JPH03137105A - 高吸着性共重合体の製造方法 - Google Patents

高吸着性共重合体の製造方法

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JPH03137105A
JPH03137105A JP2099468A JP9946890A JPH03137105A JP H03137105 A JPH03137105 A JP H03137105A JP 2099468 A JP2099468 A JP 2099468A JP 9946890 A JP9946890 A JP 9946890A JP H03137105 A JPH03137105 A JP H03137105A
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methacrylate
copolymer
monomer
solvent
reactor
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JP2099468A
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Maris J Ziemelis
マリス・ジエイ・ジーメリス
Richard C Chromecek
リチヤード・チヤールス・クロメセク
Milan F Sojka
ミラン・フランツ・ソジカ
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
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  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高吸着性共重合体の製造法、特にマクロポー
ラス(macroporous)架橋共重合体の優れた
製造法に関する。
〔従来の技術〕
一般に、重合中に沈殿剤が存在する場合の多孔質の重合
および共重合小才およびビーズ12造する従来の技術は
懸濁重合法であって、これらはインシトウ(in 5i
tu)法と定義される。
従来技術による粒状架橋多孔質共重合体は少なくともう
つの異なる方法によって製造することができる。第1の
方法は「インシトウ」懸濁重合によってビーズを製造す
る。第2の方法は懸濁重合によってビーズを製造するが
、ビーズは揮発性ポローゲン(porogen)を除去
した後で活性成分によって「後吸着」される。第5の方
法における粉末は「インシトウ」沈殿重合によって製造
される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、これら従来の方法とは全く異なる独特な
思想である本発明の新規な方法によって後吸着剤粉末が
製造される。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、かくはん機を備えた反応器において可溶性の
少なくとも1つの単不飽和単量体および少なくとも1つ
の多不飽和単量体を含有する溶媒における沈殿重合によ
ってマクロポーラスの架橋共重合体の製造法において、
反応器における重合を0〜約300rpmのかくはん速
度で行うことを特徴とする。
〔作 用〕
溶媒は重合の最後に多孔質重合体から除去することがで
きる。その場合の共重合体は、機能性材料を多孔質共重
合体全体に均一に分散させると共に多孔貴重合体内に機
能性材料を捕獲させるために、機能性材料と混合される
。その機能性材料は水、シリコーン曲、グリセリン、鉱
物油、有機エステル、グリコールおよびグルタミン酸塩
にすることができる。
共重合体の1つの単量体はメタクリル酸ラウリルのよう
な単不飽単量体であり、別の単量体はジメタクリル酸エ
チレン・グリコールのような多不飽和単量体である。そ
の共重合体は多不飽和単量体のみを使用して生成するこ
ともできる。その共重合体は粉末の形であって、該粉末
は粒子の混合系である。その粉末粒子系は平均直径が約
1ミクロン以下の単位粒子、平均直径が約20〜80ミ
