JPH0315058A - 写真感光材料用小型自動現像機 - Google Patents

写真感光材料用小型自動現像機

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JPH0315058A
JPH0315058A JP15151189A JP15151189A JPH0315058A JP H0315058 A JPH0315058 A JP H0315058A JP 15151189 A JP15151189 A JP 15151189A JP 15151189 A JP15151189 A JP 15151189A JP H0315058 A JPH0315058 A JP H0315058A
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JP
Japan
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film
developing machine
processing
automatic developing
small
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Application number
JP15151189A
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English (en)
Inventor
Nobutaka Goshima
伸隆 五嶋
Shigeharu Koboshi
重治 小星
Naoki Takabayashi
高林 直樹
Kazuyoshi Miyaoka
宮岡 一芳
Takashi Onishi
隆 大西
Tsutomu Sueoka
末岡 勉
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカラーフィルム等のハロゲン化銀写真感光材料
(以下単に感材ということがある。)の処理に使用され
る自動現像機に関し、更に詳しくは、例えば写真撮影の
現場まで携帯して、撮影した報道用写真のフィルムをそ
の現場で処理して、そのフイルムの画像を新聞社本社等
に迅速に電送するのに利用される所謂報道用として、或
は、家庭内でホヒー用として利用するのに最適な小型・
簡易型の自動現像機に関し、更に詳しくは、処理液によ
る浸漬処理の前及び/又は後の搬送経路に軟質部材を使
用する手段を有する小型現像機に関する。
〔従来の技術〕
迅速を尊ぶ報道用写真では、撮影現場が新聞社本社ない
し支局などから比較的に近い場所である場合には、未現
像のフィルム自体を現場から本社などに急送して処理し
ている。
しかし、撮影現場が遠隔地である場合には、撮影したフ
ィルムを現像してから、その画像を電送することが一般
的に行われている。
このような報道用の写真フィルムを現像するには、近く
にある所謂ミニラボなどの現像サービス施設を利用する
こともできるが、このような施設が必ずしも緊・急の処
理を受け付けてくれるとは限らず、また夜間などは利用
することができないので、所謂手現像ないし皿現像など
の手作業で現像を行っているのが一般的である。
また、ごく一部では、報道用として市販されている自動
現像機を利用したり、ホヒー用のマニュアル現像タイプ
の小型現像機を利用したりしている。
従来、所謂/不式の連続フィルム自動現像機では、連続
的に配置されている複数の処理槽中に処理液が溜められ
て用意されており、まI;、この処理槽の各々には、フ
イルム搬送を行うt:めの搬送ランクが配備されており
、フイルムは搬送ラックに設置されている搬送ローラ群
の回転に従って各処理槽中を搬送され、その各処理槽で
順次浸漬処理され、最後に乾燥ユニットで乾燥され外部
に排出される構造になっている。
多くの自動現像機では、処理部の遮光性を保障する考え
から、又、前述した処理槽内に設置された搬送ラックを
固定する目的で、又処理槽の上部から蒸発する処理液成
分によって未現像の7イルムが悪影響を受けるのを防止
するために、更には、温度管理、殊に、装置内の温めら
れた空気を循環させて乾燥風として利用するシステムの
