JPH03147012A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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JPH03147012A
JPH03147012A JP1282852A JP28285289A JPH03147012A JP H03147012 A JPH03147012 A JP H03147012A JP 1282852 A JP1282852 A JP 1282852A JP 28285289 A JP28285289 A JP 28285289A JP H03147012 A JPH03147012 A JP H03147012A
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loop coils
loop
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coil
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東 村上
Tsugunari Yamanami
山並 嗣也
Takahiko Funahashi
舟橋 孝彦
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    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/046Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by electromagnetic means

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は位置指示器による指定位置の座標値等を求める
位置検出装置に関するものである。
(従来の技術) この出願に先立ち、出願人は特願昭61−213970
号(特開昭63−70326号公報参照)(以下、先願
と称す。)において、センス部と位置指示器との間で電
波を送受して該位置指示器による指定位置の座標値等を
求める位置検出装置について提案し・た。
前記先願の内容を簡単に説明する。まず、多数のループ
コイルを位置検出方向に並設してなるセンス部の一のル
ープコイルに交流信号を加えて電波を発生させ、該電波
により位置指示器に内蔵した同調回路を励振させる。こ
の際、該同調回路がら発信される電波を前記ループコイ
ルに受信させ、誘導電圧を発生させる。これを多数のル
ープコイルについて順次切替えて繰返し、各ループコイ
ルに発生する誘導電圧、即ち、受信信号の振幅及び位相
角を検出し、これらに基づいて指定位置の座標値等を求
めていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記装置では少なくとも位置指示器の位
置を最初に求める時に全てのループコイルを切替えなけ
ればならないため、その検出に時間がかかり、特にセン
ス部が大きくなる、即ちループコイルの数が増す程、時
間がかがるという欠点があった。
また、前記装置では受信信号中より実際にループコイル
に加えた交流信号に対応する信号の振幅及び位相角を検
出するのに、該交流信号の周波数に対応する゛周波数成
分のみを通過させるセラミックフィルタを用いていたた
め、周波数の異なる2以上の交流信号を用いようとする
と各周波数毎に対応したセラミックフィルタを設けなけ
ればならず、従って、交流信号の周波数を増やして複数
の位置指示器を同時に使用可能とすることが難しいとい
う欠点があった。
また、前記セラミックフィルタは過渡応答特性が悪いた
め、その出力より安定した受信信号を取出すには一のル
ープコイルについて電波の送受信を複数回繰返さなけれ
ばならず、従って、一のループコイルの選択に長い時間
が必要となり、ループコイルの切替えのスピードを速く
することが難しいという欠点があった。
さらにまた、前記セラミックフィルタは機械的な振動子
を含むものであって固有の大きさを有し、また、多数の
ループコイルの切替には各ループコイルに対応した多数
のアナログスイッチを必要とするため、部品の実装面積
や高さを小さくしたり、全体をIC化したりすることが
難しいという欠点があった。
本発明の目的は位置指示器の位置を最初に求めるのに要
する時間を短縮することにある。また、本発明の他の目
的はハードウェアの変更を必要とすることなく使用する
交流信号の周波数、位相、振幅を自由に設定でき、複数
の位置指示器を同時に使用可能とすることにある。また
、本発明のさらに他の目的はループコイルの切替えのス
ピードを速くすることにある。また、本発明のさらに他
の目的は部品の実装面積や高さを小さくする、あるいは
