JPH03154886A - 水中探知装置 - Google Patents

水中探知装置

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JPH03154886A
JPH03154886A JP1293924A JP29392489A JPH03154886A JP H03154886 A JPH03154886 A JP H03154886A JP 1293924 A JP1293924 A JP 1293924A JP 29392489 A JP29392489 A JP 29392489A JP H03154886 A JPH03154886 A JP H03154886A
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JP
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detection
screen
receiving beam
depression angle
azimuth
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JP1293924A
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English (en)
Inventor
Fukutaro Takahashi
高橋 福太郎
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Marine Instr Co Ltd
Original Assignee
Marine Instr Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は円筒状に複数の振動子が配列された全周用送受
波器を具備した水中探知装置に関する。 〔従来の技術〕 全周を探知するスキャニングソナー等の水中探知装置に
おいては、第22図のように円筒状にm列n段に配置さ
れる振動子から形成される送受波器を使用して、第23
図のように送受波器Oを中心に俯角θiを有するコーン
状の送信ビームCBを形成し、この送信ビームCBで全
周に送信する。また送受波器から適宜選択する個数の隣
接する振動子の各出力間の位相を適宜整えて、第23図
のように俯角θアを有する尖鋭な受信ビームRBを形成
するとともに、振動子の組合せを順次周方向に切換えて
受信ビームRBを周方向に旋回走査し、全周からの反射
信号を順次受信する。受信出力は受信ビームの旋回に同
期してスパイラル掃引され、CRTに入力されてPPI
表示の全周方向表示画面(以下HG画面と呼称)として
表示される。 さらに周方向と垂直方向を探知して表示する装置として
、第24図のように表示面がHG画面(例:270°幅
)と垂直断面画面(以下VG画面と呼称、例:90°幅
)に分割され、受信ビームRBの走査が、HG画面の2
70″′幅の走査時間帯においては上記と同様に俯角θ
Tが一定の状態で周方向に270°幅の旋回走査が行わ
れる。続いてVG画面の90°幅の走査時間帯において
は適宜設定される方位(例:魚群Fの方位ψ1)に指向
方向が固定されるとともに、俯角方向に走査されて垂直
断面探知が行われてVG画面が表示され、周方向と俯角
方向の探知およびそれぞれのHG画面とVG画面が同時
に表示される装置がある。 また第23図のように受信ビームRBが常時旋回して探
知されて得られる極座標による探知位置が直角座標に換
算され、TV#ICRT面上にラスター表示されるとと
もに、垂直断面を探知し表示する装置がある。その装置
は第25図のようにHG画面上でカーソルCで指定する
方位φ宜を受信ビームRBが横切る都度受信信号が取出
され、VG画面上の俯角0丁を向く掃引線上に表示され
る。ついで送信ごとに俯角θ7が順次逓増あるいは逓減
されて水中の断面が表示される装置がある。 また全周探知と垂直断面探知を同時に行うため、全周ス
キャニングソナーと半周スキャニングソナーを同時に運
転し、半周スキャニングソナーの半円形の送受探知面を
真下に傾けるとともに送受探知面を垂直断面探知面に合
せて垂直断面探知を行い、得られるVG画面と、全周ス
キャニングソナーによるHG画面を対比して広範囲を探
知する。 〔発明が解決しようとする課題〕 従来の水中探知装置にあって第24図のようにHG画面
の一部にVG画面を表示する装置にあっては、VG画面
