JPH0316494A - オートホワイトバランス回路 - Google Patents

オートホワイトバランス回路

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JPH0316494A
JPH0316494A JP1151543A JP15154389A JPH0316494A JP H0316494 A JPH0316494 A JP H0316494A JP 1151543 A JP1151543 A JP 1151543A JP 15154389 A JP15154389 A JP 15154389A JP H0316494 A JPH0316494 A JP H0316494A
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近藤 紀陽
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明は、オートホワイトバランス回路、特に画像積
分形のオートホワイトバランス回路に関する。
〔発明の概要〕
請求項(1)の発明は、オートホワイトバランス回路に
おいて、信号処理回路に供給される撮像信号に基づいて
形成される信号のレベルと、基準のレベルを比較し、こ
の比較に基づいて、略白の画素データを選択的に積分手
段に入力して積分出力を得るようにしたことにより、オ
ートホワイトバランスの精度を、より向上させることが
でき、オートホワイトバランスの追従範囲に収まらない
光源の場合でもオートホワイトバランスを行えるように
したものである。
請求項(2)の発明は、オートホワイトバランス回路に
おいて、信号処理回路にて撮像信号に基づいて形成され
る信号のレベルと、基準のレベルを比較し、この比較に
基づいて、略白の画素データを選択的に積分手段に入力
して積分出力を得るようにしたことにより、オートホワ
イトバランスの精度を、より向上させることができ、オ
ートホワイトバランスの追従範囲に収まらない光源の場
合でもオートホワイトバランスを行えるようにしたもの
である。
〔従来の技術〕
従来のオートホワイトバランス回路、特に画像積分形の
オートホワイトバランス回路の例としては特願昭63−
215850明細書に記載されているようなものがある
。この種のオートホワイトバランス回路では、撮像画面
全体の信号成分を積分すると、白色になるという仮定に
基づいている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述の仮定が満たされないことも多く、
その場合には、オートホワイトバランス回路が誤動作す
る. そこで、オートホワイトバランス回路の誤動作を防止す
るため、第11図に示されるような黒体放射曲線CBL
及び、オートホワイトバランスの追従範囲A1が設定さ
れている。
この黒体放射曲線C.B.Lは以下のようにして求めら
れる.即ち、色温度の異なる光源の下で「白色」の被写
体を撮像し、この撮像信号に於ける3原色信号RSG,
Bの夫々の信号レベルを1フィールド毎に積分すること
によって、3原色信号R、G,Bの各信号レベルの積分
値IR,IG,tBが形成される.そして積分値IGに
対する積分値【Rの比(IR/IG)と、積分値IGに
対する積分値IBの比(IB /IG )との対応関係
を求めることによって、第11図のような黒体放射曲線
CBLが得られる. 黒体放射曲線CBLの両側には適切なホワイトバランス
を行うための追従範囲AIが設けられており、比(IR
 /IG ,  IB /IG )が追従範囲AIに入
った時のみ3原色信号R,G,Bの可変利得アンプのゲ
インが制御され、これによって、3原色信号R,G,B
の信号レベルが等し< (R:G:B−1:1:t )
され、オートホワイトバランスが行われる。
しかしながら、上述のようなオートホワイトバランス回
路を備えたビデオカメラを用いて実際に撮像を行う時、
光源の色温度の変化範囲が広く、比(IR /IG ,
 IB /IG )が追従範囲AI内に収まらない場合
には、オートホワイトバランスが正常に動作せず、オー
トホワイトバランスを行い難くなるという問題点があっ
た. 従ってこの発明の目的は、オートホワイトバランスの精
度の向上と、光源の如何にかかわらずオ−トホワイトバ
ランスを行なえるオートホワイトバランス回路を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
請求項(1)の発明は、撮像信号の積分出力に基づいて
