JPH03142058A - 鋳包み鋳造方法 - Google Patents
鋳包み鋳造方法Info
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- JPH03142058A JPH03142058A JP28245389A JP28245389A JPH03142058A JP H03142058 A JPH03142058 A JP H03142058A JP 28245389 A JP28245389 A JP 28245389A JP 28245389 A JP28245389 A JP 28245389A JP H03142058 A JPH03142058 A JP H03142058A
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- Japan
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- small
- diameter pipe
- aluminum alloy
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- Pending
Links
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Landscapes
- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、例えば車両の制御に用いられる電磁バルブボ
ディ等の鋳包み鋳造方法に関する。
ディ等の鋳包み鋳造方法に関する。
従来の技術
周知のように、自動車のアンチス牛ツドブレーキ装置な
どに用いられる電磁バルブにあっては、バルブボディが
アルミ合金材で成形されていると共に、該バルブボディ
の内部にブレーキ液等を流通させる油通路やエア抜き通
路等が形成されている。
どに用いられる電磁バルブにあっては、バルブボディが
アルミ合金材で成形されていると共に、該バルブボディ
の内部にブレーキ液等を流通させる油通路やエア抜き通
路等が形成されている。
そして、斯かるバルブボディ内に油通路等を形成する従
前の方法としては、バルブボディを鋳造した後に該バル
ブボディの所定個所にドリル等で孔開は加工し、孔の一
端部にボールや先端テーパ状の栓体を打ち込んで閉塞す
るようになっていた。
前の方法としては、バルブボディを鋳造した後に該バル
ブボディの所定個所にドリル等で孔開は加工し、孔の一
端部にボールや先端テーパ状の栓体を打ち込んで閉塞す
るようになっていた。
しかし、このドリルによる孔開は加工や栓体等の打ち込
み作業が極めて煩雑であり、製造作業能率が著しく低下
し、また、孔開けや打ち込み等の大きな加工荷重により
バルブボディに鐸割れ等が発生し易くなるなどの問題が
あった。
み作業が極めて煩雑であり、製造作業能率が著しく低下
し、また、孔開けや打ち込み等の大きな加工荷重により
バルブボディに鐸割れ等が発生し易くなるなどの問題が
あった。
そこで、バルブボディを金型鋳造する際に、該バルブボ
ディと同材質のアルミ合金製の小径パイプを一体に鋳ぐ
るんで該小径パイプで油通路等を形成することも行なわ
れている。
ディと同材質のアルミ合金製の小径パイプを一体に鋳ぐ
るんで該小径パイプで油通路等を形成することも行なわ
れている。
発明が解決しようとする課題
然し乍ら、従来にあっては、小径パイプがバルブボディ
と同材質のアルミ合金製であるため、鋳造中においてア
ルミ合金溶湯の高熱で小径パイプが侵食、溶解して油通
路の内径が不均一となったり、潰れてしまう虞がある。
と同材質のアルミ合金製であるため、鋳造中においてア
ルミ合金溶湯の高熱で小径パイプが侵食、溶解して油通
路の内径が不均一となったり、潰れてしまう虞がある。
課題を解決するための手段
本発明は、前記従来の実情に鑑みて案出されたもので、
とりわけアルミ合金本体の鋳造前にアルミ合金製小径パ
イプの外周面に例えばニッケルメッキやクロムメツキ等
のアルミ合金より高融点の金属による皮膜処理を施した
ことを特徴としている。
とりわけアルミ合金本体の鋳造前にアルミ合金製小径パ
イプの外周面に例えばニッケルメッキやクロムメツキ等
のアルミ合金より高融点の金属による皮膜処理を施した
ことを特徴としている。
作用
前記構成の本発明によれば、本体の鋳造時において、ア
ルミ合金溶湯が小径パイプの外周面に接触してもその外
周面の硬質皮膜によってアルミ合金製の小径パイプ自体
に対する溶湯熱の直接的な伝達が遮断され、外周面の侵
食や溶解が抑制される。この結果、小径パイプの内径の
不均一化や潰れを防止できる。
ルミ合金溶湯が小径パイプの外周面に接触してもその外
周面の硬質皮膜によってアルミ合金製の小径パイプ自体
に対する溶湯熱の直接的な伝達が遮断され、外周面の侵
食や溶解が抑制される。この結果、小径パイプの内径の
不均一化や潰れを防止できる。
実施例
