JPH03154004A - 光遅延装置 - Google Patents

光遅延装置

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JPH03154004A
JPH03154004A JP29458889A JP29458889A JPH03154004A JP H03154004 A JPH03154004 A JP H03154004A JP 29458889 A JP29458889 A JP 29458889A JP 29458889 A JP29458889 A JP 29458889A JP H03154004 A JPH03154004 A JP H03154004A
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JP
Japan
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optical fiber
optical
coil
section
pickup
Prior art date
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Pending
Application number
JP29458889A
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English (en)
Inventor
Makoto Tsubokawa
坪川 信
Masaharu Ohashi
正治 大橋
Toshiaki Satake
佐武 俊明
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光通信や光学計測等の分野において光信号の
遅延や光路長の調整に用いる光遅延装置に関する。
[従来の技術1 光信号を光電変換過程を取らずに遅延させるには、従来
では一般に信号光を反射鏡やコーナキューブ等の組合せ
により空間伝搬させ、一部の反射鏡を移動させることに
より光の伝搬距離を変化させることで信号の遅延および
その遅延量の調整を行なっていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述のような従来技術では、空間伝搬長
を長く取ると光ビームの回折効果により光損失が増大す
るので、実用的には遅延距離としてin以下程度が限界
であるという欠点があった。
また、信号光を光ファイバ中に伝搬させ、光ファイバの
伸縮を利用して光路長を調整することも出来るが、遅延
距離を長く取るには必要な光ファイバが非常に長くなっ
て装置が大がかりになるし、また光ファイバの弾性を利
用するために経時的な物理的特性(例えば、弾性率や引
張強度)などが劣化して不安定になり遅延距離に対する
精度が低くなる等の欠点があった。
そこで、本発明の目的は、上述のような欠点を除去し、
調整可能な遅延時間、遅延距離のダイナミックレンジを
数μm〜数百m程度に広げ、かつ連続的に可変とするこ
とを可能にし、また、信号光を遅延させるときの信号光
の伝送損失を低くおさえることができ、信号自体の伝送
速度、伝送品質をほとんど劣化させないような光路長可
変の光遅延装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、単一モード光フ
ァイバを巻線として、該−光ファイバの一端から光信号
が取り出される円筒状のコイル部と、該コイル部の光フ
ァイバの外側面の一部と接触あるいは数μmに近接する
部分を有する単一モード光ファイバから構成されて、該
光ファイバの一端から光信号が入力するピックアップ部
と、前記コイル部を該コイル部の円筒の中心の周りに回
転する第1の駆動系と、前記ピックアップ部を前記コイ
ル部の軸方向に沿って移動する第2の駆動系と、前記第
1および第2の駆動系を通じて前記コイル部の回転位置
および前記ピックアップ部の移動位置を前記光信号の遅
延量の指示に応じて制御する制御系とを具備したことを
