JPH03151202A - 木材の加工方法 - Google Patents
木材の加工方法Info
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- JPH03151202A JPH03151202A JP29202889A JP29202889A JPH03151202A JP H03151202 A JPH03151202 A JP H03151202A JP 29202889 A JP29202889 A JP 29202889A JP 29202889 A JP29202889 A JP 29202889A JP H03151202 A JPH03151202 A JP H03151202A
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Landscapes
- Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、主として薬剤を多重に含浸させた木材の切削
加工方法に関する。
加工方法に関する。
従来、木材を難燃化するため、木材中に種々な難燃化剤
を含浸させる方法が行われているが、近年難燃化に有効
な薬剤の発見、含浸漬の増加によって優れた不燃薬剤含
浸処理木材(例えばヤマノ\株式会社製、FPW処理木
材等)が開発されている。
を含浸させる方法が行われているが、近年難燃化に有効
な薬剤の発見、含浸漬の増加によって優れた不燃薬剤含
浸処理木材(例えばヤマノ\株式会社製、FPW処理木
材等)が開発されている。
ところで、上記薬剤含浸処理木材においては、その切削
加工の際、切削刃物の刃に薬剤が付着したり、切削加圧
しまた木材の切削面にコゲが発生ずる。
加工の際、切削刃物の刃に薬剤が付着したり、切削加圧
しまた木材の切削面にコゲが発生ずる。
そのt−め、切削刃物にリップソーを用いた場合は■チ
ップを厚くする。■逃げ角を大きくする。
ップを厚くする。■逃げ角を大きくする。
■周速を3O−=・・50%低下させる、またモルダー
を用いた場合lごは■スクイ角を7°以下とする1■送
り速度を小さくする、→Jシンダーおいては周速を低下
する、等の対策が行われている。
を用いた場合lごは■スクイ角を7°以下とする1■送
り速度を小さくする、→Jシンダーおいては周速を低下
する、等の対策が行われている。
〔発明が解決1、ようとする課題〕
1、か17ながら、上記対策は、いずれも生産性が低下
するため切削加工のコストが高くなり、さらに、切削刃
物に薬剤が付着するのを完全に防止することが出来なか
った。
するため切削加工のコストが高くなり、さらに、切削刃
物に薬剤が付着するのを完全に防止することが出来なか
った。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、薬剤含浸
処理木材などの木材を切削加工する場合、切削刃物に薬
剤が付着せず、また、木材の切削面にコゲが発生ずるこ
とのない切削方法を捉供することを目的とする。
処理木材などの木材を切削加工する場合、切削刃物に薬
剤が付着せず、また、木材の切削面にコゲが発生ずるこ
とのない切削方法を捉供することを目的とする。
」−記の目的を達成するため本発明の方法においては、
木材を切削加工するに際し、切削加工刃および木材の被
切削加工部分を液体窒素などの低温冷媒によって冷却す
る。
木材を切削加工するに際し、切削加工刃および木材の被
切削加工部分を液体窒素などの低温冷媒によって冷却す
る。
本発明は上記の構成となっているので、切削加工中の切
削部が冷却され、摩擦熱によって高温となることがない
。特に液体窒素等の極低温液体を用いれば、それの気化
潜熱および顕熱によって多量の冷熱が発生し、効率よく
切削部位を冷却することができる。そして、この冷却に
より木材自体が脆くなって切削加工を受けた際に脆性破
壊的に加工され、薬剤の付着、コゲの発生が防止できる
〔実施例〕 第1図は、本発明の方法を実施するため装置の一例をモ
ルダーを代表として示すもので、図中符号lは、モルダ
ーの刃である。刃1は、回転駆動され、矢印方向に移動
される薬剤含浸処理木材2に接してモールド2aが形成
される。上記刃1は従来使用されているものが、同じ回
転数でそのまま用いられる。
削部が冷却され、摩擦熱によって高温となることがない
。特に液体窒素等の極低温液体を用いれば、それの気化
潜熱および顕熱によって多量の冷熱が発生し、効率よく
切削部位を冷却することができる。そして、この冷却に
より木材自体が脆くなって切削加工を受けた際に脆性破
壊的に加工され、薬剤の付着、コゲの発生が防止できる
