JPH03156685A - 画像入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、文書や図面等の画像情報を記録蓄積する画像
情報ファイル装置に備えられる画像入力装置に関するも
のである。

（ロ）従来の技術 近年、情報量の増大、事務処理の合理化に伴い、画像情
報を光ディスクに記録し、この記録された画像情報を必
要に応じて読み出すことができる情報ファイル装置が開
発され実用化されている（例えば、三洋電機■製光ディ
スク文書ファイルシステム、Ｓ　ＯＦ−Ｍ２Ｓ）。

このような情報ファイル装置では、通常、記録する画像
情報は、文書や図面等の原稿（画像）をイメージスキャ
ナ等の画像情報読み取り手段にて読み取り、そして、編
集等の処理を施してから光ディスクに記憶される。

また、光ディスクに記録された画像情報は、画像情報に
関係して付けられた属性情報等によって光ディスクに記
録された画像情報の検索が可能で、検索により適当な画
像情報が選択されて読み出され表示される。

（ハ）発明が解決しようとする課題 上述の通り、通常、画像情報読み取り手段で読み取られ
た画像情報は、情報ファイル装置本体内に備えられた画
像メモリに格納され、情報ファイル装置本体側で画像情
報の編集がされる。

この画像情報の入力（読み取り）作業及び編集作業には
、比較的多くの手間を要し、この作業を行うために情報
ファイル装置を占有すると、検索等の他の作業ができず
、情報ファイル装置の効率的な活用ができなかった、 本発明は、斯様な点に鑑みて為されたもので、情報ファ
イル装置とは別個に、画像情報の編集が可能な画像入力
装置を提供するものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、原稿載置台上に載置された原稿を押さえる原
稿押さえ手段を有し、光学的に原稿の画像情報を読み取
る画像情報読み取り手段を備えた画像入力装置であって
、画像情報読み取り手段で読み取った画像情報を格納す
る画像情報記憶手段と、画像情報記憶手段に記憶された
画像情報を表示する表示手段と、表示手段の表示画像上
の位置情報を入力する入力手段と、入力手段で入力され
た位置情報に対応する画像情報に対して編集処理を行う
編集手段とを具備するものである。

（ホ）作用 原稿の画像情報は、画像情報読み取り手段で読み取られ
、画像情報記憶手段に記憶されると共に表示手段で表示
される。更に、入力手段で読み取った画像情報の所望領
域を指定し、その領域の画像情報に対して編集がされる
。そして、既に編集のされた画像情報の出力が可能とな
る。

（へ）実施例 第１図に本発明装置の一実施例に係る画像情報ファイル
装置の概略構成図を示す。

（１）は本発明の一実施例の画像入力装置であるイメー
ジスキャナで、原稿台（２）上に載置された原稿の画像
を光学的に読み取る画像読み取り部（３）、画像読み取
り部（３）で読み取られた画像情報を記憶する画像メモ
リ（４）、画像情報を編集処理する画像処理回路（５）
、画像処理時に作業領域となるワークメモリ（６）、画
像情報を表示する液晶ディスプレイやプラズマディスプ
レイ等の平面ディスプレイ（７）、該平面ディスプレイ
（７）の表示制御を行う表示制御回路（８）、平面ディ
スプレイ（７）の表示画面の位置情報を入力する透明の
シート状スイッチである入力手段としてのタッチパネル
（９）、処理選択のためのキー入力回路（１０）　、ス
キャナ（１）全体の制御を司る制御回路（１１）、ファ
イル装置本体との接続を取りファイル装置本体に画像情
報を出力するインタフェイス（１２）からなる。

タッチパネル（９）は平面ディスプレイ（７）の表示画
面上に設けられ、表示されている画像情報の所望位置を
直接指定してその位置情報を出力するが、これら平面デ
ィスプレイ・（７）及びタッチパネル（９）は、第２図
に示すように、イメージスキャナ（１）の原稿台（２）
に載置される原稿を押さえる原稿押さえ手段としての原
稿蓋（１３）の上面に設けられている。

（１４）は情報ファイル装置全体の制御を司る中央制御
回路、（１５）は中央制御回路（１４）における制御の
ための情報や各種データが記憶されるハードディスク等
の記憶回路である。

（１６）は情報ファイル装置本体において画像情報を記
憶する主画像メモリ、（１７）は主画像メモリ（１６）
に記憶された画像情報に従って画像を印写するプリンタ
である。

（１８）は画像情報や画像情報に付与された属性情報を
記録する光ディスクで、この光ディスク（１８）におけ
る情報の記録や再生は光デイスク制御回路（１９）によ
り行われる。

（２０）は中央制御回路（１４）にデータ入力や処理指
令を行うキーボード、（２１）はＣＲＴ等のディスプレ
イで、ビデオメモリ（２２）を用いて表示制御を行うＣ
ＲＴ制御回路（２３）により表示がされる。

さて、通常、イメージスキャナ（１）による画像情報の
読み取りは、情報ファイル装置本体側、即ち中央制御回
路（１４）からの制御により制御回路（１１）が読み取
り処理を行う。そして、読み取った画像情報は、画像メ
モリ（４）に格納したり、画像処理回路（５）において
編集処理をされることなく、インクフェイス（１２）を
介して情報ファイル装置本体側に送られ、主画像メモリ
（１６）に記憶される。

今、情報ファイル装置本体側で、画像情報の検索、光デ
ィスクへの画像情報の記録あるいは光ディスクから画像
情報の再生等の処理がされているとする。この状態で、
画像情報の読み取りをスキャナ（１）側で独立して行う
場合について説明する。