IC化、低消費電力化並びにローコスト化を可能とする
ことにある。
(課題を解決するための手段) 本発明では前記目的を達成するため、多数のループコイ
ルを位置検出方向に並設してなるセンス部と、少なくと
もコイルを有する位置指示器との間の電磁作用に基づい
て位置指示器による指定位置の座標値等を求める位置検
出装置において、前記多数のループコイル中の一連に並
設されたループコイルを含む複数のグループ内より同時
に各々一のループコイルをその相対位置が所定数以上各
グループ内及びグループ同士に跨って同一又は対称とな
らないように選択する選択手段と、前記ループコイルの
選択により得られる信号振幅のパターンに基づいて多数
のループコイル中の位置指示器がその上に位置するルー
プコイルを判別する判別手段と、予め用意した任意の交
流信号に対応するディジタルデータを記憶する記憶手段
と、該ディジタルデータをアナログ信号に変換するディ
ジタル・アナログ変換手段と、受信信号を所定周期でサ
ンプリングしてディジタルデータに変換するアナログ・
ディジタル変換手段と、該ディジタルデータに所定の演
算を施して受信信号中の任意の周波数成分に対する振幅
及び位相角を算出する演算手段とを具備した位置検出装
置を提案する。
(作 用) 本発明によれば、選択手段により同時に選択されるルー
プコイルの位置は所定数以上各グループ内及びグループ
同士に跨って同一又は対称でないため、位置指示器の位
置によって得られる信号振幅のパターンが異なり、この
パターンに基づいて判別手段により位置指示器がその上
に位置するループコイルが判別される。
また、記憶手段に記憶されたディジタルデータがディジ
タル・アナログ変換手段に送出されて通常のアナログ交
流信号に変換されるが、該交流信号の周波数、位相、振
幅は記憶手段よりディジタル・アナログ変換手段に送出
されるディジタルデータによって任意に設定される。ま
た、受信信号はアナログ・ディジタル変換手段にてディ
ジタルデータに変換され、さらに演算手段にて該ディジ
タルデータに基づく演算が行なわれて受信信号中の任意
の周波数成分に対する振幅及び位相角が算出される。
(実施例) 第1図は本発明の位置検出装置の一実施例を示すもので
、図中、1はセンス部、2は切替部、3は位置指示器、
4は信号発生部、5は信号検出部、6は制御部、7はイ
ンタフェース部、8は処理部である。
第2図はセンス部1と切替部2の詳細を示すもので、図
中、11−0〜11−23はループコイル、21,22
,23.24はアナログスイッチである。
各ループコイル11−0〜11−23は略長方形をなし
、位置検出方向、例えばX方向に長い方の辺が直交する
如く並設されている。前記ループコイル11−0〜11
−23は一連に並設された8本のループコイルを含む3
つのグループI、  II。
■を形成する。即ち、グループIはループコイル11−
0〜11−7からなり、また、グループ■はループコイ
ル11−8〜11−15からなり、また、グループ■は
ループコイル11−16〜11−23からなっている。
グループI、  n、 IIIの各ループコイルの一端
はアナログスイッチ21゜22.23の8個の選択端子
にそれぞれ接続され、また、他端は共通に接地されてい
る。アナログスイッチ21,22.23の切替端子はア
ナログスイッチ24の切替端子に共通に接続されている
また、アナログスイッチ24の2個の選択端子はそれぞ
れ信号発生部4及び信号検出部5に接続されている。各
アナログスイッチ21〜24は制御部6より送出される
情報に従って切替端子を一の選択端子に接続する如くな
っている。なお、前記センス部1全体のループコイルの
本数、グループ数及び各グループ内のループコイルの本
数は一例であってこれに限定されるものではなく、また
、各グループを構成するループコイルの本数は同一でな
くても良い。
ここで、グループIの各ループコイル11−0〜11−
7とアナログスイッチ21の選択端子との接続は端子番
号の順、即ち、rO,1,2,3゜4.5,6,7Jの
順となっているが、グループ■の各ループコイル11−
8〜11−15は端子番号ro、2,1.4,3.6,
5.7Jの順にアナログスイッチ22の選択端子に接続
されており、また、グループ■の各ループコイル11−
16〜11−23は端子番号r2,0,4,1゜6.3
,7,5Jの順にアナログスイッチ23の選択端子に接
続されている。これは各アナログスイッチ21,22.
23によって同時に選択されるループコイルの相対位置
が所定数、ここでは4本以上各グループ内及びグループ
同士に跨って同一又は対称とならないようにするためで
ある。即ち、各アナログスイッチの端子番号ro、1,
2゜3.4,5,6,7Jの選択端子に接続されたルー
プコイルをrco、CI、C2,C3,C4゜Cs 、
Cb 、Ct Jとすると、例えばループコイル11−
