JPH0313984A

JPH0313984A - 大型液晶パネル

Info

Publication number: JPH0313984A
Application number: JP1149960A
Authority: JP
Inventors: Shiro Fukuda; 福田　視郎
Original assignee: Seikosha KK
Current assignee: Seikosha KK
Priority date: 1989-06-13
Filing date: 1989-06-13
Publication date: 1991-01-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は大型液晶パネルに関するものである。

［従来の技術］近来、−度に大勢の人々に情報を提供する公共的１社会
的ニーズに応えようとするために、大きな画面を有する
液晶表示装置が求められている。

しかしこのような大型液晶表示装置を、超大型画面に対
応する大きなガラス基板を用いて構成しようとすると、
液晶が封入される基板間の間隙のコントロールや、液晶
の注入方法などに技術的な困難さがあり、実現が不可能
なものであった。そこで従来から時計や電卓などに多く
利用されてきた液晶パネルを単位液晶ユニットとして用
い、これを多数同一平面上に配置してこれを連結し、大
画面を構成しようとするものがある（例えば、特開昭５
９−５０４２５号公報）。

［解決しようとする課題］このような従来技術では、多数の単位液晶ユニットを連
結して構成するので、ユニット間のリード線の接続が複
雑で煩雑であり、ユニット間の継ぎ目が各液晶ユニット
の枠のように前面から無表示のラインとして見えてしま
い、表示される画像が見苦しくなりでしまう。またバッ
クライトを有効に当てるために奥行が厚くなり、薄型化
に対応できないなどの問題があった。

そこで本発明の目的は、薄型で超大型の液晶パネルの形
成を可能にし、継ぎ目をなくして表示面全面で均一な画
像を表示可能にして表示を見易くし、配線の困難性を無
くして構成を簡単にすることにある。

［課題を解決するための手段］上記目的を達成するために、本発明の大型液晶パネルは
、対向する２枚の絶縁性基板の相対向する内面に第１お
よび第２の電極がそれぞれ形成してあり、この２枚の基
板間に液晶が封止してある複数の単位画素用液晶パネル
と、相対向する内面に第１および第２のリード電極がそ
れぞれ形成してある２枚の透明配線板とからなり、複数
の単位画素用液晶パネルは、その第１および第２の電極
の引出し端子が透明配線板の第１および第２のリード電
極に導電性接着剤を介してそれぞれ導通するように、２
枚の透明配線板間の所定位置に設けてある。

またこの導電性接着剤としてバリスタまたは２端子非線
型素子を用い、クロストークの防止を図っている。

［実施例］以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１，２図に示すように、２枚の透明配線板１゜２の間
には、多数の単位画素用液晶パネル３・・・が、マトリ
ックス状に所定の位置に設けてある。

透明配線板１．２は、透明ガラスなどで構成されており
、相対向する内面に、リード電極１１・・・２１・・・
が形成されている。リード電極１１．１２は長い長方形
状の電極であって、透明配線板１゜２に多数本が所定の
間隔で平行に形成してある。

そして、リード電極１１．１２が互いに直交するように
、透明配線板１．２は配置される。

次に単位画素用液晶パネル３について、第３゜４図によ
り説明する。単位画素用液晶パネル３はガラスなどで形
成された２枚の絶縁性基板４，５が、所定の間隙をもつ
て対向しており、この相対向する内面に、第１の電極４
１および第２の電極５１がそれぞれ形成してある。絶縁
性基板４．５は長さが幅より僅かに長い長方形をなして
おり、一方を縦長に、他方を横長に位置させることによ
り対向する部分を正方形にしている。この正方形の部分
で第１の電極４１と第２の電極５１が対向し、例えば４
　ｍｍ角〜１Ｇ＋ｎ角捏度の単位画素を構成している。

単位画素の部分から突出している引出し基板部４ａ、５
ａに、第１の電極４１と第２の電極５１の引出し端子４
１ａと５１ａが形成されている。この第１の電極４１お
よび第２の電極５１は、単位画素となる部分の表面に配
向層４２゜５２が形成され、この表面をラビングなどに
より配向処理した上、単位画素の部分の外周で、封止材
６によって両基板４．５の間隙がシールされ、この間隙
内に液晶７が真空注入法などによって封入されている。

各単位画素用液晶パネル３・・・の引出し端子４１ａと
５１ａ上に、透明配線板１，２の第１および第２のリー
ド電極１１．２１と導通するためのバリスタ８．９を設
けている。