形成された制御信号によって、撮像信号をビデオ信号に
変換する信号処理回路内に設けられているアンプの利得
を制御し、これによって、複数の色信号のレベルを自動
的に制御するようにしたオートホワイトバランス回路に
於いて、信号処理回路に供給される撮像信号に基づいて
形成される信号のレベルと、基準のレベルを比較し、こ
の比較に基づいて、略白の画素データを選択的に積分手
段に入力することによって、積分出力を得るようにした
構或としている。
請求項(2)の発明は、撮像信号の積分出力に基づいて
形成された制御信号によって、撮像信号をビデオ信号に
変換する信号処理回路内に設けられているアンプの利得
を制御し、これによって、複数の色信号のレベルを自動
的に制御するようにしたオートホワイトバランス回路に
於いて、信号処理回路にて撮像信号に基づいて形成され
る信号のレベルと、基準のレベルを比較し、この比較に
基づいて、略白の画素データを選択的に積分手段に入力
することによって、積分出力を得るようにした構或とし
ている。
〔作用] 請求項(1)の発明では、撮像信号に基づいて形成され
る信号のレベルと、基準のレベルが比較され、略白色の
画素データが選択的に積分手段に入力される。
また、請求項(2)の発明では、信号処理回路にて撮像
信号に基づいて形成される信号のレベルと、基準のレベ
ルが比較され、略白色の画素データが選択的に積分手段
に人力される。
いずれの場合にあっても、積分手段から得られる複数の
色信号、例えば、3原色信号R,G,Bの積分値の比(
IR /IG , IB /NG )は、(IR /{
G ) = (IB /IG ) =1の状態に近づき
、これに基づいて3原色信号R..G,Bのアンプの利
得が制御されるため、3原色信号R,G、Bの出力レベ
ルが(R:G:B=1:1:1 )とされる.従って、
オートホワイトバランスの精度が一層向上し、オートホ
ワイトバランスの追従範囲に収まらない光源の場合でも
オートホワイトバランスを行なえる。
〔実施例] 以下、この発明の実施例について第1図乃至第10図を
参照して説明する。
第1図乃至第7図は、この発明の一の実施例であり、こ
の実施例は、フイードフォワード式の画像積分型オート
ホワイトバランス回路である。
第1図の構或に於いて、レンズ系Iはレンズ2とアイリ
ス3とから主に構戒され、レンズ2からの光学像が、C
CD4の受光面にて結像され信号電荷に変換される。ア
イリス3に関連して、例えば、ホール素子を用いた位置
検出器5が設けられており、この位置検出器5の出力信
号がA/Dコンバータ6を介して、制御回路7に供給さ
れることにより、アイリス3の開口比が制御回路7で検
出し得るようになされている。
CCD4には、第5図に示されるような市松模様の補色
系の色フィルタ8が配されている。色フィルタ8の水平
方向に配列された各画素上に、シアンcy、イエローY
eO色フィルタの繰り返されているラインL1が垂直方
向に1ラインおきに形成されている。また、ラインL1
の間には、グリーンG,マゼンタMの繰り返されている
ラインL2、或いは、マゼンタM、グリーンGの繰り返
されているラインL3が交互に形成されている。
偶数フィールドでは、最初のIH(IHは1水千周期)
でラインLlとラインL2が同時に走査され、次のIH
でラインL1とラインL3が同時に走査されるようにな
されている。奇数フィールドでは、最初の1Hでライン
L2とラインL1が同時に走査され、次のIHでライン
L3とラインL1が同時に走査されるようになされてい
る。
これによって、CCD4からは、インターレース方式で
ラスク走査され形成される撮像信号Ssが、1フィール
ド毎に得られ、この撮像信号Ssは、1フィールド周期
で、サンプルホールド及びAGC回路9に供給される。
上述の撮像信号Ssは、サンプルホールド及びAGC回
路9にて、サンプルホールドされた後、第5図に示され
るように、例えば、偶数フィールドにおける第1のラス
ク走査の時には、画素P 11,P21、というように
、2画素毎に点順次で読出される. 第6図には、点順次で読出される信号の形戒の一例が示
されている。
サンプルホールド及びAGC回路9に於いて、第1のラ
スク走査では、グリーンG及びシアンcyの和信号SP
IIと、マゼンタM及びイエローYeの和信号SP12
とが、順次、読み出され、第6図Aに示される信号SL
Iが形成される。また、第2のラスク走査では、シアン
Cy及びマゼンタMの和信号SP2lと、グリーンG及
びイエローYeの和信号SP22とが、順次、読み出さ