の方位幅(例:180°〜270°の方向)内で接近し
たり、或はVG画面で蔽われる領域を通過する魚群等は
探知出来ない欠点があり、またVG画面を使用しながら
全周探知を行う場合にはVG画面で蔽われる方向の周探
知を行う都度、VG画面を他の位置に移動させねばなら
ず、全周探知に時間が掛かる欠点がある。 また、第25図の表示により探知を行う装置にあって第
26図のように投網中の鋼船NSから周方向ならび深度
方向に広範囲に拡がる網Nおよび魚群F+’F*の探知
を行う場合、送信−回に付き一俯角方向しか探知出来な
いから、広い俯角幅(例:θ冨0〜θW)の探知には多
数回数の送信が必要となり探知に時間が掛かる欠点があ
る。同様に活発に上下動・或は集中・拡散する魚群の追
尾に当って、魚群に接近するζ探知すべき俯角幅が拡が
るため更に探知に時間が掛かる欠点がある。 また第27図のように探知・表示する装置にあって、H
G画面の走査線回数にH受信ビームの旋回走査回数が等
しくなるような近距離探知において、HG画面上の距離
R+〜R2間の映像Fの距離方向の分布を詳細に見るた
め、VG画面の距離掃引を拡大すると、第27図のよう
に画像Fが疎らになるのみで、VG画面を拡大すること
は不具合であった。 全周スキャニングソナーに半周スキャニングソナーを並
用する場合は、半周スキャニングソナーによる探知方位
の変更が機械的操作によるため方位の変更に時間が掛か
る欠点があり、また半周スキャニングソナー用の昇降装
置の設置スペースが必要になること、ならび半周スキャ
ニングソナーのドームにより流体抵抗が増大すること、
全周スキャニングソナーおよび半周スキャニングソナー
の両ドームが互に水平方向の探知を音響的に遮蔽するこ
と、およびコスト高を伴う欠点がある。 本発明は上記の欠点に鑑み、1個の全周用送受波器を用
いて全周探知と、垂直断面探知とを低コストおよび高品
質で同時に行ない、全体の探知状態を一部で理解できる
ように表示できる水中探知装置を提供することを目的と
する。 〔課題を解決するための手段J 本発明の水中探知装置は、 円筒状に配列された複数の振動子の受信信号のうち所定
のものを選択して、位相を合わせ所定方向の全周探知用
受信ビームを形成するとともに、選択する受信信号を切
替えて全周探知用受信ビームを旋回し、全周探知する第
1の探知手段と、第1の探知手段が探知する全周のうち
所定半径方向を垂直断面探知方向として指定する方向指
定手段と、 方向指定手段により垂直断面探知方向が指定されると、
第1の探知手段の受信ビームの旋回に同期して、前記複
数の振動子の受信信号のうち所定のものを選択して、位
相を調節し前記垂直断面探知方向で所定俯角をもつ垂直
探知用受信ビームを形成するとともに、前記位相を調節
する度合を変えて前記所定俯角を変化させ所定俯角範囲
内を探知する第2の探知手段と、 第1.第2の探知手段がそれぞれ探知した周方向探知画
面と垂直断面探知画面とをディスプレイ上にそれぞれ表
示する並画手段とを有する。
【作用] 第1の探知手段が円筒状に配列された複数の振動子が受
信する受信信号から所定のものを順次選択して全周探知
し、第2の探知手段が方向指定手段で指定された垂直断
面探知方向の垂直断面内を垂直探知受信ビームで探知し
、第1.第2の探知手段が探知した画面を並画手段がデ
ィスプレイ上に並画する。 【実施例】 第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図で
、第2図は送信ビームCBと、全周探知受信ビームHB
(以降、H受信ビームHBと記す)と、垂直断面探知受
信ビームVB(以降、■受信ビームVBと記す)の配置
と走査例を示す説明図である。第1図において1は発信
器で装置全体のタイムベースとなる距離信号rと方位信
号φ、■受信ビームVBの方位を選択する信号φ工、■
受信ビームVBの俯角走査制御用の信号θVを、それぞ
れ作成し出力する。2は送受波器で第22図のように従
来と同様に構成されている。3は送信器で距離信号rが
一定値カウントされる都度、送受波器2を介して第2図
の送信ビームCBのように垂直ビーム幅θWで全周に送
信する。4はH受信器で従来と同様の全周探知用の受信
器、5はV受信器で垂直断面探知用の受信器であって、
両受信器には送受波器2の各振動子の受信信号が、図に
は略したTR回路およびプリアンプを介して、それぞれ
入力される。H受信器4は従来のスキャニングソナーと
同様に送受波器2と組合わされて第2図のように垂直ビ