採用のため、等々により、処理槽の上部は密閉されてい
る。
また、処理液の蒸発や空気酸化を防止する立場から、処
理液液面に浮き蓋を配置したり、或は処理液液面の近く
に遮閉部材を配置するなどしている。
更に、搬送ランクを正しい位置に配置し、搬送駆動力か
加わっても位置移動や遥動するのを防止するために、搬
送ラックの上部は特別な部材で固定されている。この部
材は、後続する処理槽の搬送ランクへとフィルムを移設
するための渡り機構が設けられているのが普通である。
以上の、遮光・遮閉・蒸発防止・搬送ラックの上部固定
・渡り機構の配置、等などを目的とする部材は、夫々独
立した然し相互に配置上の関連を持った複雑な機械的構
造になっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
市販されている従来の報道用自動現像機は比較的大型な
ので撮影現場まで運ぶのには専用のトラック、バン等の
自動車を必要とし、依然として手操作の部分が多く、ま
た、処理時間も長くかかることから普及には至っていな
い。また、ホビー用の小型現像機は、殆どが手操作なの
で、フィルムにキズがついたりし所謂皿現像などの手現
像と変わらず、処理に熟練を要し殆ど利用されていない
そこで報道関係者の間では、 ■ 小型軽量であって携帯に便利であること、好ましく
は、小型乗用車を使用するまでもなく、人で持ち運びが
可能であること、 ■ フィルムの搬送・処理液の取り扱い・処理温度の調
整・乾燥などの工程が自動制御で行われ、操作に熟練技
術を要しないこと、 ■ 処理性能が良好で安定していること、■ キズがつ
かないこと、 ■ 処理時間が早いこと、 ■ 誤動作が少なく、メンテナンスの負担が軽いこと、 などの要請を満足させる報道用の小型自動現像機の出現
が待ち望まれていた。
しかしながら現像機を小型化すればする程処理槽のタン
クの中が小さくなり写真材料を搬送する必要な複数ある
ターン部の径も小さくせざるを得なくなる。又感光材料
の搬送に於いては、どうしても感光材料を強く引張りた
わみをなくす事がキズ発生防止の上から採りにくい為に
、必ずたわみが生じる。従来の大型な自現機ではこのた
わみによるキズ発生防止の為に感光材料の通過するスリ
ソト幅をある程度大きくして、それで感光材料と非接触
状態にしていた。しかし小型化すると、このスリット幅
にも許容限界ができ、感光材料が種々の所で自現機と接
触する可能性が高まる。このような状態を、第6図、第
7図に模式図で示した。
従来の大型自現機では第6図にあるように、例えばフィ
ルムカソテング部と処理部の搬送ローラ間に、フィルム
ガイドローラ60,61などが設置されフイルム搬送時
にt;わみが生じても、又フィルムカール跡の残ってい
るフィルム最後尾が搬送されても、フィルムにキズが入
るのを防止している。
しかし、自現機を小型化すると、フイルムガイドローラ
の様なキス発生防止部材を取り付ける事がスペース的・
コスト的にも難しくなり、第7図のように狭いスリット
を介してフィルムが搬送されるような事が生しる。この
狭いスリットにおけるキズ発生防止を本発明者は創意工
夫して考案した。
従って従来は、写真材料が接触するいかなる部分にも回
転するローラ部材を設けることによりキズの発生を防止
していた。しかるに自動現像機を小型化すればする程、
ローラ等も最小限にする必要がありターン部の径が小さ
くかつローラ部を少なくすると従来の大型自動現像機に
くらべ傷の発生頻度は約20倍となることが判った。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は多くの実験を重ねた結果剋理液による浸漬
処理工程以外の前後に著しいキズの発生があり感光材料
の搬送時に生じる接触部分のいずれか少ムくともl@所
に軟質部材を取り付けた接触部分を設けることにより著
しいキズの軽減効果があることが判明した。この手段に
より高価で大型となるローラ部材を使用せずにキズを発
生しない小型自動現像機の作或が可能となったものであ
る。
〔実施例〕
本発明に係る自動現像機の特徴は、処理槽の上部構造と
して、部品点数の少数化と簡易化を計ることにより、小
型・軽量化と操作性あるいはメンテナンス等の作業性の