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。尚、
本実施例もアンチスキッドブレーキ装置に用いられる電
磁バルブのバルブボディの鋳造方法に適用したものであ
る。
本実施例もアンチスキッドブレーキ装置に用いられる電
磁バルブのバルブボディの鋳造方法に適用したものであ
る。
すなわち、図中１は下型、２は上型、３は両型１．２の
間に形成された断面路コ字形のキャビティ、４は略Ｍ字
形に屈曲形成されたアルミ合金製の小径パイプであって
、この小径パイプ４は、両端部４ａ、４ｂが下型ｌの突
部５上端に垂直方向から穿設された一対の位置決め孔１
ａ、ｌｂ内に挿通支持されて全体がキャビティ３の内部
所定位置にセットされている。
間に形成された断面路コ字形のキャビティ、４は略Ｍ字
形に屈曲形成されたアルミ合金製の小径パイプであって
、この小径パイプ４は、両端部４ａ、４ｂが下型ｌの突
部５上端に垂直方向から穿設された一対の位置決め孔１
ａ、ｌｂ内に挿通支持されて全体がキャビティ３の内部
所定位置にセットされている。
また、この小径パイプ４の外周面全体には、アルミ合金
より融点温度の高いクロムメツキ皮膜６が施されている
。
より融点温度の高いクロムメツキ皮膜６が施されている
。
前記上型２は、−側部内にアルミ合金溶湯をキャビティ
３内に注入する注湯ロアが形成されていると共に、上部
中央に押湯口８が形成されている。
３内に注入する注湯ロアが形成されていると共に、上部
中央に押湯口８が形成されている。
尚、型温度やアルミ合金溶湯温度及び凝固温度等は、ク
ロムメツキ皮膜６の存在によって小径パイプ４の溶解温
度以下となるように予め特別に管理されている。
ロムメツキ皮膜６の存在によって小径パイプ４の溶解温
度以下となるように予め特別に管理されている。
そして、斯かる鋳造金型装置で鋳造作業を行なうには、
予めクロムメツキ皮膜６が施された小径パイプ４をまず
前述のようにキャビティ３内の所定位置にセットしてお
く。次に、注湯ロアからアルミ合金溶湯９をキャビティ
３内に所定の速度で注入すると、該アルミ合金溶湯９が
キャビティ３内で流動して小径パイプ４の外周面に接触
しつつ鋳ぐるみを開始する。この際、小径パイプ４は、
クロムメツキ皮膜６によってパイプ４自体に対する溶湯
熱の直接的な伝達が遮断される。したがって、小径パイ
プ４の外周面に対する高熱による侵食が抑制されると共
に、全体の溶解も阻止される。
予めクロムメツキ皮膜６が施された小径パイプ４をまず
前述のようにキャビティ３内の所定位置にセットしてお
く。次に、注湯ロアからアルミ合金溶湯９をキャビティ
３内に所定の速度で注入すると、該アルミ合金溶湯９が
キャビティ３内で流動して小径パイプ４の外周面に接触
しつつ鋳ぐるみを開始する。この際、小径パイプ４は、
クロムメツキ皮膜６によってパイプ４自体に対する溶湯
熱の直接的な伝達が遮断される。したがって、小径パイ
プ４の外周面に対する高熱による侵食が抑制されると共
に、全体の溶解も阻止される。
この結果、小径パイプ４の断面円形形状が保持され、均
一径の油通路を形成することができる。
一径の油通路を形成することができる。
しかも、クロムメツキ皮膜６は、ミクロン単位の薄さで
あるから、凝固時におけるアルミ合金溶湯９との大きな
熱膨張差が発生せず、溶着性も良好となる。
あるから、凝固時におけるアルミ合金溶湯９との大きな
熱膨張差が発生せず、溶着性も良好となる。
また、小径パイプ４とバルブボディ成形体１０が同材質
のアルミ合金であるため、鋳造後の機械加工作業が容易
であるばかりか全体の軽量化が図れる。
のアルミ合金であるため、鋳造後の機械加工作業が容易
であるばかりか全体の軽量化が図れる。
尚、本実施例では、小径パイプ４の外周面にクロムメツ
キを施したが、ニッケルメッキやその他硬質陽極酸化皮
膜で表面処理することも可能である。この場合は、溶湯
温度等の温度条件を改めて設定する。
キを施したが、ニッケルメッキやその他硬質陽極酸化皮
膜で表面処理することも可能である。この場合は、溶湯
温度等の温度条件を改めて設定する。
本発明は、バルブボディの製造方法に限定されるもので
はない。
はない。
発明の効果
以上の説明で明らかなように、本発明に係る鋳包み鋳造
方法によれば、小径パイプの外周面にアルミ合金より高
融点の金属による皮膜処理を施したため、アルミ合金本
体の鋳造時におけるアルミ合金溶湯の小径パイプに対す
る直接的な伝熱が効果的に遮断され、小径パイプの高熱
による侵食や溶解が防止される。この結果、パイプ肉厚
を厚くすることなく小径パイプによる均一径の油通路等
を形成することができる。
方法によれば、小径パイプの外周面にアルミ合金より高
融点の金属による皮膜処理を施したため、アルミ合金本
体の鋳造時におけるアルミ合金溶湯の小径パイプに対す
る直接的な伝熱が効果的に遮断され、小径パイプの高熱
による侵食や溶解が防止される。この結果、パイプ肉厚
を厚くすることなく小径パイプによる均一径の油通路等