ーム幅θWのH受信ビームHBを形成し、方位信号φに
同期してψ方向に旋回走査し全周からの反射信号を順次
受信し出力する。■受信器5は51のビーム選択器、5
2のV走査器から構成され、送受波器2と組合わされて
第2図のようにH受信ビームHBと並列に方位φHを指
向し俯角方向に狭いビーム幅を有する■受信ビームVB
を形成し、第2図に示す上記のH受信ビームが方位φ=
0から俯角幅θWに等しい角度の方位角φWまで旋回走
査される時間帯ごとに、H受信ビームHBの旋回走査に
同期してV受信ビームVBを俯角θ;0からV受信ビー
ム選択器の向く俯角θWまでの俯角幅θ、の俯角走査を
して、方位φ、方向の垂直断面探知を行う、このV受信
器5の構成および動作の詳細は次の通りである。ビーム
選択器51は第3図のように51.〜51、のビーム選
択回路と51□〜51゜および51−t〜51□のVH
B回路から構成されている。ビーム選択回路51+〜5
1.はゲート回路で、方位選択信号φ□ (例:狭ビー
ム用φ、・φ2・・・、広ビーム用φ。・φ□・・・)
を受けて、送受波器2の各段振動子21〜27ごとに、
ビーム幅が縦方向には広いが、方位方向には第4図(a
)のように狭いビームVHB(例:φH=φ、・φ2・
・・に対しそれぞれVHB+・V)let・・・)、或
は第4図(b)のように広いビームVHBw (例:φ
、=φW2・φws・・・に対してそれぞれVHBwz
・VHB□・・・)を形成するよう各段ごとに適宜数の
振動子(例:φH=φ1に対しては21a〜2□、・・
・、2 nm〜2na、或はφ、=φw雪に対しては2
11I〜214、+*” % 2 n ”〜2n4)の
受信出力を選択して取出し、狭いビームVl(B用の出
力はVHB回路51□〜51.flに、或は広いビーム
VHBw用の出力はVHB回路51−+〜51.、、に
それぞれ出力する。 VHB回路51□〜51□および51WI〜51□はそ
れぞれ狭いビームVHBおよび広いビームVHBwを形
成する回路で、それぞれ入力される各振動子からの受信
出力を適宜移相して同相にしたのち合成して、それぞれ
のビームV)IBおよびビームVHBwを形成する。第
3図の例においては、VHB回路51−+〜51、、、
が方位選択信号φ、=φw2によるビーム選択回路51
+〜51.からの受信信号を受けて広いビームVHBw
*を形成し、得られる信号E1w!””Enw!を送受
波器2の各膜振動子2.〜2、の広いビームVHB−v
による受信信号として出力する。■走査器52は第5図
のように52.の移相回路と52.の合成回路から構成
され、移相回路52.は俯角制御信号θVに応じて俯角
θ方向から波面WFで入来する反射波による送受波器2
の各膜振動子2.〜2nの各受信出力の位相が同相にな
るよう移相し、次いで合成回路52.は同相の受信入力
を合成して俯角θを指向する第2図のV受信ビームVB
による受信信号Svを出力する。ここで移相回路521
が1段振動子2□の受信出力の位相に合わせるために移
相する2〜n段振動子22〜21の各受信出力に与える
移相角ψ2〜ψ。は、j=2〜n、振動子の股間距離を
d、波長なλとして、ψ、 =に、 sinθ    
   ・・・・(1)但し k、=2π(j−1)d/
^ ・・・・(2)また俯角θ1における移相角をψJ
wとしてψ7w=に7 !Ilnθ1      ・・
・・(3)と設定され、移相回路52.は俯角信号θv
=O〜θWの変化に応じて各受信信号をψ4=O〜ψ、
Wと移相する。この移相回路52.は第6図(a)のよ
うに51.1の発信器、52□〜52□。の変調器から
構成され、発信器52.1は52.目の発信器、52−
Inの変換器、5211Isのパルサー、および521
2〜52I、lのパルサーから構成される1発信器52
−++は受信周波数を中間周波数に変換する局部発振器
で、第7図(d)のように一定周期の出力81を出力す
る。 パルサー521sは発信器52.■の出力81から第7
図(b)に示す一定周期の鋸歯状波eAを作成し出力す
る。変換器52−r*は第1図の発信器lがH受信ビー
ムHBの旋回走査角φ=0〜φWに同期して出力する俯
角制御信号θv”O〜θWを受けて式(1)の移相差ψ
j(:ψ鵞〜ψ1)を演算しく或は別途図には省略した
が、別途予め演算結果を記憶させたメモリーから読出し
)、位相差ψ4に対応する振幅を最大値とする第7図(
a)の出力e BJ (8BJ=e 12−e asl
””+ e all)を作成しパルサー52゜〜52.