著しい向上が計られていることである。この結果、処理
槽の容積が好ましくは各々3Q以下、より好ましくは各
々2Q以下で、発色現像開始から乾燥終了までの時間が
好ましくはIO分以内、より好ましくは8分以内と云う
、小型で且つ簡易操作で迅速処理ができる自動現像機を
提供できる。
本発明の更に詳しい特徴は、処理槽(処理部)の上方に
フイルムセット部、カツタ・フイルム取り込み部及び電
装操作部等を配置するレイアウトを採用し、これらの部
材を取り付ける基板を処理槽蓋として、その下面で処理
槽の上面の遮閉、搬送ラックの固定、フイルム渡りの案
内等を行わせるように構戊した点である。
次に、上記した特徴を持つ本発明を、具体的な自動現像
機として説明する。
第【図、第2図及び第3図は、本発明が適用された自動
現像機の斜視図を示したものであって、図示しないが、
この装置の外枠体には運送のための肩掛け紐若しくはハ
ンドル等が用意されている。
図中において、符号10は後述する処理槽等を収納する
本体フレーム及び、その一部は処理槽側壁となっている
フレームを指示し、この本体フレーム10の上部は処理
槽蓋であり且つ、7イルムセント部、カソタ・フィルム
取込部、電装操作部の基板(底板)で遮光状態に維持さ
れ、更に、蓋体11.l2によって遮光状態に維持され
ている。
本体フレーム10及び蓋体11,12は軽量化を計るた
めに合戊樹脂材ないし軽金属材ないし塗装薄板鉄板で形
戒される。尚、図示の自動現像機にあっては、より軽量
化を計るために、本体7レームlO自体が処理槽枠体を
形戊しているので、本体フレーム10は耐薬品性の不透
明な遮光性のある合成樹脂材で形成される。
蓋体IIは後述するフィルム七ノト部Aを密閉するもの
であり、蓋体12はフイルム取り込み部Bを密閉するも
のである。
なお、蓋体11と12とは、単一の蓋に構或することが
できる。
蓋体IIは、その基部がヒンジ機構によってフィルムセ
ット部Aか配置される基板に取り付けられており、この
ヒンジ機構を介して、一定の角度で上方に開くことかで
きるものであり、閉じた状態の維持のために緊締手段l
3によって本体フレーム10の上端に固定される。
第2図に示すように、処理しようとするフィルム30は
、パトローネ3lに収納されたままの状態で、基板(中
M)20の上部に配置されているフイルム七71部Aに
セットされる。
通常、撮影済みのフィルム30は、その先端部の若干量
がパトローネ3lのフィルム引き出し口の外側に残って
いるので、その先端にフイルムリーダ32を取り付けて
からフィルムセット部Aにセットする。
このとさ、フィルムリーダ32の先端が後述するフイル
ム取り込み部Bの取り込みローラに係合するように、若
干押し込むようにする。
フィルム30のセットが完了し、蓋体11を閉じて内部
を遮光状態にした上で、図示しないスタートスイッチを
押せば、まず7イルムリーダ32がフイルム搬送系のフ
ィルム取り込み部Bに取り込まれる。
フィルム30の一定量が取り込まれて、フィルム30の
終端か検知されると、カッタ40が作動して7イルム3
0の終端近くが切断され、フィルム30はパトローネ3
lから分離され処理槽へ搬送される。
カノタ40は、上側の可動刃と下側の固定刃から成り、
基端部を中心にして回動する可動刃をモータ或はソレノ
イド等の駆動力で作動させるように構戊されているが、
他の種類ないし形状のカン夕を利用してもよい。
フィルム取り込み部Bから搬送系に取り込まれtこフィ
ルム30は、搬送系のピニオン等に係合する7イルムリ
ーダ32に引っ張られて、所定の搬送順路に従って処理
部C中を搬送されながら現像処理され、本体フレームl
Oの外部に配置されている乾燥部Dに導入されて自動的
に乾燥される。
なお、処理部Cから排出されるフィルム30を乾燥する
ための乾燥部Dを設けずに、乾燥部Dの設置位置を単な
る出口として、未乾燥のフィルム30を受け取るための
部材を用意しておき、7イルム30の乾燥は、例えば所
謂ハンガ乾燥あるいは、ドライヤー等でマニュアル的に
乾燥する態様も本発明に包含される。
フイルムセット部A及びフィルム取り込み部Bが配置さ
れる基板(処理槽蓋)20は、本体フレーム10の上部
に載置され、その基部はヒンジ機構を介して本体フレー