れ、第6図Bに示される信号SL2が形成される.上述
の信号SLI, SL2は、A/Dコンバータ10を介
して積分値形或回路11及び信号処理回路12に、夫々
供給される.積分値形戒回路l1の構戒が第2図に示さ
れている. 端子l3に供給される信号DSLI或いはDSL2が、
遅延回路14、減算回路l5、加算回路16に供給され
る.遅延回路14では入力された信号DSLI或いはD
SL2が、1画素に対応するタイξング分、遅延されて
、加算回路16及び減算回路15に供給される. 加算回路16では、輝度信号Yが形成され、この輝度信
号Yがゲート回路17と、白部分検出回路18に供給さ
れる.減算回路15では、色合成信号CR ,CBが形
或され、この色合威信号CR、CBがゲート回路19と
、白部分検出回路18とこ供給される.また、制御回路
7からは、端子20及びシリアルーパラレル変換回路2
1を介して色温度情報DCthが、白部分検出回路l8
に供給される. 第6図Aに示されるように、第1のラスク走査で得られ
る信号SLIに於ける1画素目では、シアンCyとグリ
ーンGの和信号SPIIが得られ、次の2画素目では、
イエローYeとマゼンタMの和信号SP12が得られる
.そして、2画素目の和信号SP12が端子13を介し
て遅延回路14に供給されるタイ旦ングでは、遅延回路
14に保持されていた1画素目の和信号SPIIが加算
回路16、減算回路15に、夫々供給され、また和信号
SP12は加算回路16、減算回路15に夫々供給され
る。
加算回路16では和信号SPIIと和信号SP12の加
算が行われ、輝度信号Yが形成される。即ち、SP11
+SP12= (G+Cy) + (M+Ye) −−
41)ここで、シアンcy=B+c イエローYe=R+G マゼンタM=R+B とおけることから、上述の(1)式は、以下のように変
形される. SP11+SP12− (G十Cy) 十.(M+Ye
)(G+B+G) +(R+B+R十G)=2R+3G
+28=Y  一 (2)一方、減算回路l5では、和
信号SPIIと和信号SP12の減算が行われ、色合威
信号CRが形或される.即ち、 SP12−SP11−(M+Ye) −(C+Cy)=
 (R+B十R+G)− (G+B+C;)=2R−G
ヨCR  ・・一(3) また、第6図Bに示されるように、第2のラスク走査で
得られる信号SL2に於ける、1画素目ではシアンcy
とマゼンタMの和信号SP21が得られ、次の2画素目
ではイエローYeとグリーンGの和信号SP22が得ら
れる。そして、2画素目の和信号sp22が端子13を
介して遅延回路14に供給されるタイ旦ングでは、遅延
回路14に保持されていた1画素目の和信号SP21が
加算回路16、減算回路15に、夫々供給され、また、
和信号SP22は加算回路16、減算回路15に夫々供
給される.加算回路16では和信号SP21と和信号S
P22の加算が行われ、輝度信号Yが形成される.即ち
、SP21+SP22− (Cy+M) + (Ye+
 G ) −{4)=  (B+G+R+B)+  (
R+G+G)= 2 R + 3 G + 2 8 =
 Y  −{5)一方、減算回路l5では、和信号SP
21と和信号SP22の減算が行われ、色合威信号CB
が形成される.即ち、 SP22−SP21=(Ye+C)   (Cy十M)
−{6)− (R+G+G)− (B+c+R+B)=
G−2B=− (2B−G)=−CB−・−(7)白部
分検出回路l8の構或が第3図に示されている。
この白部分検出回路18は、色合威信号CR、CBの信
号レベルが基準のレベルを越えない場合にのみ積分を行
うことによって、略白色の画素のデータの積分値を得る
ことを意図している。
ところで、色合威信号CR ,CBの振幅レベルLEC
は、第7図に示されるように、撮像画面中の色の濃い部
分では勿論のこと、同一色、同一濃度であっても輝度信
号YのレベルLEYに比例して大きくなる傾向がある。
そこで、白部分検出回路18でも画素毎に輝度信号Yの
レベルLEYの変化に応じた基準のレベルとしてのスレ
ッショルドCRA,CBAが設定されており、色合威信
号CR ,CBの振幅レベルLECが、スレッショルド
CRA, CBAを越えない場合にのみ積分が行われ、
もし越えた場合には積分が行なわれないようにされてい
る,これによって、略白色の画素のみが検出され、その
データが積分されるため、オートホワイトバランスの精
度を、より向上させることができ、オートホワイトバラ
ンスの追従範囲に収まらない光源の場合でもオートホワ