l、にそれぞれ出力する。パルサー”IJ (: 51
+□〜511−)は第6図(b)のように521JIの
コンパレータと52+alのマルチバイブレータ−15
2,、、の検出器、521J4のゲート、52148の
定電源、521Jsの差回路から構成される。検出器5
2.J、は第7図(b)のように変調器521tからの
出力e aJ (: e at〜esn)がパルサー5
2a13の鋸歯状波eAの最大値EA(: Eaの値は
式(1)の移相角ψ・360°に相当)を越える際に超
過を検出してゲート521J4を開放し、定電源521
Jllの電圧EAを差回路52+4gに出力する。 差回路521Jllは入力e、JからEAを差引いた第
7図(b)の実線で示す鋸歯状波e;Jを出力する。コ
ンパレータ521JIは第7図(C)のように入力eI
;Jの振幅に、パルサ5213の出力e^が等しくなる
都度パルスe:jを出力し、マルチバイブレータ521
J*はパルスe;Jを入力する都度反転して第7図(d
)の出力8J(: ea 〜e、)をパルサ54+a 
(: 51+a〜51+fl)の出力として並列に出力
する。ここで第7図(d)の出力eJの出力e、に対す
る位相差ψJ1.ψJ3.”・は俯角制御信号θVの瞬
時値θ1.θ2.・・・にそれぞれ対応する移相角であ
るよう設定されている。なお変換器52□2の出力ea
Jの中で、最大値が2EA、3EA、・・・を越す出力
(例えばe m@”’ e In、’、’m<j<nと
して)を処理するパルサ521.〜52、にあっては、
第7図(b)のように、差回路521J11の出力ea
Jの最大値が常にEAで反覆し上記と同様に作動するよ
う、検知器521Jjの検知レベルおよび定電源521
J8の出力電圧の値が、それぞれ2E^あるいは3E^
等に選定される適宜数の回路が設けられ、かつ出力e0
の変化に対応して作動するように構成されている。また
変換器521の出力el12〜ellr+の中で最大値
がEAより小さい出力(例えばe112〜el111°
、’ 2 < j <4として)を処理すルハルサ52
1□〜52.1にあっては、検出器521J3 %ゲー
ト521J4 、定電源521J8 、差回路521J
11が省略され、かつ変換器52.2の出力e、〜e1
がコンパレータ521Jlに直接eみ2〜e二、に代っ
て入力される。変調器52□〜522.lは発信器52
□、からの出力e、およびバルサ52.2〜52、の出
力02〜en(:eJ)をそれぞれ入力して、1−n膜
振動子21〜2nの各受信出力E+w*〜E工、の周波
数を中間周波数に変換するとともに、2〜n段振動子2
□〜27の各受信出力E、□〜E、□の位相を1段振動
子21の受信出力E+wiに対してそれぞれψ2〜ψ、
(:ψ、)づつ移相し、移相回路52゜の出力として出
力する0合成回路52bは移相回路52、が俯角制御信
号θv”O〜θWの刻々の値に対応して1〜n段振動子
21〜2fiの各受信出力を同時に連動して適宜移相し
て同相に揃えた俯角θ=0〜θW方向からの刻々の受信
信号を合成して、方位φ8(:φ2w)を指向する第2
図のV受信ビームVBの形成ならびO〜θWの俯角走査
を行い、得られる垂直断面探知による受信出力Svを出
力する0表示器6は第8図のように、変換器61と表示
部62とにより構成され、変換器61は61.のアドレ
ス回路、61にのH書込回路、61cのV書込回路、6
1aおよび61.のA/D回路、61rのメモリー、6
1.の読出回路、61hのD/A回路から構成され、表
示器62は62.の発信部、621のCRTから構成さ
れている。アドレス回路61.は距離信号r、方位信号
φおよび俯角制御信号θVを受けて第2図のH受信ビー
ムHBおよびV受信ビームVBがそれぞれ受信する刻々
の探知点の極座標による位置r・φおよびr・θをメモ
リー(ビデオメモリー) 61r上に第9図のように直
角座標で書込むためのアドレスx1 ・ylおよびx2
 ・y。 をφ=θとして x、=Kr  cosφ +Cx+  s  y+=K
r  sinφ + CYI    (4)x2=にr
 cosφ+Cxt 、ya=Kr sinφ+CYt
  (S)を演算し出力する。なおKは水中とCRT面
上の距離の縮尺の係数、各CはCRT面上の表示位置を
定める定数で、表示画面の向きにより適宜の正負符号が
選択される。なおXa、y*の値は信号θ、の値により
φ=0〜φWに限定される。H書込回路61.およびV
書込回路61cはA/D回路61d・61.によりそれ
ぞれデジタル化されたH受信器4および■受信器5から
の出力SNおよびSvを、発信部62.がCRT62.
