JPH03165603A - 高周波信号の振幅・位相制御回路 - Google Patents

高周波信号の振幅・位相制御回路

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JPH03165603A
JPH03165603A JP30549689A JP30549689A JPH03165603A JP H03165603 A JPH03165603 A JP H03165603A JP 30549689 A JP30549689 A JP 30549689A JP 30549689 A JP30549689 A JP 30549689A JP H03165603 A JPH03165603 A JP H03165603A
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phase
amplitude
control
frequency signal
high frequency
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JP30549689A
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Akio Tanaka
昭夫 田中
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高周波信号の振幅・位相制御回路に関する。
(従来の技術) 高周波信号の振幅および位相を制御する回路としては、
従来、例えば第5図に示すように、電力増幅器1Gの前
後に移相器9、可変減衰器11を設け、あるいは、第6
図に示すように、電力増幅器10の前段に移相器9と可
変減衰器11とを直列に設け、振幅を可変減衰器11で
制御し、位相を移相器9で制御するようにした回路が知
られている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、高周波信号の振幅と位相を可変減衰器と移相器
を用いて制御する場合には次のような問題がある。
まず、可変減衰器により振幅を制御すると、可変減衰器
の挿入位相が変化するので、出力高周波信号が所要の位
相となるように移相器を制御しても、振@制御量を変え
る毎に可変減衰器の押入位相の変化分をさらに補正しな
ければならず、制御が繁雑化する。
また、高周波信号の増幅器として0級の電力増幅器を用
いる場合が往々にしである。この場合、増幅器の入力段
で振幅制御すると、振幅可変範囲を広くできず、また出
力信号の位相を変化させてしまうので、出力段で振幅制
御する必要がある。
しかし、高周波信号の振幅を電子的に高速で可変する場
合に使用されるPINダイオードは耐電力性が低いので
、C級電力増幅器の出力段に可変減衰器として用いるこ
とができない、つまり、従来では、電力の高い出力段で
高速に振幅制御できる可変減衰器の開発が望まれている
本発明は、このような問題に鑑みなされたもので、その
目的は、位相に影響を与えずに振幅制御ができ、かつ、
高電力高周波信号であってもその振幅と位相を制御でき
る高周波信号の振幅・位相制御回路を提供することにあ
る。
(課順を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本発明の高周波信号の振幅
・位相制御回路は次の如き構成を有する。
即ち、本発明の高周波信号の振幅・位相制御回路は、入
力された高周波信号を2等分して出力する電力分配器と
; この電力分配器の2出力それぞれの位相を各別に対
応する移相制御信号に従って制御する2つの移相器と;
 この2つの移相器の出力を合成する電力合成器と; 
外部から与えられる制御信号であって前記電力合成器の
出力高周波信号が具備すべき振幅と位相を示す制御信号
を受けて振幅制御値と位相制御値とを出力するデコーダ
と; 前記振幅制御値と前記位相制御値とを受けて、前
記出力高周波信号の前記位相から適宜最遅れた位相を与
える遅れ移相量を決定しそれに基づき形成した前記移相
制御信号を前記2つの移相器の一方へ出力する遅れ移相
量発生回路、および、前記出力高周波信号の前記位相か
ら適宜量進んだ位相を与えるべく前記移相量と同量の進
み移相量を決定しそれに基づき形成した前記移相制御信
号を前記2つの移相器の他方へ出力する進み移相量発生
回路と; を備えたことを特徴とするものである。
(作 用) 次に、前記の如く構成される本発明の高周波信号の振幅
・位相制御回路の作用を説明する。
入力された高周波信号は電力分配器にて2等分され、そ
れぞれ対応する移相器に入力して移相制御を受は電力合
成器で合成されるが、移相制御は電力合成器の出力高周
波信号が所望の振幅と位相を具備するように行われる。
即ち、電力合成器の出力高周波信号が具備すべき振幅と
位相の情報は制御信号として外部からデコーダに供給さ
れるようになっている。この制御信号を受けてデコーダ
は振幅制御値と位相制御値とを形成し、それを遅れ移相
量発生回路と進み移相量発生回路とへ出力する。
そこで、遅れ移相量発生回路では、出力高周波信号の位
相から適宜最遅れた位相を与える移相量を決定し、それ
に出力高周波信号と入力高周波信号間の移相量を加えて
所定の移相制御信号を形成し、それを2つの移相器の一
方へ与える。
また、進み移相IIklF、生口路では、前記遅れ移相