特徴とする。
また、本発明は、その一形態として、前記単一モード光
ファイバの代わりに偏波保持光ファイバを用いて構成し
たことを特徴とする。
また、本発明は、その別の形態として、前記ピックアッ
プ部及び前記コイル部はそれぞれ不透明なジャケットを
有する光ファイバで構成されるが、該コイル部の外側面
は該光ファイバのクラッドがコア直径の3〜5倍まで一
様に研磨され、該ピックアップ部は該光ファイバ側面が
該コイル部外面と接触あるいは数μmに近接する部分だ
けそのクラッドがコア直径の1〜3倍まで研磨され、こ
れにより結合領域を短く設定できるように構成したこと
を特徴とする。
また、本発明はそのさらに別の形態として、前記ピッツ
クアップ部及び前記コイル部はそれぞれ不透明なジャケ
ットを有するクラッド直径が50〜80μl程度の細径
光ファイバで構成され、該コイル部の外側面は該光ファ
イバ1本当り20〜30μ膿程度の幅で該ジャケットが
除かれ、同じく該ピックアップ部も該光ファイバ側面が
該コイル部の外面と接触あるいは数μmに近接する部分
だけ該ジャケットが除かれ、これにより結合領域を短く
設定できるように構成したことを特徴とする。
さらに、本発明は、そのさらに別の形態として、信号光
の装置への入力または出力部分に前記光ファイバのねじ
れを解消するための回転式光コネクタを用いることを特
徴とする。
[作 用] 本発明は、単一モード光ファイバ(または偏波保持光フ
ァイバ)で構成される光ファイバピックアップ部と円筒
に巻かれた単一モード光ファイバ(または偏波保持光フ
ァイバ)のコイルで構成されるコイル部からなり、上記
ピックアップ部の一部にこのコイル部の外側断面の一部
との接触あるいは数μmに近接する部分を設けることに
より、互いに導波光間の電力結合を生じさせるようにし
ているので、これにより、ピックアップ部の一端に入っ
た光信号はコイル部と接触あるいは近接した部分から光
ファイバコイル側へ穆り、コイル部の光ファイバ中を伝
搬した後、コイル部の光ファイバの一端から取り出され
る。このときピックアップ部とコイル部の接触あるいは
近接部分をコイル部の任意の位置に移動させることによ
り、コイル部内での光路長(すなわち信号光の遅延量)
が可変にかつ連続的に調整が行なわれる。
このように、本発明では、光ファイバコイルを利用して
信号光の遅延を行なっているので装置全体の小型化が可
能であり、原理的には可変な遅延距離は上限が光ファイ
バコイルにおける光ファイバ長で決まるのでほぼ無限に
長く取ることが可能になる。また、本発明の遅延距離の
精度は、距離のダイナミックレンジとは無関係に光ファ
イバコイル部、ピックアップ部の位置精度で決まり、制
御系に通常の制御技術(例えば数値制御)を用いるとそ
れらの光ファイバコイル部等は数μlの精度で位置制御
が、可能であると考えられる。これにより、本発明では
遅延距離として零から例えば数百m程度のレンジを持ち
、その距離精度として数μm程度の光路調整が可能とな
る。従って、本発明の光遅延装置は光学計測においては
各種干渉計の光路調整用として、また光通信システムで
は遅延検波時の光路調整部品として幅広い使用が可能で
ある。
このように、本発明では、調整可能な遅延時間、遅延距
離のダイナミックレンジを数μm〜数百m程度に広げ、
かつ連続的に可変とすることができる。また、本発明で
は、信号光を遅延させるのに光の空間伝搬などを利用し
ないので、信号光の伝送損失を低くおさえることができ
る。また、本発明では、途中に光電変換過程を設けない
ので、信号自体の伝送速度、伝送品質をほとんど劣化さ
せない。
[実施例J 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
■゛結Δ部の結合係数 後述の本発明実施例の構成を具体的に説明する前に、本
発明実施例の理解を容易にするため、まず第2図に示す
ような2本の光ファイバで構成される光結合部について
考える。第2図(A)は光結合部の断面、第2図(B)
はその光結合部を上からみた状態を示す、同図中、1.