のラスター走査に同期して出力する書込時刻信号の前半
と後半の時間帯に第9図の配置のメモリー61.上のア
ドレスX+、y+およびXi + y2にそれ°ぞれ書
込む、読出回路61.は発信部62.からの読出時刻信
号に応じてメモリー61fから受信信号を読出し、D/
A回路61hは読出された信号をアナログ信号に変換し
てCR762mに出力する。CRT62には第1O図の
ように入力される信号SoをHG画面にPPI画像で、
また信号SvをVG画面に垂直断面画像で、ともにリア
ルタイムで表示する。なおこれらの表示は従来と同様に
してHG−VG両画面ともカラー表示され、またスクロ
ール表示されることが出来る。 第11図はH受信ビームHBが1回(360°)旋回走
査する時間帯に、8方位のV受信ビームを順次俯角走査
する場合の、H受信ビームの旋回角度φと#1〜#8の
各V受信ビームの俯角走査順を示す図で、H受信ビーム
の旋回角がO〜45°、45゜〜90@、・・・315
’〜360°となる時間帯T1T暑・・・T8ごとに第
1図の発信器1から方位選択信号φHがφ1.φ2.・
・・、φ8、および俯角制御信号θ9がθ92.θV□
、・・・、θva(但しθ9.=0〜θ1.θv2=θ
W〜0.・・・θva=θW〜0゜又θ1=45°)と
それぞれ同期して順次出力され、■受信器5は信号φ9
およびφ、を受けて方位φ、=φ、〜φ6をそれぞれ指
向する#1〜#8のV受信ビームを順次形成しかつ俯角
走査し、各方位φ、〜φ、からのV探知による受信信号
を順次出力する0表示器6の変換器61のアドレス回路
61a  (第8図)は俯角信号θ93.θV3.θV
lllθv7を入力する場合のみ書込みアドレスxn。 y!、(但しm=2・3・6・7)を と演算して、#1〜#8のV受信ビームによる受信信号
を上記と同様に順次メモリーに書込み・読出して第12
図のようにHG画面と、HG画面にカーソルで表示する
8区間別のVG画面VGI 。 VO2、・・・、 VO8とを並置する。 第13図はH受信ビームの1旋回時間帯を任意の時間帯
に分割し、適宜選択する複数のV受信ビームを順次俯角
走査する場合の、旋回走査角φと俯角制御信号θ9の関
係例を示す図である。第13図(a)のように#1〜#
nv受信ビームの走査俯角幅θWを、近距離探知用の1
1.#2.・・・# (n−3)のV受信ビームに対し
ては広い俯角幅eIFAを、遠距離探知用の# (n−
3)・・・#nに対しては狭いθIIIBをそれぞれ設
定し、#1〜#nの各V受信ビームの各俯角走査の時間
帯ごとに上記と同様に発信器1からの方位選択信号φH
”φ、。 φ2.・・・、φ。および俯角制御信号θ9=0〜θw
A、 O〜θWA、・・・、0〜θ。、O〜θ。をそれ
ぞれ同期して順次出力し、#l〜#nの各受信ビームの
俯角走査を行う、ここに表示器6の変換器61.(第8
図)のアドレス回路61.は、第14図のように61−
+のHアドレス回路と、61.2の■アドレス回路に分
割して構成され、Hアドレス回路611はH受信ビーム
による受信信号を上記と同様に式(4)により演算し、
■アドレス回路61.2は距離信号rと俯角制御信号θ
v(:o〜θ□、0〜θ1.)に応じて#1〜#nのV
受信ビームによる受信信号のアドレスxiL、ysz(
但し1=1〜n)をと演算し、以下上記と同様にして書
込み等を行い、#1〜#nのVG画面を作成し表示する
。 第13図(b)はH探知に対してS/Nを改善したV探
知を行う例を説明する図である。方位φ1とφ2をそれ
ぞれ俯角幅θw、とθ。でV探知する#1と#2の■受
信ビームを、H受信ビームの旋回走査ごとに交互にN回
づつ俯角走査し、それぞれ得られるN回づつの受信信号
をそれぞれ信号相関処理してS/Nを改善したのち上記
と同様にしてHG画面と同一の走査線密度でそれぞれの
VG画面を作成し表示する。また第13[(b)の#1
