JPH03152205A - 増毛用毛髪接着方法 - Google Patents

増毛用毛髪接着方法

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JPH03152205A
JPH03152205A JP29208789A JP29208789A JPH03152205A JP H03152205 A JPH03152205 A JP H03152205A JP 29208789 A JP29208789 A JP 29208789A JP 29208789 A JP29208789 A JP 29208789A JP H03152205 A JPH03152205 A JP H03152205A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は増毛部材および増毛用毛髪接着方法に係り、特
に接着剤としてホットメルト接着剤を使用する増毛部材
および増毛用毛髪接着方法に関するものである。
[従来の技術〕 頭部の脱毛には、全脱毛と部分脱毛があり、上記部分脱
毛箇所を隠蔽する場合、通常、いわゆる部分かつらを着
用している。
この部分かつらは、かつらベースの表面に毛髪を植設し
、その裏面に止着具を取り付け、この止着具で使用者の
頭部の残毛を挟着して上記部分脱毛箇所を隠蔽するもの
である。
上記部分かつらを着用せ、ずに、部分脱毛箇所を隠蔽す
る方法として、頭皮に直接植毛する外科治療による増毛
法が知られている。
しかし、頭皮に直接植毛すると、頭皮が傷つき、却って
脱毛を誘発する原因となっていた。
前記方法とは別に、使用者の残毛を利用して、これらの
残毛に増毛用毛髪を様々な方法により取り付けて毛髪の
本数を増加させる方法も行われている。
第7図はこのような使用者の残毛を利用した従来の増毛
法の第1の例を示すものである。
図示されているように、この増毛法は、使用者の毛髪に
増毛用毛髪10を枝状に取り付けて増毛するものであり
、その取り付けは、使用者の毛髪11の根元付近に増毛
用毛髪10の基部10aを接着剤12により接着して行
われている。
また、第8図は従来の増毛法の第2の例を示すもので、
使用者の毛髪11の根元付近に増毛周毛910を結んで
取り付けたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、従来の増毛法の第1の例にあっては、使用者
の毛髪11と増毛用毛髪10とを同一方向へ向けて、使
用者の毛髪11に増毛用毛髪10の基部10aを単に接
着剤12で接着しているに過ぎないため、接着面積が小
さく、櫛やブラシを通したとき或いは洗髪等の際に増毛
周毛%11Oが使用者の毛髪11から簡単に離脱すると
いう問題があった。
また、接着剤12が劣化して接着力が衰えると、同様の
現象が生じるという問題があった。
従来の増毛法の第2の例にあっては、増毛用毛髪10を
使用者の毛髪11に結んで取り付けるため、結び作業に
時間が掛かり、結んだときに増毛用毛髪10が使用者の
毛髪11に対して横方向へ向くため当該増毛用毛髪10
の向きが不自然になり、且つ結び目13が目立っていた
また、単に、使用者の毛髪11に増毛用毛髪10を結ん
で取り付けているため、強固に取り付けようとすると使
用者の毛髪11を傷め、また結びがあまいとブラッシン
グ時、増毛周毛%110が使用者の毛髪11から離脱す
るという問題があった。
上述のような課題に鑑み、本発明の一目的は、取付は作
業が容易で使用者の毛髪等から離脱し難い増毛部材を提
供するにある。
本発明の他の目的は、増毛用毛髪の取り付は時の向きが
自然で取付部が目立たず、増毛用毛髪が使用者の毛髪か
