JPH0314158Y2 - - Google Patents

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JPH0314158Y2
JPH0314158Y2 JP1985147910U JP14791085U JPH0314158Y2 JP H0314158 Y2 JPH0314158 Y2 JP H0314158Y2 JP 1985147910 U JP1985147910 U JP 1985147910U JP 14791085 U JP14791085 U JP 14791085U JP H0314158 Y2 JPH0314158 Y2 JP H0314158Y2
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cylinder
piston rod
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oil
fixed
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は洗濯後の衣類等を圧搾によつて脱水す
る脱水装置に関するものである。
(従来の技術) 第4図は従来の脱水機の1例(特願昭39−
25594号)を示す側断面図、第5図は第4図のシ
リンダの断面図を示し、図中1は本体ベースで作
業床面に据付けられている。2は本体ベース1に
シリンダ部を台車3の下面円錐くぼみに円錐部品
を圧接する台車3の位置決め用エアシリンダ、3
はクツシヨン装置を介して車輪が装着されている
台車、4は胴部に多数の小孔を有する底なしシリ
ンダジヤケツト、6はシリンダ5のピストン棒1
4に固着されたプレス円板、7は図示しない本体
部に装着されたエアシリンダ、8はシリンダ7を
図示しない本体部に懸吊する揺動支点となるピ
ン、9は図示しない本体部に装着され、シリンダ
7に係合するエアシリンダ、10はシリンダ9を
図示しない本体部に懸吊する揺動支点となるピ
ン、11はシリンダ7とシリンダ9に係止される
ヒンジ用ピンである。
12は図示しない本体部に固着されたエアシリ
ンダ、13は脱水しようとする衣類など又はその
集合体である洗濯物、15はピストン棒14を上
下動させる圧力媒体となる作動油、16はシリン
ダ5とピストン棒14のシールのためのゴムパツ
キン、17はゴムパツキン16の押え板、18は
押え板17に装着されたダストシールである。
さて、シリンダジヤケツト4と洗濯物13を積
載した台車3が、第4図に示す如く本体ベース1
上に移動して、図示しない止め体に当接する。次
いでシリンダ2を作動させてピストン棒先端に固
着する円錐部を上昇させると、同円錐部が台車3
の下面円錐くぼみに圧接して台車を位置決めし固
定する。次にシリンダ5が作動して第4図の状態
からプレス板6が下降すると、洗濯物13を介し
て台車3が押し付けられ、台車3はそのクツシヨ
ン装置が撓んで本体ベース1の上面に接する。こ
の時シリンダ2の円錐部も上方に圧接したまま下
降する。そして本工程で脱水作用が進行する。
次いでシリンダ9が作動してシリンダ7を垂直
にした後、シリンダ7が作動してそのピストン棒
先端とシリンダジヤケツト4の耳部4aを係合さ
せる。次にシリンダ5を作動させて、プレス板6
を上方へ僅かに移動することにより、シリンダジ
ヤケツト4と洗濯物13の相対ずれを容易にす
る。この時本体ベース1上面と台車3下面の接触
も解除される。またシリンダ7を作動させ、これ
を係合するシリンダジヤケツト4を、その下端が
プレス板6と一致するか又は若干上まで持上げ
る。
次にシリンダ12を作動させて、洗濯物13を
機外に押出し、後刻シリンダを復元させ、次いで
シリンダ7を作動させて、シリンダジヤケツト4
を台車3上に載せ、追つてシリンダ7とシリンダ
ジヤケツト4の係合を解除する。次にシリンダ7
を作動させてピストン棒を引込めると共に、シリ
ンダ9を作動させて第4図の状態に復元する。同
時にシリンダ5を作動させて、プレス板6をシリ
ンダジヤケツト4の上方へ抜出す。次いで洗濯物
13が投入された別の台車と入替えて、前記した
一連の脱水作業を繰返す。
さて第4図では1回の脱水行程でシリンダ5の
ピストン棒14が、プレス板6とともに1往復す
る。ピストン棒14が上にある時、シリンダ5の
内にある作動油15に接触しており、作動油15
がシリンダ5とピストン棒14の間から外部に漏
れないように、ゴムパツキン16が押え板17に
より取付けられている。ゴムパツキン16はピス
トン棒14がスムーズに上下動する程度に、押え
板17により押えられており、ピストン棒14が
下降する時付着してくる作動油を微少にするた
め、押え板17の押え力を上げると、ゴムパツキ
ン16が早期に摩耗する問題があつた。このため
ゴムパツキン16は、早期に摩耗しない程度の締
めつけ力としておく必要があつた。
また押え板17には、ピストン棒14に付着す
る異物がシリンダ5内に入らぬようダストシール
18があり、作動油15はダストシールでしごか
れて外部に残る。ピストン棒14が往復運動を繰
返すことにより、ピストン棒14の外周に付着し
た作動油は、ゴムパツキン16およびダストシー
ル18部で完全にシールすることはできないた
め、ピストン棒14に沿つて下方に流れる。溜つ
