロパンネオペンチルグリコ
ール、ペンタエリスリトールなどと、(メタ)アクリル
酸との反応生成物である。
その第2は、ジオールとジカルボン酸とを縮合してえら
れる繰返し単位が2〜20の末端ヒドロキシル基を有す
るポリエステルと(メタ)アクリル酸との反応生威物で
あるポリエステルジ(メタ)アクリレート類である。
その第3は、ポリエボキシ化合物の(メタ)アAなどの
ヒドロキシル基含有化合物とエビクロルヒドリンとから
誘導されるポリグリ井シジルエーテル類あるいは多価カ
ルボン酸とエビクロルヒドリンとから誘−導されるポリ
グリシジルエーテル類などのポリエポキシ化合物類が挙
げられる。
その第4は、多官能ウレタンアクリレート類であり、こ
れらはポリイソシアネート化合物とヒドロキシル基含有
(メタ)アクリル系モノマーまたは(メタ)アクリロイ
ル基とヒドロキシル基とを含有するオリゴマーとを反応
させてえられるものである。
その第5は、(メタ)アクリル系モノマー類であり、そ
の例としては、,(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)
アクリル酸プロビル、(メタ)アクリル酸ヘキシルなど
である。
その第6は、無水マレイン酸などの不飽和多価カルボン
酸と他の多価カルポン酸および多価アルコールとを縮合
してえられる、いわゆる不飽和ポリエステルである。
更に光二量化することにより重合硬化するその他の、例
えば、ポリケイ酸ビニル、ポリシンナミリデン酢酸ビニ
ル、フェニレンジアクリル酸エステルなどが挙げられる
また、本発明に用いる光重合開始剤としては、ベンゾイ
ンメチルエーテル、ベンゾイルn−プチルエーテル、ペ
ンゾインフェニルエーテル、ナフトキノン、ペンゾフエ
ノン、ピバロインエチルエーテル、ペンゾイルバーオキ
シド、p−t−プチルジクロロネアセトフェノン、2,
2−ジエトキシアセトフェノン、2,2−ジクロルー4
−フエノキシアセトフェノン、α−ヒドロキシブチルフ
エノン、ジベンゾスロン、ペンゾフエノンアミン系(N
−メチルジエタノールアミン、トリエチルアミンなど)
などがあげられ、その配合量は組成物中おおよそ1−1
0重量%の範回から適宜適量選択する。
また、ボリマー形成性硬化性エボキシ化合物【よ、繊維
状集合体形成時に固体状を呈するものが好ましく、例え
ば、エポキシ当量が150〜5000の範囲であるあビ
スフェノールAジグリシジルエーテノレ、ビスフェノー
ルFジグリシジルエーテル、ヘキサヒド口ビスフェノー
ルAジグリシジルエーテノレ、ネオペンチルグリコール
ジグリシジルエーテル、フタル酸ジグリシジルエステル
、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテルなど
の2官能性エポキシ化合物、エポキシ当量が130〜3
50の範囲であるトリグリシジルイソシアヌレート、テ
トラグリシジルジアミノジフエニルメタン、テトラグリ
シジルメタキシレンジアミンなどの多官能性エボキシ樹
脂が例示される。
また、本発明に用いられるボリマー形成性硬化性エポキ
シ化合物の硬化剤は、該エポキシ化合物と共に、繊維状
集合体形成時に固体状を呈するものが好ましく、例えば
、重付加型としては、ジエチレントリアミン、トリエチ
レンテトラミン、テトラエチレンベンタミン、ジエチル
アミノブロピルアミン、及びそれらの変性物など、メン
センジアミン、インホロンジアミン、N−アミノエチル
ピペラジン、ビス(4−アミノー3−メチルシクロヘキ
シル)メタン及びその変性物、m−キシレンアミン、ジ
アミノジフェニルメタン、ジアミノジフエニルスルホン
及びその変性物などのポリアミン、無水フタル酸、テト
ラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メ
