JPH03136787A - 工業用ロボットのアーム - Google Patents

工業用ロボットのアーム

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JPH03136787A
JPH03136787A JP27242689A JP27242689A JPH03136787A JP H03136787 A JPH03136787 A JP H03136787A JP 27242689 A JP27242689 A JP 27242689A JP 27242689 A JP27242689 A JP 27242689A JP H03136787 A JPH03136787 A JP H03136787A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、内部に配置されたダイレクトドライブモータ
により手首部が駆動される工業用ロボットのアームに係
わり、特に塗装作業用として好適な工業用ロボットのア
ームに関する。
「従来の技術」 従来、塗装や溶接等の作業を人間に代わって行う自動機
として、動作プログラムを変更することにより多様なワ
ークにフレキシブルに対応可能な工業用ロボットが用い
られている。
ところで、このような工業用ロボ・ノドは、引火性のあ
る雰囲気で使用される場合、ロボット本体を防爆構造(
ロボット本体の電気品からスノく−ク等が生じても、雰
囲気に引火しないよう特別な構造とされたもの)とする
ことが必須である。
特に塗装作業においては、ロボット本体が溶剤が浮遊す
る雰囲気中に置かれるので、従来、防爆構造の実現が容
易な油圧式のロボ・ノドが使用されてきた。
「発明が解決しようとする課題」 ところが、油圧式のロボットは、油圧二二、ノドが必要
になる上に、油の管理等に非常に手数がかかるので、近
年電動式の塗装ロボ・ットが提供されるようになってき
た。
しかし、電動式の場合、ロボ・ノド本体に、モータある
いはそのための電線等の防爆の対象となる電気品を多数
配置しなければならないので、従来の電動式塗装ロボッ
トは、防爆構造とするために各種の短所を有していた。
すなわち、防爆構造の形態として内圧防爆構造を採用し
た場合には、ロボット本体において電気品が配置される
空間に空気等の掃気ガスを吹き込んで内圧を加えるとと
もに、このガスを排気して前記空間を掃気することによ
り、外部の雰囲気が内部の電気品に接触しないようにし
なければならない。ところが、従来の内圧防爆構造のロ
ボットは、このガスの流路が複雑であるため、圧損が大
きく掃気時間がかかるとともに、ガスの流れに澱みがで
き易く防爆の信頼性も低いという問題点を有していた。
特に、手首機構を先端に備えたロボットのアームであっ
て、内部に手首機構を駆動するモータが配置されたもの
にあっては、上記問題が顕著であり、モータが配置され
た箇所に掃気ガスを効率よく流すことができるものは従
来提供されていなかった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたもので、減
速機を設ける必要のないダイレクトドライブモータを使
用して、内圧防爆構造とされた工業用ロボットのアーム
であって、一系統の掃気ガスの流れで総てのモータにつ
いて一括して防爆をなすことができ、掃気ガスを流すた
めの流路抵抗が少ない工業用ロボットのアームを提供す
ることを目的としている。
「課題を解決するための手段」 請求項1記載の工業用ロボットのアームは、先端部に複
数の自由度を有する手首部が設けられ、基端部内に前記
手首部を駆動する複数のダイレクトドライブモータが軸
線上に連なって配置された工業用ロボットのアームであ
って、 前記基端部内には、前記複数のダイレクトドライブモー
タの回転子と固定子とを包含する気室が設けられ、この
気室が前記回転子と固定子との隙間を順次連通させる流
路を成していることを特徴としている。
また、請求項2記載の工業用ロボットのアームは、請求
項1記載の工業用ロボットのアームにおいて、前記気室
が、アームの機体を構成する中空部材の内部に前記ダイ