0〜11−3によるrco 、CI 、C2。
CiJという相対位置(並び)は他のグループ中にもあ
るいは2つのグループに跨る場合にも存在せず、また、
rci 、C2、CI 、Co Jという並びも存在し
ない。
位置指示器(以下、入力ペンと称す。)3は第3図に示
すように合成樹脂等の非金属素材からなる筺体31の内
部にその先端寄りから、ボールペン等の芯体32と、該
芯体32を摺動自在に収容し得る透孔を備えたフェライ
トコア33と、コイルバネ34と、スイッチ351.フ
ェライトコア33の周囲に巻回されたコイル352.コ
ンデンサ353及び354からなる同調回路35とが一
体的に組合わされて内蔵され、その後端にはキャップ3
6が取付けられている。
前記コイル352とコンデンサ353は互いに直列に接
続され、周知の共振回路を構成する如くなっている。該
コイル352及びコンデンサ353の数値は所定の周波
数fOを共振(同調)周波数とする値に設定されている
。また、コンデンサ354はスイッチ351を介してコ
ンデンサ353の両端に並列に接続されており、該スイ
ッチ351がオンとなった時、前述した共振周波数を小
さく (低く)する作用を行なう。なお、スイッチ35
1は筺体31を手等で保持し、芯体32の先端をセンス
部1の入力面(図示せず)に押付けることによって筺体
31内に押込むと、その後端によりコイルバネ34を介
して押圧され、オンとなる如くなっている。
信号発生部4は第1図に示すようにランダムアクセスメ
モリ(RAM)41、ディジタル・アナログ変換器(D
Aコンバータ)42、低域フィルタ(LPF)43及び
ドライブアンプ44からなっており、任意の周波数、位
相、振幅を有する交流信号を発生する。
RAM41は処理部8又はホストコンピュータに予め用
意された任意の交流信号に対応する複数ビット、ここで
は6ビツトのディジタルデータのうち、発生しようとす
る交流信号に対応するデータを記憶する。DAコンバー
タ42はRAM41より読出されるディジタルデータを
順次アナログパルス(PAM)信号に変換する。第4図
はDAコンバータ42における変換特性を示すものであ
る。低域フィルタ43は前記PAM信号中より高周波成
分を除去し、そのエンベロープ成分のみを出力する。ド
ライブアンプ44は前記エンベロープ成分を適当なレベ
ルまで増幅し、目的とする交流信号として出力する。前
記RAM41におけるデータの書込み及び読出し、並び
にDAコンパー夕42における変換は制御部6からの情
報に従って実行される。なお、RAM41の代わりに少
なくとも一つの交流信号に対応するディジタルデータを
記憶したリードオンメモリを用いても良く、また、処理
部8に高速なCPUを用いればパスバッファとしても良
い。
信号検出部5はプリアンプ51、アンプ52゜53、減
衰器(ATT)54、アナログ・ディジタル変換器(A
Dコンバータ)55及び演算回路56からなっており、
受信信号中の任意の周波数成分に対する振幅及び位相角
を検出する。
プリアンプ51、アンプ52.53及び減衰器54は受
信信号を適当なレベルまで増幅する。ADコンバータ5
5は増幅後の受信信号を所定の周期、ここでは250 
n5ecでサンプリングし、6ビツトのディジタルデー
タに変換する。第5図はADコンバータ55における変
換特性を示すものである。演算回路56は前記ディジタ
ルデータを用いて所定の演算、例えば後述する離散フー
リエ変換演算を行ない、受信信号中の任意の周波数成分
に対する振幅及び位相角を算出する。前記減衰器54に
おける減衰度の調節、ADコンバータ55における変換
、並びに演算回路56における演算は制御部6からの情
報に従って実行される。
制御部6は処理部8よりの指令に基づいて動作し、予め
設定されたシーケンスに従って各部のタイミングを制御
する。なお、消費電力を減らすため、電波を発生(送信
)する時は信号検出部5を待機状態とし、また、電波を
受信する時は信号発生部4を待機状態とし、さらにまた
、一定時間以上受信信号が得られない、即ち位置指示器
が検出されない時は信号発生部4及び信号検出部5とも
に待機状態とする。
インタフェース部7はホストコンピュータとの間でデー
タをやりとりするためのもので、該ホストコンピュータ
のパスラインに直結した少なくとも2つのレジスタから
なっている。該レジスタはFIFOメそり構造になって
おり、ホストコンピュータはこのレジスタを数回アクセ
スすることにより決められたデータフォーマットに従っ
てデータを読出す如くなっている。
処理部8は指定位置の座標値の計算等を行なうとと、も
に、ホストコンピュータとのデータ伝送、各部の総合的
なコントロールを行なうもので、周知のマイクロプロセ
ッサ、必要なプログラムやデータが書込まれたROM、
RAM等からなっている。