チルテトラヒド口無水フタル酸、無水メチルナジック酸
、無水クロレンディック酸、無水ピロメリット酸、ペン
ゾフェノンテトラカルボン酸無水物、エチレングリコー
ルビス(アンヒドロトリメート)、メチルシクロヘキセ
ンテトラカルボン酸無水物などの酸無水物、フェノール
ノボラック、ポリメルカプトンなどが挙げられる。また
触媒型としては、2.4.6−トリス(ジメチルアミノ
メチル)フェノール、2−エチル−4−メチルイミダゾ
ール、BP.モノエチルアミン錯体などが挙げられる。
本発明では、上に挙げたポリマー形成性硬化性ビニル化
合物及び光重合開始剤、或いはポリマ−形成性硬化性エ
ポキシ化合物及び硬化剤、或いはボリマー形或性硬化性
イソシアネート化合物及び硬化剤は、形成繊維状物質の
使用目的を考慮して、それぞれ単独、或いは複数個の組
合わせを行なえばよい。
本発明に用いる溶剤は、前述したごとく、紡糸後、繊維
状物質を形成する直前の空間中で、蒸発、飛散すること
が不可欠であり、この目的から沸点温度が150℃以上
の揮発しにくい溶媒を単独で、或いは、そのような溶媒
が混合比20%以上を占める混合溶媒では、使用するこ
とは好ましくない。
本発明に用いられる溶剤としては、水、メタノール、エ
タノール、n−プロパノール、イソブロパノール、n−
ブタノール、see−ブタノール、ジアセトンアルコー
ルなどのアルコール類、ギ酸メチル、酢酸メチル、酢酸
エチル、酢酸イソブロビル、酢酸n−ブチルなどのエス
テル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン、シクロヘキサノン、イソホロンなどのケト
ン類、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセ
ロソルブなどのセロソルブ類、テトラヒドロフラ.ン.
、ジオキサンなどのエーテル類、N,N’一ジメチルア
セトアミドなどのアミド類、メチレンクロライド、クロ
ロホルムなどの塩素系溶媒などの溶媒の中から蒸発速度
、表面張力などを考慮して単独もしくは、多成分混合系
で使用できる。
また、本発明で用いられるポリマー溶液は、繊維状物質
形成時、或いは、使用時に必要な改良を折はIOXIO
−1と極めて大きかった。
以上のボリマー溶液を、第1図にて、概説した静電紡糸
装置を用いて紡糸し、繊維状物質を形成する。チューブ
5を通してノズル2に供給されるボリマー溶液の量は、
ノズルの先端8の孔径、印加電圧量などに依存するが、
通常0.2−〜40−/h『好ましくは0. 5d 〜
20g/ / hrである。40td/hr以上では、
ボリマー溶液に充分な電荷が得られず、細化が不充分に
なり、結果的に、平均径0.5μm以上の繊維状物質と
なり、微細繊維状物質は得られない。他方o.2m//
hr  以下の場合は、ノズル先端にて細化前のポリマ
ー溶液からの溶媒の蒸発、飛散が大きく、表面が部分的
に乾燥し、粒子状凸部を有する不均一な繊維状物質が得
られる。
金属端子lを通してノズル2に印加される高電圧は、使
用する繊維状物質の用途に依存するが、5kv 〜45
kvの範囲であり、好ましくは10kv 〜40kvで
ある。
10kv〜40kvの範囲では、形成される繊維状物質
の直径に大きな影響を与えない。45kv以上では、電
荷が多すぎるためか紡糸状態が不安定になる。
5kv以下では、細化が生じず、繊維状物質は形成され
ず、液滴が落下する。
〔実施例〕
以下に、実施例に基いて説明するが、本発明はこれらに
限定されるものではない。
実施例l 繊維状物質を形成するためのポリマーとしてポリビニル
ブチラール(***ヘキスト社製、B60T)を用い、こ
れをn−プロビルアルコールとアセトニトリルとの重量
比でl=1の混合溶媒に溶解し10%溶液を得た。この
溶液の25℃での蒸発速度は234,表面張力は21.