・#2のV受信ビームによるN回づつの探知結果を、N
=N+ XN、とし、N1回ごとに受信信号の相関によ
るS/N改善とを行い、かつ改善した信号をVG画面の
距離方向にN8回づつ順次並べて表示することにより、
部分拡大表示され、かつS/N改善されたVG画面を表
示することが出来る。 なおH受信ビームの旋回ごとにV探知を繰返久し得る探
知回数Noは俯角幅をθ育 (例:30°)として No =  360° /θW       −・−(
8)(例:No=12回)とすることが出来る。また俯
角制御信号θ9=0〜θ、のステップを1/Ns(例:
 1/2)に設定出来る場合には、第13図(c)のよ
うにH受信ビームの旋回ごとのV探知回数はN8・N 
O(例:24)回と大きく設定することが出来る。また
H受信ビームの旋回密度がCRT、の走査線密度のNO
(例:No=2)倍以上で、H受信ビームのNo回の旋
回走査時間を■探知の繰返し時間と設定することが出来
る場合には、■探知回数なNo・NO(例: 2 X 
12=24)回と大きく設定することが出来る。 上記したようにこの発明によれば種々の方位・方位幅の
垂直断面探知およびS/Nの改善されたV探知、ならび
表示レンジを拡大したVG画面を適宜組合せて使用する
ことが出来る。 第15図は遠・近にある複数の魚群を同時にV探知し表
示する例で、遠方の方位φ1 ・φ2にある魚群F1 
・F、は狭い俯角幅(例:θ1=30°)でH探知の2
倍の回数でV探知後相関処理してS/Nを高めたのちV
GI −VG2画面にそれぞれ表示し、近距離で方位φ
、・φ4にある魚群F3F4は広い俯角幅(例:θw=
50°)でH探知の2倍の回数で逐次探知し魚群の深度
分布・形状の判断し易い2倍の部分拡大レンジでVO3
・VGA画面にリアルタイムでそれぞれ表示することが
出来る。 第16図は魚群の方位方向の深度分布なV探知し表示す
る例であって、■探知ビームの方位方向のビーム幅が第
16図のカーソルCで表示されるように相接し、方位φ
1 ・φ雪をそれぞれ指向する2つのV受信ビームによ
り魚群Fを■探知してVGI・VG2両画面にそれぞれ
カラー表示するとともに、VG3画面にφ1とφ2を指
向する両受信ビームの受信信号をそれぞれ異なったカラ
ー(例:青と黄)で、かつ重ねて表示し、魚群の方位方
向の深度および形状等を対比し易くリアルタイムで表示
することが出来る。 第17図は複数方位の異なる距離にある複数の魚群を高
い走査密度でV探知し、高S/Nで拡大表示する例であ
り、第1図の発信器1から距離信号rがO〜R+ 、R
+ 〜Ri 、R2〜(R−−−)となる時間帯ごとに
方位選択信号φHをφ寛、φ3゜φ2と切換えて出力し
て、HG画面に設定されるカーソルCに沿う刻々のV探
知をH探知のN0倍(8式参照)の回数で行い、得られ
る魚群F。 F、・Flの信号を高S/Nで拡大表示するVG画面と
してリアルタイムで表示することが出来る。 第18図は自船の周囲に広範囲に拡がる旋網等を同時に
広くv探知し表示する例であり、鋼船が投網する網N内
で集魚灯により集魚中の灯船0からφ、〜φ8の8方位
に向って探知し網の各部の沈降・流れの状況等を判断し
易い8面のVG画面にリアルタイムで並画することが出
来る。 第19図は鋼船から広範囲に拡がる旋網等をV探知し表
示する例であり、鋼船Oから投網した網Nをカーソルで
示す方位幅φ8.〜φ、2およびφ、I〜φ22をそれ
ぞれ有するV探知ビーム#1と#2、ならび魚群Fの方
向φ、を指向するV探知ビーム#Sの各V探知結果を、
VGIには受信ビーム#1による信号をモノクロームで
表示し、VG2には受信ビームによる信号をモノクロー
ムC1で表示するとともに、これに受信ビーム#Sによ
る信号をCI以外のカラーで重ねて表示し、また網Nに
装着されるトランスポンダー式の網深度計NFからの信