を形成することができる。
尚、本体と小径パイプとを同材質のアルミ合金で形成し
たため、鋳造後における機械加工作業が容易になると共
に、アルミ合金部材の軽量化が図れることば勿論である
。
たため、鋳造後における機械加工作業が容易になると共
に、アルミ合金部材の軽量化が図れることば勿論である
。
図は本発明に供される鋳造金型装置を示す断面図である
。 ４・・・小径パイプ、６・・・クロムメ・ツキ皮膜（金
属皮膜）、９・・・アルミ合金溶湯、１０・・・ノクル
フホティ成形体（本体）。 ！ ４・・小径パイプ ロ・・・クロムメツキ皮膜 ９・・・アルミ合金廖湯 ０・・・バルブボディ成形体
。 ４・・・小径パイプ、６・・・クロムメ・ツキ皮膜（金
属皮膜）、９・・・アルミ合金溶湯、１０・・・ノクル
フホティ成形体（本体）。 ！ ４・・小径パイプ ロ・・・クロムメツキ皮膜 ９・・・アルミ合金廖湯 ０・・・バルブボディ成形体
Claims (1)
- （１）アルミ合金本体の鋳造時に、アルミ合金製の小径
パイプを鋳ぐるむ鋳包み鋳造方法において、前記本体の
鋳造前に前記小径パイプの外周面にアルミ合金よりも融
点の高い金属による皮膜処理を施したことを特徴とする
鋳包み鋳造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28245389A JPH03142058A (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 鋳包み鋳造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28245389A JPH03142058A (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 鋳包み鋳造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03142058A true JPH03142058A (ja) | 1991-06-17 |
Family
ID=17652625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28245389A Pending JPH03142058A (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 鋳包み鋳造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03142058A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05154638A (ja) * | 1991-12-10 | 1993-06-22 | Nakamura Kinzoku Kogyosho:Kk | パイプ鋳ぐるみ鋳造法 |
| JPH05293626A (ja) * | 1992-04-16 | 1993-11-09 | Izumi Ind Ltd | ブレーキキャリパの製造方法 |
| JPH09144924A (ja) * | 1995-11-27 | 1997-06-03 | Hazu Kogyo Kk | 弁箱の製造方法 |
| JPH11285808A (ja) * | 1998-04-02 | 1999-10-19 | Nippon Light Metal Co Ltd | 鋳ぐるみ方法 |
| JP2012520774A (ja) * | 2009-03-17 | 2012-09-10 | イスパノ・シユイザ | 付加配管を備えた成形ケーシング |
-
1989
- 1989-10-30 JP JP28245389A patent/JPH03142058A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05154638A (ja) * | 1991-12-10 | 1993-06-22 | Nakamura Kinzoku Kogyosho:Kk | パイプ鋳ぐるみ鋳造法 |
| JPH05293626A (ja) * | 1992-04-16 | 1993-11-09 | Izumi Ind Ltd | ブレーキキャリパの製造方法 |
| JPH09144924A (ja) * | 1995-11-27 | 1997-06-03 | Hazu Kogyo Kk | 弁箱の製造方法 |
| JPH11285808A (ja) * | 1998-04-02 | 1999-10-19 | Nippon Light Metal Co Ltd | 鋳ぐるみ方法 |
| JP2012520774A (ja) * | 2009-03-17 | 2012-09-10 | イスパノ・シユイザ | 付加配管を備えた成形ケーシング |
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