JPH03147892A - 昇華性分散染料易染性樹脂組成物 - Google Patents

昇華性分散染料易染性樹脂組成物

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JPH03147892A
JPH03147892A JP1288151A JP28815189A JPH03147892A JP H03147892 A JPH03147892 A JP H03147892A JP 1288151 A JP1288151 A JP 1288151A JP 28815189 A JP28815189 A JP 28815189A JP H03147892 A JPH03147892 A JP H03147892A
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JP
Japan
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polyester resin
weight
silicone
pts
acid
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JP1288151A
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Inventor
Kenji Kushi
憲治 串
Tadayuki Fujiwara
匡之 藤原
Kazuhiko Jufuku
寿福 和彦
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発FiAは昇華型感熱転写法にかける被転写用樹脂組
成物に関し昇華型感熱転写記録方式の受像紙・受像フィ
ルム用織物の被熱転写捺染用、プラスチック成形品(フ
ィルムs”  h、レンズ等)の被感熱転写用などとし
て応用できる樹脂組放物に関する。
〔従来の技術〕
従来、昇華型感熱転写法用の被転写組成物としては、特
開昭60−81559号公報記載のアクリル短繊維をア
ルキレンカーボネートとアンモニウム塩で処理しシート
状物としたもの、特開昭60−112494号公報記載
のアンモニウム塩型に転換された酸性基を有するポリエ
ステル短繊維からなるシート状物などであるが、これら
は昇華性カチオン染料にしか染まらないために、耐光性
不良のカチオン染料に起因して耐光性は不良であった。
一方、一般にカチオン染料よりFi耐光性が良好な昇華
性分散染料に染色可能な被転写用樹脂組成物としては、
特願昭60−188644号公報記載のアクリルポリマ
ー 架橋剤、リン酸エステル系化合物及びアミン系化合
物からiる組成物等があるが、これらの組成物は低エネ
ルギーで十分に染!るための染色感度−251十分では
危い上に、これらの樹脂組成物を塗布してキユアリング
した被転写体に、昇華性の分散染料を含む組成物を塗工
した転写紙(カラーシート)の染料塗布面を重ね、加熱
により染料を転写させる際に、加熱条件によっては被転
写体と転写紙がくっついてし1う、すなわちブロッキン
グという現象が発生する場合があった。離型剤となるリ
ン酸エステル系化合物とアミン系化合物の量を増加させ
ればとのよ5なブロッキングは少なくなるが、50〜6
0℃程度の耐熱性試験で染着した染料かにじんでし1う
という現象が発生した。又、この組成物を用いて製造し
た被転写体を昇華型感熱転写記録方式によるカラープリ
ンター 例えば三菱電機■製の8CT−OF100型の
受像紙又は受像フィルムとして用りようとした場合、カ
ラーシートと受像紙又は受像フィルムがすべってし曾い
、う!〈記録出来ないという問題が発生する場合もあっ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は以上のよう々耐光性、染色感度、耐ブロッキン
グ性、安定性、カラーシートとの適合性等に関して、そ
れらを改良するためになされたものであり、特定のポリ
エステル樹脂と架橋剤に、特定の離型剤、紫外線吸収剤
及び光安定剤を配合してなる組成物が、基材に塗布され
、活性エネルギー線で硬化されると、前記問題点が解決
された昇華性分散染料易染性物品になることを見す出し
本発明を完成した。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、11℃〜90℃の範囲のガラス転
移温度を有するポリエステル樹脂40〜95重量幅と活
性エネルギー線で硬化し得る架橋剤60〜5重量憾とか
らなる混合物100重量部に対し、シリコン系離型剤及
び含フッ素系離型剤から選ばれた少なくとも1種を0.