イトバランスを行うことができ、そして、良好な色の再
現性が期待できるものである。
端子21に供給される輝度信号Yは、乗算回路22、2
3に夫々、供給される。また、上述の色温度情報DCt
hは、前フィールドの積分信号(一(CRS/ YS 
”) 、− (CBS/ YS ’) :以下、単にD
llと略す)と、スレッシ5ルドCR^、CBAから構
威される. 前フィールドの積分信号DIIは端子24を介して乗算
回路22に供給され、.スレッショルドCRA, CB
Aは端子25を介して乗算回路23に供給される。尚、
CBS, CRS, YSは、色合威信号CB,CR、
輝度信号Yの夫々の積分値を表す.積分された結果が白
であると仮定すると、次式が或立する。
(CR /Y)= (CRS/YS )・・−(8)(
CB /Y)= (CBS/YS )・一・・(9)(
8)式、(9)式の両辺にYをかけると次式が得られる
CR −CRS( Y/ YS ) = O−00)C
B −CBS( Y/ YS )=O・・一〇D乗算回
路22では、前フィールドの積分信号DI1に、輝度信
号Yが乗算されることにより、現フィールドの輝度信号
Yのレベルに対応せしめられた、新たな乗算信号(−C
RS( Y/ YS ) 、−CBS( Y/ YS 
)  :以下、単にDMIと略す)が形成され、この乗
算信号DMIが加算回路26に供給される。
加算回路26では端子27から供給される色合威信号C
R ,CBと、上述の乗算信号DMIが加算されること
によって、DS1で表される加算信号(CR −CRS
( Y/ YS ) 、CB −CBS( Y/YS 
) )が形成される。θω式、OD式で表される加算信
号DSIが絶対値回路28に供給される。
絶対値回路28にて、00式、00式で表される加算信
号DSIが絶対値化され、比較回路29に供給される。
一方、乗算回路23では、スレッショルド(CRA, 
CBA)に輝度信号Yが乗算されることで、現フィール
ドの輝度信号Yのレベルに対応せしめられている新たな
スレッショルド(CRA−Y)、(CBA−Y)が形成
され比較回路29に供給される。
比較回路29では、絶対値化された加算信号DS1と、
スレッショルド(CRA−Y)、(CBA・Y)のレベ
ル比較が行われる.若し、加算信号Dsi<スレッシッ
ルド(CRA−Y)、(CBA・Y)の条件が満たされ
れば、輝度信号Yと、色合威信号CR ,CBの画素毎
のデータを積分すべくゲート制御信号GCが出力され、
上述の条件が満たされなければ、ゲート制御信号GCが
出力されない。尚、30は端子である。
白部分検出回路18からゲート制御信号GCが、ゲート
回路17、19に供給される時は、ゲート回路17、1
9が開き、輝度信号Yは積分回路31で、また、色合威
信号CR ,CBは積分回路32で、夫々、積分される
.これによって略白色の画素データのみを選択的に積分
することができる。
積分回路31、32からは、輝度信号Y、色合威信号C
R ,CBに対応する積分値(IY,ICR、ICB)
が、1フィールド毎に、シリアルーパラレル変換回路2
1及び、端子33を介して、制御回路7に供給される。
制御回路7では、上述の積分値(IY、IcI?、IC
B)に基づいて、撮像画像の色温度を検出することがで
きる。即ち、以下の演算処理を実行して、3原色信号R
,G,Bの積分値IR,IGIBを得ることができる. IY−ICR−ICB =1  (2R+3G+2B)
−1  (2R−G) −1  (2B−G)=I  
(5C,)・・・− 02) ICR−IC=1  (2R−G)−1  (G)=1
(2R)・一・・・・・031 ICB−IC−I  (2B−G) −1  (G)=
1(2B)−−−・−・・04) 制御回路7には、冒頭で述べた黒体放射曲線及び追従範
囲が設定されており、比(IR/IG、IB /IG 
>が追従範囲に入った時のみ、積分値IR,IG..I
Bが所定の比率、即ち、(IR /IG ) − (I
B /IG ) −1になるようにゲイン制御信号Rc
ont, Bcontが出力される。
一方、比(IR /IG ..IB /IG )が追従
範囲に入らない時は、オートホワイトバランスを行うこ
とは困難であるので、ゲイン制御信号Rcont,Bc
ontが出力されず、可変利得アンブ34、35、36
のゲインは以前の状態が保持される。
そして、この制御回路7では、積分値に基づいて現フィ
ールドの積分信号Dll,即ち、(一(CRS/ YS
 ’) 、− (CBS/ YS ) )が作威され、
色温度情報DCthとして、白部分検出回路18に供給
