JPH0315501A - ソーチェン用カッティングリンク - Google Patents

ソーチェン用カッティングリンク

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JPH0315501A
JPH0315501A JP10164690A JP10164690A JPH0315501A JP H0315501 A JPH0315501 A JP H0315501A JP 10164690 A JP10164690 A JP 10164690A JP 10164690 A JP10164690 A JP 10164690A JP H0315501 A JPH0315501 A JP H0315501A
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JP
Japan
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cutting
link
saw chain
cutting link
chain
Prior art date
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JP10164690A
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English (en)
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JPH0698602B2 (ja
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Masato Honjo
正人 本庄
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Fuji Bureede Kk
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Fuji Bureede Kk
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明はソーチェンにおけるカッティングリンクに係り
、さらに詳細には、例えば比較的硬質の合成樹脂や金属
等を切断することのできるソーチェンのカッティングリ
ンクに関する。
[発明の技術的背景コ 従来、チェンソーは、一般に木材を切断対象としており
、比較的硬質の合成樹脂や金属等を切断可能なチェンソ
ーは存在していない。一般的なチェンソーに使用される
ソーチェンとしては、例えば米国特許第3929049
号明細書公報に記載のごときものがある。この種のソー
チェンにおけるカッティングリンクのカッティングエッ
ジは、1部を屈曲することによって形威されるものであ
り、かつカッティングエッジの前側にデイプスゲージ部
が設けられるものであるから、種々の問題があり、合或
樹脂や金属等を切断するためのチェンソーに採用するこ
とが困難である。すなわち、比較的硬質の合成樹脂や金
属等を切断するためのチェンソーは、木材切断用のチェ
ンソ−に使用さ1 2 れるソーチェンの技術をそのまま採用しただけでは実施
困難である。
[発明の目的] 本発明は、比較的硬質の合成樹脂や金属等をも切断可能
なチェンソーを開発するにあたり、上記チェンソーに使
用するソーチェンに適切な新規なカッティングリンクを
提供することを目的とするものである。
[発明の概要] 上記目的を達成するために、本発明は、周面にガイド溝
を備え、かつ基部側にチェンスプロケットを備えたガイ
ドバーの上記ガイド溝に案内されて走行自在なソーチェ
ン用のカッティングリンクにして、少なくとも左右のア
サリ出しを行なった複数のカッティングエッジをカッテ
ィングリンクの長手方向の中央部より両端側寄りに備え
てなるカッティングリンクの背部の少なくとも両端部側
を、前記ガイド溝の底部に接触して設け、前記ソェンを
構成するためのサイドリンクと前記カッティングリンク
との枢支連結位置を、カッティングリンクの背部とカッ
ティングエッジの尖端との中央よりもカッティングエッ
ジ側へ偏倚してなるものである。
[実施例] さて、第1図を参照するに、総括的に符号1で示すのは
チェンソーで、ソーチェン3と、ソーチェン3の走行を
案内するためのガイドバー5と、ソーチェン3を走行駆
動するためのチェンスプロケット7とより構威されてい
る。
上記ガイドパー5の先端部は、一般的なチェンソーと同
様に円弧状に形成してあり、かつガイドバー5の周面に
は、ソーチェン3を案内するためのガイド溝9が形成さ
れている。このガイドバー5の基部側には、適宜に屈曲
しかつ適宜に延伸した把手柄11の基部が固定してある
。前記チェンスプロヶットプは、ガイドバ−5の基部側
に配置されており、前記把手柄11に装着された原動機
あるいはモータのごとき回転駆動装置(図示省略)と連