001〜111重量部と、ベンゾトリアゾール系紫外線
吸収剤の少なくとも1穐a1〜10重量部と、ヒンダー
ドアミン系光安定剤の少なくとも1種[11〜10重量
部を含んでなる昇華性分散染料易染性樹脂組成物である
以下本発明の詳細な説明する。
本発明によれば、組成物を構成する。41Jエステル樹
脂は、昇華性分散染料によく染1す、かつ組成物のバイ
ンダーとしての機能を有してかり、本発明の必須成分の
一つである。ポリエステル樹脂以外の例えばアクリル樹
脂、アセテート樹脂などは染筐りSい。
ポリエステル樹脂としては、ジカルボン酸とジオールと
の縮重合によって得られた線状熱可塑性ポリエステル樹
脂または/および反応性の二重結合をもつ不飽和多塩基
酸と多価アルコールとの縮重合によって得られた不飽和
ポリエステル樹脂があるが、中でも少なくとも1g[の
ジカルボン酸と少なくとも1種のジオールとの縮重合に
よって得られた分子量2000〜40000の線状熱可
塑性ポリエステル樹脂であって、11℃〜90℃の範囲
のガラス転移温度(Tg)を有し、結晶化度が1鳴以下
であるポリエステル樹脂が有機溶剤に対する溶解性と染
色の容易さ、カラーシートとの耐ブロッキング性分よび
耐光性の良さの点で好ましい。ポリエステルのTgが1
1℃未満であるとカラーシートとの耐ブロッキング性が
不良になり、カラーシートと本願発明の昇華性分散染料
易染性物品とが染色時又は記録時に離れに〈〈なったり
、固着してし1つたりする。あるhは染色又は記録した
物品を高温、高湿の状態で保存して会〈と、染色物品の
色カ(薄くなったり、色かにじんだりするようになる。
一方、Tgが90℃を越えると染色時又は記録時の染色
感度が不十分にiす、高濃度の染色濃度が得られなかっ
たす、染色又は記録に長時間かかるように々る。Tgの
好オし偽範囲は10H2O℃である。
ポリエステル樹脂の配合量は架橋剤との合計量の40〜
95重量優であるのが好tL<、40重量4未満では昇
華性分散染料による染色濃度が低エネルギー条件下では
濃くならず、逆にポリエステル樹脂の配合量が95重量
僑を越えると架橋剤が少なくなり、昇華性分散染料が塗
布されたカラーシート(転写紙)との耐ブロッキング性
が不良となり、昇華性分散染料易染性樹脂組成物を塗布
し活性エネルギー線硬化を行なった物品とカラーシート
が熱転写時にブロッキング(スティッキング)を)こす
ようになる。
より好渣しくは55重量嘔〜94重量優の範囲である。
少々くとも1種のジカルボン酸と少なくとも1種のジオ
ールとの縮重合によって得られた線状熱可塑性ポリニス
デル樹脂の具体例としては、テレフタル酸/イソフタル
酸/エチレングリコール/ネオペンチルグリコールより
得られたポリエステル樹脂、その他テレフタル酸/イン
フタルi!!!/エチレングリコール/ヒスフェノール
五−エチレンオキシド付加物、テレフタル酸/インフタ
ル酸/エチレングリコール/も6−ヘキサンジオール、
テレフタル酸/イソフタル酸/セパVン酸/エチレング
リコール/ネオペンチルグリコール、テレフタル酸/セ
パシンrll/エチレングリコール/ネオペンチルグリ
コール、テレフタル酸/インフタル酸/アジピン酸/エ
チVングリコール/ネオペンチルグリコールなどから得
られるポリエステル樹脂を挙げることが出来、2種以上
を併用して用いることも出来る。特に、光、熱、水等に
対する安定性の観点からは、これらのポリエステルは少
なくとも2種併用して用いた方が、安定性を向上させる
点で好ましい。例えばム、Bという2種のポリマーを併
用した場合、そのポリマーの好ましい使用範囲はムが1
0〜90重量4、Bが90〜10重量懺である。3種以
上の場合も、最も混合量が少ないものについて10重重
量板上、最も混合量が多いものについて90重重量板下
が好會しい、ただしポリマーを1種以上併用した場合も
混合したポリマーの1gは前記した理由から11℃〜9
0℃の範囲である必要がある。
な)テレフタル酸、イソフタル酸々どの(1にエステル
化されたジメチルテレフタレート、ジメチルインフタレ
ートなどを縮重合の原料に用いることも当然可能である
反応性の二重結合をもつ不飽和多塩基酸と多価アルコー
ルとの縮重合によって得られた不飽和ポリエステル樹脂
としては、無水マレイン酸/無水フタル酸/プロピレン
グリコール、無水マレイン酸/イソフタル酸/プロピレ
ングリコール、マレイン#/フマール#/イソフタル酸
/ 1. s−ブタンジオール、マレイン酸/インフタ
ル酸/ネオペンチルグリコール、無水マレインfa/無
水テトラヒドロフタル酸/ジプロピレングリコールなど
から得られる樹脂を挙げることか出来る。
架橋剤は発明の樹脂組成物を活性エネルギー線で硬化し
、かつ硬化した樹脂組成物の耐ブロッキング性を得るた
めに必要であり、好!しい配合量itポリエステル樹脂
との合計量の5〜60重量懺の範囲であり、より好1し
くは6〜45重量憾である。架橋剤の量が5重量嘔未満
であるとブロッキングが出易くなう、逆に60重量優を
越えると耐ブロッキング性が良好になるもののポリエス
テル樹脂の比率が低下して、十分な染色濃度が得られに
くくなる。
架橋剤による組成物の硬化と、組成物の耐ブロッキング
性を考慮すると、架橋剤は少なくとも一種の多官能性七