レクトドライブモータをそれぞれ包含するように形成さ
れた複数のモータ室と、前記ダイレクトドライブモータ
の軸線上にそれぞれ形成された中空部とよりなり、 各モータ室が、そのモータ室が包含する中空部に前記隙
間を介して連通させられるとともに、そのモータ室の隣
のモータ室が包含する中空部に順次連通させられ、 これにより、前記気室が前記隙間を順次連通させる流路
を成していることを特徴としている。
また、請求項3記載の工業用ロボ・ットのアームは、請
求項1又は請求項2記載の工業用ロボットのアームにお
いて、前記基端部の表面に、前記流路の両端にそれぞれ
連通ずる供給口と排出口とが設けられていることを特徴
としている。
また、請求項4記載の工業用ロボ・ノドのアームは、請
求項1又は請求項2記載の工業用ロホ7)のアームにお
いて、前記ダイレクトドライブモータを構成する軸受が
、前記流路の外に配置されていることを特徴としている
「作用」 請求項1記載の工業用ロボットのアームによれば、気室
は、前記回転子と固定子とを包含しているとともに、そ
れらの隙間を順次連通させる流路を成しているので、気
室内に掃気ガスを吹き込めば、各モータの回転子と固定
子とが配置された空間及びその隙間内に掃気ガスを一括
して流すことができる。
さらに、請求項2記載の工業用ロボットのアームによれ
ば、気室が、アームの機体を構成する中空部材の内部に
形成された室と、ダイレクトドライブモータの軸線上に
形成された中空部とで構成されて、流路抵抗が小さくさ
れているので、供給する掃気ガスの圧力を低くできる。
また、請求項3記載の工業用ロボットのアームによれば
、アームの外面に設けられた供給口と排出口に配管を接
続するだけで、各モータに掃気ガスを供給して防爆効果
を発揮することができ、アーム内部にホース等を配管す
る必要はない。このため、アームの組立工程において防
爆構造のための配管作業が非常に容易なものとなる。
また、請求項4記載の工業用ロボットのアームは、ダイ
レクトドライブモータの軸受が掃気ガスの流れにさらさ
れないので、掃気ガスの流れにより前記軸受の潤滑剤が
吹き飛ばされ、潤滑不良となることがない。
「実施例」 以下、本発明の一実施例を第1図〜第6図により説明す
る。
第1図において、全体として符号1で示すものは、本発
明のアームを搭載した電動式塗装ロボットのロボット本
体である。
ロボット本体1は、ロボット本体lを据え付けるための
基礎部材である固定ベース2と、この固定ベース2の上
部に設けられモータ3により駆動されて据え付は面に垂
直な軸線を中心として回動させられる旋回ベース4と、
この旋回ベース4の上部に取り付けられモータ5により
駆動されて据付面に平行な軸線を中心として回動させら
れる第1アーム6と、この第1アーム6の先端に据付面
に平行な軸線を中心として回動自在に取り付けられた第
2アーム7と、モータ8の回動を第2アームに伝達し第
2アームを回動させるリンク9,10とよりなるもので
ある。
そして、このロボット本体1は、図示していない制御装
置によりモータの動作を制御されることにより、第2ア
ームの先端に設けられ3軸を有する手首部11に取り付
けた塗装ガンを所望の位置・姿勢に動かして塗装作業を
おこなうようになっている。
以下、第2図〜第6図により、本発明の実施例である第
2アーム7について詳細に説明する。
第4図は第2アーム7の断面図である。図において符号
12で示すものは、第2アーム7の機体を形成するアー
ム本体(中空部材)である。アーム本体12は、第1図
、第4図に示すように箱状部12aと、この箱状部12
aから突出して先端に前記手首部11が配置される円筒
状部12bとからなる。
アーム本体12の箱状部12aの内部は区画され、これ
により、第4図に示すように、モータ室13.14.1
5と、ガス導入室16とがアーム本体12の軸線上に順
次並ぶようにして配置されている。モータ室1.3は円
筒状部12b内に開口している。また、モータ室13と
モータ室14とを仕切る壁17あるいはモータ室14と
モータ室15とを仕切る壁18には、アーム本体12の