ムlOに固定されており、上述のように、本体フレーム
lO自体が処理槽を形成しているので、この基板20を
ヒンジ機構を介して開けば、処理部Cの上部が解放され
る。なお、ヒンジ機構を設けず基板20の全体を本体フ
レーム10から取り外せるように構戊してもよい。
次に、本発明の自動現像機に適用される処理部Cの具体
的構戊を説明するが、処理部Cにおける処理槽や搬送系
の具体的な構或、処理液組成、処理温度や時間の設定、
等々は、以下に説明するものに限定されるものではなく
、処理性能の向上や処理時間の短縮を目的として、また
、処理液の組戒などとも関連して、様々なバリエーンヨ
ンがあり、これらの内どれを選択するかは、本発明が適
用可能な自動現像機として絶対的な限定的要素ではない
本発明の自動現像機で使用される処理液の組成、処理槽
の構或、処理時間及び処理温度一例は下記の逼りである
■ 処理液の組戊例 ■ 発色現像液(C D) 炭酸カリウム 炭酸水素ナトリウム 亜硫酸カリウム 臭化ナトリウム 沃化カリウム ヒトロキ/ルアミン硫酸塩 塩化ナトリウム 4  −  ア  ミ  ノ  ー  3エチルーN−
(β アニリン硫酸塩 ジエチレントリアミン五酢酸 水酸化カリウム 水を加えてlQとし、 メチルーN ヒドロキシルエチル) 4.8g 3.0g 1.2g 水酸化カリウムまたは20 %硫酸を用いてpHl0.06に調整する。
■ 漂白液(B L) l3−プロピレンジアミンテトラ酢酸 第2鉄アンモニウム塩 30g 2.5g 5.0g 1.3g 1.2mg 2.5g 0.6g 0.3モル エチレンジアミンテトラ酢酸2 ナトリウム            lOg臭化アンモ
ニウム         150g氷酢酸      
        50m(1水を加えてlQとし、アン
モニア水または氷酢酸を用いてpH4.4iこ調整する
■ 定着液(F i x) チオ硫酸アンモニウム       200g無水重亜
硫酸ナトリウム      12gメタ重亜硫酸ナトリ
ウム      2.5gエチレンジアミンテトラ酢酸
2 ナトリウム            l.og炭酸ナト
リウム          10gチオ尿素     
        10g水を加えてl(lとし、酢酸と
アンモニア水を用いてpH7.0に調整する。
■ 安定化液(ST) ホルムアルデヒド(37%ffJ 液)    2m4
5−クロロ−2−メチル−4− インチアゾリン−3−オン     0 . 05gエ
マルゲ7810            1mff水を
加えてlQとし、アンモニア水及び50%硫酸を用いて
pH7.0に調整する。
■ 処理部(II)の構戊例 ■ 発色現像(C D) ■ 漂白(B L) ■ 定着(F i x) ■ 安定(ST)       ・・・2槽に分割■ 
処理時間及び処理温度例 時間   温度(0C) ■発色現像(CD)  1’30”X2   38±0
.3■漂白処理(BL)   55“    38±5
■定着(Fix)    55”     38±5■
安定(ST)     55”X2   室温処理部C
を形戊するための基本的な枠体となる本体フレームlO
は、第2図に示すように、不透明な遮光性のある合戒樹
脂材により有底の分割された槽として形成される。図面
上、各槽の両側に形成されている空隙部は、フィルム搬
送系の駆動歯車等を配置する部分と、温調用ヒータ、液
面センサ、温度センサ等が配置される部分である。
各処理槽には、第2図に示すように、上方向から搬送ラ
ック50が差し込まれ、各槽の底部に用意されている切
矢部に係合されて、その下部が固定されると同時に、搬
送ラノク上部にある位置決めのピンを各処理槽上部に設
けられた切欠に係合することで、搬送ラックを正しく処
理槽内に設置する。
搬送ラノク50の大きさは処理槽の深さに対応している
。別の云い方をすれば、処理時間の長さに対応して搬送
路の長さが規定され、搬送路の長さは、搬送ラック50
の大きさ、ないし処理槽の深さに規定される。
第3図に示すように、搬送ラック50は、対向状態に位
置する一対の支持部材51.51と、この支持部材51
.51の中間部に配置される搬送ローラ群52と、この
搬送ローラ群52を駆動する駆動系と、支持部材51.