まず、原稿台（２）上に原稿を載置し、キー入力回路（
１０）を操作して原稿サイズや解像度の設定を行い、更
に画像読み取り部（３）による画像情報の読み取りを指
示する。制御回路（１１）の制御の下、画像情報読み取
り部（３）で読み取られた画像情報は、画像メモリ（４
）に格納される。

そして、表示制御回路（８）は画像メモリ（４）内の画
像情報を読み出し、平面ディスプレイ（７）にその画像
を表示する。

読み取った画像情報を、そのまま情報ファイル装置本体
側に伝送するならば、キー入力回路（１０）におけるそ
の指示キーを操作して送信処理を行う。

ここで、読み取った画像情報に編集処理を加える場合は
、まず、矩形の編集対象領域を、平面ディスプレイ（７
）に表示されている画像に対して、タッチパネル（９）
で矩形の対向する２点を直接指示して設定する。更に、
設定した矩形領域の拡大、縮小、矩形領域内消去、ある
いは矩形領域外消去といった編集処理をキー入力回路（
１０）のキーで選択して入力する。

制御回路（１１）はタッチパネル（９）から出力された
位置情報で示される画像メモリ（４）中の画像情報に対
して、キー入力回路（１０）から指示された編集処理に
応じて、画像処理回路（５）において、所定の倍率で画
像情報の拡大あるいは縮小、あるいは矩形領域内消去、
あるいは矩形領域外消去といった処理を行う。尚、拡大
、縮小処理は、キー入力回路（１０）による処理の指定
後、処理後の大きさの矩形領域をタッチパネル（９）で
指定して、その大きさに合わせて拡大あるいは縮小処理
を行うようにしてもよい。

また、これらの編集処理は、画像メモリ（４）に記憶さ
れた画像情報に対して行っても、編集処理に合わせて新
たに画像情報読み取り部（３）で編集対象領域の画像情
報を読み取って行ってもよい 更に、これら編集処理のほかに、矩形領域の画像情報の
移動や、複数枚の原稿に係る複数の画像情報間での矩形
領域の画像情報の合成等も、夫々の領域をタッチパネル
（９）で指定しキー入力回路（１０）で処理を指定して
、その後、移動位置をタッチパネル（９）で指定するこ
とで行うこともできる。特に画像情報の合成には、ワー
クメモリ（６）が使用される。

而して、イメージスキャナ（１）において画像情報の編
集がされた後、編集された画像情報の情報ファイル装置
本体への送信指令がキー入力回路（１０）でされると、
前述と同様に、制御回路（１１）はインタフェイス（１
２）を介して主画像メモリ（１６）へと伝送する。

画像情報を受信した情報ファイル装置本体側では、必要
に応じて光ディスク（１８）に記録され、また記録され
た画像情報は必要に応じてディスプレイ（２１）に表示
されたり、プリンタ（１７）で印写される。

（ト）発明の効果 本発明は、以上の説明から明らかなように、情報ファイ
ル装置本体とは別にイメージスキャナに画像メモリと平
面ディスプレイを備えているので、イメージスキャナ側
で画像情報の編集ができる。即ち、情報ファイル装置本
体側の処理と並列的にこの画像情報の入力編集ができる
ので、情報ファイル装置の効率的な活用が可能である。

また、イメージスキャナに設けられる平面ディスプレイ
は、タッチパネルと共に原稿蓋に設けられるので、これ
ら平面ディスプレイやタッチパネルのための新たな設置
スペースを必要とすることがなく、情報ファイル装置設
置の省スペース化が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の一実施例に係る画像情報ファイル
装置の概略構成図、第２図は本発明一実施例のイメージ
スキャナの外観斜視図である。 （１）・・・イメージスキャナ、（２）・・・原稿台（
原稿載置台）、（３）・・・画像読載取り部、（４）・
・・画像メモリ（画像情報記憶手段）、（５）・・・画
像処理回路（編集手段）、（７）・・・平面ディスプレ
イ（表示手段）、（９）・・・タッチパネル（入力手段
）、（ｌＯ）・・・キー入力回路、（１１）・・・制御
回路、（１２）・・・インタフェイス、（１３）・・・
原稿蓋（原稿押さえ手段）、（１４）・・・中央制御回
路、（１６）・・・主画像メモリ、（１７）・・・プリ
ンタ、（１８）・・・光ディスク、（１９）・・・光デ
イスク制御回路、（２０）・・・キーボード、（２１）
・・・ディスプレイ。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）原稿載置台上に載置された原稿を押さえる原稿押
   さえ手段を有し、光学的に原稿の画像情報を読み取る画
   像情報読み取り手段を備えた画像入力装置において、 画像情報読み取り手段で読み取った画像情報を格納する
   画像情報記憶手段と、画像情報記憶手段に記憶された画
   像情報を表示する表示手段と、表示手段の表示画像上の
   位置情報を入力する入力手段と、入力手段で入力された
   位置情報に対応する画像情報に対して編集処理を行う編
   集手段とを具備することを特徴とする画像入力装置。
2. （２）入力手段は、透明のシート状スイッチで、表示手
   段の表示画面上に設けられることを特徴とする請求項１
   記載の画像入力装置。
3. （３）表示手段は、平面なパネル状のディスプレイで、
   画像情報読み取り手段の原稿押さえ手段に設けられるこ
   とを特徴とする請求項２記載の画像入力装置。