JPH03160984A - 培養バッグ - Google Patents
培養バッグInfo
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- JPH03160984A JPH03160984A JP30154489A JP30154489A JPH03160984A JP H03160984 A JPH03160984 A JP H03160984A JP 30154489 A JP30154489 A JP 30154489A JP 30154489 A JP30154489 A JP 30154489A JP H03160984 A JPH03160984 A JP H03160984A
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- bag
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- injected
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Landscapes
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は一般に細胞を培養するための培養バッグであっ
て、研究用、工業生産用をとわす、細胞、微生物の培養
を行う際に使用されるちのである。
て、研究用、工業生産用をとわす、細胞、微生物の培養
を行う際に使用されるちのである。
[従来の技術及び従来技術の課題]
現在、使用されている培養用のバッグは第3図のような
平坦なシ一ト21によって袋状本体20が形成されてい
る。
平坦なシ一ト21によって袋状本体20が形成されてい
る。
このため培地を注入し、培養細胞を注大ずると細胞は一
度シ一ト2lに付着しても、交換用の培地を注入するご
とに拡散してしまい、そのために細胞相互作.用が発生
せず、培養初期の段階でかなりの時間がかかっていた。
度シ一ト2lに付着しても、交換用の培地を注入するご
とに拡散してしまい、そのために細胞相互作.用が発生
せず、培養初期の段階でかなりの時間がかかっていた。
[課題を解決するための千段]
本発明は、細胞を培養するための培養バッグ1であって
、2枚のシートから構成される袋状本体2と複数の口部
4とゴムボタン部5と注入チューブ3によって構成され
、前記2枚のシトのおたがいに対向する面にコロナ放電
処理により親水化領域10が形成されてなる培養バッグ
lを提供するものである。
、2枚のシートから構成される袋状本体2と複数の口部
4とゴムボタン部5と注入チューブ3によって構成され
、前記2枚のシトのおたがいに対向する面にコロナ放電
処理により親水化領域10が形成されてなる培養バッグ
lを提供するものである。
[作用]
袋状本体2を構成する前記2枚のシートのおたがいに対
向する面にはコロナ放電処理により親水化領域10が形
成されているので、細胞は高密度にシートのおたがいに
対向する面に付着し、局所的に細胞増殖に最適な密度に
することができ、細胞の増殖を促進することができる。
向する面にはコロナ放電処理により親水化領域10が形
成されているので、細胞は高密度にシートのおたがいに
対向する面に付着し、局所的に細胞増殖に最適な密度に
することができ、細胞の増殖を促進することができる。
[実施例]
第1図は本発明の培養バッグlの概略図を示す。
培養バッグは基本的にエチレンー酢酸ビニル共重合体、
ポリエチレン、ポリ塩化ビニル等のガス透過性の良い2
枚のシートまたは袋状に押し出されたチューブによって
形成された袋状本体2と、該袋状本体2の上部に設けら
れた注入チューブ3、口部4、ゴムボタン部5によって
構成されている。
ポリエチレン、ポリ塩化ビニル等のガス透過性の良い2
枚のシートまたは袋状に押し出されたチューブによって
形成された袋状本体2と、該袋状本体2の上部に設けら
れた注入チューブ3、口部4、ゴムボタン部5によって
構成されている。
シ一ト9はエチレンー酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル
含有量19%)より構成され、所定のコロナ放電板の下
に設定して、室温で、処理速度(シ一ト9の送り速度)
10m/分、40〜160W/m”の放電処理条件化で
コロナ放電処理し親水化領域lOを形成した。
含有量19%)より構成され、所定のコロナ放電板の下
に設定して、室温で、処理速度(シ一ト9の送り速度)
10m/分、40〜160W/m”の放電処理条件化で
コロナ放電処理し親水化領域lOを形成した。
各放電処理条件下で形成した各親水化領域10のぬれ指
数は、次表の通りであった(ぬれ指数の測定は、JIS
K−6768) rポリエチレン及びボリプロビレンフ
ィルムのぬれ試験方法」により測定した。
数は、次表の通りであった(ぬれ指数の測定は、JIS
K−6768) rポリエチレン及びボリプロビレンフ
ィルムのぬれ試験方法」により測定した。
表
次に本発明の使用方法について説明する。
まず培地を注入チューブ3を経て袋状本体2内へ注入す
る。
る。
培地中に混入している細菌や微生物は滅菌フィルタ6に
よって除去され、培養バッグl内でのコンタミネーショ
ンの発生を抑えることができる。
よって除去され、培養バッグl内でのコンタミネーショ
ンの発生を抑えることができる。
その後培地を注入した培養バッグl内へゴムボタン5を
介し、注射器等によって、培養細胞を注入する。
介し、注射器等によって、培養細胞を注入する。
注入された細胞は培地中に拡散し、このとき細胞は、シ
一ト9の親水化領域10に、高密度に密集し、交換用の
培地を注入しても、細胞は親水化領域10から拡散する
ことなく、あたかも適正な細胞濃度であるような状態と