ら離脱し難く、しかも使用者の毛髪を傷めることのない
増毛用毛髪の接着方法を提供するにある。
〔課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明に係る増毛部材は、人
毛又は人工毛でなる一本の増毛用毛髪の基部に、或いは
人毛及び/又は人工毛でなる複数の増毛用毛髪の基端部
を順次ずらして重ね合わせて形成した基部に、それぞれ
の基部を覆うようにホットメルト接着剤を付着させるこ
とにより構成したものである。
また、本発明の増毛用毛髪の接着方法は、上述のように
増毛部材を予め形成しておき、この増毛部材の基部に付
着されているホットメルト接着剤を加熱して再軟化させ
、これが固化する前に使用者の自毛またはかつらの植え
込み毛髪の根元部近傍に、上記増毛部材の基部をその基
端部へ向けて螺線状に巻き付け、冷却固化して接着する
ようにしたものである。
さらに、本発明の他の増毛用毛髪の接着方法は、人毛又
は人工毛でなる一本の増毛用毛髪の基部に、或いは基端
部を順次ずらした人毛、人工毛あるいは人毛と人工毛と
の混合毛からなる複数の増毛用毛髪の基部に、加熱軟化
させたホットメルト接着剤を塗布しながら、使用者の毛
髪またはかつらの植え込み毛髪の根元部近傍に上記増毛
用毛髪の基部をその基端部へ向けて螺線状に巻き付け、
冷却固化して接着するようにしたものである。
〔作 用〕
前記増毛部材の構成によれば、一本あるいは複数の増毛
用毛髪の基部にホットメルト接着剤が付着されている。
このホットメルト接着剤は、加熱し軟化させ、上記一本
あるいは複数の増毛用毛髪の基部に塗布した後、冷却固
化して付着させるものである。
このように一本あるいは複数の増毛用毛髪の基部にホッ
トメルト接着剤を付着させて形成した増毛部材を使用し
て、前記増毛用毛髪の接着方法を実施するものである。
特に、複数の増毛用毛髪の基端部を順次ずらして重ね合
わせ、これらの基部に、該基部を覆うようにホットメル
ト接着剤を付着させた場合には、複数の増毛用毛髪の基
部が固化したホットメルト接着剤に覆われて束ねられて
一体的になることになり、使用者の毛髪またはかつらの
植え込み毛髪への取付は作業が容易になる。
そして、この複数の増毛用毛髪の基部にホットメルト接
着剤を付着させた増毛部材を、本発明法により、使用者
の毛髪またはかつらの植え込み毛髪の基部に、螺線状に
巻き付ける。すると、複数の増毛用毛髪の基端部が順次
ずれて重ね合わされた状態で束ねられているので、巻い
た状態で当該増毛部材の下部に位置する増毛用毛髪の基
端部によって、その上方の増毛用毛髪の基端部が隠蔽さ
れることになり、ブラッシング時に増毛用毛髪の基端部
が櫛歯に引っ掛かるようなことがなく、たとえ上記増毛
部材の最下部に位置する増毛用毛髪の基端部が櫛歯等に
引っ掛かっても、一本だけであれば、その柔軟性により
撓んで、当該増毛部材は上記使用者の毛髪等から離脱し
難い。
上記増毛部材は、使用者自身の残毛に適用しても、或い
はかつらの植え込み毛髪に適用してもよく、また使用し
得る増毛用毛髪としては、人毛、人工毛あるいは人毛と
人工毛との混合毛の何れでもよい。
増毛用毛髪を使用者の残毛或いはかつらの植込み毛髪に
接着する場合、上述したような増毛部材を予め形成して
おくことにより、その作業性が向上する。
上記増毛部材の基部に付着したホットメルト接着剤は、
加熱することにより再軟化させることができ、その接着
力は回復する。また、人毛が炭化する温度または人工毛
が溶解する温度より低温で軟化するホットメルト接着剤
を採用することにより、増毛用毛髪、使用者の自毛及び
かつらの植え込み毛髪を炭化、溶解あるいは傷つけるこ
とはない。