ツマ−を有していることが好筐しく、活性エネルギー線
として取扱いの容易な紫外線を用いる場合は、これらの
架橋剤の重合性基はアクリロイルオキシ基又はメタクリ
ロイルオキV基を有している七ツマ−が好ましい。
(メタ)アクリロイルオキシ基を有するモノマーの例と
してはポリエーテルアクリレートもしくはポリエーテル
メタクリレート系(・以下、「アクリレートもしくはメ
タクリv−)Jを単に「(メタ)アクリレート」と略記
する。)、ポリエステル(メタ)アクリレート系、ポリ
オール(メタ)アクリレート系、エポキシ(メタ)アク
リレート系、アミドウレタン(メタ)アクリレート系、
ウレタン(メタ)アクリレート系、スピロアセタール(
メタ)アクリレート系及びポリブタジェン(メタ)アク
リレート系等oeツマ−、オリゴマーを挙げること力ぶ
てきる。
このようなモノマーもしくはオリゴマーの具体例として
は1,2.<S−ヘキサントリオール/プロピレンオキ
シド/アクリル酸、トリメチロールプロパン/プロピレ
ンオキシド/アクリル酸かう合成されたポリエーテル(
メタ)アクリレート;アジピン酸/ 1.6−ヘキサン
ジオール/アクリル酸、コハク酸/トリメチロールエタ
ン/アクリル酸等から合成されたポリエステル(メタ)
アクリレート:トリエチレングリコールジアクリレート
、ヘキサプロピレングリコールジアクリレート、ネオペ
ンチルグリコールジアクリレート、1.4−ブタンジオ
ールジメタクリレート、2−エチルへキノルアクリレー
ト、テトラヒドロフルフリルアクリレート、2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート、エチルカルピトールアクリ
レート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペ
ンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリ
スリトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトー
ルペンタアクリv−ト、2.2−ビス(4−アクリロイ
ルオキシジェトキシフェニル)プロパン、2.2−ビス
(4−アクリロイルオキシグロポキンフェニル)プロパ
ン等の(メタ)アクリレート又はポリオール(メタ)ア
クリレート;ジグリシジルエーテル化ビスフェノールA
/アクリル酸、ジグリシジルエーテル化ボリビスフェノ
ールム/アクリル酸、トリグリシジルエーテル化グリセ
リン/アクリル酸等のエポキシ(メタ)アクリレート;
γ−ブチσラクトン/N−メチルエタノールアミン/ビ
ス(4−イソシアナトシクロヘキシル)メタン/2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート、γ−ブチロラクトン/N
−メチルエタノールアミン/2.6−)リレンジイソシ
アネート/テトラエチレングリコール/2−ヒドロキシ
エチルアクリレート等のアミドウレタン(メタ)アクリ
レート;2,6−)リレンジイソシアネートジアクリレ
ート、インホロンジイソシアネートジアクリレート、ヘ
キサメチレンジインシアネートジアクリレート等のウレ
タンアクリレート:ジアリリデンペンタエリスリトール
/2−ヒドロキシエチルアクリレートカラ合成されたス
ピロアセタールアクリレート:エポキシ化ブタジェン/
2−ヒドロキシエチルアクリレートから合成されたアク
リル化ポリブタジェン等が挙げられ、これらのモノマー
及びオリゴマーは単独又は2種以上の混合系で使用され
る。
前記モノマー オリゴマーの中でも次の一般式(T’) !               ! 1 X              X 〔式中、nは1〜4の整数であり、Xは少なくとも3個
が一数式:OH雪=ca−coo−ヘー(式中珈は単結
合、炭素原子数1〜8のアルキレン基又Fi炭素原子数
1〜Bのアルキレン基を有するポリオキシアルキレン基
を表わす。)で示される基を表わし、残余が炭素原子数
1〜8のアルキル基、水酸基、アミノ基1式:  (O
R*)mHc式中、R4は炭素原子数1〜8のアルキレ
ン基を表わし、mは正の整数であるa)で示される基又
は式: −(on、)m−OH(式中、為及びmは前記
と同義である。)で示される基を表わす。〕で示される
化合物、例えばジペンタエリスリトールテトラアクリレ
ート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、ジ
ペンタエリスリトールへキサアクリレート、トリペンタ
エリスリトールペンタアクリレート、トリペンタエリス
リトールへキサアクリレート、トリペンタエリスリトー
ルペンタアクリレート等か、次の一般式(It) I            O烏 −aH,cacHs−○co−ca=ca。
(■) (式中、nは1〜10の正の整数、Xは任意に−OHか
一0000H=OH雪である6)で示されるポリビスフ
ェノールA型のポリアクリレート、例えば、ジグリシジ
ルエーテル化ビスフェノールAのジアクリレート、エピ
コート+1oo1(n=3、シェル社製)のジアクリレ
ート等づ)、次の一般式(■) OOR3 −o+xno−x、 o −x、 0−)−0−c B