第6図は処理部8における処理の流れ図であり、以下、
これに従って、本装置の動作を説明する。
まず、処理部8は各部をリセットしくSl)、信号発生
部4のRAM41に予め用意した周波数fO,ここでは
500kHzの正弦波信号に対応するディジタルデータ
を書込む(Sl)。詳しくは所定の送信期間、ここでは
32μsee内に送出可能な500kHzの16波の正
弦波信号を表わす128個の6ビツトのディジタルデー
タである。
次に、処理部8はアナログスイッチ21〜23を端子番
号ro、1,2,3.4,5.6,7Jの順に切替えさ
せる切替データを制御部6に書込む(S3)とともに、
該制御部6に電波の送受信を実行させる(S4)。
第7図は前述した電波の送受信に関わる制御部6におけ
る処理の流れ図である。まず、制御部6は切替えデータ
の1番目、ここでは端子番号「0」を選択させるデータ
をアナログスイッチ21〜23に送出しく5pl)、信
号発生部4を起動するとともに該信号発生部側を選択さ
せるデータをアナログスイッチ24に送出する(sp2
)。次に、制御部6はクロックを供給してRAM41内
のディジタルデータをDAコンバータ42に順次転送し
、DA変換を実行させて該ディジタルデータをPAM信
号に変換させる(sp3)。
第8図(a)はこの際、前記DAコンバータ42により
出力されるPAM信号を示すものである。
このPAM信号は前述したように低域フィルタ43によ
り高周波成分が除去されて第8図(b)に示すようなエ
ンベロープ成分、即ち500kHzの交流信号とされ、
さらにドライブアンプ44により適当なレベルまで増幅
されて切替部2に送出される。
前述したPAM信号は実際にはプラス成分又はマイナス
成分のみの単極性信号であるが、図面では理解し易くす
るために両極性信号として表わした(なお、実際には低
域フィルタ43又はドライブアンプ44もしくはその間
に挿入された図示しないコンデンサにより直流分がカッ
トされて両極性信号となる。)。
前記交流信号はアナログスイッチ24を通り、アナログ
スイッチ21〜23によりそれぞれ選択されたセンス部
1のループコイルCO%即ち11−0.11−8.11
−17に供給され、電波となって発信する。
この際、センス部1上にて入力ベン3が略直立状態、即
ち使用状態に保持されていると、該電波は入力ペン3の
コイル352を励振し、その同調回路35に前記交流信
号に同期した誘導電圧を発生させる。
一方、制御部6は前述した32μsecの送信期間が終
了すると、信号発生部4を待機状態にし信号検出部5を
起動するとともに該信号検出部側を選択させるデータを
アナログスイッチ24に送出する(s p4)。
アナログスイッチ24が切替えられるとループコイル1
1−0.11−8.11−17よりの電波は直ちに消滅
するが、入力ベン3の同調回路35に発生した誘導電圧
はその損失に応じて徐々に減衰するとともにコイル35
2より電波を発信させる。該電波はアナログスイッチ2
4を介して信号検出部5に接続されたループコイル11
−0゜11−8.11−17を逆に励振するため、該ル
ープコイル11−0.11−8.11−17にはコイル
352からの電波による誘導電圧(受信信号)が発生す
る。第9図(a)(b)はセンス部1における送信信号
及び受信信号の波形の一例を示すものである。
前記受信信号はプリアンプ51、アンプ52゜53及び
減衰器54により適当なレベルまで増幅されてADコン
バータ55に人力される。
制御部6は信号検出部5を起動した後、クロックを供給
してADコンバータ55により受信信号を250 n5
ec毎に128回サンプリングさせAD変換を実行させ
るとともに、演算回路56により後述する離散フーリエ
変換演算を行わせ(sp5)、その結果を処理部8へ送
出する(sp6)。なお、前述した受信信号を250 
n5ec毎に128回サンプリングするのに要する時間
(32μsec )を受信期間と称する。
次に、制御部6はアナログスイッチ21〜23に対する
切替データを2番目、ここでは端子番号「1」を選択さ
せるデータに更新させて前述したステップspl〜sp
6の処理を実行させ、ループコイルCI 、即ち11−
1.11−10.1119に対応する演算結果を得てこ
れを処理部8へ送出し、以下、切替データを8番目まで
更新して繰返す(sp7,5p8)。
ここで、前述した演算結果のうちの振幅について注目す
ると、入力ベン3のX方向の位置によってアナログスイ
ッチ21〜23が切替られた時に得られる値がそれぞれ
異なる。
第10図(a)は入力ペン3が第2図中の位置A1即ち
ループコイル11−4上にある時にアナログスイッチ2
1〜23の切替えに応じて得られる受信信号の振幅(レ
ベル)の変化の一例を示すもので、図中、So、SI+
  52+  83+  ”4+  ”5+56+  
”7はアナログスイッチ21〜23において端子番号r
