JPH03145438A - フェノール核に直接結合したケトン骨格を有するビスフェノール化合物の選択的合成法 - Google Patents

フェノール核に直接結合したケトン骨格を有するビスフェノール化合物の選択的合成法

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JPH03145438A
JPH03145438A JP27867489A JP27867489A JPH03145438A JP H03145438 A JPH03145438 A JP H03145438A JP 27867489 A JP27867489 A JP 27867489A JP 27867489 A JP27867489 A JP 27867489A JP H03145438 A JPH03145438 A JP H03145438A
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JP
Japan
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phenol
carbon atom
ester
solvent
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JP27867489A
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English (en)
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Keiji Sugawara
啓司 菅原
Katsuhiko Sasada
笹田 克彦
Shiro Miyata
志郎 宮田
Shinichiro Mori
慎一郎 森
Nobuyuki Yonezawa
宣行 米澤
Atsuhiko Murao
村尾 篤彦
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JFE Engineering Corp
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NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/51Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by pyrolysis, rearrangement or decomposition
    • C07C45/54Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by pyrolysis, rearrangement or decomposition of compounds containing doubly bound oxygen atoms, e.g. esters

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えばフェノール樹脂製造用モノマーとして有
用なビスフェノール化合物の合成法に関するものである
〔従来の技術〕
これまでフェノール核に直接結合したケトン骨格を有す
るビスフェノール化合物、およびその−船釣な合成法は
報告されていない。
〔発明が解決しようとする課題〕
フェノール樹脂は、種々の優れた性能を有する樹脂であ
るが、耐熱性の点で使用範囲が限定されている。このた
め、耐熱性の優れたフェノール樹脂を開発できれば、そ
の応用分野は格段に広範なものになる。
本発明は、そのような新規なフェノール樹脂を合成する
際、有効なモノマーとなり得るビスフェノール化合物を
提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的は、−数式(b) ’fp        Yp (但しXはカルボニル炭素原子と両端で炭素−炭素結合
している原子団である。
Yはへテロ原子、芳香族、脂肪族、またはそれらから構
成される原子団を示す、pは0〜4のいずれかの整数で
あり、pが2以上の場合はYは同じ置換基でも異なる置
換基でもよい。また、Yのrf!換位方位置しては、エ
ステル基の酸素原子に結合している炭素原子に対して2
.4.6位のうち少なくとも一つの炭素原子が、そして
2°、4゛、6°位のうち少なくとも一つの炭素原子が
非置換であれば、他のどの位置に置換してもよいが、2
つのフェノール骨格の置換基Yはエステル基を基準とし
て同一の位置に結合していなければならない。)で表わ
されるエステルをフリース転位させる方法において、 一般式(C) 曲 で表わされる一般式(b)のエステルの加水分解物と同
じ構造を有するフェノール類を溶媒として用いることを
特徴とする 一般式(a) (フェノール性水酸基は、フェノール骨格のベンゼン環
上のカルボニル基結合炭素原子に対して、2.4.6位
のいずれかの炭素原子と2′、4°、6°位のいずれか
の炭素原子に結合している。X、Y、及びpは前記と同
義であり、分子中の2つのフェノール骨格の置換基Yは
フェノール性水酸基に対して同一の位置に結合していな
ければならない。)で表されるフェノール核に直接結合
したケトン骨格を有するビスフェノール化合物の合成法
によって達成される。
−数式(b)で示されるエステルのXはフェノール骨格