クロンの範囲内の太き嘔の融解単位粒子の集塊および平
均直径が約200〜1200ミクロンの範囲内の大きさ
の融解集塊のクラスター状集合体を含む。
マクロポーラス架橋共重合体の製造法として沈殿重合法
が使用される。この方法では、共重合体用ではなくて単
量体用の溶媒である有8!液体の存在下で少なくとも1
つの単不飽和単量体および少なくとも1つの多不飽和単
量体が共重合てれる。
この方法は多不飽和単量体のみを使用して行うこともで
きる。それら単量体の共重合は遊離基を発生する触媒化
合物によって開始され、溶媒中で粉末の形で共重合体を
沈殿する。沈殿した共重合体粉末から溶媒全除去するこ
とによって乾燥粉末が生成される。
その溶媒としては、エタノール、トルエン、ヘプタン、
キシレン、ヘキサン、エチル・アルコールおよびシクロ
ヘキサン等も使用できるが、イソプロピル・アルコール
が望ましい。卑下飽和単量体と多不飽和単量体は1例え
ば20:80,50ニア0,110:60またFi50
:50のモル比で存在させうる。この方法は、共重合中
に単量体、溶媒および遊離基を発生する触媒化合物をか
くはんする工程を含む。乾燥粉末は沈殿した粉末から過
剰の溶媒をろ過することによって生成すると共にろ過粉
末は真空乾燥するこ七が望ましい。次にその粉末は種々
の機能性材料を後吸着される。
本発明の粉末は、水、水性系、緩和剤、モイスチャライ
ザー、芳香剤、染料、顔料、香辛料、イブプロフェン、
リン酸、防虫剤、ビタミン、日焼は止め、洗剤、化厭品
、殺虫剤、フェロモン、除草剤、ステロイド、甘味料、
薬剤、および抗菌剤のような材料用キャリヤーまたは吸
着剤として使用される。鎮痛剤のような微粉砕固体は、
それを溶媒中で溶解し、鎮痛剤および溶媒を粉末と混合
し、溶媒を除去することによって吸着される。他の後吸
着性材料としては、アルカン、アルコール、酸エステル
、シリコーン、グリコール、有機酸、ワックスおよびア
ルコール・エーテルがある。
本発明のこれらおよび他の目的、%徴および利点は添付
図面を含む以下の詳細な説明から明白となるであろう。
〔実施例] 種々の図面(顕微鏡写真)かられかるように、かくはん
速度がOrpmからg OOrpm tで増すと単位粒
子の大きさが増すことが注目される。これは、懸濁重合
系で従来観察されているかくはん速度の増加に伴い粒径
が小さくなることと逆の現象である。第10図に示した
単位粒子直径の増大およびそれに伴う表面積の減少のた
めに、これら大粒子の吸着能は第6図〜第9図に示した
小粒径の粒子の吸着能より低い。
最も有効な単位粒子はかくはん速度を約50Orpm以
下に維持した場合に得られる。もちろん、300 rp
m以上の速度で製造された粒子も有用で吸着性であるが
、その吸着性は劣る。
本発明の材料は広く一般に固体、液体および気体を捕獲
することができる架槁共重合体として記載することがで
きる。該共重合体は微粒子の形であって、活性材料と共
に充てんされたときでも自由流動性の分離した固体粒子
を構成する。充てんしたとき、それは所定量の活性材料
を含む。本発明の1つの共重合体は次の構造式を有する
:上式におけるX:Yの比は80:20.Rは−OH,
OH,−そしてRは−((jHm)t□OH,である。
該共重合体は、上記構造式で示されるように高架槁の共
重合体であり、特に高架椙ポリメタクリラート共重合体
である。この材料はダウ・コーニング社(米山、ミシガ
ン州ミツドランドに在る)Kよって製造された商品名[
POLYTRAPoJで販売されている。それは低密度
で極めて多孔雀の自由流動性白色微粒子であって、高水
準の親油性液体およびある種の親水性液体を吸着するこ
とができる、そして同時に自由流動性微粒子特性を保持
する。
粉末の形における微粒子の構造は複雑であって平均直径
が1ミクロン以下の単位粒子からなる。
単位粒子は融合して平均直径が20〜goミクロンの集
塊てなっている。これらの集塊はゆるく房状に集まって
平均直径が約200〜1200μの集合体と呼ばれる巨
大粒子となる。
後吸着剤粉末を生成するための活性剤の吸着はステンレ
ス鋼製の混合用ボウル(皿)とスプーンを使用して行う
ことができる、その場合活性成分は空の乾燥粉末に添加