そして、再軟化したホットメルト接着剤が固化する前に
、上記増毛用毛髪を使用者の毛髪またはかつらの植え込
み毛髪の基部に螺線状に巻き付けて冷却固化して接着す
ることにより、巻き付けと接着との相乗効果によって増
毛部材は使用者等の毛髪から離脱し難くなる。
上記増毛部材を使用者等の毛髪の基部へ螺線状に巻き付
けるには、当該増毛部材の基部をその基端部へ向けて例
えば手指でねじりながら行う。
すると、上述したように増毛部材の最下部に位置する増
毛用毛髪の基端部によってその上方の増毛用毛髪の基端
部が隠蔽されることになる。
このように、手指でねじりながら巻き付けを行うと、押
圧状態でホットメルト接着剤が固化接着されることにな
ると共に、当該増毛部材の基端部が取り付ける使用者の
毛髪等に沿い、当該増毛部材は上記使用者の毛髪等から
離脱し難くなり、且つ毛髪の取り付は時の向きが自然に
なる。
そして、手指の押圧力により、ホットメルト接着剤の固
化表面に艶がなくなり、また団子状にならないので取付
部が目立たなくなる。
また、増毛用毛髪の接着方法の他の例は、上記増毛部材
を形成することなく、直に一本ずつ分離された増毛用毛
髪を使用して行うものである。
この方法によると、上記増毛部材を予め形成しておく場
合に比べて作業性は劣るが、特に増毛用毛髪の本数を脱
毛症状及び増毛速度等に応じて、逐次適切に増減調整す
ることができる。また、ホットメルト接着剤の量も巻き
付は作業に対して適切な量に増減調整することができる
さらに、上記人毛と人工毛との混合毛の混合比も使用者
等に応じて、逐次適切に比率調整することができること
になる。
〔実施例〕 以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳述
する。
この発明は、増毛部材及び増毛用毛髪の接着方法に関す
るものであり、この増毛用毛髪接着方法については、上
記増毛部材を使用して行う方法と、使用しない方法とが
ある。
また、上記増毛用毛髪の接着方法は、頭部に部分脱毛を
生じた者の毛髪に適用する場合と、かつらの植え込み毛
髪に適用する場合とがある。
かつらの植え込み毛髪に適用する場合には、自然に毛髪
が増加したかの如く思わせるために、毛髪量の少ないか
つらに段階的に徐々に増毛していくと有利である。
先ず、本発明の増毛部材について説明する。
第1図(A)に示す増毛部材1は、人毛あるいは人工毛
からなる増毛用毛髪2を一本用意し、この一本の増毛用
毛髪2の基部2aに、この基端部2bを覆うようにホッ
トメルト接着剤3を付着させて形成したものである。す
なわち、この一本の増毛用毛髪2の基端部2bを含む基
部2a領域の周囲がホットメルト接着剤3で覆われてい
る。
また、第1図(B)に示す増毛部材1°は、人毛、人工
毛あるいは人毛と人工毛との混合毛からなる増毛用毛%
12を複数本用意し、これら複数本の増毛用毛髪2の基
端部2bを順次ずらして重ね合わせる。あるいは、複数
本の増毛用毛髪2を重ね合わせた後、これらの基部2a
を斜めに切断して、これら複数本の増毛用毛%12の基
端部2bを順次ずらした状態にする。そして、これらの
基部2aに、これらの基部2aを覆うようにホットメル
ト接着剤3を付着させて形成したものである。
すなわち、これら複数本の増毛用毛髪2の基端部2bを
含む基部2aの周囲が、上記ホットメルト接着剤3で覆
われている。
上記ホットメルト接着剤3は、加熱し軟化させた状態で
、上記一本あるいは複数本の増毛用毛髪2の基部2aに
塗布した後、冷却固化することにより付着させるもので
ある。
このホットメルト接着剤3としては、速乾性で無害であ
り、例えば100〜210°C程度の加熱温度で軟化し
、加熱時に1000〜7000cps程度の粘度を有す