される.また、積分回路31、32に対しては、リセッ
ト制御信号が出力され、積分回路31、32の内容が1
フィールド毎にリセットされる.尚、この制御回路7は
、オートホワイトバランスを行うと共に、レンズ系1の
制御、CCD4の電荷蓄積時間の制御、そしてサンプル
ホールド及びAGC回路9のゲイン制御等を行うように
なされている.また、この制御回路7はマイクロプロセ
ッサを用いて構成することも可能である。
信号処理回路12の一部が第4図に示されている。
サンプルホールド及びAGC回路9、A/Dコンバータ
10を介して供給される信号DSLI、DSL2は、図
示せぬ色分離回路にて輝度信号Y、色合威信号CR ,
CB等に分離された後、マトリックス回路にて3原色信
号R,G,Bに変換され、3原色信号R,G,Bは、可
変利得アンブ34、35、36に供給される。可変利得
アンブ34、36では、ゲイン制御信号Rcont,・
Bcontにてそのゲインが制御される。
これによって、3原色信号RSG,Bの出力レベルが等
し( (R:G:B =1:1:1)され、オートホワ
イトバランスが行われる。尚、可変利得アンテ35のゲ
インは固定され例えば1とされている。ゲイン調整され
た3原色信号RSGSBは、ガンマ補正回路37に供給
される。
ガンマ補正回路37では、オートホワイトバランスの施
された3原色信号R,G,Bに対し、クロマ信号用のガ
ンマ補正が施された後、マトリックス回路38に供給さ
れる。このマトリソクス回路38では、3原色信号RS
G,Bが、色差信号R−Y,B−Yに変換される。
上述の輝度信号Yと、色差信号R−Y,B−Yは、図示
せぬエンコーダ回路に供給され、エンコーダ回路からは
NTSC方式に変換され、デジタル化されているビデオ
信号DSVが形成される。
このビデオ信号DSVは、D/^コンバータ39にてア
ナログ化され、このアナログ化されたビデオ信号S■が
端子40から取り出される。
第8図乃至第lO図は、この発明の他の実施例である. この実施例に示される画像積分型のオートホワイトバラ
ンス回路が前述の一の実施例と異なる点は、全体の構戒
がフィードバック式であることと、白部分検出に用いら
れる信号が信号処理回路12にて形成される色差信号R
−Y,B−Yであることと、白部分検出回路51の構戒
である。尚、この実施例に於ける説明中、前述の実施例
と共通する部分については一の実施例と同一の符号を用
いることとし、重複する説明を省略する。
第8図には第2実施例の全体的な構成が示されており、
信号処理回路12にて形成される色差信号R−Y,B−
Yが、積分値形戒回路11に供給され、この色差信号R
−YSB−Yに基づいて白部分の検出がなされる。
積分値形或回路11の構或が第9図に示されている. この積分値形或回路11は、前記一の実施例と略同様の
構威であり、加算回路16側にて形成される輝度信号Y
は、ゲート回g17と白部分検出回路5lに供給され、
減算回路15側にて形成される色合成信号CR,CBは
、ゲート回路19に供給される。そして、色差信号R−
Y,B−Yが夫々、端子65、66を介して白部分検出
回路51に供給される。また端子20及び、シリアルー
パラレル変換回路21を介して色温度情報DCthが、
制御回路7から白部分検出回路51に供給される。
白部分検出回路51の構威が第lO図に示されている。
この第2実施例に於ける色温度情報DCthは、信号(
1/Y)であり、端子52を介して、乗算回路53、5
4に供給される。
乗算回路53では、端子55から供給される色差信号R
−Yに、信号(1/Y)が乗算されることにより、色差
信号R−Yのレベルが現フィールドの輝度信号Yのレベ
ルに対応せしめられている新たな乗算信号( (R−Y
)/ Y :以下、DM21と略す)が形成され、この
乗算信号DM21が絶対値回路56に供給される。
絶対値回路56にて絶対値化された乗算信号DM21は
、比較器57の一端子に供給され、端子58を介して比
較器57の十端子に供給される基準信号Reflと比較
される.乗算信号DM21のレベルく基準信号Reft
の条件が満たされる場合、この比較器57からはハイレ
ベルの信号がアンドゲー159に供給される。
乗算回路54では、端子60から供給される色差信号B
−Yに、信号(1/Y)が乗算されることにより、色差
信号B−Yのレベルが現フィールドの輝度信号Yのレベ
ルに対応せしめられている新たな乗算信号((B−Y)
/Y:以下、DM22と略す)が形戒され、この乗算信
号DM22が絶対値回路61に供給される。