し、スプーンを使用して活性成分を粉末内にゆるやかに
包み込む。低粘度流体は、粉末を含む密閉可能の容器へ
流体全添加し所定のコンシスチンシーが得られるまで材
料をタンプリングすることによって吸着される。リボン
マタハツイン・コーン・ブレンダーのようなさらに精巧
な混合装置も使用することができる。次の実施例は第1
図〜第5図および第6図〜第10図に示したタイプの後
吸着剤粉末の製造法を説明する。
実施例エ バドル型かくはん装置を備えた500m/の重合反応器
内でエチレングリコール・ジメタクリラード単量体13
.63 & (又は80モル%)とラウリル・メタクリ
ラート単量体11.57.9 (又は20モル%)を温
合する沈殿重合法によって疎水性の多孔濁共1合体を生
成した。その反応器に282gの溶媒としてイソプロピ
ル・アルコールを添加した。的記の単量体はその溶媒に
溶解したが、沈殿した共重合体は溶けなかった。この方
法は必要ならば多不飽和単量体のみで行うことができる
。単量体、溶媒および0.56 Nの触媒開始剤の過酸
化ベンゾイル金倉む混合体を窒素でパージングした。
その系全水浴によって共重合が開始するまで約60℃に
加熱した。そして共重合を完了させるためにその高度を
6時間で約70〜75℃に上げた。その時間中に溶液か
ら共重合体が沈殿した。その共重合によって約1μ以下
の直径の単位粒子が生成された。それらの単位粒子のあ
るものは一緒に密着して、直径が約20〜80μの大き
さの集塊となった。それらの集塊のあるものはさらに密
着し、相互に融合および溶接して、集塊のいくつかをゆ
るく保持した直径が約200〜800μの大きさの集合
体を形成する。その混合体をろ過して余分の溶媒を除去
し、湿性粉末ケーキを真空炉内でトレー乾燥した。単位
粒子、集塊および集合体からなる乾燥疎水性共重合体粉
末を分離した。
実施例工で製造した疎水性微粒子のかくはん速度の関数
としての吸着能を決定した。実施例Iにおける反応中の
かくはん速度は微粒子材の吸着性に著しく影響を与え池
微粒子材の吸着能はかくはん速度の増加および微粒子の
密度の増加と共に低下する。これらの結果を第1表〜第
■表に示す。
以上の表において、かくはん速度の関数としての吸着お
よび密度がシリコーン油、水、鉱物油、グリセリンおよ
び有機エステルを含む数種の液体について決定されたこ
とがわかる。Orpmから約25 Orpmまで、実施
例Iの多孔質共重合体粉末粒子の吸着能は本質的に変わ
らなかった。しかしながら、約30 Orpmにおいて
吸着能がかなり減少した、そしてその減少はかくはん速
度が約11000rp iで上昇した際に一層明白とな
った。同様の図形が密度を反映するデータによって立証
されている。
この現象は図面の顕微鏡写真でさらに明らかである。す
なわち、第6図から、単位粒子の粒径は第10図で実証
するようにかくはん速度の増加に伴い大きくなることが
わかる。この現象の進行は第7図〜第9図に見られる。
実施例!の方法は沈殿重合法であって懸濁重合方式では
ないが、懸濁重合法を取り扱っている従来技術はかくは
ん速度の増加により粒径が小さくなることを教示してい
る。このことは1例えば19go年9月23日付は米国
特許第4,224,1lj5号および198g年2月2
5日発行のPCT国際公告第WO[7011611号に
示されている。そのPCT回際分際公告 00 rpm
以上1200 rpmまでのかくはん速度を用いている
。しかしながら、本発明の実施例工において、かくはん
速度の増加は粒径を小石くさせるのみならず、逆の作用
を有して単位粒径を大きくさせる。かくはん速度がOr
pmから100 Orpmまで増加すると、粒子のE度
が増加し吸着能が低下した。
以上のことに従って、かくはん速度によつC%定の粒径
および吸着能の多孔質吸着剤粉末を作ることができる。
第10図に示した大きな単位粒子では、吸着能は第6図
〜第9図の小さな単位粒子の吸着能より低い。最も効果
的な粒子はかくはん速vt−約30 Orpm以下に維
持するときに得られるが、500rpm以上の速度で製
造された粒子も有用である。
