JPH03161142A - 鋳造用金型 - Google Patents

鋳造用金型

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Publication number
JPH03161142A
JPH03161142A JP1302406A JP30240689A JPH03161142A JP H03161142 A JPH03161142 A JP H03161142A JP 1302406 A JP1302406 A JP 1302406A JP 30240689 A JP30240689 A JP 30240689A JP H03161142 A JPH03161142 A JP H03161142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
space
passage
upper mold
molten metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1302406A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidemi Fujita
藤田 秀実
Hideo Jojima
城島 秀雄
Kenji Suzuki
謙爾 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Science and Technology Agency
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
Research Development Corp of Japan
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd, Research Development Corp of Japan filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP1302406A priority Critical patent/JPH03161142A/ja
Publication of JPH03161142A publication Critical patent/JPH03161142A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明レよ鋳造用金型に係り、特に冷却効果が向上する
よう構戒した鋳造用金型に関する。
従来の技術 例えば磁気ヘッドの素材として製造されるFe−3i−
AL合金は、真空溶解鋳造装置内のルツボに充填されて
溶融され、装置内の鋳造用金型に注入されて丸棒状のイ
ンゴット(母合金)に形成される。このインゴットは高
圧高周波誘導加熱装置において単結晶育成工程が行なわ
れる。この母合金製造[程の訂細は本出願人が先に出願
した特願昭63−176767号(発明の名称: F 
e−Si−A t系合金準結晶の育成法)に説明されて
いる。上記真空溶解鋳造装置に設けられた従来の鋳造用
金型においてu1およそ1300−. 1400度に加
熱された溶融金属が注入された後、自然冷却により溶融
金属を凝固させていた。
発明が解決しようとする課題 しかるに、従来の鋳造用金型においてもよ、直径が20
w程度の比較的小径な母合金を製作する場合にt1自然
冷却でも問題がなかったが、例えば直径が40m程度の
大口径の母合金を製作する場合、溶融合金が凝固するの
にかなりの時間を便するといった課題がある。さらには
、母合金が周辺から凝固し始め、母合金の中心部が最後
に凝固することになるので、冷却時閤が長くかかると、
最初に晶出した部分と後から凝固する部分との組成が異
なる偏析が生ずるといった課題もある。
そこで、本発明は上記課題を解決したV#造用金型を提
供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、上記鋳造用金型において、溶融金属が注入さ
れる空間を画或する壁内に通路を設け、通路内に冷却水
を給送する構成としたものである。
作用 金型の通路に冷却水を供給して空間内に注入された溶融
金属を急冷する。溶融金属が凝固するまでの時間を短縮
するとともに偏析の発生を抑える。
実施例 第1図及び第2図に本発明になる鋳造用金型の一実施例
を示す。
両図中、鋳造用金型(以下、単に金型という)1儲筒状
の上型1Aと下型1Bとよりなる。この金型1は水冷構
造とされ、上型1A及び下型IBの内部には後述するよ
うに冷加水が給送される通路が設けられている。上型1
Aの上部両側には前記通路に連通する流入口2,流出口
3が設けられ下型1Bの両側にも流入口4.流出口5が
設けられている。上11Aの流入口2及び下型1Bの流
出D3は冷用水循環配管6に接続されている。
冷却水循環配管6には電磁弁7,冷却器8.冷II水貯
蔵タンク9.ボンブ10.電磁弁11が配設されている
。尚、金型1は前述の真空溶解鋳造装置〈図示せず〉に
組込まれており、この装置の動作時は上記電磁弁7,1
1が開弁されるとともにボンブ10が起動されてタンク
9内の冷却水が金型1の流入口2へ圧送される。
ここで、本発明の要部をなす金型1の構成について説明
する。
第2図(A).(B)に示す如く、金型1の上型IAk
t筒状に形成されており、内部の円柱状空間1A+内に
溶融合金が注入される。この円柱状空間1A+は例えば
直径が約40mmと大口径であり、上下方向に貫通して
いる。その内壁而には抜け勾配が設けられているので、
実際には上部間口12が下部間口13よりも若干大径に
なっている。
又、上記空聞IA+を画成する上型IAの壁内部には冷
却水の通路としての環状の中空部14が形成され、中空
部14内にU上下方向に延在する仕切板(破線で示す)
15.16が設けられている。
この什切板15.16は流入口2と流出口3とのl1間
僚置に設けられ、中空部14の底面側にのみ開口15a
,16aを形或する。
流入口2及び流出口3は下方に折曲ざれ、その端部に接
続用ネジ2a ,3aを有する。接続用ネジ2aにqバ
ットン17を介して金属製のフレキシブルチューブ(水
圧に耐えうる耐圧強度を有する)18のナット18aが
螺着ざれる。尚、フレ1シブルブユーブ18の他喘は電
磁弁11に接続されている。
下型1Bは上面に上型1Aの下端が嵌合する円形凹部I
B+を有し、内部には流路19が水平方向(第2図(B
)中左右方向)に貫通している。
ト型1Bの外周に設けられた流入口4は上型1Aの流出
口3と対向する位直で上方に向けて折曲されている。
流出口3のネジ3aにはパッキン21を介して上端のナ
ット20aが螺着され、流入口24のネジ4aにはパッ
キン22を介して下端のナット20bが螺着されており
、流出口3と流入口4とはノレ1シプルチ1−120を
介して連通ざれている。尚、フレキシブルチューブ2o
は流出口3と流入口4とのli1間距離よりも長く、第
2図(B)に小すように弛んだ状態に設けられている。