号を特定のカラーを用いて重ねてVG画面に表示するこ
とを含めて各VG画面をリアルタイムで並画することが
出来る。 第20図は鋼船から広範囲に拡がる旋網等の多数の部分
をV探知表示する例で、網Nを方位φ1〜φSを指向す
るV受信ビーム#1〜#5により取得する各信号の表示
位置のアドレスX aJ、yx(但し、j=1〜5)を 第21図は破網防止のため近傍の暗礁なV探知し表示す
る例で、第21図(a)の関係にある船NSからブイB
に亘る網Nを、第21図(b)のように、方位ψ^を向
きビーム幅φA1〜φ。のV探知ビーム#Aによる信号
SvAと、暗礁Rの方位φ7を中心に方位φ1〜φ、を
向きV探知ビーム#l〜#mによる信号SVI〜SVa
の各表示位置のアドレスX mk+ 3/ 2 (但し
に=Aおよび1〜m)を、と演算し、第20図のように
HG画面上の方位φ1〜φ6のカーソルCが網Nを横切
る網の断面位置をVG画面にそれぞれ投影して表示させ
るとともに、VG画面の各方位φ、〜φ、の信号の表示
色をHG画面のφ、〜φ、の方位を示すカーソルCとそ
れぞれ同色のカラー(例 φl:青、φ2:緑、・・・
φ8:赤)に設定して、網の多数の部分の沈降・形状等
の関連を明示するVG画面をHG画面に関連づけてリア
ルタイムで並画することが出来る。 と演算し、■探知ビーム#A・#1〜#mの各表示色を
、HG画面の各方位マーカーの色と同一に設定して、各
信号を並置表示する。また、網Nと暗礁Rの区別を明確
にするため、第21図(b)のように適宜の距離Raの
マーカーCmを設定し、■探知ビーム#Aの信号SvA
は距離R4以内の信号を、またV探知ビーム#l〜#m
の信号SVI〜SVsは距離R6以遠の信号のみ適宜選
択して表示させることが出来る。 なお上記した送受波器2は第22図の構造に限定される
ものでなく、振動子素子の配列が千鳥状のもの、或は振
動子の円周配列の一部が欠けるものにあっても、H受信
ビームとV受信ビームが同時に形成され同時に走査され
るものにあっては同様の利点がある。 また浅海において広い俯角幅でV探知を行う場合、H受
信ビームに俯角θW方向以内の海底の反射波が入来して
HG画面に現れ、海底反射波と同時に入来する魚群等の
反射波がHG画面上で海底反射波の画像によりマスクさ
れる場合は、H受信ビームHBの俯角方向のビーム幅を
第2図のθ。 より適宜小さく設定してHG画面における海底反射波に
よる影響を抑えて使用されるが、VG探知およびVG画
面の表示は上記と同様に行うことが出来る。 また上記はHG画面と適宜数のVG画面を1個のCRT
面上に並置するよう説明したが、上記のように多数(2
NO=24個)のVG画面或は拡大表示等のために複数
のCRT面を並列に使用して目的を達することが出来、
また表示部にCRTを使用するよう説明したが、上記と
同様にしてXY定走査て表示する液晶等のデイスプレー
を使用することも出来る。 〔発明の効果J 以上説明したように本発明は、従来より使用される全周
用送受波器を使用して全周探知の効果を損なうことなく
、かつ垂直探知と同時に、選択する振動子数や選択速度
を変えて適宜の方位にあって適宜の方位幅の適宜数の垂
直断面空間を探知する垂直探知用受信ビームを適宜形成
することができ、全周受信ビームの旋回ごとに順次に適
宜切換え或は適宜重複して垂直断面探知し、全周探知画
面および垂直断面画面をそれぞれ並列に或は適宜重ね、
或は順次切換え・継足して表示することが出来るから、
種々の用途において広範囲の探知画面を一覧でき、詳細
に高いS/Nで短時間に表示出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の水中探知装置の一実施例を示すブロッ
ク図、第2図(a)、  (b)は第1図の実施例の動
作を示す説明図、第3図は第1図の送受波器2およびビ