=c H,−(m)1 (式中、XI+ Xs e ・=* Xn tri炭素
数6以下の同じもしくは異なるアルキレン基又はその水
素原子1個が水酸基で置換された構造のものであり、n
 FiO〜5の整数である) で示される化合物、例えば2.2−ビス(4−アクリロ
イルオキシジェトキシフェニル)フロパン、2.2−ビ
ス(4−アクリロイルオキントリエトキシフェニル)プ
ロパン、2.2−ビス(4−アクリロイルオキシジプロ
ポキシフェニル)プロパン等が、活性エネルギー線とし
て紫外線を用いた場合、空気中での速乾性が非常に良好
であり、特に好!しい架橋剤である。
本願発明の目的には、以上に記載した特定のポリエステ
ル樹脂40〜95重t4と活性エネルギー線で硬化し得
る特定の架橋剤60〜5重量4とからなる組成物だけで
は不十分であって、更にシリコン系離型剤と含フッ素系
離型剤とから選ばれた少々くとも1種の離型剤をCLO
O1〜α1重量部と、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収
剤の少々くとも1種(L1〜10iii一部、及びヒン
ダードアミン系光安定剤の少なくとも1種[11〜10
重量部を配合する必要がある。
シリコン系離型剤と含フッ素系離型剤とから選ばれた少
なくとも1種の離型剤は、昇華性染料が塗布された転写
紙(カラーシート)との離型性(耐ブロッキング性)を
向上させるために必須であり、その配合量はポリエステ
ル樹脂と架橋剤の合計量100重量部に対してa001
〜(11重量部である。添加量が江001重量部未満で
あると染色時又は記録時にカラーシートとの離型性が悪
くなり、カラーシートと本願発明の昇華性分散染料易染
性物品が離れに〈〈なったり、固着(ブロッキング)し
たりする、他方、離型剤の配合量が多くなると離型性は
良くなるものの、その配合量がα1重量部を越えると、
キユアリングした組成物が乳白化したり、染色した物品
を長期間保存してシ〈と染色した物品の色かにじむよう
になる。特に、本願発明を昇華型感熱転写記録方式のプ
リンターの受像紙又は受像フィルムに適用するような場
合は、記録ドツトの広がりとなって表われ、物理的な光
学濃度測定では染色濃度が高くなり、−見、保存安定性
が改良されたように見えるが、よ〈見ると両像はにじん
だようになるという問題を生じる。又、離型剤が多くな
ると、受像紙又は受像フィルムの表面摩擦係数が小さく
なり、染色時又は記録時にカラーシートとのずれが生じ
画像のずれとなってあられれることがわかった。
シリコン系離型剤としては、シリコンオイル;アミノ変
性シリコンオイル、ポリエーテル変性F リコンオイル
、アルキル変性!/IJコンオイル、エポキシ変性シリ
コンオイル、フッ素変性シリコンオイル、α−メチルス
チレン変性シリコンオイル、アルコール変性sy リコ
ンオイル、カルボキシル変性シリコンオイル等の変性シ
リコンオイル;シリコン系界面活性剤;γ−グリシドキ
シプロビルトリメトキシシラン、N−β(アミノエチル
)r−アミノプロピルトリメトキシシランなどのシラン
カップリング剤;ポリオルガノシロキサンを幹又は枝と
するグラフトポリマー等を使用することが出来るが、離
型効果の点ではシリコンオイル、変性シリコンオイル及
びシリコン系界面活性剤が好ましく、適性な表面摩擦係
数1で考慮するとシリコン系界面活性剤が最も好1しし
シリコンオイルトシては、ジメチルシロキサンタイプ、
メチルハイドロジエンポリシロキサンタイプ、メチルフ
ェニルシロキサンタイプ等があり、具体例としてはSH
200(東しシリコーン)、BY16−873(東しシ
リコーン)、5x16−aos(東しシリコーン)、8
H510(東しシリコーン)、−KF−96(信越シリ
コーン)、KF−69(信越シリコーン)、KF−99
(信越シリコーン)、KF−56(信越シリコーン)等
を挙げることが出来る。
変性Vリコンオイルとしては、アミノ変性シリコンオイ
ルのKIF−593(信越シリコーン)、KF−857
(信越シリコーン)、8F−8417(東しシリコーン
);ポ’Jエーテル変性シリコンオイルのKy−3s1
(信越シリコーン)、5H374q (東yシリコーン
)、5H8400(東しシリコーン);アルキル変性シ
リコンオイルのKF412(信越シリコーン)、BF3
416(’J[レシリコーン;エポキシ変性シリコンオ
イルのxy−1oo(信越シリコーン)、8F8411
 (東しVリコーン);フッ素シリコンオイルのx−2
2−a2o(fFiMシリコーン)、XP81265(
東しシリコーン);α−メチルスチレン変変性クリコン
オイルKF−410CM越V’)コーン):アルコール
変性シリコンオイルのxp−asl(信越シリコーン)
、EF−8427(東しシリコーン)、カルボキシル変
性シリコンオイルのBF8418(東しシリコーン);
高級脂肪酸変性シリコンオイルのKIF−910(信越
シリコーン)等を具体例として挙げることが出来る。
シリコン系界面活性剤としてはKP−323(信越シリ
コーン)、KP−3a o (信越シリコーン)、Kp
−s<1(信越シリコーン)、Kp−ssa(信越シリ
コーン)、KP−566(信越シリコーン)、BT94