 5dynes/cm ,粘度は70CPSであった。
その後、静電紡糸装置を用いて上記ボリた。
得られた繊維状物質を走査型電子顕微鏡を用いて測定し
たところ平均直径は0.20μmであり、また0.5μ
m未満の繊維状物質は、頻度、確率的測定の結果、確率
的に95%であった。
また、粒子状凸部の体積比率は4%であった。
偏光顕微鏡にて測定した繊維状物質の複屈折はl.2X
10−’であった。
更に、この繊維状物質の浸漬法による屈折率評価法にて
得た屈折率は1.515であった。
比較例l 実施例lにおいて、使用した混合溶媒の代りに、!− 溶媒としてセ4ブロビルアルコールを用い、6%溶液を
得た。このポリマー溶液の25℃での蒸発速度は200
、表面張力は21. 7dynes/cm ,粘度は1
50CPSであった。
以下実施例lと同様に静電紡糸法で繊維状物質を得た。
得られた繊維状物質の平均直径は0.31μmで、粒子
状凸部の体積比率は40%と増加した。
比較例2 比較例lにおいて、ポリマー濃度を6%とした代りに、
9%のポリマー溶液を用いた。このポリマー溶液の蒸発
速度、表面張力は比較例1とほぼ同じであり、粘度は1
70CPSであった。得られた繊維状物質の平均直径は
0.60μと大きくなり、粒子状凸部の体積比率は、5
%であった。また直径0.5μm未満の繊維状物質は確
率的に25%であった。
実施例2 繊維状物質を形成するためのポリマーとしてポリビニル
ブチラール(積水化学工業(m製、BM5)を用い、こ
れをシクロヘキサノンとアセトニトリルとの重量比で1
=1の混合溶媒に溶解し7%溶液を得た。この溶液の2
5℃での蒸発速度は183、表面張力は27. Ody
nes/cm、粘度は64CPSであった。
以下、実施例lと同様に静電紡糸法で繊維状物質を得た
得られた繊維状物質の平均直径は0.45μmで、粒子
状凸部の体積比率は5%であった。また、直径0.5μ
m未満の繊維状物質は確率的に86%であった。偏光顕
微鏡にて測定した繊維状物質の複屈折幸は、 l.3X
10−”であった。
比較例3 実施例2において、使用した混合溶媒の代りに溶媒とし
てシクロヘキサノン、メタノール、アセトンを重量比4
6:53:lで混合した溶媒を用い、8%溶液を得た。
このポリマー溶液の25℃での蒸発速度は182、表面
張力は28. 3dynes/cm ,粘度は35CP
Sであった。
以下実施例2と同様に静電紡糸法で繊維状物質を得た。
得られた繊維状物質の平均直径は0.30μmで、粒子
状凸部の体積比率は45%と増加した。
比較例4 比較例3において、ポリマー濃度を8%とした代りに、
11%のポリマー溶液を用いた。このポリマー溶液の蒸
発速度、表面張力は比較例3とほぼ同じであり、粘度は
185cPsであった。得られた繊維状物質の平均直径
は0.50μmと大きくなり、粒子状凸部の体積比率は
5%であった。また直径0.5μm未満の繊維状物質は
確率的に35%であった。
実施例3 繊維状物質を形成するための固体ボリマーとして、べヘ
ニルメタクリレート50部、エポキシエステル3002
A  (共栄社油脂製:ビスフェノールAボリオキシエ
チレン←11モル付加物のジグリシジルエーテルのアク
リル酸付加物)25部、ペンタエリスリトールテトラア
クリレートlO部、ポリメチルメタクリレート(住友化
学製:スミペックスBM}10) 15部の混合物を用
い、これをn−プロビルアルコールとアセトニトリルと
の重量比でl:lの混合溶媒に溶解しlO%溶液を得た
。この溶液の25℃での蒸発速度は234、表面張力は
21. 5dynes/cm,粘度は70CPSであっ
た。
光重合開始剤として、ベンゾインエチルエーテル0.1
gを100gの上記硬化性ビニル化合物溶液に加え、一
様に溶解するまでかきまぜた。
以下、実施例lと同様に静電紡糸法で繊維状物質を得た
。その後、この繊維状物質を高圧水銀灯(理工化学社製
: UVL−400P)により約1分間露光し架橋処理
を行なった。
得られた繊維状物質の平均直径は0.27μmで、粒子
状凸部の体積比率は0%であった。また、直径0.5μ
m未満の繊維状物質は確率的に90%であった。偏光顕
微鏡にて測定した繊維状物質の複屈折は1.OXlO−
”であった。
更に、この繊維状物質の浸漬法による屈折率評価法にて
得た屈折率は1. 499であった。
実施例4 繊維状物質を形成するためのポリマーとして、ポリアク
リロニトリル(SCINTIFIC POLYMER 
PRODUCT社製)を用い、これをN,N−2−メチ
ルホルムアルデヒドとアセトニトリルとの重量比を4=
6の混合溶媒に溶解し7%溶液を得た。この溶液の25
℃での蒸発速度は208、表面張力は25, 5dyn
e5/cm,粘度は87CPSであった。
以下、実施例lと同様に静電紡糸法で繊維状物質を得た
。得られた繊維状物質の平均直径は0.45μmで、粒
子状凸部の体積比率は4%であった。
また、直径0.5μm未満の繊維状物質は確率的に81
%であった。偏光顕微鏡にて測定した繊維状物質の複屈
折は23X 10−’であった。
実施例5 繊維状物質を形成するためのポリマーとしてポN,N−
ジメチルホルムアミド、i−ブタノールとの重量比で1
8:32:50の混合溶媒に溶解し、参軒6%溶液を得
た。この溶液のlO℃での蒸発速度は229、表面張力
は26. 6dynes/cm ,粘度は105CPS
であった。
以下実施例1と同様に静電紡糸法で繊維状物嘗を得た。
得られた繊維状物質の平均直径は0.444mで、粒子
状凸部の体積比率は6%であった。また、直径0,5μ