O,1,2,3,4,5,6,7Jの選択端子がそれぞ
れ選択されたタイミングを示し、また、eo+  el
+  e2+  e3+  e4*  e5+e6+e
7は前記タイミングにそれぞれ対応したレベルを示す。
また、第10図(b)は入力ベン3が第2図中の位置B
1即ちループコイル11−11上にある時の第10図(
a)と同様な図であり、また、第10図(C)は入力ペ
ン3が第2図中の位置C1即ちループコイル11−18
上にある時の第10図(a)と同様な図である。
前記第10図(b)又は(e)における受信信号レベル
の変化のパターンが第10図(a)の場合と異なるのは
前述したセンス部1の各ループコイルの相対位置関係に
よるものである。このパターンは入力ペン3が位置する
ループコイルによって全て異なり、これより一義的に決
定できる。
例えば e4>e3 >e5 >e2 又は e4>e、■es >e2 (−e、)又は e
4>e5 >e、>eo であればループコイル11−4上に入力ベン3が位置し
、 e  4 >e、  >e3  >e2又は e4>e
、me3 >e2  (謹e6)又は e4 >e3>
e、>e(。
であればループコイル11−11上に人力ベン3が1立
置し、 e4 >eo  >e、>e2 又は e4>eo allle、>e2  (=e6)
又は e4 >e、>eo >eo であればループコイル11−18上に入力ベン3が位置
していることになる。
処理部8は各ループコイル11−0〜11−23上に入
力ベン3が位置している際にそれぞれ得られる前記パタ
ーンを予め登録しており、前記ステップS4の処理の結
果として得られたパターンより入力ペン3がその上に位
置する、即ち最も近いループコイルを判別する(S5)
ところで、本装置では後述するように入力ペン3に最も
近いループコイル及びその両側のループコイルから得ら
れる受信信号レベルに基づいて補間演算を行なって最終
的な座標値を算出している。
このため、第10図(a)のような形状のパターン(単
峰特性)で各受信信号が得られることが望ましく、その
ためには入力ペン3が最も近接しているループコイルに
応じてループコイルの切替えの順序を変えれば良い。
例えば前述した位置B上に入力ベン3がある場合、アナ
ログスイッチ21〜23の切替えを端子番号rO,2,
1,4,3,6,5,7Jの順序で行なえば第11図(
a)に示されるような単峰特性を備えた受信信号レベル
が得られる。また、位置C上に入力ベン3がある場合、
アナログスイッチ21〜23の切替えを端子番号r7,
2,0゜4.1.6,3,7Jの順序で行なえば第11
図(b)に示されるような単峰特性を備えた受信信号レ
ベルが得られる。
処理部8は各ループコイル11−0〜11−23上に人
力ベン3が位置している際に前述した単峰特性を備えた
受信信号レベルが得られるアナログスイッチの切替え順
序を予め登録しており、前記ステップS5の処理の結果
として得られた入力ペン3に最も近いループコイルに応
じたアナログスイッチ21〜23の切替えデータを制御
部6に書込む(S6)とともに、該制御部6に前記ステ
ップS4と同様な電波の送受信を実行させる(S7)。
処理部8は前記ステップS7の処理の結果より得られた
受信信号レベルのパターンが単峰特性になっているか否
かを調べ(S8)、なっていなければステップ83〜S
7の処理を繰返す。単峰特性が得られればその時の結果
から後述する如く入力ベン3による指定位置の座標値、
位相情報を計算しくS9)、さらにこれらをインタフェ
ース部7に書込んで(S10)、ホストコンピュータへ
転送する。以下、ステップ86〜SIOの処理を繰返す
次に、信号検出部5の演算回路56における離散フーリ
エ変換演算及びこれによって得られる結果について説明
する。
ADコンバータ55にて所定の周期(ここでは250 
n5ec)でサンプリングされディジタル値に変換され
たデータをV+  (iはサンプリング番号)とすると
、受信期間中に挿入可能な波の数kによって表わされる
周波数成分に対応する変換値V。
は次のように表わされる。
vh−(1/N)ΣVl e−目2 x I 1−11
1 % N 1・・・・・・ (1) 但し、Nはサンプリング数で、ここでは128である。
また、kは整数で0〜(N−1)、即ち0〜127であ
る。また、サンプリング番号iは1〜128であり、そ
の受信信号に対する位置を第12図に示す。
前記(1)式中の2πに相当する波長は32μSQC%
即ち周波数は31.25kHzであるがら、k−〇の時
のv、は直流成分を、また、k−1の時の■、は31.
25(kHz)X 1 =31.25kHzの周波数成
分を、また、k−2の時のv、は31.25(kHz)
 X2 = 02.5 kHzの周波数成分を、また、
・・・・・・・・・・・・k−16の時のV、は31.