に結合しているカルボニル炭素原子と、両端で炭素−炭
素結合している原子団であり、両端に炭素原子が位置し
ていることを除けば、ヘテロ原子の有無、側鎖の構造な
ど構造上の制限は特にない。Xの例として、フェニレン
、置換フェニレン、ナフチレン、置換ナフチレン、ポリ
メチレン、置換ポリメチレン等を挙げることができる。
置換フェニレンはへテロ原子、脂肪族、芳香族、または
、それらから構成される原子団を置換基としてもつフェ
ニレン基等であり、例えばテトラフルオロフェニレン、
テトラブロモフェニレン、メチルフェニレン、メトキシ
フェニレン等である。置換ナフチレンは、ヘテロ原子、
脂肪族、芳香族、または、それらから構成される原子団
を置換基としてもつナフチレン基であり、例えばメトキ
シナフチレン、ニトロナフチレン、ジメチルナフチレン
、クロロナフチレン等である。ポリメチレンは炭素数が
1〜9程度のものが好ましい。置換ポリメチレンはへテ
ロ原子、脂肪族、芳香族、または、それらから構成され
る原子団を置換基としてもつポリメチレン基等であり、
例えば−CGIz   C(CHs)z−ては、−g−
・÷ (TはCl1z、C(C1l山、0、S、SOl
SOg、NH)、もしくは、べ)+ト、及びこれらの芳
香族環に、ヘテロ原子、脂肪族またはそれらから構成さ
れる原子団が置換している基が挙げられる。
Yがへテロ原子の場合にはF、 CI、 Br、  I
等のハロゲン原子等であり、芳香族の場合には炭素数が
4〜14の単環及び、縮環した芳香族原子団等である。
芳香族原子団の例としてはフェニル基、ナフチル基、ピ
ロリル基、フラニル基等を挙げることができる。脂肪族
の場合には炭素数が1〜9の直鎖杖、分岐状、または環
状の脂肪族原子団等であり、例えばメチル基、エチル基
、イソプロピル基、L−ブチル基、シクロヘキシル基等
である。
それら及び、ヘテロ原子から構成される原子団は例えば
メトキシ基、フェノキシ基、クロロフェニル基、メトキ
シフェニル基、ニトロフェニルM等である。pはOから
4のいずれかの整数であり、0〜lであることが好まし
い。pが2以上の場合にはY基は互いに異なっていても
よい。
このようなエステルは市販品があればそれを利用すれば
よく、そうでない場合には酸ハロゲン化物とフェノール
14 (C,t!、Rehberg、 Org、 5y
nth、Co11゜Vol、、  II[,46(19
55) ) 、酸無水物とフェノール類(B、^bra
movitch、 J、C,5hivers+B、E、
Hudson、C,R。
Hauser、J、Am、Chem、Soc、、65,
986(1943)) 、または、酸とフェノール$9
 (W、W、Pr1chard、Org、5ynth、
Co11゜Vol、、  m 、452(1955))
から合成することができる。
合成後はエステルを反応液から分離して原料として使用
してもよく、反応液をそのままあるいは溶媒を留去した
だけで原料として使用してもよい場合もある。
フリース転位を起こさせる触媒はリン酸、硫酸、酢酸等
のプロトン酸、塩化アルミニウム、塩化亜鉛、塩化鉄、
三フッ化ホウ素等のルイス酸等の酸性触媒であればよい
。触媒の量は一般のフリース転位で使用される量と同程
度でよい、触媒を使用しない場合であっても光、熱など
によってフリース転位させることができる。
本発明の合成法は溶媒に原料エステルの加水分解物と同
じ構造を有するフェノール類を用いるところに特徴があ
る。このフェノール類を使用することによって目的のビ
スフェノール類化合物を高収率で合成することができる
。−数式(b)で表わされる原料化合物の濃度は1〜6
0g/100g溶媒程度が適当である。
反応は無酸素雰囲気で行なうことが好ましく、そのため
反応器内を窒素ガス等で置換しておくのがよい。反応温
度、時間等は各反応系において適当になるように設定す
ればよく、例えば130〜230℃で2〜10時間程時
間窓させればよい。
反応終了後反応液中には原料エステル、触媒、ハーフエ
ステル等の原料、副生成物が含まれているので必要によ
り目的のビスフェノール化合物を分離する。分離方法と
しては目的化合物の種類に応じて分留、抽出、晶析等の
手段を利用できる。
このようにして、−数式(a) (但し、フェノール性水酸基は、フェノール骨格のベン
ゼン環上のカルボニル基結合炭素原子に対して、2.4
.6位のいずれかの炭素原子と2°、4′、6°位のい
ずれかの炭素原子に結合している。
X、Y及びpは一般式(b)及び(C)におけるそれら
と同義であり、分子中の2つのフェノール骨格の置換基
Yはフェノール性水酸基に対して同一・の位置に結合し
ていなければならない。) で表わされる化合物を合成することができる。
−数式(a)で表わされる化合物の例として、等を挙げ
ることができる。
一般式(a)に示した、フェノール核に直接結合したケ
トン骨格を有するビスフェノール化合物は、反応性の高
い水酸基、およびフェノール核を有するため、′縮合系
ポリマー、あるいは付加縮合系ポリマーの原料、ならび
に機能性有機化合物のビルディングブロックとして有用
である。
−数式(b)で示されるエステルを酸性触媒の存在下で
反応させることによりフリース転位を起こして一般式(
a)で示されるビスフェノール化合物となる。
フリース転位反応においては、反応過程でエステルへの
酸性触媒の作用により生成するアシルカチオンが副反応
として、溶媒との分子間反応を起こす可能性もある。