絶対値回路61にて絶対値化された乗算信号DM22は
、比較器62の一端子に供給され、端子63を介して比
較器62の十端子に供給される基準信号Ref2と比較
される。乗算信号DM22のレベルく基準信号Ref2
の条件が満たされる場合、この比較器62からはハイレ
ベルの信号がアンドゲ一ト59に供給される。
比較器57、62からハイレベルの信号がアンドゲート
59に供給されると、アンドゲート59からはハイレベ
ルのゲート制御信号GCが端子64を介して、ゲート回
路I7、19に供給される。
上述の条件が満たされなければ、上述のハイレベルのゲ
ート制御信号GCが出力されない。
白部分検出回路51から、ハイレベルのゲート制御信号
GCが、ゲート回路17、19に供給される時は、ゲー
ト回路17、19が開き、輝度信号Yは積分回路31に
て、また、色合威信号CR、CBが積分回路32にて、
夫々、積分される。
これらの積分回路31、32からは、積分値(IYS 
ICR,ICB)が、1フィールド毎に、シリアルーパ
ラレル変換回路21及び、端子33を介して制御回路7
に供給される。
そして、前記一の実施例と同様にして積分値lR,IG
,IBが所定の比率になるように、ゲイン制御信号Rc
ont, Bcontが形成される。
このゲイン制御信号Rcont..Bcontは、第4
図に示される信号処理回路12内の可変利得アンブ34
、36に供給され、可変利得アンブ34、36のゲイン
が制御される。
その他の内容は、前述のーの実施例と同様である。尚、
この実施例では、CCD4の出力が、シアンCy1マゼ
ンタM1グリーンG1イエローYeとされている例につ
いて説明されているが、これに限定されるものではなく
、例えば、3原色信号R、G,Bの場合であっても同様
に適用できるものである。
〔発明の効果〕
この発明に係るオートホワイトバランス回路によれば、
略白色の画素のデータを選択的に積分しているので、積
分出力の比は、(R:G:B =1:I:1)に近づく
ことになり、従って、オートホワイトバランスの精度を
、より向上させることができるという効果がある。
また、色温度の変化範囲が、オートホワイトバランスの
追従範囲に収まらない光源の場合でも、それに適応した
オートホワイトバランスを行うことができるという効果
がある.
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一の実施例を示すブロック図、第2
図は積分値形戒回路を示すブロック図、第3図は白部分
検出回路を示すブロック図、第4図は信号処理回路の一
部を示すブロック図、第5図は色フィルタを示す図、第
6鋤は夫々CODから出力される信号を説明する図、第
7図は輝度信号のレベルと色合威信号の振幅レベルを示
す説明図、第8図はこの発明の他の実施例を示すブロッ
ク図、第9図は積分値形戒回路を示すブロック図、第1
0図は白部分検出回路を示すブロック図、第11図は黒
体放射曲線と追従範囲を示す説明図である.

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撮像信号の積分出力に基づいて形成された制御信
    号によって、上記撮像信号をビデオ信号に変換する信号
    処理回路内に設けられているアンプの利得を制御し、こ
    れによって、複数の色信号のレベルを自動的に制御する
    ようにしたオートホワイトバランス回路に於いて、 上記信号処理回路に供給される撮像信号に基づいて形成
    される信号のレベルと、基準のレベルを比較し、この比
    較に基づいて、略白の画素データを選択的に上記積分手
    段に入力することによって、上記積分出力を得るように
    したことを特徴とするオートホワイトバランス回路。
  2. (2)撮像信号の積分出力に基づいて形成された制御信
    号によって、上記撮像信号をビデオ信号に変換する信号
    処理回路内に設けられているアンプの利得を制御し、こ
    れによって、複数の色信号のレベルを自動的に制御する
    ようにしたオートホワイトバランス回路に於いて、 上記信号処理回路にて撮像信号に基づいて形成される信
    号のレベルと、基準のレベルを比較し、この比較に基づ
    いて、略白の画素データを選択的に上記積分手段に入力
    することによって、上記積分出力を得るようにしたこと
    を特徴とするオートホワイトバランス回路。
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