た油はプレス板6上から、そのままにしておくと
シリンダジヤケツト4の内面に付着して洗濯物1
3を汚すため、定期的に清浄にしてやる必要があ
つた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、従来の脱水機におけるシリンダから
洩れて、シリンダジヤケツトの内面に付着した油
によつて洗濯物が汚されるなどの問題点を解決し
ようとするものである。
(問題点を解決するための手段) このため本考案は、洗濯後の衣類等の洗濯物を
圧搾によつて脱水する脱水装置において、同脱水
装置には圧搾手段として油圧シリンダを有し、同
油圧シリンダのピストン棒の下端に、洗濯物を圧
搾する圧搾部材の上面に固定された油受けを固着
し、同油受けに向けて下方に開口するノズルをホ
ースを介して真空ポンプに連結し、かつ前記ピス
トン棒の上限位置で前記ノズルの下方に向く開口
が油受けに入るように配設してなるもので、これ
を問題点解決のための手段とするものである。
(作用) 上下動を繰返すピストン棒に付着している作動
油は、次第に油滴となつて油受け内に溜る。ピス
トン棒を上限位置まで上げると、真空ポンプが作
動し、油受け内に溜つている油は、ノズルを介し
ホースを経て真空ポンプにより吸引され、ボトル
に溜められる。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面について説明する
と、第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、図
中35は架台で、作業床面に据付けられている。
また36は上部架台で、架台35と複数個配設さ
れたピラー37で固着されている。38は架台3
5に固着された格子状部材としてのデツキ、39
はデツキ38に固着された多孔板であるデツキプ
レート、40は通水可能な多孔状又は網目状の搬
送用広巾のエンドレスベルト、41は搬送ベルト
40を駆動するロールである。
42は下半部が多孔板で円筒形に形成されてい
るバスケツト、43はバスケツト上部に形成され
た開口部である洗濯物の投入口、44はバスケツ
ト42に固着されてピラー37に係合するガイ
ド、45はバスケツト42の投入口43と対向す
る側に間座を介して近接して固着された板状のス
カート、46は上部架台36に固着されてバスケ
ツト42とチエン等で係合する昇降用駆動装置、
47は上部架台36に固着された油圧シリンダ、
48は油圧シリンダ47用のオイルタンクと油圧
回路よりなる油圧装置、49は油圧装置48用の
油圧ポンプ、50はポンプ49用の駆動モータ、
51はシリンダ47のピストン棒である。
52はメンブレン53と共に洗濯物を圧搾する
圧搾部材を構成する椀形部材で、ピストン棒51
に固着されている。メンブレン53は椀形部材5
2と開口部を密着して水を封入する弾性膜で構成
されている。54は椀形部材52に装着された給
水口、55は椀形部材52に装着された空気抜
口、56は椀形部材52とメンブレン53の間に
封入された水等の液体である。57は椀形部材5
2にメンブレン53を密着保持するリング状の取
付具で、椀形部材52とボルト締めされている。
58は脱水工程に前配置された連続式水洗機、5
9は脱水工程に後配置されて乾燥機等へ連結する
排出用コンベヤ、60は脱水しようとする衣類な
ど又はその集合体である洗濯物、61は椀形部材
52とともにピストン棒51に固着されている油
受け、62は上部架台36に固着されて油受けの
油、水を吸い取るノズルである。
63はフイルタで、架台35に固着された液
体、気体分離器であり、液体はボトル65内にた
まり、気体は真空ポンプ66により吸気される。
64はホースで、ノズル62とフイルタ63を接
続している。65はボトルで、フイルタ63に取
付けられている液溜りであり、着脱容易となつて
いる。66は真空ポンプで、フイルタ63に固着
され、真空引により油受け61に溜つた液をノズ
ル62で吸い取り、ホース64を通つてボトル6
5に溜める。また気体は真空ポンプ66に付属し
たマフラー67を経て外部に排出される。マフラ
ー67は真空ポンプ66に付属しており、フイル
タ63で液体から分離された気体を消音して外部
に排出するようになつている。
次に作用を説明すると、脱水機が第1図に示す
状態、即ちベルト40が停止、バスケツト42が
下降位置、ピストン棒が上昇位置の状態におい
て、連続式水洗機58からほぼ定量の洗濯物60
がバスケツト42内に投入される。この時スカー
ト45は、バスケツト42から流出する水を遮つ
て周辺への飛散を防止するとともに、流出そのも
のを妨げるから、水の流出による洗濯物60の偏
りを減少させる。
次に連続式水洗機58から投入完了の信号を受
けて油圧装置48が作動すると、ピストン棒51
を下降させ、メンブレン53が洗濯物60を加圧
するに至るが、加圧による圧力と油圧がバランス
すると、第2図に示す如き状態で静止する。加圧
は始めはゆつくり行ない、この過程で洗濯物から
空気を追い出すことが洗濯物の保護に効果的であ
る。ピストン棒51は、脱水に要する時間中は洗
濯物を加圧して、脱水を行ない続ける。
次に十分な脱水と脱水サイクルを考慮して設定
された図示しないタイマーがタイムアウトする
と、油圧装置48の回路が切換り、ピストン棒5