量と同量の進み移相量を決定し、その進み移相量から出
力高周波信号と入力高周波信号間の移相量を差し引いて
所定の移相制御信号を形成し、それを他方の移相器へ与
える。
出力高周波信号は2つの移相器の出力のベクトル和で与
えられるので、出力高周波信号の位相と振幅が制御され
る。その際に、各移相器では、出力高周波信号の位相に
対し等しい移相量φでもって対応する入力信号の位相を
進遅制御する。入力高周波信号の振幅をIXIとすれば
各移相器の入出力高周波信号の位相とは無関係に制御さ
れる。
斯くして、本発明によれば、入力高周波信号を所定の位
相に制御して出力できるとともに、その出力高周波信号
の位相に影響を与えることなく振幅を制御することがで
きる。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1実施例回路を示す、第1実施例に
係る高周波信号の振幅・位相制御回路は、T型電力分配
器1、移相器2、移相器3、T型電力合成器4、アイソ
レータ5、デコーダ6、進み移相量発生回路7および遅
れ移相量発生回路8で基本的に構成されている。
T型電力分配器1に入力された高周波信号は2等分され
、それぞれ対応する移相器2および移相器3へ入力する
。移相器2は進み移相量発生回路7から移相制御信号を
受け、また移相器3は遅れ移相量発生回路8から移相制
御信号を受け、それぞれ入力信号について所要の移相制
御をする。そして、移相器2と同3の出力はアイソレー
タ5を介してT型電力合成器4へ入力し合成される。
即ち、T型電力合成器4からは振幅と位相が制御された
高周波信号が出力される。なお、アイソレータ5はT型
電力合成器4で合成されずに反射された信号を吸収する
回路である。
一方、デコーダ6では、T型電力合成器4の出力高周波
信号が具備すべき振幅と位相を示す制御信号が外部から
与えられるので、それから振幅制御値と位相制御値を読
み取り、それらを進み移相量発生回路7と遅れ移相量発
生回路8とへ出力する。
そして、進み移相量発生回路7と遅れ移相量発生回路8
は入力された振幅制御値と位相制御値に基づき前記移相
制御信号を発生する。
以下、第2図を参照して具体的に説明する。第2図は各
信号の振幅と位相の関係を表すベクトル図である。ベク
トルAはT型電力分配器1の入力高周波信号(振幅IA
I)である、この入力高周波信号の位相を基準にして、
それから位相φ、離れてT型電力合成器4の出力高周波
信号(振幅CI)のベクトルCを示しである。このベク
トルCはベクトルBと同B′のベクトル和である。
即ち、ベクトルBは移相器2の出力信号(振幅I B 
+ =” )、ベクトルB′は移相器3の出力信号(振
幅IB′、=;)である0図示例では、ベクトルBはベ
クトルCから+φ2の進み位相、ベクトルB′はベクト
ルCから−φ2の遅れ位相であり、その結果、振幅IC
IのベクトルCが形成されることを示しである。なお、
振幅1cIはC1=2・IBI・COSφ2 である、
但し、伝送損失は無視している。
さて、デコーダ6が外部から与えられる制御信号から読
み取る振幅制御値はIcI/IAI、位相制御値はφ!
である。これが進み移相量発生回路7と遅れ移相量発生
回路8に供給される。
進み移相量発生回路7および遅れ移相量発生回路8では
、振幅制御値1cI/IAIに基づき移相量φ2を伝送
路の損失を考慮して計算する。そして、進み移相量発生
回路7では、移相量φ2に位相φ1を加え、それを移相
制御信号として移相器2へ与える。一方、遅れ移相量発
生回路8では、位相φ!から移相量φ2を差し引き、そ
れを移相制御信号として移相器3へ与える。
その結果、移相器2では、その入力信号をφ1+φ2宛
移相して出力し、また移相器3ではその入力信号をφl
−φ2宛移相して出力するので、T型電力合成器4から
は、ベクトルCに相当する所要の振幅1cIと位相φ1
に制御された高周波信号が得られる。このとき、φ1を
変化せずにφ2のみを変えることによって、合成出力高
周波信号の位相を変えることなく、振幅値を自由に可変
できる。
なお、移相器2と同3は、PINダイオードで構成され
るが、この場合のPINダイオードはスイッチとして動
作するので、耐電力性は相当に高いものである。即ち、
C級電力増幅器の出力段において振幅と位相の制御がで
きるのである。従って、第3図に示すようなアレイアン
テナに適用できる。
第3図において、アンテナモジュール15は、前記第1
実施例回路を主体としたもので、T型電力分配器1の入
力側に電力増幅器lOを設け、またT型電力合成器4の
出力側に素子アンテナI3を設けである、電力分配器1
2は信号発生器14からの高周波信号を複数のアンテナ
モジュール15における各電力増幅器10に分配出力す
る。また、ビーム制御器16からのビーム走査制御信号
は複数のアンテナモジュール15における各デコーダ6
に供給される。
これにより、各素子アンテナ!3から放射される電磁波
の振幅と位相の分布が制御される。
次に、第4図は第2実施例回路を示す、この第2実施例
回路は、2等分配する電力分配器にウィルキンソン型電
力分配器17を用い、電力合成と反射波の吸収回路とし
ての両機能を行うものとして終端抵抗器20を備えるハ
イブリッド型カップラ18を用い、さらにハイブリッド
型カップラ18において2つの入力信号が出力端までの
伝送路差によって位相に差を生ずるのを補正するために