Pム(東しシリコーン)、DCl 1 p*(東しシリ
コーン)、日H28Pム(東しシリコーン)、BFi2
9Pム(東しシリコーン)などを具体例として挙げるこ
とが出来るが、これらのシリコン系界面活性剤の中でも
ポリジメチルシロキサンとポリオキシアルキレンがブロ
ックになった化合物(その他の官能基で若干変性されて
いてもよい。)が有効で、特にシリコン系界面活性剤中
のass−(BiO’)l/x−基と一0R−基(R:
アルキレン残基)の割合が、OHM  (flio)t
/*/  0R=1/10〜1/(11のもの、より好
筐しくば115〜1/住2の範囲のものが、ブロッキン
グ改良性と組成物をコーティング剤として使用した場合
のレベリング改良性にかいて優れてレリ好プしい。これ
らのシリコン系界面活性剤は、−数式(■)、(■)O
H。
OH。
(式中Pば+0111.OH,O)!+○H!0HO)
、−であり、OH。
m及びnは1,2,5.・・・の正の整数を、またX及
びyはOt  1t 2t  3t・・・の数を表わと
る。R1は−H5アルキル基、アシル基又ハアリール基
、アセトキシ基などを表わす。)OH3 OH。
であり、m及びnFil、l  3.−・・の正の整数
を、!たX及びyは0. 1. 2. 3.・・・の数
を、z FiOまたは1〜5の整数を表わし、ca。
R雪は−81−OHIJ、−H,アルキル基、アシルO
H3 基又はアリール基を表わし、R3は−H,アルキル基、
アシル基又は了り−ル基、アセトキシ基などを表わす。
) で示される化合物があり、これら?i2[[以上を併用
して使用することも可能である。
含フッ素系離型剤としてはフッ素オリゴマー化合物、フ
ッ素系界面活性剤、フッ素系不活性液体などがあるが、
フッ素系界面活性剤が組成物への溶解性とレベリング効
果の点で好!し−。
フッ素系界面活性剤としては、ポリエステル樹脂と架橋
剤の混合物に可溶性であり、耐ブロッキング性を示すも
のであれば、ノニオン系、アニオン系、カチオン系又は
両性系のいずれかのフッ素系界面活性剤を1種以上用い
ることが可能で、例えばフルオロアルコキシポリフルオ
ロアルキル硫酸エステル、フルオロカーボンスルホン酸
塩、フルオロカーボンカルボン酸塩等のアニオン系界面
活性剤;例えばN−フルオロアルキルスルホンアミドア
ルキルアミン4級アンモニウムl、IJ−フルオロアル
キルスルホンアミドアルキルアミン塩、N−フルオロア
ルキルアミドアルキルアミン4級アンモニウム塩、N−
フルオロアルキルアミドアルキルアミン塩、N−フルオ
ロアルキルスルホンアミドアルキルハロメチルエーテル
4級アンモニウム塩などのカチオン系界面活性剤;例え
ばフルオロカーボンスルホンアミド、フルオロカーボン
アミノスルホンアミド、フルオロカーボンカルボキンス
ルホンアミド、フルオロカーボンヒドロキシスルホンア
ミド、フルオロカーボンスルホンアミドエチレンオキサ
イド付加物、フルオロカーボンヒドロキシスルホンアミ
ド硫酸エステル、フルオロカーボンアミノ酸アミド、フ
ルオロカーボン酸アミド、フルオロカーボンヒドロキシ
酸アミド、フルオロカーボン酸アミドのエチレンオキサ
イド付加縮金物、フルオロカーボンヒドロキシ酸アミド
硫酸エステル、フルオロカーボンヒドロキシ酸アミド硫
酸エステル、フルオロカーボンスルホン酸、フルオロハ
イドロカーボンカルボン酸、フルオロハイドロカーボン
アルキルエステル、フルオロハイドロカーボンアルキル
エーテル、フルオロハイドロカーボンカルボキンアルキ
ルエステル、フルオロカーボンヒドロキシアミド、フル
オロハイドロカーボンアルキルエステル硫酸、フルオロ
アルキルジアミンなどのノニオン系界面活性剤;例えば
ベタイン型フルオロカーボンスルホンアミド結合ヲ有す
るアルキルアミン、ベタイン型フルオロカーボン酸アミ
ド結合を有するアルキルアミン等の両性界面活性剤が挙
げられる。上記界面活性剤の中でも本発明の被記録体の
レベリング改良、ブロッキング解消等を特に考慮すると
ノニオン系界面活性剤が好ましい。
ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤とヒンダードアミン
系光安定剤は、昇華性分散染料で染色された物品の光に
対する安定性を向上させる目的で配合したものであるが
、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤とヒンダードアミ
ン系光安定剤を特定の割合で併用して樹脂組成物に配合
した場合、それぞれ単独に使用した場合と比較して格段
に光に対する安定性が向上するとともに、昇華性分散染
料易染性物品を染色した際により高濃度に染色できるこ
とを見い出した。
しかしながらベンゾトリアゾール系以外の紫外線吸収剤
、たとえばベンゾフェノン系紫外線吸収剤の2.4−ジ
ヒドロキシ−ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−n−オ
クトキシベンゾフェノン、サリチル酸エステル系紫外線
吸収剤のフェニルサリシレート、P −tert、プチ
ルフェニルサリシレートなどを使用したり、ヒンダード
アミン系以外の光安定剤、例えばニッケル錯塩タイプの