るものを使用する。ここで、速乾性とは、加熱により軟
化したホットメルト接着剤3が冷却固化するまでの時開
をいい、その速度はいわゆる瞬間接着剤と例えば同等或
いはこれより速いものを使用する。また、このホットメ
ルト接着剤3は、加熱により軟化させるので、溶剤を使
用せず、安全性が高い。
さらに、前記した加熱温度は、少なくとも人毛が炭化す
る温度や、ナイロン、ポリエステル等の人工毛が溶解す
る温度(220〜260°C)よりも低い温度である。
そして、上記ホットメルト接着剤3を固化させるための
冷却は、速乾性であるので基本的に自然冷却による。速
乾性を有しないホットメルト接着剤を使用する場合には
、強制的に冷却しても構わない。
尚、速乾性、安全性を有する接着剤としては、シアノア
クリレート系の瞬間接着剤があるが、毛髪同士を接着す
るには接着力が弱く、上記粘度条件を満足しない。
このように一本あるいは複数の増毛用毛髪2の基部2a
にホットメルト接着剤3を付着させて形成した増毛部材
1.l’を使用して、本発明の増毛用毛髪の接着方法が
実施される。
先ず、一本の増毛用毛髪2の基部2aにホットメルト接
着剤3を付着させて形成した増毛部材1を用いた増毛用
毛髪の接着方法について説明する。
上述したように、一本の増毛用毛髪2の基部2aに、こ
の基部2aを覆うようにホットメルト接着剤3を加熱冷
却して付着させて増毛部材lを予め形成しておく。
次に、この増毛部材1の基部1aに付着したホットメル
ト接着剤3を加温コテ等の加熱器で加熱し、再軟化させ
る。
そして、軟化したホットメルト接着剤3が固化する前に
、第2図に示すように、使用者の毛髪あるいはかつらの
植え込み毛髪4の基部に、上記増毛部材1の基部1aを
その基端部1bへ向けて螺線状(矢印P)に巻き付け、
冷却固化して接着するものである。
この増毛部材1の上記使用者の毛髪等4への巻き付は作
業は、手指で増毛部材1と使用者の毛髪等4とを押圧し
ながら右回り又は左回りにこれらを巻き込みながら行う
、上記ホットメルト接着剤3は、速乾性であるので巻き
込み作業を素早く行う必要があるが、その反面、素早く
指で触れ得る程度の温度になる。
このように速乾性を有しているので扱い易く、加熱する
ことにより何度でも軟化させることができるので修正が
簡単である。
次に、複数本の増毛用毛髪2の基部2aにホットメルト
接着剤3を付着させて形成した増毛部材1′を使用する
増毛用毛髪の接着方法について説明する。
上述したように、複数の増毛周毛5e2の基端部2bを
順次ずらして重ね合わせて形成した基部2aに、これら
の基部2aを覆うようにホットメルト接着剤3を加熱冷
却して付着させることにより増毛部材l°を予め形成し
ておく。
次に、この増毛部材1°の基部1° aに付着したホッ
トメルト接着剤3を加温コテ等の加熱器で加熱し、再軟
化させる。
そして、軟化したホットメルト接着剤3が固化する前に
、第3図(A)(B)に示すように、使用者の毛髪或い
はかつらの植え込み毛髪40基部、即ち根元近傍に、上
記増毛部材1′の基部1゛aをその基端部1′ bへ向
けて螺線状(矢印P)に巻き付け、冷却固化して接着す
るものである。
特に、複数の増毛用毛髪2の基端部2bを順次ずらして
重ね合わせ、これらの基部2aに、該基部2aを覆うよ
うにホットメルト接着剤3を付着させた増毛部材l゛に
ついては、複数の増毛用毛髪2の基部2aが、固化した
ホットメルト接着剤3に覆われて束ねられることにより
一体的になることから、使用者の毛髪またはかつらの植
え込み毛髪4への取付作業が容易になる。
そして、この複数の増毛用毛髪2の基部2aにホットメ
ルト接着剤3を付着させた増毛部材1”を、上記増毛用