補正移相量発生回路19を付加したものである。
動作は第1実施例と同様であるからその説明は省略する
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の高周波信号の振幅・位相
tAfR回路によれば、入力高周波信号を2等分し、両
信号の合成出力信号が所要の位相となるような移相量と
その位相を中心とする遅れ移相量とを一方の信号に、そ
の遅れ移相量と同量の進み移相量とを他方の信号にそれ
ぞれ与えて両信号を合成し、かつ、それらの移相量を独
立に制御できるようにしたので、高周波信号を所要の位
相に制御できると同時に、その制御する位相に変化を与
えることなく振幅を制御できる効果がある。
また、移相器は耐電力性の高いものであるから、C級電
力増幅器のように振幅の制御が難しい回路の出力側にお
いて用いることができ、高出力の振幅制御を高速に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る高周波信号の振幅・位相M御回路
たる第1実施例回路の構成ブロック図、第2図は各信号
の位相と振幅の関係図(動作説明図)、第3図は第1実
施例回路の応用例としてのアレイアンテナの構成ブロッ
ク図、第4図は本発明の第2実施例回路の構成ブロック
図、第5図および第6図は従来例回路の構成ブロック図
である。 1・・・・・・T型電力分配器、 2,3・・・・・・
移相器、4・・・・・・T型電力合成器、 5−・・・
・・アイソレータ、6・・・・・・デコーダ、 7・・
・・・・進み移相量発生回路、8・・・・・・遅れ移相
量発生回路、 9・・・・・・移相器、12・・・・・
・電力分配器、 13・・・・・・素子アンテナ、!4
・・・・・・信号発生器、 15・・・・・・アンテナ
モジュール、16・・・・・・ビーム制御器、 17・
・・・・・ウィルキンソン型電力分配器、 lト・・・
・・ハイブリッド型カップラ、19・・・・・・補正移
相量発生回路、 20・・・・・・終端抵抗器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  入力された高周波信号を2等分して出力する電力分配
    器と;この電力分配器の2出力それぞれの位相を各別に
    対応する移相制御信号に従って制御する2つの移相器と
    ;この2つの移相器の出力を合成する電力合成器と;外
    部から与えられる制御信号であって前記電力合成器の出
    力高周波信号が具備すべき振幅と位相を示す制御信号を
    受けて振幅制御値と位相制御値とを出力するデコーダと
    ;前記振幅制御値と前記位相制御値とを受けて、前記出
    力高周波信号の前記位相から適宜量遅れた位相を与える
    遅れ移相量を決定しそれに基づき形成した前記移相制御
    信号を前記2つの移相器の一方へ出力する遅れ移相量発
    生回路、および、前記出力高周波信号の前記位相から適
    宜量進んだ位相を与えるべく前記移相量と同量の進み移
    相量を決定しそれに基づき形成した前記移相制御信号を
    前記2つの移相器の他方へ出力する進み移相量発生回路
    と;を備えたことを特徴とする高周波信号の振幅・位相
    制御回路。
JP30549689A 1989-11-24 1989-11-24 高周波信号の振幅・位相制御回路 Pending JPH03165603A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1670092A1 (en) * 2003-09-30 2006-06-14 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Variable power distributor, error detection method thereof, and set value correction method

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1670092A1 (en) * 2003-09-30 2006-06-14 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Variable power distributor, error detection method thereof, and set value correction method
EP1670092A4 (en) * 2003-09-30 2007-05-16 Mitsubishi Electric Corp VARIABLE ENERGY DISTRIBUTOR, ERROR DETECTION PROCEDURE THEREFOR AND SETPOINT CORRECTION METHOD
US7587652B2 (en) 2003-09-30 2009-09-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Variable power distributor, error detection method thereof, and set value correction method

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