工RGA8TAB■2002(チパガイギー社製ニッケ
ルコンプレックス−五5−ジ・tart−ブチル−4−
ヒドロキシベンジル・リン酸モノエチレート)などを使
用した場合は、十分な染色濃度・光安定性・暗退色性を
得ることが出来ない。
ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤としては、2−(5
−メチル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾー
ル(T工NUV工N[F]P1チバガイギー)、2−〔
2−ヒドロキン−へ5−ビス(α、α−ジメチル−ベン
ジル)フェニル) −2H−ベンゾトリアゾール(T工
NUVIN[F]234、チパガイギー)、2−(ム5
−ジーt−ブチルー2−ヒドロキシフェニル)ベンゾト
リアゾール(rxyryvxN@32a、チバガイギー
)、2−(s−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキ
シフェニル)−S−クロロベンゾトリアゾール、(Tニ
ーNUVIN■326、チバガイギー)、2−(3,5
−ジ−t−ブチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−ク
ロロベンゾトリアゾール(T工NUVIN@527、チ
パガイギー)、2−(5,5−ジ−t−アミル2−2−
ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール(T工NUv
工N■328、チバガイギー)などがあり、これらは1
種以上を、ポリエステル樹脂と架橋剤の合計100重量
部に対して0.1〜10重量部の範囲で用しる必要があ
る。配合量が(L1重量部未満の時は染色濃度、光安定
性、改良効果が十分でなく、逆に10重量部を越える場
合は、活性エネルギーによる硬化性が悪くなる。好まし
′V−hfX囲はa2〜8重量部である。
ヒンダードアミン系光安定剤としては、ビス(2,2,
46−テトラメチル−4−ピペリジル)セパケ−ト(s
ANor、@Ls7yo、三共)、ヒス(L2.2.娠
6−ベンタメチルー4−ピペリジン)セバケート(SA
NOII[F]LB765、三共)、コハク酸ジメチル
−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−2
,2,46−チトラメチルビベリジン重縮合物(saM
ob[F]T、B6222D、三共)。
ポリ((6−(1,1,ム5−テトラメチルブチル)イ
ミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル〕((
2,2,6,6−テトラメチル−4−ビベリヅル)イミ
ノ〕へキサメチレン((2,2,46−テトラメチル−
4−ピペリジル)イミノ) ) (Elanol[F]
L8944LD、三共)、1−〔2−〔S−(氏5−ジ
ーt−ブチルー4−ヒドロキンフェニル)プロピオニル
オキシ〕エチル)−4−1j−(A5−!/−t−ブチ
ルー4−ヒドロキVフェニル)プロピオニルオキシ) 
−2,2,6,6−チトラメチルビベリジン(5Aao
r、■LB2626.三共)など力(あり、゛これらは
1種以上をポリエステル樹脂と架橋剤の合計100i量
部に対して化1〜10重量部の範囲で用いる必要がある
配合量が0.1重量部未満の時は染色濃度、光安定性、
改良効果が十分でなく、逆に10重量部を越える場合は
、活性エネルギー線による硬化性が悪くなる。
以上の成分から構成される組成物は、架橋剤の一成分と
してポリマーの溶解性が強く粘度の低bエチルカルピト
ールアクリレート、フェノキシエチルアクリレート、テ
トラヒドロフルフリルアクリレートなどを使用する場合
はその110−ルコート、バーコード、ブレードコート
などのコーティングが可能であるが、塗工作業性を向上
させるためには、これらの組成物に溶剤、例えばエチル
アルコール、メチルエチルケトン、トルエン、酢酸エチ
ル、ジメチルホルムアミドなどを配合し、適当な塗工粘
度に調節した方がより0これによりスプレーコート、カ
ーテンコート、フローコート、デイツプコートなどを容
易に行なうことが出来る。
又、以上の組成物を使用する目的によっては、更に数μ
m以下の微小な無機微粒子、例えばVリカ、アルミナ、
タルク、酸化チタンなどを配合してもよい。
本発明の組成物は電子線、紫外線などの活性エネルギー
線によってキユアリングされるが、線源の管理を考慮す
ると紫外線を用いるのがよい。活性エネルギー線として
紫外線を用いる場合は、ポリエステル樹脂と架橋剤の合
計100重量部に対して光重合開始剤を(L1〜10重
量部添加することが好ましい。光重合開始剤の具体例と
してはベンゾイン、ベンゾインイソブチルエーテル、ベ
ンジルジメチルケタール、エチルフェニルグリオキシレ
ート、シェドキンアセトフェノン、1.1−ジクロロア
セトフェノン、4′−イソプロピル−2−ヒドロキシ−
2−メチルプロピオフェノン、1−ヒドロキシンクロへ
キシルフェニルケトン、ベンゾフェノン、ベンゾフェノ
ン/ジェタノールアミン、4.4’−ビスジメチルアミ
ノベンゾフェノン、2−メチルチオキサントン、ter