多孔質′の共重合体微粒粉末材料を製造する実施例工の
方法は沈殿重合法として特徴づけられることを理解する
ことが重要である。その方法によって、単量体は両方の
単量体が可溶性であるところの相溶性の揮発性溶媒に溶
解きれる。粉末の形の重合体が沈殿し、その重合体はそ
の溶媒に不溶性である。界面活性剤も分散活性剤も分散
助剤も必要ない。生成された材料は粉末であって球体ま
たはビーズではない。その粉末微粒子は単位粒子、集塊
および集合体を含む。揮発性の溶媒は次に除去されて乾
燥粉末が得られる、そしてその粉末は種々の機能性活性
成分を後吸着する。一方懸濁重合法は重合を水および場
合によってはクロロホルムまたは塩素化溶媒の中で行う
。単量体、活性剤および触媒は水中でビーズまたは小滴
を形成する、そして重合は各ビード内で生じる。界面活
性剤または安定剤、例えばポリビニル・ピロリドンは個
々に形成されたビーズおよび小滴が合体するのを防ぐた
めに必要である。捕獲した活性材を有する得られたビー
ズは実質的に球状の外殻を含み、その内部は融解した単
位粒子、集塊および集合体のマクロボー2ス構造を含む
。そのビーズは、工程中に用いたかくはん速度に依存し
て平均直径が約10μ〜約150μである。かかるビー
ズを第4図と第5図に示す。
実施例Iおよび第1図〜第5図および第6図〜第10図
の粉末の独特な特徴は60〜80%の液体を吸着しても
なお自由流動性を有することである。それらの粉末材は
捕獲したシクロメチコンのような揮発性成分の適正な放
出をすると共に他の非揮発性油のキャリヤーとして作用
する能力を有する。装てんされた粉末は表面上でこする
と見えなくなる。この現象は、粉末材の大きな集合体は
光を散乱して白い微粒子として見えるが、こするとこれ
らの大きな集合体は小さくなって可視光の範囲に近づく
から見えなくなるためと考えられる。
これらの粉末材は化粁品類、家庭用および工業用製品、
殺虫剤、フェロモン用キャリヤーおよび薬剤のような種
々の分野に用途がある。該粉末材は普通の溶媒中で膨潤
せず、毛管作用によって間質ボイドを充てんすることに
よって活性成分を物理的に吸着することができる。その
活性成分は次に微粒子内のボイドから毛管作用又はウィ
ッキング(wtoklng)  によって放出される。
次の実施例は有機エステルが重合体粉末中に「インシト
ウ」捕獲されるところの沈殿重合法を説明する。
実施例■ ガラスの試験管内で2−エチルヘキシル・オキシステア
ラ−)7Fと、エチレングリコール・ジメタクリラード
15Fおよびメタクリル酸うクリル15f′fr混合し
た。その溶液1に5分間空気(酸素)除去処理をし、ペ
ルオキシ安息香酸t−ブチルQ、 l rat f添加
し、油浴中で80℃に加熱しながら混合した。20分後
、内容物を固化し、その混合物を約80′CKさらに1
時間保持して完全重合させた。捕獲されたエステルを含
む半軟質で不均質の白色不透明重合体塊が得られた。
実施例πの粉末は、実施例Iにおける溶媒が除去されて
他の機能性材料を後吸着する空の乾燥粉末を得る点にお
いて実施例工の粉末と異なる。実施例■の粉末はその他
の点で第1図〜第5図に示した粉末材に類似する。
実施例■は第4図と第5図に示したビーズの製造法を説
明する。その方法は懸濁重合であって、有機エステルが
インシトウ(本来の場所に)捕獲される。
実施例m ポリビニル・ピロリドンL201iiかくはん機、温度
計および窒素パージを備えた2 000mの5つ首樹脂
フラスコ中の1500mlの水に溶解させた。オキシス
テアリン酸2−ヘチルヘキシル3351、ジメタクリル
酸エチレングリコール112IIおよびメタクリル酸2
−エチルヘキシル5511の溶液を窒素で5分間発泡発
生させた。得られた混合物を窒素雰囲気下22℃でポリ
ビニル・ビ01Jトンのかくはん水性溶液へゆっくり添
加した。その温度を定かくはんをしながらgo℃に上げ
、重合が約15分で開始するまで保持し、さらに80℃
でさらに2時間保持して反応を完了させた。半軟質の白
色不透明ビーズを上澄液をろ過で除去することによって
集め、乾燥して余分の水を全て除去する。ビーズは11
50jlの重量で90%の収率、そして0.25〜0.