〔実施例〕 第1図は、本発明の方法を実施するため装置の一例をモ
ルダーを代表として示すもので、図中符号lは、モルダ
ーの刃である。刃1は、回転駆動され、矢印方向に移動
される薬剤含浸処理木材2に接してモールド2aが形成
される。上記刃1は従来使用されているものが、同じ回
転数でそのまま用いられる。
また、上記刃1および薬剤含浸処理木材2の切削されて
いる部分は、排出ダクト3aが設けられたフード3に覆
われている。このフード3内には、デユワ−形の液体窒
素ボンベ4から減圧弁5および調整用の電磁弁6を介し
て液体窒素が導入され、上記刃lおよび薬剤含浸処理木
材2の切削されている部分に吹付けられるようになって
いる。上記電磁弁6には、ダクト3a内に設けられた、
サーミスタ温度センサ7の信号を受けて作動する温度制
御装置8が接続されている。
いる部分は、排出ダクト3aが設けられたフード3に覆
われている。このフード3内には、デユワ−形の液体窒
素ボンベ4から減圧弁5および調整用の電磁弁6を介し
て液体窒素が導入され、上記刃lおよび薬剤含浸処理木
材2の切削されている部分に吹付けられるようになって
いる。上記電磁弁6には、ダクト3a内に設けられた、
サーミスタ温度センサ7の信号を受けて作動する温度制
御装置8が接続されている。
本発明の方法を実施するモルダーは上記の構成となって
いるので、サーミスタ温度センサ7を所定温度に設定し
ておけば、液体窒素は調整噴出され、刃1および切削さ
れている部分はほぼ一定の低い温度に保持され、刃1に
薬剤が付着したり、モールド2aにヤケが発生すること
がない。またダクトより放出されるのは窒素ガスで、安
全衛生面には全く問題ない。
いるので、サーミスタ温度センサ7を所定温度に設定し
ておけば、液体窒素は調整噴出され、刃1および切削さ
れている部分はほぼ一定の低い温度に保持され、刃1に
薬剤が付着したり、モールド2aにヤケが発生すること
がない。またダクトより放出されるのは窒素ガスで、安
全衛生面には全く問題ない。
上記温度センサ7の設定温度は、切削加工する材質、切
削加工する部分の形状、大きさ、外気温などによって変
わるが、それぞれの切削加工において、温度センサーの
保持温度を設定する必要がある。
削加工する部分の形状、大きさ、外気温などによって変
わるが、それぞれの切削加工において、温度センサーの
保持温度を設定する必要がある。
上記説明は、モルダーについて行ったが、リップソー、
サンダー等、一般切削加工装置を用いて薬剤含浸処理木
材を切削加工する場合にはいずれの場合にも採用出来る
方法である。
サンダー等、一般切削加工装置を用いて薬剤含浸処理木
材を切削加工する場合にはいずれの場合にも採用出来る
方法である。
さらに、薬剤含浸処理木材のみでなく、切削加工した際
の切削部が悪くなる木材類や樹脂含浸木材の加工にも有
効に利用出来る方法である。
の切削部が悪くなる木材類や樹脂含浸木材の加工にも有
効に利用出来る方法である。
また、液体窒素以外の低温冷媒、例えば低温空気、液化
二酸化炭素なども使用できる。
二酸化炭素なども使用できる。
実施例1
第1図に示す装置を用い、FPW処理木材の切削加工を
行った。切削条件は、従来の一般木材を切削加工する場
合と同様周速を3000m/5ecFPW処理木材の送
りを10m/winとし、またサーミスタ温度センサが
259C以下となるように液体窒素を供給した。この場
合外気温は34℃であった。
行った。切削条件は、従来の一般木材を切削加工する場
合と同様周速を3000m/5ecFPW処理木材の送
りを10m/winとし、またサーミスタ温度センサが
259C以下となるように液体窒素を供給した。この場
合外気温は34℃であった。
その結果、刃には薬剤の付着がなく、モールド面にヤケ
の発生は認められなかった。
の発生は認められなかった。
また、FPW処理木材800m切削するのに要した液体
窒素の量は115kgであった。
窒素の量は115kgであった。
比較例1
液体窒素による冷却を行わなかった以外は、実施例1と
同じにしてFPW処理木材の切削加工を行った。その結
果、切削開始後間もなく、カジリを生じ、切削を継続す
ることが困難となった。また、刃には薬剤が相当量付着
し、モールド面はヤケを発生し、変色した。
同じにしてFPW処理木材の切削加工を行った。その結
果、切削開始後間もなく、カジリを生じ、切削を継続す
ることが困難となった。また、刃には薬剤が相当量付着
し、モールド面はヤケを発生し、変色した。
以上述べたように、本発明に係る木材の加工方法は、従
来の切削加工装置がそのまま利用出来、また、液体窒素
を用いれば安全衛生上の問題がなく、生産性を低下させ