t−ブチルアントラキノン、ベンジル等のカルボニル化
合物;テトラメチルチウラムモノスルフィド、テトラメ
チルチウラムジスルフィド等の硫黄化合物;アゾビスイ
ソブチロニトリル、アゾビス−2,4−ジメチルバレロ
ニトリル等のアゾ化合物;ベンゾイルパーオキサイド、
ジーtsrt−ブチルパーオキサイド等のパーオキサイ
ド化合物等が挙げられ、これらの化合物は1種もしくは
2種以上の混合系で使用される。
以上の本願発明の組成物が適用できる物品としては昇華
型感熱転写記録方式に使用される受像紙又は受像フィル
ム用基材、綿の織物、PKTフィルム、塩ビフィルム、
PMMAシート、PCシート、アクリルレンズ、ポリエ
ステルのボタン、ナイロンのバックル、紙、PP紙など
を挙げることが出来、前記した塗工法により組成物が塗
工された後、活性エネルギー線によってキユアリングさ
れる。
これらの物品はそれ自体をその壕1使用してもよく、必
要に応じて洗浄、エツチング、コロナ放電、活性エネル
ギー線照射、洗色、印刷等の前処理が施されたものを使
用してもよhにれらの物品に昇華性分散染料可染性組成
物を前記した塗工方法により、キユアリング後の膜厚が
CL5〜100μへ好1しくは1〜50μmになるよう
に均一に塗工を行なう。
膜厚が(15μmよりも薄くなると染料の拡散が途中で
飽和に達し濃色に染めることが出来ない。一方、膜厚が
100μmを越えると加熱時にブロッキングが出易くな
る。
なか染色された物品でフィルム又は紙形状の場合、それ
らの積み重ね時、分散染料の移染を防ぐためには、基材
の片面のみに前記組成物を塗布した方がよいが、積極的
にこの染料の移染を防止するためには昇華性分散染料可
染性組成物の塗工面と反対面に非移染層を設けた方がよ
り好1し−。
非移染層を形成する組成物としては、前記した多官能性
七ツマ−又は/)よび1官能性モノマーからなるモノマ
ー オリゴマー混合物100重量部と、必要なら前記し
た光重合開始剤(L1〜100fii部からなるコーテ
ィング剤を用−ることが出来るが、分散染料による移染
を十分に防止するためには、七ツマ−オリゴマー混合物
の重合性基が分子当り平均してt5個以上であることが
必要である。これらのコーティング剤も昇華性分散染料
可染性組成物と同様に、溶剤による粘度の調節、基体に
対する塗工、キユアリングを行なうことが出来る。
〔実施例〕
以下にかいて、本発明の実施例を掲げ、更に詳細に説明
する。なか、実施例及び比較例中、「部」はすべて重量
部を表わす。
参考例1 染色試験法 カラーシートは昇華型カラープリンター5OT−cpl
oo(三菱電機@製)設え付けのOHP用シアン色カラ
ーシートを用−1染色される物品の染着面とカラーシー
トとの染a層側を合わせた後、ミニファックス(NTT
III)を利用してファインモードで記録、染色した。
参考例2 耐ブロッキング性の評価 参考例1の試験後、染色された物品とカラーシートを引
きはがす際に、容易に引きはがすことが出来たものを耐
ブロッキング性を「良」と表わし、粘着性があり力を入
れる必要があったものを「不良」と表わした。
参考例3 染色濃度測定法 染色濃度はカラーアナライザー(日立製作新製、307
型)を用い光線透過率Tを測定し、−1ogT  とし
て求めた。基材が不透明な場合は反射率Rを測定し、−
1ogRとして求めた。
参考例4 耐光性評価法 キセノンフェードメーター(スガ試[1!111、FA
L−25AX型)@露前後の色差ΔK (:r工8Z−
8730、Hunterの色差式利用)により評価。
ΔKが大なるほど耐光性不良であることを表わす。
参考例5 暗退色評価法 温度60℃、湿度604の雰囲気下、@露後の色濃度変
化を百分率で評価。マイナス表示は色濃度が初期よりう
すくなったことを表わす。
参考例6 色にじみ評価法 暗退色試験を終了したサンプルを、特にサーマルヘッド
で記録されたドツトの広がり程度を目視で観察した。
○→にじみほとんど無し Δ→にじみ少し有り ×→にじみ大 参考例71t!擦係数測定法 昇華性分散染料易染性受像フィルム又は受像紙を、受像
面が上になるように水平で平らな板に固定する。次に若
干粗面化された平らな面を持つプラスチックをこの面が
下になるように受像面上に置き1097cm”の荷重を
かけ、このプラスチックを引張試験機を利用して引張り
、静摩擦係数を求めた。
参考例8 カラーシートとのすべり評価法受像フィルム
又は受像紙を昇華型カラープリンターEIOT−OP1
00を用いて記録し、画像の色づれを観察した。カラー
シートとのすべりがある受像フィルム又は受像紙は色づ
れが発生した。なかカラーシートは日CT−OP100
設えっけのものを使用した。
実施例1〜4.比較例1〜13 表1に示す組成物を混合、調整後、これらを100μm
厚の透明なポリエステルフィルム(ダイアホイル社製、
品番0−100K、100μ)の片面にフローコート法
により均一に塗布し、更−に空気中で2 ff 高圧水
銀灯により紫外線を照射して、膜厚5〜6μmを有する
昇華性分散染料可染物品を得たので参考例1〜8に従っ
て評価を行なった。結果を表1に示す。又、ポリニスデ
ルフィルムに対するキユアリングした屈成物の接着性を