1が第3図の如く若干上昇して中間位置を保持、
又は上限まで上昇する。次いで図示しないタイマ
ー等によつてメンブレン53による加圧状態が解
除されてから昇降装置46が作動すると、チエン
等で係合するバスケツト42が第1図の如く上昇
する。このバスケツト42の上昇を、図示しない
リミツトスイツチ等で検知した信号で駆動ロール
41を矢印方向に回転させると、ベルト40の回
転につれて洗濯物60がコンベヤ59の方向に移
動排出される。
次にゴンベヤ59が脱水された洗濯物60を図
示しない乾燥機等へ搬送する一方、これを図示し
ないタイマー又は光電管等によつて検知した信号
で駆動ロール41の回転を停止する。駆動ロール
41の停止信号によつて、前述したと同様にバス
ケツト42をベルト40上の下降位置に下げると
共に、ピストン棒51を上昇位置に上げて第1図
の状態に復元する。次いでピストン棒51の上昇
を図示しないリミツトスイツチ等で検知し、この
信号で連続水洗機58からの洗濯物60の投入を
行なわせて、前述の各作用を1.5〜2分サイクル
で繰返すことにより、断続的に脱水を実行する。
この場合前記の如く1.5〜2分サイクルで上下
動を繰返すピストン棒51に付着している作動油
は、次第に油滴となり、油受け61内に溜る。ま
た第2図に示す状態の時、連続式水洗機58から
の飛水がピストン棒51及び油受け61に付着
し、油水混合液となつて油受け61に溜ることも
ある。またピストン棒51を上昇位置に上げて第
1図の状態に復元すると、図示しないリミツトス
イツチ等で上昇を検知し、この信号で真空ポンプ
66が作動する。
真空ポンプ66が作動すると、フイルタ63、
ボトル65、ホース64、ノズル62の内部に真
空が発生する。第1図の状態ではノズル62が油
受け61に溜つた油水混合液の中に差し込んであ
るため、真空ポンプ66により発生する真空によ
り油水混合液は吸引されて、ホース64、フイル
タ63を通りボトル65へ移動する。次に洗濯物
60がバスケツト42内に排出されたことを示す
連続式水洗機58からの投入完了の信号を受け
て、ピストン棒51を下降させ、この後真空ポン
プ66の作動を停止する。
(考案の効果) 以上詳細に説明した如く本考案は構成されてい
るので、洗濯後の衣類等が脱水工程において作動
油で汚れることがなくなる。また本考案の装置を
使用することにより、油受けから自動的に油、水
の混合液を排出できるため、メンテナンスが非常
に容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す脱水装置の
1部断面側面図、第2図及び第3図は第1図の脱
水装置における要部の夫々異なる作動状態を示す
側断面図、第4図は従来の脱水機を示す側断面
図、第5図は第4図におけるシリンダの詳細縦断
面図である。 図の主要部分の説明、47……シリンダ、51
……ピストン棒、58……連続式水洗機、60…
…衣類等、61……油受け、62……ノズル、6
3……フイルタ、64……ホース、65……ボト
ル、66……真空ポンプ等。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗濯後の衣類等の洗濯物を圧搾によつて脱水す
    る脱水装置において、同脱水装置には圧搾手段と
    して油圧シリンダを有し、同油圧シリンダのピス
    トン棒の下端に、洗濯物を圧搾する圧搾部材の上
    面に固定された油受けを固着し、同油受けに向け
    て下方に開口するノズルをホースを介して真空ポ
    ンプに連結し、かつ前記ピストン棒の上限位置で
    前記ノズルの下方に向く開口が油受けに入るよう
    に配設してなることを特徴とする脱水装置。
JP1985147910U 1985-07-26 1985-09-27 Expired JPH0314158Y2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985147910U JPH0314158Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27
US06/869,899 US4680874A (en) 1985-07-26 1986-06-03 Device for extracting water from a load of washed articles
GB08613685A GB2178450B (en) 1985-07-26 1986-06-05 Dryer for an electric washing machine
DE3645108A DE3645108C2 (ja) 1985-07-26 1986-07-11
DE19863623482 DE3623482A1 (de) 1985-07-26 1986-07-11 Vorrichtung zum austreiben von wasser aus gewaschenen gegenstaenden
FR868610745A FR2585382B1 (fr) 1985-07-26 1986-07-24 Dispositif de sechage, notamment pour du linge lave

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