25(kHz)X LB−500kHzの周波数成分を
、また、・・・・・・・・・・・・を表わしている。
従って、送信信号の周波数成分、即ち500 kHzに
対応するkの値、即ちに−16の時の■、を求めれば人
力ベン3より発信された電波に対応する受信信号を取出
すことができる。
ここで、複素数の計算は次のように表わせる。
e−μ −Cos  θ−j Sin  θ     
   −−−−−−(2)即ち、実数部はreal (
e −” )−Cosθ、虚数部はIIlage (e
 −” ) −−3inθであるので、前記り1)式の
実数部は Ak−(1/N)ΣVi Cos  (2yr (i−
1)k/Nl          ・・・・・・ (3
)と表わされ、また、虚数部は B、−(1/N)ΣVi Sin  (2π(i−1)
k/Nl          ・・・・・・ (4)と
表わされ、さらに、 vkm  Ak  +B、         ・・・・
・・ (5)となる。従って、実際には(3)、 (4
)、  (5)式の演算を行なうことにより受信信号の
振幅が求められる。また、受信信号の位相角は次の式に
よって求められる。
θ* =tan−1(B k/A* )      ・
”−(e)なお、後述するように送信信号中に2以上の
周波数成分を混合し、これらの周波数に対応する同調回
路をそれぞれ備えた2以上の入力ペン又はこれらの周波
数に対応する2以上の同調回路を備えた人力ベンを用い
るような場合にはそれぞれの周波数成分に対応するト、
の値のvk、θ、を求めれば良い。
次に、処理部8における指定位置の座標値及び位相情報
の計算について説明する。
入力ペン3の位置に最も近接したループコイルより得ら
れる受信信号のレベルをE。とじ、その前後のループコ
イルよりそれぞれ得られる受信信号のレベルをE、、E
2  (EO>El >E2 )とすると、その時の人
力ベン3の位置X、と各ループコイルの位置との関係は
第13図(a)又は(b)のようになる。ここで、X、
、は入力ベン3に最も近接したコイル番号nのループコ
イルの中心位置、X++−1はコイル番号(n −1)
のループコイルの中心位置、X@+、はコイル番号(n
+1)のループコイルの中心位置である。なお、ここで
いうコイル番号とは第2図において左端のループコイル
を1番目として右方向に数えた時の番号である。
第13図(a)の場合、即ちレベルE1が(n −1)
番目のループコイルに対応している場合、XO(ループ
コイル11−0の左端)を原点とする入力ペン3の座標
値X、は各ループコイル間のピッチをPとすると次の式
によって求められる。
xc= (n−1)P+ (Eo −El )/ (2
Eo −El −Ez )  ・P+P/2・・・・・
・ (7) また、第13図(b)の場合、即ちレベルE1が(n+
1)番目のループコイルに対応している場合の同様な座
標値Xtは次の式によって求められる。
x、=  (n−1)  P+  (EOE2  )/
(2Eo  El  E2)・P十P/2・・・・・・
 (8) 従って、処理部8では信号検出部5によって求められる
受信信号の振幅より前記E。+EIE2を取出し、El
が(n−1)番目又は(n+1)番目のいずれのループ
コイルに対応しているかを判別し、(7)式又は(8)
式の計算を行なって座標値X、を求める。
また、入力ペンの位相情報とは入力ペンの同調回路にお
ける同調周波数のわずかな変化によって生じる送信信号
と受信信号との位相角の差のことであり、ここでは送信
信号の位相角は0″に設定されているため、信号検出部
5によって求められる受信信号の位相角θkがそのまま
用いられる。
前述したように同調回路35の同調周波数は入力ペン3
のスイッチ351のオン・オフによって変化するため、
前記位相情報も該スイッチ351のオン・オフに対応し
て変化する。従って、該位相情報の変化より前記スイッ
チ351のオン・オフを検出(例えばホストコンピュー
タにおいて)することができる。なお、このスイッチ3
51のオン(又はオフ)の状態は入力ペン3による指定
位置の座標値のうちで実際に入力すべき値を指定する情
報等として用いられる。
前記実施例によれば、センス部1のループコイルの切替
えは、UJ定開始当初より8回の切替えで良いため、入
力ベン3の位置を最初に求めるのに必要とする時間を大
幅に短縮することができる。−般に、前述したセンス部
のグループ数をmとすれば、全てのループコイルを順次
選択する場合の1/mの時間で済むことになる。また、
前記実施例では各グループ毎のループコイルに対応して
アナログスイッチを設けたが、各グループにおいて同時
に選択されるループコイル同士を接続してからアナログ
スイッチに接続しても良く、この場合はアナログスイッ
チが1個で済むことになる。また、この場合、センス部
と切替部との間の配線の数はアース線を含めて9本で良
いから、センス部を他の部分と別の基板、例えば部品を
ハンダ付けできないフィルム基板上に構成することもで
き、センス部のコストを下げることが可能となる。
また、前記実施例によれば、信号発生部4のRAM41
に書込むディジタルデータによってループコイルより発
生する電波の周波数、位相、振幅を任意に設定すること
ができ、2以上の周波数を有する電波を発生する場合で
もそれぞれの発振器を必要とすることがなく、また、信