2は単一モード光ファイバ、3は屈折率整合部である。
この結合部における結合係数には次式(1)で近似出来
る。(文献: E、A、J、Marcatili、”’
 Dielectricrectangular  w
aveguide  and  dfrectiona
lcoupler  for  integrated
  optics、−Be1l  5yst。
Tech、、 vol、48.pp、2Q71−210
2.1969.参照)ここで、aはコア11の直径、に
、、に、はコア伝搬光の波数および2方向の波数、Lは
コア伝搬光の授受をするのに適切な結合長、nl+n2
はコア11およびクラッド12の屈折率(なお整合部3
の屈折率はクラッド12の屈折率と等しいものとする)
。通常、単一モード光ファイバでは比屈折率差は0.5
%以下であり、k、/に、=+1が成立する。例えば、
コア直径aが波長(1,55μ11)の4倍程度でd 
/ a = 6の時、結合係数kが1となる結合長しは
式(1)から約2CI11となる。このように結合係数
にはコア間の適当な間隔dと結合長しにより設定できる
隻叉Δ■二韮1 第1図は本発明の一実施例の概略構成を示す。
同図において、4は一部側面が研磨された単一モード光
ファイバからなるピックアップ部、5は円筒外側面が一
様に研磨された光ファイバコイルからなる信号遅延用の
コイル部(光ファイバの巻き数はNとする)、6は装置
への入出力部分となる光コネクタ(あるいは外部光ファ
イバとの接続点)である。7および8は回転および一軸
移動のための駆動部、9はこれらの駆動部7.8を制御
する制御部(計算機制御の場合は計算機)である。図中
、破線で囲まれた部分14は光ファイバの伸縮を防ぐた
めコイル部5とピックアップ部4を恒温に保持する恒温
器である。
光は上記のピックアップ部4の光ファイバの一端から入
射し、そのピックアップ部4のコイル部5との接触ある
いは数μmに近接する部分を経てコイル5を構成する光
ファイバへと導かれる。このときの結合長(作用長とも
称する)Lおよび結合係数に等は、上式(1)に基づい
て前述したような関係にある。
第3図には上述のコイル部5とピックアップ部4の位置
関係を示す、第3図ではコイル部5と接触するピックア
ップ部4の一部分がコイル部5の外形に沿って円弧形状
を取る場合(同図(A))、及び直線形状を取る場合(
同図(B) )  (同図(B)はコイル部直径〉〉接
触部分の長さが成立する場合に相当する)を示し、同図
(C)にはコイル部5の側面方向から見た図を示してい
る。ピックアップ部4の光ファイバはコイル部5の円筒
断面にほぼ平行Cxy面にほぼ平行)にコイル部5の光
ファイバ中の任意の1木と近接するように2軸方向に位
置決めされる。なお、第2図で上述したように、近接し
、対面する2つの光ファイバ部分の間3には導波路間で
の光の反射抑制と潤滑のためにクラッド12と同等な屈
折率を有する屈折率整合剤が充填される。
東夾i班二1立 第1図の構成において、駆動部8によるピックアップ部
4の2軸方向の移動により、ピックアップ部から入射し
た信号光が伝搬するコイル部5の光ファイバ巻き数Nが
調整でき、その結果、光ファイバコイル1巻きの長さ(
2πR,Rは半径)をステップ間隔とした離散的な遅延
距離の調整が可能となる。このとき、光ファイバコイル
5の回転角φは最低0≦φ≦2πで可変とする。これに
駆動部7による光ファイバコイル5の2@周りの回転機
能を加えると、光ファイバコイル1巻き以内の遅延距離
の微調整が可能となり、結局、2πNHにわたり遅延距
離が連続的に変化できる。このとき、調整可能な遅延時
間をτとすると近似的に0≦τ≦2yrn、NR/c 
 (cは光速)(2)となる0例えばR−5co+、 
N−1000回、n、−1,46の場合、遅延時間では
O〜1.5msにわたり可変できることが分かる。
また、ピックアップ部4の位置とコイル部5の回転角度
の制御技術では、それらの精度はすでに市販品において
各々1μml 、l/100度程度以下(パルスモータ
駆動機構を有す微動台等における位置設定精度の代表的
製品カタログ値)で制御可能なため、τの精度としては
9.01ps程度が達成できる。
ところで、厳密には光ファイバの厚みにより、光ファイ
バコイル5では、光ファイバが螺旋を描くため、第3図
(C) に示すようにこの光ファイバはZ軸に対して、
光ファイバの螺旋ピッチ分だけθ度傾く。この傾きによ
る結合量への影響を補正するため本実施例では、第3図
(B)に示すようにピックアップ部4の光ファイバを2