ーム選択器51を詳細に示すブロック図、第4図(a)
、(b)はそれぞれビーム選択器51の動作を示す図、
第5図は第1図のV走査器52を詳細に示すブロック図
、第6図(a)は第5図の移相回路52.を詳細に示す
ブロック図、第6図(b)は第6図(a)のバルサ52
+*、 52+s、 〜、 52+−を詳細に示すブロ
ック図、第7図(a) 、 (b) 、 (c) 、 
(d)は第6図(a)、(b)の動作を示す波形図、第
8図は第1図の表示器6を詳細に示すブロック図、第9
図。 第10図はそれぞれ表示器6のメモリおよび表示画面を
示す図、第11図、第12図はそれぞれ多方向探知に関
する動作説明図および表示画面、第13図(a) 、 
(b) 、 (c)はそれぞれ多方向探知の動作を示す
説明図、第14図は第13図で示された動作をする変換
器61のブロック図、第15図、第16図、第17図は
それぞれ複合探知の説明図、第18図、第19図、第2
0図、および第21図(a)、  (b)は旋網等の探
知を説明する図、第22図(a)、(b)は従来の全周
探知用送受波器を示す構成図、第23図(a)、(b)
 、第24図。 第25図は従来の全周探知を説明する図、第26図は従
来の旋網の説明図、第27図は従来の距離拡大を示す断
面図である。 1・・・発信器、  2・・・送受波器、3・・・送信
器、  4・・・H(全周探知用)受信器、5・・・V
(垂直断面探知用)受信器、6・・・表示器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、円筒状に複数の振動子が配列された全周用送受波器
    を具備した水中探知装置において、 前記複数の振動子の受信信号のうち所定のものを選択し
    て、位相を合わせ所定方向の全周探知用受信ビームを形
    成するとともに、選択する受信信号を切替えて全周探知
    用受信ビームを旋回し、全周探知する第1の探知手段と
    、 第1の探知手段が探知する全周のうち所定半径方向を垂
    直断面探知方向として指定する方向指定手段と、 方向指定手段により垂直断面探知方向が指定されると、
    第1の探知手段の受信ビームの旋回に同期して、前記複
    数の振動子の受信信号のうち所定のものを選択して、位
    相を調節し前記垂直断面探知方向で所定俯角をもつ垂直
    探知用受信ビームを形成するとともに、前記位相を調節
    する度合を変えて前記所定俯角を変化させ所定俯角範囲
    内を探知する第2の探知手段と、 第1、第2の探知手段がそれぞれ探知した周方向探知画
    面と垂直断面探知画面とをディスプレイ上にそれぞれ表
    示する並画手段とを有することを特徴とする水中探知装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0519050A (ja) * 1991-07-08 1993-01-26 Kaijo Corp スキヤニングソナーの探知表示方法
JP2020016635A (ja) * 2018-07-11 2020-01-30 古野電気株式会社 水中探知装置及び水中探知方法

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JPS57176806A (en) * 1981-04-23 1982-10-30 Ai Takagi Controlling method for radiation beam
JPS57196172A (en) * 1981-05-27 1982-12-02 Japan Radio Co Ltd Device to display object in water

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