5 mの直径であった。ポリビニル・ピロリドンの代り
にデンプン、ポリビニルアルコール、カルボキシメチル
・セルロース、メチルセルロースのような他の保護コロ
イドや二価のアルカリ金属水酸化物、例えばM#OHの
ような無機系を使用することができる。
実施例mにおいて、少なくとも1つの単量体が1個以上
の二重結合を含む2種以上の単量体で1μ以下の大きさ
のマクロポーラス重合体が生成される。重合は生成する
重合体を溶解または膨潤させない活性成分の存在下で行
う。それらの単量体と活性成分は相互に可溶性であるが
、小滴が形成される水性懸濁媒質において不溶性である
。重合は懸濁した小滴内で生じて、ビーズまたは小球が
生成される。インシトウ重合される活性成分はビーズ内
に捕獲含有されるが、活性成分は放出させることができ
る。重合中に揮発性液体を使用し、次にその揮発性液体
を熱的に追い出して、多孔質の重合体ビーズを後に残し
、その中に種々の活性材を後で吸着させることもできる
本発明に従って使用するのに適当な多不飽和単量として
は、例えばジメタクリル酸エチレングリコール、ジメタ
クリル酸トリエチレングリコール、ジメタクリル酸テト
ラエチレングリコール、トリメチロールプロパン・エト
キシル化トリアクリラード、ジメタクリル酸ジトリメチ
ロールプロパン;プロピレン、ジプロピレンおよび高次
のプロピレングリコール、1.3−7’チレングリコー
ル・ジメタクリラード、1.+4−ブタンジオール・ジ
メタクリラード、1,6−ヘキサンジオール・ジメタク
リラード、ネオペンチルグリコール・ジメタクリラード
、ペンタエリトリトール・ジメタクリラード、ジベンチ
ルエリトリトール・ジメタクリラード、ビスフェノール
Aジメタクリラード、ジビニルおよびトリビニル・ベン
ゼン、ジビニルおヨヒトリビニル・トルエン・トリアリ
ル・マレエイト(マレイン酸塩)、リン酸トリアリル、
マレイン酸ジアリル、イタコン酸ジアリルおよびメタク
リル酸アリルがある。重下飽和単量体は炭素原子1〜5
0個□、望壕しくは5〜IB個を有する直鎖または分枝
鎖アルキル基をもったアリルメタクリル酸塩およびアリ
ルアクリル酸塩を含む。望ましい単量体はメタクリル酸
ラウリル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリ
ル酸イソデシル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル
酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル
、ジアセトン・アクリルアミド、メタクリル酸フェノキ
シエチル、メタクリル酸テトラヒドロフルフリルおよび
メタクリル酸メトキシエチルを含む。
前述のように、共重合体は1つの重下飽和単量体と1つ
の多不飽和単量体との共重合または多不飽和単量体のみ
で生成することができる。
実施例■ 第1/表〜第■表に示した一連の単量系の各々について
実施例Iを(シ返した。それぞれの場合に、約75 r
pmのかくはん速度を用いて1μ以上の共重合体粉末を
製造した。その触媒は過酸化ジベンゾイルであった。流
体に対する種々の共重合体粉末の吸着能ftf41J足
して、単量体および溶媒のモル比と共に表に示す、第N
〜第XV1表で用いた略語は次のように定義される: AA GDM Tll()DM T VB P BOMA BMA  DMA TMA PMA YMA MAEMA BAEMA MP8 MA HMA MA gMA HO G PA EG ジアセトン・アクリルアミド ジメタクリル酸エチレングリコール ジメタクリル酸テトラエチレングリコールスチレン ジビニルベンゼン ビニル1ピロリドン メタクリ棒イソボルニル メタクリ橿フェノキシエチル メタクリ橿イソデシル メタクリル酸ステアリン メタクリル酸ヒドロキシプロピル メタクリル酸シクロヘキシル メタクリル酸ジメチルアミンエチル メタクリル酸t−ブチル・アミノエチル2−アクリルア