毛髪接着方法により、使用者の毛髪またはかつらの植え
込み毛髪4の基部に、螺線状に巻き付ける。すると、複
数の増毛用毛髪2の基端部2bが順次ずれて重ね合わさ
れた状態で束ねられているので、巻いた状態で当該増毛
部材1の最下部に位置する増毛用毛髪2“の基端部2°
bによって、その上方に位置する増毛用毛髪2の基端部
2bが隠蔽されることになり、櫛やブラシを通したとき
等に増毛用毛髪2の基端部2bが櫛歯に引っ掛かること
がない、たとえ、上記増毛部材1゛の最下部に位置する
増毛用毛髪2°の基端部2“ bが櫛歯等に引っ掛かっ
ても一本だけであれば、その柔軟性により撓って、当該
増毛部材1′は上記使用者の毛髪等4から離脱し難い。
すなわち、ブラッシングの際、最も離脱し易い部分は、
巻き付けた増毛用毛髪2の基端部2bである。そこで、
複数本の増毛用毛髪2を巻き付ける場合には、各増毛周
毛%12の基端部2bの位置をずらすことにより、巻き
付は状態で最下部に位置する増毛用毛髪2”の基端部2
“ bのみが巻き付は部分の外側に位置し、その他の増
毛周毛%12は巻き付は部分内に隠蔽されるようにする
ことができる。
尚、複数本の増毛周毛%12の基端部2bを第4図(A
)に示すように一線上に揃えると、第4図(B)に示す
ように増毛部材の基端部2bが太くなるので、使用者等
の毛髪4から増毛周毛g12の基端部2bがはみ出て櫛
やブラシに引っ掛かり易くなるため、本発明には適当で
ない。
このように、巻き付ける増毛用毛髪2の基端部2bを順
次ずらすことは、増毛部材l”が基端部l゛に向けて徐
々に細くなるので、迷彩性及び接着力維持の点から優れ
ている。
上述したように、増毛部材1,1゛を使用者の毛髪等4
の基部へ螺線状に巻き付ける場合は、当該増毛部材1,
1°の基部1a、l  aをその基端部1b、1° b
へ向けて例えば指で押圧してねしりながら行う。
すると、押圧状態でホットメルト接着剤3が固化接着さ
れることになると共に、当該増毛部材11′の基端部1
b、1’  bが取り付ける使用者の毛髪等4に沿い、
当該増毛部材1,1゛は上記使用者の毛髪等4から離脱
し難くなると共に、毛髪の取り付は時の向きが自然にな
る。
そして、手指の押圧力により固化したホットメルト接着
剤3の表面に艶がなくなると共に、団子状にならないの
で取付部が目立たなくなる。
尚、上記固化したホットメルト接着剤3は、使用者の毛
髪等4に巻き付けた取付部全体を覆うことになる。そし
て、このホットメルト接着剤3は、透明又は透明に近い
色彩のもの或いは毛髪と同色のものを使用すると、取付
部の巻き込みが外観土兄えに(い。
次に、上述した増毛部材l、1′を使用しない本発明の
別の増毛用毛髪の接着方法を説明する。
第5図(A)に示すように、この増毛用毛髪の接着方法
は、人毛又は人工毛でなる一本の増毛用毛髪2の基部2
aに、例えば加熱コテ等の加熱器5により加熱軟化させ
たホットメルト接着剤を塗布しながら、使用者の毛髪ま
たはかつらの植え込み毛%14の基部に、上記増毛周毛
%12の基部2aをその基端部2bへ向けて螺線状(矢
印P)に巻き付け、冷却固化して接着するものである。
次に、この増毛用毛髪接着方法を、複数本の増毛用毛髪
を使用して行う場合を説明する。
この方法によれば、第5図(B)に示すように基端部2
bを順次ずらした人毛、人工毛あるいは人毛と人工毛と
の混合上からなる複数の増毛周毛g12の基部2aに例
えば加熱コテ等の加熱器5により加熱軟化させたホット
メルト接着剤3を塗布しながら、使用者の毛髪またはか
つらの植え込み毛髪4の基部に上記増毛周毛%12の基
部2aをその基端部2bへ向けて螺線状(矢印P)に巻
き付け、冷却固化して接着するものである。