号検出部5の演算回路56により受信信号に離散フーリ
エ変換演算を加えてその任意の周波数成分に対する振幅
及び位相角を算出するようになしたため、2以上の周波
数を有する電波を発生した場合でもそれぞれについてそ
の振幅及び位相角を確実に算出することができ、また、
従来のようなセラミックフィルタが不要となるため、一
のループコイルに対する電波の送受信をそれぞれ1回で
済ませることができ、その切替えのスピードを大幅に向
上させることができるとともに、基板上の部品の実装高
さや面積を小さくでき、また、センス部を除く全体をI
C化でき、コストを下げることができる。
また、前記実施例によれば、電波の送信期間中は信号検
出部5を待機状態とし、電波の受信期間中は信号発生部
4を待機状態としたため、消費型ツノを小さくできる。
なお、前記実施例はX方向の一方向のみの指定位置の座
標値を検出するものであるが、センス部1と同様な他の
センス部を互いに直交する如く極く近接して重ね合わせ
、これに切替部2と同様な切替部を接続し、さらにこれ
らの2つの切替部と信号発生部4及び信号検出部5との
間に切替回路を設けるとともに、制御部6並びに処理部
8のプログラムを若干変更すれば、X方向及びY方向の
2方向の指定位置の座標値を検出することができること
はいうまでもない。
また、前記実施例におけるセンス部1、切替部2の構成
及びこれに基づくループコイルの切替え制御と、信号発
生部4及び信号検出部5による信号処理とは必ずしも同
時に行なう必要があるものではなく、通常のセンス部及
び切替部と前記信号発生部4及び信号検出部5とを組合
わせても良く、また、前記センス部1、切替部2及びこ
れに基づくループコイルの切替え制御と通常の信号発生
部及び信号検出部とを組合わせても良い。
第14図は送信信号の位相を変えた時にDAコンバータ
42より出力されるPAM信号の一部を示すもので、第
14図(a)は0″の位相で出力した信号、第14図(
b)は45″の位相で出力した信号、第14図(c)は
90°の位相で出力した信号である。なお、ループコイ
ルに大きな電流をいきなり流したり切ったりすると大き
な逆起電力が生じて電子部品を破壊する恐れがあるため
、一つの周波数成分のみしか含まない送信信号を0°以
外の位相で送出することはない。
第15図はDAコンバータ42より出力されるPAM信
号の他の例を示すもので、第15図(a)は周波数43
7.5kHz  (32u seeの送信期間に14波
)の送信信号に対応した信号、第15図(b)は375
  kHz  (32μsecの送信期間に12波)の
送信信号に対応した信号を示す。
また、第16図はDAコンバータ42より出力されるP
AM信号のさらに他の例を示すもので、第16図(a)
は周波数500kHzの送信信号と周波数437.5k
Hzの送信信号とを混合した信号、第16図(b)は5
00kHzの送信信号と437.5kHzの送信信号と
375kHzの送信信号とを混合した信号を示す。なお
、前記信号は全て位相角が0″で振幅が7jS16図(
a)では1/2、第16図(b)では1/3の信号を混
合したものである。
この際、第16図(a)又は(b)の信号をそのまま出
力すると前述したようにループコイルに大きな電流をい
きなり流したり切ったりすることになるため、実際には
これらの信号における位相角0゜の位置(図中、41口
)より送出する(なお、この場合の位相情報は各周波数
毎に前記イ又は口の位置に対する位相角と受信信号の位
相角との差をとって求めることになる。)。
なお、これまでの説明ではセンス部のループコイルと同
調回路を備えた位置指示器との間で電波を往復させて指
定位置の座標値等を求める装置について述べたが、本発
明はセンス部のループコイルと位置指示器のコイルとの
間の電磁作用に基づいて指定位置の座標値等を求める装
置であれば、どのような装置であっても適用可能である
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、センス部のループ
コイルよりその相対位置が所定数以上各グループ内及び
グループ同士に跨って同一又は対称とならないように各
グループから同時に選択し、この際、得られる信号振幅
のパターンから位置指示器がその上に位置するループコ
イルを判別するようになしたため、従来のように検出開
始時に全てのループコイルを選択する必要がなく、位置
指示器の指定位置の座標値を最初に求めるまでに要する
時間を大幅に短縮することができる。
また、本発明によれば、予め記憶したディジタルデータ
をディジタル・アナログ変換して交流信号を発生し、ま
た、受信信号をアナログ・ディジタル変換しこれに所定
の演算を施して受信信号中の任意の周波数成分に対する
振幅及び位相角を求めるようになしたため、任意の周波
数、位相、振幅を有する電波を発生することができると
ともに任意の周波数成分に対する振幅及び位相角を検出
することができ、同調周波数の異なる同調回路をそれぞ
れ有する複数の位置指示器又は同調周波数の異なる複数
の同調回路を有する位置指示器を同時に使用することが
でき、また、それらの位置も直ちに検出することができ
る。
また、本発明によれば、セラミックフィルタを必要とし
ないため、一のループコイルに対する電波の送受信をそ
れぞれ1回で済ませることができ、その切替えのスピー
ドを大幅に向上させることができるとともに、アナログ