軸に対してθ度傾け、コイル側光ファイバと平行になる
ように設定し、かつコイル5のφ方向の回転軸7もθ度
傾ける。この際、回転軸71の回転にともなうX。
y方向の微動により接触、あるいは近接した部分がずれ
ないようにするためにピックアップ部4には第3図(A
)中の矢印Xの方向に僅かな張力を不図示のばね等によ
り与えておく。また、これとは別に、光ファイバコイル
5の回転はZ軸の周りに固定し、光ファイバピックアッ
プ部4の位置をコイルの回転角に応じてZ軸方向のずれ
量(pφ/2πRapはコイルのピッチ)だけ補正する
べく駆動部8を介して制御部9により計算機制御を実行
し、コイル5とピックアップ部4の接触部分に置ける光
の結合条件が一定となるようにすることも可能である。
第4図は上述の光ファイバコイル部5とピックアップ部
4の近接(あるいは接触した)領域の円筒断面を示し、
その斜線部分は屈折率整合剤15の塗布を示す。同図(
A)は通常の単一モード光ファイバを用いた場合である
。この場合、ピックアップ部4およびコイル部5は不透
明なジャケット13を有する光ファイバで構成されるが
、コイル部5の外側面は光ファイバのクラッド12がコ
ア直径の3〜5倍まで一様に研摩され、ピックアップ部
5は光ファイバ側面がコイル部外面と接触あるいは数μ
mに近接する部分だけそのクラッドがコア直径の1〜3
倍まで研摩され、これにより結合領域を短く設定できる
ようにしている。
第4図(B)は偏波保持光ファイバを用いた場合である
。同図(B)の図中の網線部分は応力付与部16であり
、この応力付与部1Bに誘起された光ファイバの複屈折
軸はコイル部5とピックアップ部4においてZ軸方向、
あるいはコイル5の径方向に統一される。このように偏
波保持光ファイバを用いることにより、ピックアップ部
4への入射光の偏光をXあるいはy方向に設定しておく
と、コイル部5の出射光の偏光がピックアップ部4の位
置に依らずに常に直線偏光で得られるという特徴を持つ
。偏光状態が問題となるデバイス間の接続や光学干渉装
置においてはこのような偏光状態の固定化が必要となる
第5図は第4図と同様に光ファイバコイル部5とピック
アップ部4の近接(あるいは接触した)領域の円筒断面
を示し、光ファイバとしてクラッド直径50〜80μl
の細径単一モード光ファイバを用いた例を示す、すなわ
ち、この場合は、ピックアップ部4およびコイル部5は
不透明なジャケット13を有するクラッド12の直径が
50〜80μm程度の細径光ファイバで構成され、コイ
ル部5の外側面は光ファイバ1本当り20〜30μm程
度の幅でジャケット13が除かれ、同じくピックアップ
部4も光ファイバ側面がコイル部外面と接触あるいは数
μmに近接する部分だけジャケット13が除かれ、これ
により結合領域を短く設定できるようにしている。
また、細径の偏波保持光ファイバを用いる場合は第4図
(B) に準する。
■その他 第1図に示す光コネクタ6としては、信号光の装置への
入力または出力部分に光ファイバのねじれを解消するた
めに回転式光コネクタを用いることが好ましい、第6図
にこのような回転式光コネクタの一例を断面で示す、第
6図(^)に示すものは、キャップ状の受部材21の内
周面に円柱状の部材22を回転可能に遊嵌し、両部材2
1.22間を複数のベアリング23で連結して、このベ
アリング23を介して両部材21.22を自由に回転可
能に構成したはめ込み式の光コネクタである。なお、両
部材21.22の軸中心に光ファイバがそれぞれ接続さ
れる。
他方、第6図(B)に示すものは、同じような形状の一
対の円板状の磁性部材24.25間に複数のベアリング
26を介装し、磁性部材24.25の磁力で生じる吸引
力を利用し、ベアリング26で回転する構成の光コネク
タである。両部材24.25の中心軸には、それぞれ光
ファイバを接続する受部が開口している。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、光ファイバコイ
ルを利用して信号光の遅延を行なっているので、光信号
の光路長調整において数百mを越えるダイナミックレン
ジでかつ数μmの距離精度を保持した連続的な長さ調整
が可能となる。そのため、本発明では、光通信において
は信号光の検波や信号切り替え時の光遅延装置として大
幅な遅延時間調整が可能となる。また、光学計測の分野
においては特に干渉光束間の光路長調整素子として有用
であり、ダイナミックレンジの拡大実現に伴い、例えば
、より長い光ファイバでの特性評価が可能となり計測対