m未満の繊維状物質は確率的に8%であった。偏光顕微
鏡にて測定した繊維状物負の複屈折は3 X 10−”
であった。
比較例5 繊維状物質を形成するためのポリマーとしてべヘニルメ
タクリレート75部、エポキシエステル3002A(共
栄社油脂製:ビスフェノールAポリオキシエチレン←弓
2モル付加物のシグリシジルエーテルへのアクリル酸付
加物)25部、ペンタエリスリールテトラアクリレート
lo部、を用いた。
なお、光重合開始剤としてベンゾイルエチルエーテル1
部を上記ペンタエリスリトールテトラアクリレート中に
溶解してある。
上記硬化製ビニル化合物を80℃に加温し液状にした上
で撹拌混合した。この温度に保った状態で融ポリマーを
流量1.0cc/時、ノズル電圧25KVF?で紡糸し
、繊維状物質を得た。
その後、実施例3と同様にして該繊維状物質の架僑処理
を行なった。
得られた繊維状物質の平均直径は0.40μmで粒子状
凸部の体積比率は0であった。また、直径0.5μm未
満の繊維状物質は確率的に60%であった。但し偏光顕
微鏡にて測定した繊維状物質の複屈折はIOXIO−”
と極めて大きかった。
〔発明の効果〕
以上に述べたように本発明の蒸発速度、表面張力、或い
は粘度を調整したボリマー溶液を用いて静電紡糸法にて
得た繊維状物質は、平均径が0.5μm以下であり、ま
た実質的に複屈折を生じないため、更に、延伸してより
微細繊維状物質を製造することができるとともに、巾広
い種々の用途に用いられる。
(1)  液晶に浸透された微細繊維状集合体を主体と
する被浸透性物体層を有する散乱型液晶装置。
この方式は、基本的には液晶分子の常光屈折率と支持媒
体の屈折率とを一致させ、電圧を印加して液晶分子の配
向が揃うときには透明状態を表示し、電圧無印加のとき
には液晶分子の配向の乱れによる光散乱状態を表示する
ものである。無配向性のかつ、可視光線の波長以下の直
径の微細繊維状物質を用いることにより、上記の屈折率
の一致を、緩和させ、かつ電圧印加時の透明性を格段に
向上させることができる。
(2)光学的等方性透明材料 細繊維状物質はマトリックス材料との屈折率一致を厳密
にしなくても、微細繊維状物質とマトリックス材料との
間での光散乱を生じず、また、光の位相を変化させない
ため、光学部品としてのプラスチックレンズ、或いはコ
ンタクトレンズなどの光学的等方性透明光学部品の補強
材、柔軟性付与材、或いは耐衝撃性付与材に用いられる
その他、寸法安定性のすぐれた高強度繊維状物質或いは
繊維表面に結合された酵素、微生物、或いは機能性官能
基を利用した不織布、或いは繊維状集合体などに用いら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明による微細繊維状物資を製
造する方法を略図的に示した図である。 第2図 手続?r13正書 (方式) 平成2年3月22日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  平均直径が0.5μm未満である実質的に無配向な微
    細繊維状物質。
JP1302040A 1989-11-22 1989-11-22 微細繊維状物質 Pending JPH03167306A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1302040A JPH03167306A (ja) 1989-11-22 1989-11-22 微細繊維状物質

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1302040A JPH03167306A (ja) 1989-11-22 1989-11-22 微細繊維状物質

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03167306A true JPH03167306A (ja) 1991-07-19

Family

ID=17904186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1302040A Pending JPH03167306A (ja) 1989-11-22 1989-11-22 微細繊維状物質

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03167306A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004508447A (ja) 2000-09-05 2004-03-18 ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド ポリマー、ポリマー・マイクロファイバ、ポリマー・ナノファイバ、およびフィルタ構造を含む適用例
JP2004256974A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Japan Vilene Co Ltd 静電紡糸方法及び静電紡糸装置
JP2005218909A (ja) * 2004-02-03 2005-08-18 Japan Vilene Co Ltd 濾過材及びフィルタ
JP2005226210A (ja) * 2004-01-14 2005-08-25 Teijin Ltd 撚糸、撚糸の製造方法および撚糸の製造装置
JP2006133143A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Japan Vilene Co Ltd 血漿又は血清の保持材及び血液分離用具