51の中間域に配置されている撹拌部材53及びこれを
駆動する駆動系54とから成る撹拌手段とを持っている
撹拌部材53は、支持部材51.51に設けられている
長孔55に係合する基板53A及び翼部材53Bと、こ
の基板53Aの端邪に1箇所を回動可能に軸止され他の
箇所を前記支持部材5lの側面に回転可能に軸止され駆
動由車5 tl Cにより駆動されるクランク円板54
Bの端面に回動可能に軸止されているリンク54Aで構
戊されている。
撹拌手段の駆動系54は搬送ラック50の支持部材51
.51の内の一方5lの外側面に配置されており、他方
の支持部材5lの外側面に配置されている駆動伝達手段
に連係されている。
フィルム30は、第2図及び第3図に矢符で示すように
、搬送ラック50の入口ローラから入り、搬送ローラ群
に案内されて進み、出口ローラから排出され、次段の搬
送ラックに移設される。フィルム30は搬送ラック50
においてその両側端が搬送ローラに係合されて、乳剤面
が互いに向き合った状態で搬送され、その中間部の空間
に撹拌部材53が位置することになる。
フィルム30の先端にリーダ32が取り付けられて、先
行するリーダ32に引っ張られる方式でフィルム30が
搬送される搬送方式の場合には、フィルム30の側端部
は、搬送ローラに係合していなくともよい。但し、この
ような搬送態様では、搬送ラック50中でフィルム30
がたるむ事態が発生すると、乳剤面が撹拌部材53の翼
部材53Bに接触して乳剤面を傷付けるおそれがあるの
で、好ましい搬送路を規制するためのガイド板等を設け
ることが望ましい。このように、フィルム30の搬送路
を一定させれば、撹拌部材53の上下移動は、支持部材
51.51に設けられる長孔55によって規制されてい
るので翼部材53Bの端面とフィルム30との距離を近
づけても安全となる。処理液の撹拌効果をより高めるた
めには、両者の距離を出来るだけ近接させることが好ま
しく、処理槽の大きさや、上下往復動の早さにも依るが
、約50mm以下であることが好ましい。
第4図は本自動現像機の断面図であり、上方にフィルム
セット部、カッター フィルム取リ込み部、電装操作部
を示し下方に処理槽部を示したものである。
56,57.58は、フイルムカットした後に処理液に
浸漬するまでの経路上に又、59は処理液浸漬以降の経
路上に設けた軟質部材を示す。いずれも図示の態様に限
定されるものではない。ここで用いられる軟質部材とし
ては、その表面を凹凸加工したり、繊維状加工などによ
り感光材料との接触抵抗を減したもので以下のものがあ
る。例えば、布、フェルト、ビロード、各種ゴム類及び
軟質有機部材等があるがこれらに限定されるものではな
い。
第5図は更に具体的に軟質部材58を設けた例を示す。
フィルム30が処理槽CDIに搬送される渡り口のフレ
ームの厚さXに対し、軟質部材を少なくとも2X以上(
最大2 cm)の面積比率でYZ面に接合してあり、同
様に厚さX′に対し2X’以上(最犬2 cm)の面積
比率でY ’ ,Z ’面に接合したことを示す。
第5図に示すようにスリット部分の材料厚さの倍以上の
平面部分まで接合するのは、それらの軟質部材の剥離を
防止し、接合の確実性を高めるためである。.又最大2
cmとしたのは、それ以上は輛駄な為である。この時に
軟質部材はビロードを使用した。
尚、フィルムセット本数は、前述の説明では第2図に示
したように単列で1本ずつ処理するようにしたが、第2
B図に示すように2列にして2本ずつ同時処理も可能に
できる。このように複数列にして各列1本ずつ同時処理
させることが可能である。この場合基体20Bやフイル
ムリーダー32Bやカッタ40Bは単列の場合よりやや
大きな寸法のものIこなる。
〔発明の効果〕
本発明の小型自動現像機では、フィルムをカットし、処
理液に浸漬するまでの搬送経路及び又は処理液浸漬以降