これtよ、上型1Aが下型1Bより離間することを許容
できるようにするためである。
又、下型1Bの外周より半径h向に突出する流出口5の
ネジ5aにはフレキシブルチューブ23のナット23a
がパッキン24を介して螺着されている。尚、フレキシ
ブルチューブ23の他端は電磁弁7にFe続されている
従って、電磁弁7.11が開弁じてボンブ10が起動さ
れると、タンク9内の冷却水がフレキシブルヂューブ1
8より流入口2内の流路2bより中空部14内に流入す
る。さらに、冷甜水は什切板15.16により下方へ流
れ開口15a.16aを通って上方へ流れる。そして、
流出口3内の流路3b,フレキシブルチューブ20を介
してF型1Bへ給送された冷却水は、流入口4内の流路
4b,流路19,流出口5の流路5bを通過してフレキ
シブルチューブ23へ流出する。
このようにして,冷却水が上型IA.下型1Bの内部を
循環して金型1全体が効率良く冷却される。
真空溶解鋳造装置(図示せf)において、約130<1
〜1400度に溶解されたFe−Si−At合金が上型
IBの上部間口12より上型IBの円柱状空間IA+内
に注ぎ込まれる。その際、最初に空間1A+内に注入さ
れた溶融合金は下型1Bの上面と空81A1の内壁によ
り急冷され、さらに続いて注入された溶融合金は中空部
14内を流れる冷却水により冷即された空間1A+の壁
面により急冷される。上記冷甜水はボンブ10の圧力に
より循環し続けているので、上型1Aの上部開口にまで
注入された溶融合金は短時間で中心部まで冷FDされる
そのため、溶融合金は金型1に注入されてから短vf間
で凝固することにより、結晶性の成長が抑えられて偏析
が抑$りされるとともに、凝固した大口径の母合金(イ
ンゴット)の取出し時間が短縮される。溶融合金が凝固
した後tよ、上型1Aが下型IBよりm間ざれ、下部間
口13より凝固した母合金に廚撃を与え、空間IA+内
の母合金を上部開口より取出づ。
第3図に本発明の変形例を示す。2個の金型1’.1”
に溶融合金を注入する場合、第3図に示す如く左側の金
型1′と右側の金型1“とをノレキシブルチューブ25
により直列に接続する。
そして、左側のノレ1シブルチl−ブ26より冷郎水を
左側の金型1′に供給し、そしてフレキシブルチl−1
25を介して次の金型1″に冷却水が供給される。尚、
右側の金型1″より流出した冷1」】水はノレ.l:シ
ブルチューブ27を介して冷却器8へ送出される。
この場合、溶融合金儲下流側の金型1″に注入した後、
上流側の金型1′に注入する。この順序で注入すること
により溶融合金注入により熱くなった水が隣りの金型へ
流入することが防止される。
又、上記の如く2涸の金型1′,1“の流路を直列に接
続することにより、両方の金型1’l”を通過する流量
を同一にでき、どちらか・一方が冷14】不足となるこ
とが防止できる。又、2個以上の金型1を接続する場合
も上記と同様に夫々直列接続し、ト流側の金型より順々
に溶融樹脂を注入する。
尚、上記実施例では金型1が上型1Aと下型1Bとに分
離できる構造であるが、分離できない一体型の金型にも
本発明が適用できるのは勿論である。又、上記実施例で
は円筒状の上型が上下方向に延在しているが、横方向に
延在するようにしても良い。
又、上記実施例では真空溶Wl鋳造装置に設けられた金
型として説明したが、これ以外の金型にも適用できるの
は勿論である。
発明の効果 上述の如く、本発明になる鋳造用金型は、溶融金属が注
入ざれる空間を画成する壁内に冷却水が循環する通路を
設けたため、例えば高温で溶解された溶融金属を金型に
注入して大口径のインゴットを製造する場合でも短時間
でインゴットの中心部まで急冷することができ、これに
より冷FD時の結晶粒の成長を抑えて偏析の発生を抑制
できるとともに溶融金属注入から凝固までのインゴット
取出時間を短縮して鋳造工程の生産効率を高めることが
できる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になるIn用金型の一実施例に冷141
水を供給する冷却水供給システムの概略構成図、第2図
(A).(B)は金型の平面図、縦断南図、第3図U本
発明の変形例の構成図である。 1・・・金型、1A・・・上型、IA+・・・円筒状空
閤、1B・・・下型、181・・・円形凹部、2.4・
・・流入口、3.5・・・流出口、6・・・冷ル水循環
配管、8・・・冷却器、10・・・ポンプ、12・・・
上部開口、13・・・十部開[1、14・・・中空部、
15.16・・・什の板、18.20.23・・・ノレ
1シブルチューブ。 第 1 図 1 ブ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  溶融金属が注入される空間が内部に形成された鋳造用
    金型において、 前記空間を画成する壁内に通路を設け、前記通路内に冷
    却水を給送する構成としたことを特徴とする鋳造用金型
JP1302406A 1989-11-21 1989-11-21 鋳造用金型 Pending JPH03161142A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1302406A JPH03161142A (ja) 1989-11-21 1989-11-21 鋳造用金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1302406A JPH03161142A (ja) 1989-11-21 1989-11-21 鋳造用金型

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03161142A true JPH03161142A (ja) 1991-07-11

Family

ID=17908535

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1302406A Pending JPH03161142A (ja) 1989-11-21 1989-11-21 鋳造用金型

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JP (1) JPH03161142A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014502215A (ja) * 2010-11-24 2014-01-30 インダストリアル フリゴ エス.アール.エル. 金型のための一体化した余熱および冷却システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014502215A (ja) * 2010-11-24 2014-01-30 インダストリアル フリゴ エス.アール.エル. 金型のための一体化した余熱および冷却システム

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