スイッチの数を減らすことができ、多数の発振器を必要
とすることもないため、部品の実装面積や高さを小さく
したり、センス部を除く部分を全てIC化することがで
き、小形且つ低消費電力でローコストな装置を実現する
ことができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の位置検出装置の一実施例を示す構成図
、第2図はセンス部及び切替部の詳細な構成を示す図、
第3図は入力ペンの断面図、第4図はDAコンバータの
変換特性を示す説明図、第5図はADコンバータの変換
特性を示す説明図、第6図は処理部における処理の流れ
図、第7図は制御部における処理の流れ図、第8図(a
) (b)は信号発生部におけるPAM信号及びそのエ
ンベロープ成分を示す波形図、第9図(a) (b)は
送信信号及び受信信号の一例を示す波形図、第10図(
a)(b)(C)はループコイルを順番に切替えた時の
受信信号の変化を示す図、第11図(a)(b)はルー
プコイルを入力ペンの位置に応じて切替えた時の受信信
号の変化を示す図、第12図は受信信号に対するサンプ
リング番号の位置を示す図、第13図(a)(b)は入
力ペンとループコイルとの位置関係を示す図、第14図
(a) (b) (e)は位相を変えた時のPAM信号
の一部を示す波形図、第15図(a)(b)はPAM信
号の他の例を示す波形図、第16図(a)(b)はPA
M信号のさらに他の例を示す波形図である。 1・・・センス部、2・・・切替部、3・・・入力ペン
(位置指示器)、4・・・信号発生部、5・・・信号検
出部、6・・・制御部、7・・・インタフェース部、8
・・・処理部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多数のループコイルを位置検出方向に並設してな
    るセンス部と、少なくともコイルを有する位置指示器と
    の間の電磁作用に基づいて位置指示器による指定位置の
    座標値等を求める位置検出装置において、 前記多数のループコイル中の一連に並設されたループコ
    イルを含む複数のグループ内より同時に各々一のループ
    コイルをその相対位置が所定数以上各グループ内及びグ
    ループ同士に跨って同一又は対称とならないように選択
    する選択手段と、前記ループコイルの選択により得られ
    る信号振幅のパターンに基づいて多数のループコイル中
    の位置指示器がその上に位置するループコイルを判別す
    る判別手段と、 予め用意した任意の交流信号に対応するディジタルデー
    タを記憶する記憶手段と、 該ディジタルデータをアナログ信号に変換するディジタ
    ル・アナログ変換手段と、 受信信号を所定周期でサンプリングしてディジタルデー
    タに変換するアナログ・ディジタル変換手段と、 該ディジタルデータに所定の演算を施して受信信号中の
    任意の周波数成分に対する振幅及び位相角を算出する演
    算手段とを具備した ことを特徴とする位置検出装置。
  2. (2)多数のループコイルを位置検出方向に並設してな
    るセンス部と、少なくともコイルを有する位置指示器と
    の間の電磁作用に基づいて位置指示器による指定位置の
    座標値等を求める位置検出装置において、 前記多数のループコイル中の一連に並設されたループコ
    イルを含む複数のグループ内より同時に各々一のループ
    コイルをその相対位置が所定数以上各グループ内及びグ
    ループ同士に跨って同一又は対称とならないように選択
    する選択手段と、前記ループコイルの選択により得られ
    る信号振幅のパターンに基づいて多数のループコイル中
    の位置指示器がその上に位置するループコイルを判別す
    る判別手段とを備えた ことを特徴とする位置検出装置。
  3. (3)多数のループコイルを位置検出方向に並設してな
    るセンス部と、少なくともコイルを有する位置指示器と
    の間の電磁作用に基づいて位置指示器による指定位置の
    座標値等を求める位置検出装置において、 予め用意した任意の交流信号に対応するディジタルデー
    タを記憶する記憶手段と、 該ディジタルデータをアナログ信号に変換するディジタ
    ル・アナログ変換手段と、 受信信号を所定周期でサンプリングしてデイジタルデー
    タに変換するアナログ・ディジタル変換手段と、 該ディジタルデータに所定の演算を施して受信信号中の
    任意の周波数成分に対する振幅及び位相角を算出する演
    算手段とを具備した ことを特徴とする位置検出装置。
  4. (4)任意の交流信号として少なくとも2つの異なる周
    波数を有する信号を混合した交流信号を用いたことを特
    徴とする請求項(1)又は(3)記載の位置検出装置。
  5. (5)所定の演算として離散フーリエ変換を用いたこと
    を特徴とする請求項(1)又は(3)もしくは(4)記
    載の位置検出装置。
  6. (6)互いに直交する2つの位置検出方向に対する指定
    位置の座標値を検出するようになしたことを特徴とする
    請求項(1)乃至(5)いずれか記載の位置検出装置。
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