の搬送経路の少なくとも1箇所に軟質部材を設けること
でフイルム表面のキズの発生がなくなり、処理済み後の
画質安定化に極めて有利である。
本発明は以上のことから頭記した目的の達或が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した自動現像機を示す斜視図、第
2図及び第2B図は同じく分解斜視図、第3図は搬送ラ
ンクの斜視図、第4図は本発明の実施例を示す概略断面
図、第5図は本発明の実施例を示す軟質部材設置図、第
6図及び第7図は従来の現像機のフィルム搬送部の斜視
図である。 図中におし・て各符号は下記を指示する。 10・・枠体フレーム   11.12・・・蓋体l3
・・・緊締手段     20.20B・・・基体2l
・・ラック押え板   22・・・渡りガイド23・・
・排気通路     30・・・フィルム31・・・パ
トローネ    32.32B・・・搬送リーダ40,
40B・・カノタ 48・・フィルムカノティング部搬送ローラ49・・処
理部搬送ランクの搬送ローラ50・・・搬送ラノク  
  5l・・・支持部材52・・・搬送ローラ群   
53・・・撹拌部材53A・・・基板      53
B・・・翼部材54・・撹拌部材の駆動系 54A・・
・リンク5.4B・・・クランク円板  54C・・・
駆動歯車55・・・長孔       56 , 57
 , 58 . 59・・・軟質部材60.61・・・
フィルムガイドローラA・・・フィルムセット部 B・・・フィルム取り込み一部 C・・・処理部      D・・・乾燥部x,x’・
・・基板厚さ Y,Z・・・基板面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カラーフィルムをパトローネから取り出し引き続
    き現像処理を行うハロゲン化銀写真感光材料用自動現像
    機で搬送される写真感光材料のターン部の直径が25m
    m以下である小型自動現像機に於いてフィルムをカット
    し、処理液に浸漬するまでの搬送経路、及び又は最終処
    理液処理後乾燥終了までの搬送経路の少なくとも1箇所
    に軟質部材を設けたことを特徴とする写真感光材料用小
    型自動現像機。
  2. (2)、請求項1記載の軟質部材の表面が凹凸状加工よ
    り成っていることを特徴とする写真感光材料用小型自動
    現像機。
  3. (3)請求項1記載の軟質部材の表面が繊維状のものよ
    り成っていることを特徴とする写真感光材料用小型自動
    現像機。
  4. (4)請求項1乃至3いずれか1項記載の軟質部材の取
    付位置が、感光材料が搬送される経路の内で、そのスリ
    ット幅が3cm未満の位置であることを特徴とする写真
    感光材料用小型自動現像機。
JP15151189A 1989-06-13 1989-06-13 写真感光材料用小型自動現像機 Pending JPH0315058A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5732444A (en) * 1994-08-06 1998-03-31 Horikawa Co., Ltd. Turning method and turning mechanism in eyeglasses

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US5732444A (en) * 1994-08-06 1998-03-31 Horikawa Co., Ltd. Turning method and turning mechanism in eyeglasses

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