動連結した駆動軸13に取付けられている。
前記ソーチェン3は、複数のカッティングリン3 ク15と、カッティングリンク15に比較して極めて薄
い一対のサイドリンク17とを交互に配置し、かつ複数
のヒンジピン19によって互に枢支連結し、全体として
エンドレス状に構成されている。カッティングリンク1
5の長平方向の中央部より両端側寄りには複数(本実施
例においては2個)のカッティングエッジ21R,21
Lが形成してある。一方のカッティングエッジ21Rは
、ソーチェン3の走行方向に対して右側へ弯曲して右ア
サリ歯に、また他方のカッ゛ティングエッジ21Lはソ
ーチェン3の走行方向に対して左側へ湾曲して左アサリ
歯に形成してある。上記カッティングエッジ21R,2
1Lの外端縁の間隔、すなわちアサリ幅Wは、第2図、
第3図より明らかなように、両側のサイドリンク17の
外側面の間隔よりも大きく設けられている。また、カッ
ティングエッジ21R,21Lの内端縁は、第2図より
明らかなように、互の走行軌跡が重なり合う関係の位置
に配置されている。カッティングリンク15の背部23
は、ほほ直線的に形成してあり、こ4 の背部23の中央部には、前記チェンスプロケット7の
歯部7Tが噛合する凹部25が形成してある。
前記カッティングリンク15とサイドリンク17とは、
カッティングリンク15の背部23から前記カッティン
グエッジ21R,21Lの尖端までの高さ(すなわち、
カッティングリンク15の高さ)Hの中央よりもカッテ
ィングエッジ21R12lL側に偏倚した位置において
、枢支連結されている。上記カッティングリンク15の
背部23は、ガイドバ−5におけるガイド溝9の底部9
Bに摺接し、かつ背部23付近の両側部はガイド溝9の
両側壁部9Wに扶持案内される。また、サイドリンク1
7は上記両側壁部9Wの頂面に摺接し支持される。すな
わちソーチェン3は、ガイドバー5のガイド溝9によっ
て案内されるとき、ガイド溝9の底部9Bと両側壁部9
Wの頂面の3点でもって支持されることとなる。
以上のご・とき構成において、回転駆動装置によってチ
ェンスプロケット7を矢印A方向へ回転駆動すると、ソ
ーチェン3は矢印B方向へ走行される。ソーチェン3の
走行により被切断材Mの切断を行なうとき、カッティン
グリンク15の先行するカッティングエッジ21Rが被
切断材に喰い込むと、カッティングリンク15は、第1
図において矢印C方向へ回動され浮上る(この動作をピ
ボットアクションと称することがある)傾向にある。
しかし本実施例においては、カッティングリンク15の
背部23がガイド溝9の底部9Bに面接触していること
、およびサイドリンク17との枢支連結部がカッティン
グエッジ21R,2lL側へ偏倚していることにより、
カッティングリンク15の矢印C方向への回動が抑制さ
れるものである。
すなわち、第1図において、カッティングリンク15の
カッティングエッジ21Rが被切断材Mに喰い込むと、
矢印C方向へ回動する傾向にあるが、この際、カッティ
ングエッジ2lR側(第1図において矢印B側の先行す
る側)のヒンジピン19を中心として回動する傾向は、
カッティングリンク15の背部23がガイド溝9の底部
9Bに接触していることによって阻止されるものである
また、カッティングリンク15における背部23の一端
側(第1図において矢印Bの反対の端側)を支点として
カッティングリンク15が矢印C方向へ回動する傾向は
、前記カッティングエッジ21R側のヒンジピン1つが
カッティングエッジ側に偏倚した位置においてサイドリ
ンク17に連結してあることにより、容易に抑制される
ものであります。この場合、回動の支点からヒンジピン
19までの距離は、ヒンジピン1つがカッティングリン
ク15の背部23付近に位置する場合よりも大きなもの
となり、ヒンジピンl9の負荷がより小さなものとなっ
て、ヒンジピン19の耐久性がより向上するものである
同様に、カッティングリンク15の後続のカッティング
エッジ21Lが被切断材Mに喰い込むと、カッティング
リンク15は矢印C一方向に回動されて浮上ることとな
るが、カッティングリンク15が矢印C′方向に回動す
ると、先行するカッティングエッジ21Rが被切断材M
に喰い込む態様7 となり、カッティングリンク15の矢印C一方向への回
動が抑制されると共に、カッティングエッジ21Lの喰
い込みが過大になることが防止されるものである。また
、カッティングリンク15は、第2図に示されるように
中央部に位置するものであるから、カッティングエッジ
21R,21Lが被切断材Mに喰い込んだときに、第2
図における左右方向への大きな分力が作用するようなこ
とがないものである。
したがって本実施例においては、被切断材Mの切断時に
、ソーチェン3が第2図において上下方向および左右方
向に振動することが減少し、騒音を発生することなく、
精度の良い切断を行なうことができるものである。また
、カッティングリンク15とサイドリンク17との枢支