軸線上に位置して開口部19.20がそれぞれ形成され
ている。
ガス導入室16は、箱状部12aの端面に沿うようにし
て形成されたもので、このガス導入室16とモータ室1
5とを仕切る壁21には、アーム本体12の軸線上に位
置して開口部22が形成されている。また、前記壁18
.21には、箱状部12aの内面に沿うように孔18a
、21aがそれぞれ形成されている。さらに、箱状部1
2aの端面には前記ガス導入室16に連通ずる供給口1
2Cが形成され、また、箱状部12aの側面であって円
筒状部12bに近接する位置には、モータ室13内に連
通ずる排出口12dが形成されている。
モータ室13内には、その軸線をアーム本体12の軸線
に一致させてモータ23が配置されている。
そ−夕23は、低回転数で高いトルク特性を有するタイ
レフトドライブモータであって、第2図。
第3図に示すように、固定子24と、その外側に隙間2
5を有して同心円状に配置された回転子26と、固定子
24と回転子26の一端部付近に位置してこれらの間に
介装されこれらを互いに回転自在に支持する軸受27と
、この軸受27の前記一端部と反対側に近接して配置さ
れ固定子24と回転子26との間をシールするオイルシ
ール28とよりなるもので、その軸線上には両端が開口
した中空部29が形成されている。
このモータ23の回転子26には、オイルシール28の
軸受27と反対側に近接した位置に、固定子24と回転
子26の隙間25と回転子26の表面とを連通させる孔
30が複数設けられている。
そして、このモータ23は、軸受27の側が壁17に向
き固定子24が前記開口部19の周縁に位置するように
配され、固定子24が前記壁17に固定されることによ
り、箱状部12aに取り付けられている。
モータ室14内には、その軸線をアーム本体12の軸線
に一致させてモータ31が配置されている。ここで、モ
ータ31は前記モータ23と同じ構成のものであるので
、構成要素に同符号を付しその説明は省略する。このモ
ータ31は、モータ23と同様に、軸受27の側が壁1
8に向き固定子24が前記開口部20の周縁に位置する
ように配され、固定子24が前記壁18に固定されるこ
とにより、箱状部12aに取り付けられている。
モータ室15内には、その軸線をアーム本体12の軸線
に一致させてモータ32が配置されている。ここで、モ
ータ32はモータ23と同じ構成のものであるので、構
成要素に同符号を付しその説明は省略する。このモータ
32は、軸受27の側が壁21に向き固定子24が前記
開口部22の周縁に位置するようにして配され、固定子
24が前記壁21に固定されることにより、箱状部12
aに取り付けられている。・ そして、アーム本体12の軸線上には、手首部11の駆
動力伝達手段である中空軸33.34と軸35が同心状
に配置されている。
これらのなかで、中空軸33は最も外側に配置されてお
り、その基端部33aは、モータ23の回転子26の端
部に固定されている。また、中空軸34は中空軸33と
軸35の間に配置されており、その基端部34aは、モ
ータ23の中空部29及び壁17の開口部19を賞通し
て伸び、モータ31の回転子26の端部に固定されてい
る。また、軸35は最も内側に配置されており、その基
端部35aは、モータ23の中空部29.壁17の開口
部19.モータ31の中空部29.壁18の開口部20
を貢通して伸び、モータ32の回転子26の端部に固定
されている。
ここで、各軸の基端部33 a、 34 a、  35
 aと、各モータの固定子24との間には、それぞれ隙
間36.37.38が形成されるようになっている。 
そして、中空軸33とアーム本体12との間にはオイル
シール39が介装され、これにより、モータ室13内と
円筒状部12b内とが連通しないようになっている。ま
た、中空軸33と中空軸34との間あるいは中空軸34
と軸35との間には、オイルシール40,41がそれぞ
れ介装され、これにより、モータ23の中空部29と中
空軸33の内部とが、あるいはモータ31の中空部29
.と中空軸34の内部とが連通しないようになっている
。さらに、軸35の基端部35aは、モータ32の中空