WO2006101175A1 (ja) * 2005-03-24 2006-09-28 Kuraray Co., Ltd. 不織布およびそれを用いた積層体
JP2006525445A (ja) * 2003-04-23 2006-11-09 ザ ユニバーシティ オブ アクロン 封鎖反応性材料本特許出願は、2003年4月23日に出願された米国仮特許出願第60/464,879号に基づく優先権を主張する。
JP2007528942A (ja) * 2003-08-28 2007-10-18 サバンチ ユニバーシテシ 金属被覆ナノファイバー
JP2008138316A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Teijin Ltd 撚糸および撚糸の製造方法
WO2008123345A1 (ja) * 2007-04-03 2008-10-16 Nisshinbo Industries, Inc. 抗菌性ナノファイバー
JP2010185146A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Japan Vilene Co Ltd 構造発色繊維集合体及びその製造方法
JP2012237015A (ja) * 2012-08-28 2012-12-06 Japan Vilene Co Ltd 複合シート
JP2013023804A (ja) * 2011-07-15 2013-02-04 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd 多孔性シート及びその製造方法
JP2013151783A (ja) * 2007-04-03 2013-08-08 Nisshinbo Holdings Inc 繊維の抗菌性発現方法
JP2017190535A (ja) * 2016-04-12 2017-10-19 日本バイリーン株式会社 不織布及びその製造方法

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004508447A (ja) 2000-09-05 2004-03-18 ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド ポリマー、ポリマー・マイクロファイバ、ポリマー・ナノファイバ、およびフィルタ構造を含む適用例
JP2014073494A (ja) * 2000-09-05 2014-04-24 Donaldson Co Inc 濾過方法、濾材、及び、ファインファイバ層を製造する方法
US9718012B2 (en) 2000-09-05 2017-08-01 Donaldson Company, Inc. Fine fiber media layer
US10272374B2 (en) 2000-09-05 2019-04-30 Donaldson Company, Inc. Fine fiber media layer
US10967315B2 (en) 2000-09-05 2021-04-06 Donaldson Company, Inc. Fine fiber media layer
JP2004256974A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Japan Vilene Co Ltd 静電紡糸方法及び静電紡糸装置
JP2006525445A (ja) * 2003-04-23 2006-11-09 ザ ユニバーシティ オブ アクロン 封鎖反応性材料本特許出願は、2003年4月23日に出願された米国仮特許出願第60/464,879号に基づく優先権を主張する。
JP2012251289A (ja) * 2003-04-23 2012-12-20 University Of Akron 隔離された反応性材料
JP2007528942A (ja) * 2003-08-28 2007-10-18 サバンチ ユニバーシテシ 金属被覆ナノファイバー
JP4755902B2 (ja) * 2003-08-28 2011-08-24 サバンチ ユニバーシテシ 金属被覆ナノファイバー
JP2005226210A (ja) * 2004-01-14 2005-08-25 Teijin Ltd 撚糸、撚糸の製造方法および撚糸の製造装置
JP2005218909A (ja) * 2004-02-03 2005-08-18 Japan Vilene Co Ltd 濾過材及びフィルタ
JP4614669B2 (ja) * 2004-02-03 2011-01-19 日本バイリーン株式会社 濾過材及びフィルタ
JP2006133143A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Japan Vilene Co Ltd 血漿又は血清の保持材及び血液分離用具
US7846855B2 (en) 2005-03-24 2010-12-07 Kuraray Co., Ltd. Nonwoven fabrics and laminates made by using the same
JPWO2006101175A1 (ja) * 2005-03-24 2008-09-04 株式会社クラレ 不織布およびそれを用いた積層体