ずに薬剤含浸処理木材の切削、或は切削面が悪くなる木
材を美しく切削することが出来る等、多くの長所を有し
、木材加工業界に寄与することが極めて大きい。
来の切削加工装置がそのまま利用出来、また、液体窒素
を用いれば安全衛生上の問題がなく、生産性を低下させ
ずに薬剤含浸処理木材の切削、或は切削面が悪くなる木
材を美しく切削することが出来る等、多くの長所を有し
、木材加工業界に寄与することが極めて大きい。
第1図は本発明の方法を実施する装置の一例を示ずモル
ダーの概略図である。 1・・・ モルダーの刃、 2・・・・・・薬剤含浸処理木材、 2a・ ・・モールド、 3・・・・・フード、 rうa・・・・−・ダクト、 4・・・・・・液体窒素ボンベ 5・・・・減圧弁、 6・・・・・・電磁弁、 7・・・・・・サーミスタ温度センサ、8・・・・・温
度制御装置。
ダーの概略図である。 1・・・ モルダーの刃、 2・・・・・・薬剤含浸処理木材、 2a・ ・・モールド、 3・・・・・フード、 rうa・・・・−・ダクト、 4・・・・・・液体窒素ボンベ 5・・・・減圧弁、 6・・・・・・電磁弁、 7・・・・・・サーミスタ温度センサ、8・・・・・温
度制御装置。
Claims (1)
- 木材を切削加工するに際し、切削加工刃および木材の被
切削加工部分を液体窒素等の低温冷媒によって冷却する
ことを特徴とする木材の加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1292028A JPH08401B2 (ja) | 1989-11-09 | 1989-11-09 | 木材の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1292028A JPH08401B2 (ja) | 1989-11-09 | 1989-11-09 | 木材の加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03151202A true JPH03151202A (ja) | 1991-06-27 |
JPH08401B2 JPH08401B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=17776596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1292028A Expired - Lifetime JPH08401B2 (ja) | 1989-11-09 | 1989-11-09 | 木材の加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08401B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103317573A (zh) * | 2013-06-24 | 2013-09-25 | 东台富安环美木业有限公司 | 多刀头共轴切削*** |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4980681A (ja) * | 1972-12-05 | 1974-08-03 | ||
JPS49133977A (ja) * | 1973-04-28 | 1974-12-23 | ||
JPS5078973A (ja) * | 1973-11-17 | 1975-06-27 |
-
1989
- 1989-11-09 JP JP1292028A patent/JPH08401B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4980681A (ja) * | 1972-12-05 | 1974-08-03 | ||
JPS49133977A (ja) * | 1973-04-28 | 1974-12-23 | ||
JPS5078973A (ja) * | 1973-11-17 | 1975-06-27 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103317573A (zh) * | 2013-06-24 | 2013-09-25 | 东台富安环美木业有限公司 | 多刀头共轴切削*** |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08401B2 (ja) | 1996-01-10 |
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