セロハンテープで剥離テストをしたところ、本発明の物
品は良好で剥離しなかった。
なり実施例4#i、空気中では十分に硬化しなかったの
で窒素中で紫外線を照射してキユアリングした。
(112P6Aニジペンタエリスリトールヘキサアクリ
レート (212P 5ム:ジペンタエリスリトールペンタアク
リレート (3) 2 I’ 4 A ニジペンタエリスリトール
テトラアクリl/  ) (4)A−DIP : 2,2−ビス(4−アクリロイ
ルオキシジェトキシフェニル)プロパ ン (51TMPTAニトリメチロールプロパントリアクリ
レート (6) ポリエステル樹脂A:テレフタル酸/インフタ
ルa/エチレンクリコール/ネ オペンチルグリコールより縮重合 された樹脂(分子−1: 15000〜20000、T
g65℃) (7)ポリエステル樹脂B:テレフタル酸/イソフタル
酸/セパシン酸/エチレング リコール/ネオペンチルグリコ− ルを縮重合によう重合した樹脂 (分子量: 20000〜25000、TE10)(8
)アクリル樹脂ム:プチルメタクリレート/メチルメタ
クリレート= 60 / 40のコポリマー 7g50
℃ (9)シリコン系界面活性剤A: =1,3 I 実施例5,6、比較例14〜17 表■に示す組成物を混合、調整後、これらを100μm
厚の透明なポリエステルフィルム(ダイアオイル社製、
品番o −1o 0110017)の片面に70−コー
ト法により均一に塗布し、更に窒素中で2ycwFiE
pE水銀灯により紫外線を照射して、膜厚5〜6μmを
有する昇華性分散染料可染物品を得たので参考例1〜8
に従って評価を行なった。結果を表■に示す。又、ボリ
エステルフィルムに対するキユアリングした組成物の接
着性をセロハンテープで剥離テストをしたところ、本発
明の物品は良好で剥離しなかった。
(IIM−8060:  東亜合成■製、ポリエステル
アクリレート (2)ポリエステル樹脂C:テレフタル酸/イソフタル
酸/セパシン酸/エチレンク リコール/ネオペンチルグリコ− ル/1,4−ブタンジオールをi重 合により重合した樹脂(分子11: 15000〜20000.Tg 45℃)(3)ポリエ
ステル樹脂D=テレフタル酸/イソフタル酸/エチレン
グリコール/ネ オペンチルグリコールよりなる樹 脂(分子量: 20000〜25000゜Tg40℃) 実施例7〜9 表■に示す組成物を混合、調整後、これらを125μm
厚の乳白色のポリエステルフィルム(ダイヤホイル社製
、!−300)の片面に浸漬法により均一に塗布し、更
に空気中で2 K!高圧水銀灯により紫外線を照射して
、膜厚5〜6μmを有する昇范性分散染料可染物品を得
たので参考例1〜8に従って評価を行なった。結果を表
■に示す。な釦基材は不透明だったので染色濃度は反射
率を測定した。
(11828DA:エピコート828のジアクリレート (2)ポリエステル樹脂にニアーレフタル#/イソフタ
ル酸/エチレングリコール/ネ オベンチルグリコールヲ縮重合tc より重合した樹脂(分子量: 18000〜25000.Tg55℃)(田ポリエステ
ル樹脂F=プレフタル酸/イソフタル酸/エチレングリ
コール/ネ オペンチルグリコール/ 1. a −s/クロヘキサ
ンジメタノールヲ縮重 合により重合した樹脂(分子量: 20000〜25000.Tg60℃)(4)ポリエス
テルI![i:テレフタル酸/セパシン酸/エチレング
リコール/ネオ ペンチルグリコールを縮重合によ り重合した樹脂(分子i : 15000〜20000
.Tg 20℃) (5)シリコン系界面活性剤B: (2m+n+1)/(nx+ny)=2.3(6)シリ
コン系界面活性剤C: DH。
(2!II + n + 1)/(n x + n y
ン=l135〔発明の効果〕 本発明の昇華性分散染料易可染性組成物は、昇華性の分
散染料で容易に高濃度に染色され、かつ発色性及び鮮明
性が従来のものに比べ格段に優れたものであると共に、
優れた耐ブロッキング性と高い耐熱性を有し、得られた
染色物品の耐光性、暗退色性も非常に優れている。従っ
て本発明の組成物は、例えば織物の乾式転写捺染用組成
物、プラスチック成形品(フィルム、シート、レンズ、
ボタン等)の乾式熱転写用組成物としてのみならず、昇
華型感熱転写記録方式の受像紙又は受像フィルムの受像
層としても極めて有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)11℃〜90℃の範囲のガラス転移温度を有する
    ポリエステル樹脂40〜95重量%と活性エネルギー線
    で硬化し得る架橋剤60〜5重量%とからなる混合物1
    00重量部に対し、シリコン系離型剤及び含フッ素系離
    型剤から選ばれた少なくとも1種を0.001〜0.1
    重量部と、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤の少なく
    とも1種0.1〜10重量部と、ヒンダードアミン系光
    安定剤の少なくとも1種0.1〜10重量部を含んでな
    る昇華性分散染料易染性樹脂組成物。
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