ミド・プロパン・スルホン酸メタクリル酸ブチル メタクリ/L#2−エチルヘキシル メタクリ増メチル メタクリル酸2−ヒドロキシエチル オキシステアリン酸2−エチルヘキシルグルタミン酸グ
ルフース イソプロピルアルコール ポリエチレングリコール 200 上記のいくつかの場合において製造された吸水性多孔質
重合体材料と、1971年12月14日付は米国特許筒
1627.701!号の水含有ビーズとを比較すると、
後者の米国特許のビーズは「インシトウ」懸濁重合法に
よって製造されており、スルホコハク酸ナトリウム・ビ
ス(2−エチルヘキシル)のような安定剤が存在するた
めに水だけを含むのが適する。一方、実施例Vの粉末材
は沈殿重合法によって製造され、安定剤を含有せず単位
粒子、集塊および集合体からなる粉末の形の材料を生成
する。従って、これらの材料は米国特許筒i 627.
708号の特許の材料とは著しく異なる。
以上の説明から、本発明の本漬的な特徴および考えから
実負的に逸脱することなく、ここ忙記載した構造、化合
物、組成および方法におい℃種々の変化および改良があ
りうることは明らかである。
従って、ここに記載した発明の形態は例として挙げたの
みであって本発明の範囲を限定しようとするものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例!で製造した単位粒子、集塊および集
合体を含む粉末の複雑な構造の各種要素の顕微鏡写真で
ある。 第2図および第5図は、それぞれ拡大尺度で示した第1
図の集塊と集合体の顕微鏡写真である。 第4図は、懸濁重合によって製造された重合体ビードの
顕微鏡写真である。 第5図は、ビードの内部構造を示すために外殻の一部を
除去した第4図のビードの顕微鏡写真である。 第6図は共重合体粉末材料の顕微鏡写真である。 該粉末はかくはん速度がOrpmのとき現われる倍率で
示す。 第7図〜第10図は共重合体粉末材料のさらに別の顕微
鏡写真であって、粉末はかくはん速度が75 rpmか
ら80 Orpmまでの範囲で変えたときに現われる倍
率で示す。 図面において、倍率はそれぞれの場合に示されている。 例えば、第6図〜第9図における倍率は1000xそし
て第1 0図では2000xである。 ま た。 第6図〜第1 0図は比較のために約10μの 長さのスケールを含む。 000 X 500 X FIG、1 500 X FIG、2 ヒH 1Opm 1−一一」 01m FIG、 IO 000X −−−1 ops 手  続  補  正  書(方式) 4¥許庁長官 植 松 (審査官 平成X2年11月2o日 敏  殿 殿) !、小事件表示 2、発#1−(ロ)勃の名称、指傘轟凸の伝テ高吸着性
重合体の製造方法 3、補正する者 事件との関係 特許出願人 住所  アメリカ合衆国ミシガン州ミツドランド(番地
なし)名称(氏名)ダウ・コーニング・コーポレーシヨ
ン4、代理人 6、補正により増加する発明の数 (C発明 1、明細書第42頁第2行乃至第43頁第3行に記載の
図面の簡単な説明を次のように補正する。 [第1図は、実施例Iで製造した共重合体の粒子構造を
示し、単位粒子、集塊および集合体を含む粉末粒子構造
を有する各種要素の顕微鏡写真である。 第2図および第3図は、それぞれ拡大尺度で示した第1
図に示した粒子構造の集塊と集合体の顕微鏡写真である
。 第4図は、懸濁重合によって製造された重合体粒子構造
の顕微鏡写真である。 第5図は、重合体粒子構造の内部構造を示すために外殻
の一部を除去した第4図の重合体粒子構造の顕微鏡写真