このように、増毛部材1,1′を使用しない増毛用毛髪
接着方法は増毛周毛%12を使用者の毛髪またはかつら
の植え込み毛髪4の基部に巻き付ける動作とホットメル
ト接着剤3を塗布する動作とを同時に行うものである。
上述のように、手指でねじりながら巻き付けを行うと、
押圧状態でホットメルト接着剤3が固化接着されること
になると共に、当該増毛用毛髪2の基端部2bが取り付
ける使用者の毛髪等4に沿い、当該増毛周毛%12は上
記使用者の毛髪等4から離脱し難くなり、しかも増毛周
毛%12の取り付は時の向きが上向いて自然になる。
そして、手指の押圧力により固化したホットメルト接着
剤3の表面が多少粗面化して艶がなくなり、且つ団子状
にならないので取付部が目立たなくなる。また、増毛用
毛髪2の基部2aが無色透明になるよう処理されている
と、巻き付けたときにもこの巻付は部が殆ど目立たなく
なり、−層有利である。
この方法によると、上述したように増毛部材を予め形成
しておく場合に比べて、作業性は劣るが、特に増毛用毛
髪2の本数を脱毛状態や増毛速度等に応じて、逐次適切
に増i%!副整することができ、上記ホットメルト接着
剤3の接着量も巻き付は作業に対して適切な量に増減調
整し得る。
上記使用者の毛髪やかつら植え込み毛髪4の量が少なく
て複数本を巻き付けると露見してしまう部分には、使用
者等の一本の毛髪4に対して増毛用毛髪2一本を巻き付
ける。上記増毛部材1についても同様である。
そして、第6図(A)は上記複数本の増毛周毛%12の
最下方に位置する増毛用毛髪2゛の基端部2° bを長
くして順次ずらして重ね合わせたものである。
この状態で本発明による増毛用毛髪の接着を行うと、使
用者の毛髪等4に複数本の増毛用毛髪2を巻き付けたと
きに、第6図(B)に示した巻き付は部の最下部に位置
した一本の増毛用毛髪2゛の基端部2° bが、上記使
用者の毛髪等4に沿って上方へ跳ね上がった状態になり
、櫛やブラシの衝撃を受けても上記巻き付は部から飛び
出しているのが一本であるので、その柔軟性により櫛や
ブラシの動きに伴って上方に撓って、増毛用毛髪2は全
体として上記使用者の毛髪等4がら離脱することはない
なお、前述した各実施例では、増毛用毛髪2の基端部2
bを含む基部2a全体にホットメルト接着剤3を付着さ
せているが、基端部2bを除いたこれより上方の基部2
aの領域に付着するようにしてもよい。
このようにすれば、上記増毛用毛髪2の基端部2bが互
いに結合されていないため、使用者の毛髪等4への取付
けの際に、該増毛用毛髪2のそれぞれの基端部2bが該
毛髪等4に1本毎に良く絡むことになるので、絡ませた
状態で前記接着剤を付着させることができ、−層緊密な
巻付けができるので好ましい。
(発明の効果〕 以上述べたように、本発明に係る増毛部材によれば、取
付作業が容易で使用者の毛髪等から離脱し難いという優
れた効果を発揮する。
また、本発明の増毛用毛髪接着方法によれば、増毛用毛
髪の取り付は時の向きが自然で、取付部が目立たず、増
毛用毛髪が使用者の毛髪から離脱し難く、且つ使用者の
毛髪を傷めることがないという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の増毛部材を示し、(A)は一本の増毛
用毛髪で増毛部材を形成した例の斜視図、(B)は複数
の増毛用毛髪で増毛部材を形成した例の斜視図、 第2図は本発明の増毛用毛髪接着方法において、一本の
増毛用毛髪で形成した増毛部材を用いて増毛する例の斜
視図、第3図は複数の増毛用毛髪で形成した増毛部材を
使用した増毛用毛髪接着方法の例を示し、(A)はその
斜視図、(B)は巻き付は部の要部拡大斜視図、 第4図は複数の増毛用毛髪の基端部を揃えて上記増毛部