なって細胞間相互作用を誘発し急速に細胞の増殖が促進
される。
一ト9の親水化領域10に、高密度に密集し、交換用の
培地を注入しても、細胞は親水化領域10から拡散する
ことなく、あたかも適正な細胞濃度であるような状態と
なって細胞間相互作用を誘発し急速に細胞の増殖が促進
される。
このように通常より早い速度で細胞が増殖するので短期
間で細胞培養を行うことができる。
間で細胞培養を行うことができる。
[発明の効果]
以上説明したように本発明では、少量の細胞を増殖する
際、従来の培養バッグに比べ、袋状本体2を構成するシ
ート9表面上に親水化領域10を形成しているので、培
養初期にかかる時間を短縮でき、かつ細胞の増殖を高速
に促進することができる。
際、従来の培養バッグに比べ、袋状本体2を構成するシ
ート9表面上に親水化領域10を形成しているので、培
養初期にかかる時間を短縮でき、かつ細胞の増殖を高速
に促進することができる。
等の効果を有する優れた発明である。
第1図は本発明の培養バッグの概略図、第2図はシート
の一部拡大断面図、第3図は従来の培養バッグを構成す
るシートの一部・拡大断面図を示す。 図中、lは培養バッグ、2は袋状本体、3は注入チュー
ブ、4は口部、5はゴムボタン部、6は滅菌フィルタ、
7はプロテクター、9はシートを示す。
の一部拡大断面図、第3図は従来の培養バッグを構成す
るシートの一部・拡大断面図を示す。 図中、lは培養バッグ、2は袋状本体、3は注入チュー
ブ、4は口部、5はゴムボタン部、6は滅菌フィルタ、
7はプロテクター、9はシートを示す。
Claims (1)
- 細胞を培養するための培養バッグであって、2枚の可撓
性のシートから構成される袋状本体と複数の口部とゴム
ボタン部と注入チューブによって構成され、前記2枚の
シートのおたがいに対向する面にコロナ放電処理により
親水化領域が形成されたことを特徴とする培養バッグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30154489A JPH03160984A (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 培養バッグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30154489A JPH03160984A (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 培養バッグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03160984A true JPH03160984A (ja) | 1991-07-10 |
Family
ID=17898217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30154489A Pending JPH03160984A (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 培養バッグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03160984A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0698756A (ja) * | 1992-09-18 | 1994-04-12 | Nissho Corp | 付着性細胞培養用バツグ |
JP2009027944A (ja) * | 2007-07-25 | 2009-02-12 | Fukoku Co Ltd | 接着性細胞培養用袋状容器 |
JP2009027945A (ja) * | 2007-07-25 | 2009-02-12 | Fukoku Co Ltd | 内面が親水化された袋状容器の製造方法 |
WO2012144624A1 (ja) | 2011-04-21 | 2012-10-26 | ニプロ株式会社 | 細胞培養方法及び細胞培養キット |
WO2019021748A1 (ja) * | 2017-07-22 | 2019-01-31 | 東洋製罐グループホールディングス株式会社 | 培養容器、培養容器の製造方法、積層構造体、及び積層構造体の製造方法 |
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JP2019071845A (ja) * | 2017-10-17 | 2019-05-16 | 東洋製罐グループホールディングス株式会社 | 積層構造体、及び積層構造体の製造方法 |
WO2019212027A1 (ja) * | 2018-05-03 | 2019-11-07 | 東洋製罐グループホールディングス株式会社 | 培養容器基材、培養容器、及び培養容器基材の製造方法 |
JP2019198288A (ja) * | 2018-05-17 | 2019-11-21 | 東洋製罐グループホールディングス株式会社 | 細胞培養容器、及び細胞培養容器の製造方法 |
-
1989
- 1989-11-20 JP JP30154489A patent/JPH03160984A/ja active Pending
Cited By (12)
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JP2019198288A (ja) * | 2018-05-17 | 2019-11-21 | 東洋製罐グループホールディングス株式会社 | 細胞培養容器、及び細胞培養容器の製造方法 |
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