である。 第6図は、共重合体粉末粒子構造の顕微鏡写真である。 該粉末粒子はかくはん速度がOrpmのとき現われる倍
率で示す。 第6図〜第10図は共重合体粉末粒子構造のさらに別の
顕微鏡写真であって、粉末粒子はかくはん速度が75r
pmから80 Orpmまでの範囲で変えたときに現わ
れる倍率で示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 かくはん機を備えた反応器において可溶性の少なく
    とも1つの多不飽和単量体を含有する溶媒内での沈殿重
    合によるマクロポーラス架橋共重合体の製造方法におい
    て、前記反応器内での沈殿重合を0〜約300rpmの
    かくはん速度で行なうことを特徴とするマクロポーラス
    架橋重合体の製造方法。 2、多不飽和単量はジビニルベンゼン、ジメタクリル酸
    テトラエチレングリコールおよびジメタクリル酸エチレ
    ングリコールからなる群から選ぶ請求項1記載の方法。 3、溶媒はイソプロピルアルコール、キシレン、ヘキサ
    ンおよびエチルアルコールからなる群から選ぶ請求項1
    記載の方法。 4、溶媒が重合の完了時に共重合体から除去される請求
    項1記載の方法。 5、共重合体は、機能性材料を共重合体全体に均一に分
    散させると共に機能性材料を重合体内に捕獲させるため
    に、該機能性材料と混合する請求項4記載の方法。 6、機能性材料は水、グリコール、グルタミン酸塩、シ
    リコーン油、グリセリン、鉱物油および有機エステル類
    からなる群から選ぶ請求項5記載の方法。 7、かくはん機を備えた反応器へ少なくとも1つの多不
    飽和単量体を添加し、該反応器へ該単量体は可溶性であ
    るが架橋共重合体は不溶性である溶媒を添加し、該溶媒
    と多不飽和単量体を反応器内で0〜約300rpmのか
    くはん速度でかくはんすることによつて前記反応器内で
    の共重合を行なうことからなることを特徴とするマクロ
    ポーラス架橋共重合体を製造する沈殿重合法。 8、かくはん機を備えた反応器へ、 (a)ジアセトン・アクリルアミド、スチレン、ビニル
    ピロリドン、メタクリル酸イソボルエル、メタクリル酸
    フェノキシエチル、メタクリル酸イソデシル、メタクリ
    ル酸ステアリル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル、メ
    タクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸ジメチルアミ
    ノエチル、メタクリル酸t−ブチル・アミノエチル、2
    −アクリルアミド・プロパン・スルホン酸、メタクリル
    酸ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリ
    ル酸メチル、メタクリル酸ラウリルおよびメタクリル酸
    2−ヒドロキシエチルからなる群から選んだ少なくとも
    1つの単不飽和単量体と、 (b)ジビニルベンゼン、ジメタクリル酸エチレングリ
    コールおよびジメタクリル酸テトラエチレングリコール
    からなる群から選んだ少なくとも1つの多不飽和単量体
    を添加し:該反応器へ前記単量体は可溶性であるが架橋
    疎水性共重合体は不溶性である溶媒を添加し;該溶媒、
    単不飽和単量体および多不飽和単量体を0〜約300r
    pmの反応器内のかくはん速度でかくはんすることによ
    つて反応器内で共重合させることからなることを特徴と
    するマクロポーラスの架橋疎水性共重合体を製造する沈
    殿重合法。
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