象が広がるなどの効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の光遅延装置の概略構成を示
す構成図、 第2図は2つの先導波路間における電力結合を説明する
ための模式的な図であり、同図(A)は光ファイバの断
面図、同図(8)は上から見た上面図、 第3図は第1図の本発明の実施例の光遅延装置における
光ファイバ部分の模式的な図であり、同図(^)はピッ
クアップ部の一部が円弧の場合の斜視図、同図(B)は
ピックアップの一部が直線の場合の斜視図、同図(C)
はコイル部側面の方向から見た正面図、 第4図は本発明実施例の光遅延装置における光ファイバ
の接触面が研摩されている場合のコイル部とピックアッ
プ部の接触(あるいは近接した)領域の円筒縦断面の模
式的な図であり、同図(A)は光ファイバに通常の単一
モード光ファイバを用いた場合の断面図、同図(B)は
応力付与型の偏波保持光ファイバを用いた場合の断面図
、第5図は本発明実施例の光遅延装置におけるジャケッ
トの一部が削られた細径の光ファイバが用いられている
場合のコイル部とピックアップ部の接触(あるいは近接
した)領域の円筒縦断面の模式的な断面図、 第6図(A) 、 (B)はそれぞれ第1図の光コネク
タとして好適な回転式光コネクタの構成例を示す断面図
である。 21.22,24.25・・・コネクタ部材(部品)、
23.26・・・ベアリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)単一モード光ファイバを巻線として、該光ファイバ
    の一端から光信号が取り出される円筒状のコイル部と、 該コイル部の光ファイバの外側面の一部と接触あるいは
    数μmに近接する部分を有する単一モード光ファイバか
    ら構成されて、該光ファイバの一端から光信号が入力す
    るピックアップ部と、前記コイル部を該コイル部の円筒
    の中心の周りに回転する第1の駆動系と、 前記ピックアップ部を前記コイル部の軸方向に沿って移
    動する第2の駆動系と、 前記第1および第2の駆動系を通じて前記コイル部の回
    転位置および前記ピックアップ部の移動位置を前記光信
    号の遅延量の指示に応じて制御する制御系と を具備したことを特徴とする光遅延装置。 2)前記単一モード光ファイバの代わりに偏波保持光フ
    ァイバを用いて構成したことを特徴とする請求項1に記
    載の光遅延装置。 3)前記ピックアップ部及び前記コイル部はそれぞれ不
    透明なジャケットを有する光ファイバで構成されるが、
    該コイル部の外側面は該光ファイバのクラッドがコア直
    径の3〜5倍まで一様に研磨され、該ピックアップ部は
    該光ファイバ側面が該コイル部外面と接触あるいは数μ
    mに近接する部分だけそのクラッドがコア直径の1〜3
    倍まで研磨され、これにより結合領域を短く設定できる
    ように構成したことを特徴とする請求項1または2に記
    載の光遅延装置。 4)前記ピッックアップ部及び前記コイル部はそれぞれ
    不透明なジャケットを有するクラッド直径が50〜80
    μm程度の細径光ファイバで構成され、該コイル部の外
    側面は該光ファイバ1本当り20〜30μm程度の幅で
    該ジャケットが除かれ、同じく該ピックアップ部も該光
    ファイバ側面が該コイル部の外面と接触あるいは数μm
    に近接する部分だけ該ジャケットが除かれ、これにより
    結合領域を短く設定できるように構成したことを特徴と
    する請求項1または2に記載の光遅延装置。 5)信号光の装置への入力または出力部分に前記光ファ
    イバのねじれを解消するための回転式光コネクタを用い
    ることを特徴とする請求項1ないし4に記載の光遅延装
    置。
JP29458889A 1989-11-13 1989-11-13 光遅延装置 Pending JPH03154004A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010191435A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Ofs Fitel Llc コイル巻きされた光ファイバデバイスの断熱的カプラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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