連結部がカッティングエッジ21R,21L側へ偏倚し
ていることにより、カッティングリンク15のピボット
アクション時に、ヒンジピンl9に作用する負荷は、比
較的小さなものとなり、耐久性がより向上するものであ
る。さらに本実施例によれば、ソ8 チェン3におけるカッティングリンク15の背部23が
ガイドバ−5におけるガイド溝9の底部9白に面接触し
、かつ両側壁部9Wに挟まれており、さらにサイドリン
ク17が両側壁部9Wの頂部に摺接しているので、ソー
チェン3の不必要な動きが抑制されて振動が軽減される
と共に、切削抵抗によってカッティングリンク15が被
切断材Mから逃げるようなことがなく、効率のよい切削
を行ない得るものである。
第4図、第5図参考例を示すもので、カッティングリン
ク15のカッティングエッジ21の部分に超硬チップ等
の歯先部材27を適宜に固着したもので、バチアサリ状
に形威してある。したがって、この参考例においては、
カッティングエッジ21の左右のアサリ出しが不要なも
のである。なお、その他の構成および効果は、前述の第
1実施例と同様であるので、その詳細については説明を
省略する。
なお、前記実施例においては、カッティングリンクに2
つのカッティングエッジを備えた場合に] O ついて説明したが、前述の実施例に限ることなく、適宜
の変更を行なうことにより、その他の態様でも実施可能
である。例えば、直歯を含めてカッティングエッジを3
個以上にするなど、カッティングエッジの個数を変える
ことができる。また、より薄くするために、カッティン
グリンクとサイドリンクとの連結部に、サイドリンクの
厚みに相当する凹部を形成することも可能である。すな
わち、種々の態様で実施し得るものである。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、本発
明によれば、複数のカッティングエッジを長手方向の両
端側寄りに備えたカッティングリンクの背部がガイドバ
ーにおけるガイド溝の底部に接触しており、かつソ−チ
ェンを構成するためのサイドリンクとカッティングリン
クとの枢支連結位置を、カッティングリンクの背部とカ
ッティングエッジの尖端との中央よりもカッティングエ
ッジ側へ偏倚してあるので、カッティングリンクのピボ
ットアクションを極めて効果的に防止でき、切断作用時
における振動が少なくなると共に、被切断材に対するあ
一方のカッティングエッジの喰い込みが過大になること
を他方のカッティンク′エッジが防止するものである。
また、前記枢支連結部におけるヒンジピンに掛る負荷は
小さなものとなり、耐久性がより向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は1部を省略したチェンソーの正面図、第2図は
第1図における■−■線に沿った断面図、第3図は第1
図における■−■矢視図、第4図は参考例を示す正面図
、第5図は同平面図である。 3・・・ソーチェン      5・・ガイドバ7・・
・チェンスプロケット  9・・ガイド溝15・・・カ
ッティングリンク 17・・・サイドリンク19・・・
ヒンジピン 21R,21L・・・カッティングエッジ23・・・背

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 周面にガイド溝9を備え、かつ基部側にチェンスプロケ
    ット7を備えたガイドバー5の上記ガイド溝9に案内さ
    れて走行自在なソーチェン3用のカッティングリンクに
    して、少なくとも左右のアサリ出しを行なった複数のカ
    ッティングエッジ21R,21Lをカッティングリンク
    15の長手方向の中央部より両端側寄りに備えてなるカ
    ッティングリンク15の背部23の少なくとも両端部側
    を、前記ガイド溝9の底部9Bに接触して設け、前記ソ
    ェン3を構成するためのサイドリンク17と前記カッテ
    ィングリンク15との枢支連結位置を、カッティングリ
    ンク15の背部23とカッティングエッジ21R,21
    Lの尖端との中央よりもカッティングエッジ側へ偏倚し
    てなることを特徴とするソーチェン用カッティングリン
    ク。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5210987A (en) * 1975-07-16 1977-01-27 Fuji Die Kk Electrodeposition chain saw

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5210987A (en) * 1975-07-16 1977-01-27 Fuji Die Kk Electrodeposition chain saw

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