材を形成する場合を示し、(A)は複数の増毛用毛髪の
基端部を揃えた状態の1また(B)はその巻き付は状態
の斜視図、 第5図は本発明の増毛用毛髪接着における他の方法を示
し、(A)は一本の増毛用毛髪で行う例を、(B)は複
数の増毛用毛髪で行う例を示す斜視図、 第6図は複数の増毛用毛髪のうち最下部に位置する増毛
用毛髪を長くして本発明の増毛用毛髪接着方法を行う場
合を示し、(A)は複数の増毛用毛髪を重ね合わせた状
態の、(B)はその巻き付は状態の斜視図である。 第7図は従来の増毛法の第1の例を示す斜視図、第8図
は従来の増毛法の第2の例を示す斜視図である。 1.1’ ・・・増毛部材; 2・・・増毛用毛髪; 
3・・・ホットメルト接着剤; 4・・・他の毛髪: 
5・・・加熱器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一本の増毛用毛髪の基部にホットメルト接着剤を
    付着させて成ることを特徴とする、増毛部材。 (2)複数の増毛用毛髪の基端部を順次ずらして重ね合
    わせて形成した基部に、ホットメルト接着剤を付着させ
    て成ることを特徴とする、増毛部材。 (3)前記ホットメルト接着剤が、前記複数の増毛用毛
    髪の基端部を除いたこれより上方の基部に付着されてい
    ることを特徴とする、請求項2に記載の増毛部材。 (4)前記増毛用毛髪が人毛、人工毛あるいは人毛と人
    工毛との混合毛からなることを特徴とする、請求項2に
    記載の増毛部材。 (5)一本の増毛用毛髪の基部にホットメルト接着剤を
    付着させて増毛部材を予め形成しておき、該増毛部材の
    基部に付着したホットメルト接着剤を加熱し軟化させ、
    これが固化する前に、他の毛髪の基部に、上記増毛部材
    の基部をその基端部へ向けて螺線状に巻き付け、冷却固
    化して接着するようにしたことを特徴とする、増毛用毛
    髪接着方法。 (6)複数の増毛用毛髪の基端部を順次ずらして重ね合
    わせて形成した基部にホットメルト接着剤を付着させて
    増毛部材を予め形成しておき、該増毛部材の基部に付着
    したホットメルト接着剤を軟化させ、これが固化する前
    に、他の毛髪の基部に、上記増毛部材の基部をその基端
    部へ向けて螺線状に巻き付け、冷却固化して接着するよ
    うにしたことを特徴とする、増毛用毛髪接着方法。 (7)一本の増毛用毛髪の基部に加熱軟化させたホット
    メルト接着剤を塗布しながら、他の毛髪の基部に上記増
    毛用毛髪の基部をその基端部へ向けて螺線状に巻き付け
    、冷却固化して接着するようにしたことを特徴とする、
    増毛用毛髪接着方法。 (8)基端部を順次ずらした複数の増毛用毛髪の基部に
    加熱軟化させたホットメルト接着剤を塗布しながら、他
    の毛髪の基部に上記増毛用毛髪の基部をその基端部へ向
    けて螺線状に巻き付け、冷却固化して接着するようにし
    たことを特徴とする、増毛用毛髪接着方法。(9)前記
    他の毛髪が、使用者の毛髪であることを特徴とする、請
    求項5乃至8の何れかに記載の増毛用毛髪接着方法。 (10)前記他の毛髪が、かつらの植え込み毛髪である
    ことを特徴とする、請求項5乃至8の何れかに記載の増
    毛用毛髪接着方法。 (11)前記増毛用毛髪が人毛、人工毛あるいは人毛と
    人工毛との混合毛からなることを特徴とする、請求項6
    乃至8の何れかに記載の増毛用毛髪接着方法。
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