単位画素用液晶パネル３を透明配線板１，２間に接続す
る際には、第４図示のように、先ず下側の透明配線板２
に導電性接着剤１０ａを印刷等により設け、各単位画素
用液晶パネル３のバリスタ８・・・（第３図示）が第２
のリード電極２１と導通するように所定位置に配列する
。ついで上側の透明記線板１に導電性接着剤１０ｂを印
刷等により設け、これを下側の透明配線板２に対向させ
、今度はバリスタ９・・・が第１のリード電極１１と導
通するように位置合わせし、圧力と温度を加えて導電性
接着剤１０ａ、１０ｂを固着する。透明配線板１と２と
の間に、別に透明接着剤を部分的に設けておけば、両配
線板はより強固に結合する。

透明配線板１．２の外側に、図示しない偏光板を設ける
と、この大型液晶パネルは完成する。この偏光板は、各
単位画素用液晶パネル３・・・に設けておいてもよい。

このようにして大型液晶パネルを形成するに際して、例
えば１ｍ角の透明配線板を用いれば、これを４枚連結す
ることによって、２ｍ角の大型液晶パネルを容易に提供
することが可能である。

上記の実施例では、第１および第２の電極の引出し端子
４１ａ、５１ａと、第１および第２のリード電極２１．
１１との導通を、バリスタ８．９によって行なっている
。このバリスタは電圧電流特性が非直線性を示し、所定
の電圧値（閾電圧）までは抵抗値が高く殆ど電流を通さ
ないが、この電圧値を越すと急激に抵抗値が減少して電
流を通す。このために、液晶パネルを動的駆動法により
駆動して表示を行なう場合に、クロストーク現象が現わ
れることが防止できる。

また、バリスタ以外の２端子非線型抵抗素子も使用可能
であり、その電圧−電流特性が正負の電圧に対し対称な
らば、単位画素用液晶パネルの片方のリード電極にのみ
取り付けるだけでもよい。

なお、第１および第２の電極の引出し端子４１ａ、５１
ａと第１および第２のリード電極２１゜１１との導通を
導電性接着剤のみにより行なってもよく、クロストーク
の解消のための手段は、駆動波形を変えたり、各単位画
素用液晶パネル上以外の他の場所にバリスタを配置する
などによっても可能である。

［効果ゴ以上のように構成されている本発明の大型液晶パネルは
、単位画素用液晶パネルを大きな透明配線板の所定位置
に配置することによって形成されるので、充分に大きな
画面の大型液晶パネルが容易に形成でき、しかも薄型で
、継ぎ目がなく、表示面全面で均一な画像を表示できる
ので表示が極めて見易い。また配線の困難性が無く、構
成が簡単であるなどの顕著な効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は一部切
欠正面図、第２図は第１図Ａ−Ａ線展開断面図、第３図
は単位画素用液晶パネルの拡大正面図、第４図は単位画
素用液晶パネルを透明配線板間に設けた状態の拡大断面
図である。１．２・・・透明配線板、１１・・・・第１のリード電極、２１・・・・第２のリード電極、３・・　・・単位画素用液晶パネル、４．５・・・絶縁性基板、４１・・・・第１の電極、５・１・・・φ第２の電極、４１ａ、５１ａ争・・引出し端子、７・・・・・液晶、８、９　・・バリスタ（導電性接着剤）。以　　上出　願　人　株式会社　精　工　舎代理　人　弁理士　松田和子第１図第図２１〒２のリード電ｉ第図！Ｉ’ｌｔ［８１１用：Ｒ１ｂ＋でキ１しコＱ第図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）対向する２枚の絶縁性基板の相対向する内面に第
１および第２の電極がそれぞれ形成してあり、上記２枚
の基板間に液晶が封止してある複数の単位画素用液晶パ
ネルと、相対向する内面に第１および第２のリード電極がそれぞ
れ形成してある２枚の透明配線板とからなり、上記複数の単位画素用液晶パネルは、上記第１および第
２の電極の引出し端子が上記第１および第２のリード電
極に導電性接着剤を介してそれぞれ導通するように、上
記２枚の透明配線板間の所定位置に設けてあることを特徴とする大型液晶パネル。
（２）請求項１において、上記導電性接着剤はバリスタ
であることを特徴とする大型液晶パネル。
（３）請求項１において、上記複数の単位画素用液晶パ
ネルは、上記第１および第２の電極の引出し端子にそれ
ぞれ２端子非線型素子の一方の端子が導電性接着剤で接
続されており、上記２端子非線型素子の他方の端子がそ
れぞれ上記第１および第２のリード電極に導電性接着剤
を介して導通するように上記２枚の透明配線板間の所定
位置に設けてあることを特徴とする大型液晶パネル。