WO2006101175A1 (ja) * 2005-03-24 2006-09-28 Kuraray Co., Ltd. 不織布およびそれを用いた積層体
EP1867771A4 (en) * 2005-03-24 2012-04-04 Kuraray Co NONWOVENS AND LAMINATES MANUFACTURED THEREWITH
EP1867771A1 (en) * 2005-03-24 2007-12-19 Kuraray Co., Ltd. Nonwoven fabrics and laminates made by using the same
JP2008138316A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Teijin Ltd 撚糸および撚糸の製造方法
JP2013151783A (ja) * 2007-04-03 2013-08-08 Nisshinbo Holdings Inc 繊維の抗菌性発現方法
US9090995B2 (en) 2007-04-03 2015-07-28 Nisshinbo Holdings, Inc. Process of making an antibacterial nanofiber
WO2008123345A1 (ja) * 2007-04-03 2008-10-16 Nisshinbo Industries, Inc. 抗菌性ナノファイバー
JP2008274512A (ja) * 2007-04-03 2008-11-13 Nisshinbo Ind Inc 抗菌性ナノファイバー
JP2010185146A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Japan Vilene Co Ltd 構造発色繊維集合体及びその製造方法
JP2013023804A (ja) * 2011-07-15 2013-02-04 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd 多孔性シート及びその製造方法
JP2012237015A (ja) * 2012-08-28 2012-12-06 Japan Vilene Co Ltd 複合シート
JP2017190535A (ja) * 2016-04-12 2017-10-19 日本バイリーン株式会社 不織布及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03167306A (ja) 微細繊維状物質
JPS59130314A (ja) 高強度および高モジュラスのポリビニルアルコール繊維およびその製造法
US20030102585A1 (en) Method for obtaining macroscopic fibres and strips from colloidal particles and in particular carbon nanotudes
CN105829102B (zh) 多层膜、偏振片、及多层膜的制造方法
JPH03167358A (ja) 繊維状集合体
KR101134349B1 (ko) 편광필름의 제조방법 및 그로부터 제조되는 편광필름
CN113235227A (zh) 一种复合薄膜的制备方法及应用
CN108589050A (zh) 一种热塑性聚氨酯纳米纤维薄膜的制备方法
KR101613764B1 (ko) 편광판용 접착제 조성물 및 이를 이용하여 제조된 편광판
EP0233667A1 (en) Method of manufacturing a synthetic-resin fibre and molecularly oriented synthetic-resin fibre, and a molecularly oriented synthetic-resin fibre obtained by this method
CN111648044A (zh) 一种超吸水纳米纤维膜及其制备方法
KR101251956B1 (ko) 유기섬유의 굴절률 제어방법, 그로부터 제조된 유기섬유 및 그를 함유한 고 투광성 고분자-유기섬유 복합체
CN110158177B (zh) 一种基于静电纺丝技术的聚合方法
CN107490818A (zh) 疏水染料偏光片及其制作方法
CN104395422B (zh) 自由基可固化粘合剂组合物和包括所述自由基可固化粘合剂组合物的偏光板
JP2005336375A (ja) セルロースアシレートフィルム、該フイルムを用いた光学フィルム及び画像表示装置
JP2021047402A (ja) 光学部材及び画像表示装置
JP2010032655A (ja) 位相差フィルム、偏光板、液晶表示装置および位相差フィルムの製造方法
JP3098086B2 (ja) 液晶表示用スペーサ及びその製造方法
JPS6233931B2 (ja)
KR101146169B1 (ko) 광학 필름용 수지 조성물 및 이를 포함하는 광학 필름
JP2005290347A (ja) セルロースアシレートフィルム、該フイルムを用いた光学フィルム、及び画像表示装置
CN112176436B (zh) 一种基于溶液喷射纺丝方法的顺丁橡胶微纳米纤维
Ubaid et al. Strategy for the development of stretchable highly aligned electrospun polyacrylamide (PAM) nanofibers
JP2823787B2 (ja) 高分子量ポリエステル繊維の製造方法