しかし、溶媒にエステルのフェノール部分を構成してい
るフェノール性化合物を用いるとそのような溶媒との副
反応が起きても、結果として生成する化合物は目的とし
た構造のものとなる。
〔実施例〕
実施例1 ジトルイルテレフタレート69.28g、  P−クレ
ゾール648gを1000II11の3つロフラスコに
仕込み、窒素置換ののち徐々に210℃まで昇温した。
その後反応液を加熱、攪拌しながら2時間かけて塩化ア
ルミニウム481gを逐次的に添加した。添加後さらに
1時間加熱、攪拌した後、冷却し、500Idの水を加
え水蒸気蒸留を行なった。反応生成物を液体クロマトグ
ラフィーにより分析したところ90%の収率で1.4−
ビス(2−ヒドロキシ−5−メチルベンゾイル)ベンゼ
ンが生成していることが判った。
なお、上記の反応混合物をベンゼンからの再結晶により
精製して得られた1、4−ビス(2−ヒドロキシ75−
メチルベンゾイル)ベンゼンの元素分析結果、およびス
ペクトルデータを以下に示す。
(a)元素分析結果 分析値 Cニア6.28% H:5.34% O:18
.50%理論値 C:16.29% Hi5.24% 
0:1B、48%(b)赤外吸光分析(特徴的な吸収を
示す。)3200〜3500C11−’に水酸基に起因
する吸収1630C11−’にカルボニル基に起因する
吸収(C)’I(核磁気共鳴分析 δ−2,2ppaIにメチル基の水素に起因するシグナ
ル δ=6.8〜7.4ppmにフェノール核のベンゼン環
の水素に起因するシグナル δ−7.8ppmにテレフタロイル基の水素に起因する
シグナル δ=10.2 ppmにフェノール性水酸基の水素に起
因するシグナル (ロ)13C核磁気共鳴分析 δ= 19ppa+にメチル基炭素に起因するシグナル
δ=116〜158ppmに芳香族炭素に起因するシグ
ナル δ=197ppmにカルボニル炭素に起因するシグナル (e)質量分析(電界脱離イオン化方式)%式% 従来フリース転位反応で一般的に使用されていた溶媒を
用いて、実施例1と同様の操作で反応を行った際の結果
を表1に示す。
表1 〔発明の効果〕 本発明により、従来、−i的な合成法が知られていなか
った一般式(a)で表されるフェノール核に直接結合し
たケトン骨格を有するビスフェノール化合物を提供する
ことができ、種々の物性を有する新たなフェノール樹脂
の製造が可能になった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式(b) ▲数式、化学式、表等があります▼(b) (但しXはカルボニル炭素原子と両端で炭素−炭素結合
    している原子団である。 Yはヘテロ原子、芳香族、脂肪族、またはそれらから構
    成される原子団を示す、pは0〜4のいずれかの整数で
    あり、pが2以上の場合はYは同じ置換基でも異なる置
    換基でもよい、また、Yの置換位置に関しては、エステ
    ル基の酸素原子に結合している炭素原子に対して2、4
    、6位のうち少なくとも一つの炭素原子が、そして2′
    、4′、6′位のうち少なくとも一つの炭素原子が非置
    換であれば、他のどの位置に置換していてもよいが、エ
    ステルの2つのフェノール骨格の置換基Yはエステル基
    を基準として同一の位置に結合していなければならない
    。) で表わされるエステルをフリース転位させる方法におい
    て、 一般式(c) ▲数式、化学式、表等があります▼(c) で表わされる一般式(b)のエステルの加水分解物と同
    じ構造を有するフェノールを溶媒として用いることを特
    徴とする 一般式(a) ▲数式、化学式、表等があります▼(a) (フェノール性水酸基は、フェノール骨格のベンゼン環
    上のカルボニル基結合炭素原子に対して、2、4、6位
    のいずれかの炭素原子と2′、4′、6′位のいずれか
    の炭素原子に結合している、X、Y、及びpは前記と同
    義であり、分子中の2つのフェノール骨格の置換基Yは
    フェノール性水酸基に対して同一の位置に結合していな
    ければならない。)で表されるフェノール核に直接結合
    したケトン骨格を有するビスフェノール化合物の合成法
JP27867489A 1989-10-27 1989-10-27 フェノール核に直接結合したケトン骨格を有するビスフェノール化合物の選択的合成法 Pending JPH03145438A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7108800B2 (en) 2004-05-14 2006-09-19 Nalco Company Method for preventing the agglomeration or generation of dust from a particulate material comprising coal
US20090048369A1 (en) * 2006-03-29 2009-02-19 Newcomb Timothy P Friction Materials Made With Resins Containing Polar Functional Groups

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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