部29を覆うようになっている。
以上の説明から明らかなように、箱状部12a内には、
ガス導入室16.モータ32の中空部29、モータ室1
5.モータ31の中空部29.モータ室14.モータ2
3の中空部29.モータ室13が、順次、開口部22,
20.19あるいは隙間36,37.38あるいは隙間
25により連通されて、一つの気室42が形成されてい
る。
そして、この気室42内には、電力供給あるいは信号伝
達のために、箱状部12aの供給口12Cから内部に挿
入されて各モータに接続される電線43,44.45が
配設されている。
すなわち、モータ32用の電線45はガス導入室16の
内部を通してモータ32の固定子24に接続され、モー
タ31用の電線44はガス導入室16の内部、壁21に
形成された孔21a、モータ室15の内部を順次経由し
てモータ31の固定子24に接続されている。また、モ
ータ23用の電線43は、ガス導入室16の内部、壁2
1に形成された孔21a、モータ室15の内部、壁18
に形成された孔18a、モータ室14の内部を順次経由
してモータ23の固定子24に接続されている。
ここで、壁21あるいは壁18に形成された孔18a、
21aには、第5図、第6図に示すようなパ・ノキン4
6.47がそれぞれ取り付けられている。これらパツキ
ン46.47は、電線43あるいは電線44を密封状態
で通すための孔46a。
47aをそれぞれ有し、電線43.44と孔18a+2
1aとの間をシールしている。
手首部11は、軸受48により円筒状部12b内に支持
された中空軸33の先端部に取り付けられたケース49
と、このケース49に軸受50゜51を介して支持され
アーム本体12の軸線に直交する軸を中心として回動自
在とされたケース52と、このケース52に軸受53,
54を介して支持されアーム本体12の軸線に平行な軸
を中心として回動自在とされたガン取付部55とより基
本構成をなすものである。
そして、ケース52には、中空軸34の先端に固定され
た傘歯車56と、ケース52の基端部に形成されこの傘
歯車56にかみ合う傘歯車57とにより、中空軸34の
回動が伝達されるようになっている。また、ガン取付部
55には、中空軸35の先端に固定された傘歯車58と
、ケース52の回動中心線上に配され一端に傘歯車58
とかみ合う傘歯車59が形成され、他端に傘歯車60が
形成された伝達軸61と、ガン取付部55の基端部に形
成され傘歯車60とかみ合う傘歯車62とにより、軸3
5の回動が伝達されるようになっている。
なお、第4図において、符号70a、70b。
71a、71b、72a、72bで示すものはストッパ
で、これにより手首部の各軸の動作範囲が規制されてい
る。
つぎに、上記のように構成された塗装ロボットの第2ア
ーム7の動作について説明する。
まず、モータ23が作動すると、回転子26とともに中
空軸33が回動し、中空軸33とともにケース49が回
動し、ケース49に取り付けられたケース52あるいは
ガン取付部55全体が、アーム本体12の軸線の回りに
回動する。
また、モータ31が作動すると、回転子26とともに中
空軸34が回動し、これによりケース52及びケース5
2に取り付けられたガン55全体が、アーム本体12の
軸線に直交する軸線の回りに回動する。
また、モータ32が作動すると、回転子26とともに軸
35が回動し、これによりガン取付部55が、アーム本
体12の軸線に平行な軸線の回りに回動する。
そして、手首部11が上記のように作動する際には、供
給口12cに所定圧力で掃気ガスを送り込んでやれば、
以下のようにしてこの掃気ガスが第2アーム7の気室4
2内に導入され内部を巡った後排気されて、雰囲気中に
ある溶剤等の引火性物質が第2アーム7内の電気品(具
体的にはモータ23.31.32あるいは電線43.4
4.45)の、ある空間から除去され、あるいはこの空
間への前記引火性物質の侵入が防止されて、たとえ前記
電気品からのスパーク等が発生しても前記引火性物質が
発火することが防止される。
すなわち、供給口12cからガス導入室16内に送り込
まれたガスは、開口部22を通ってモータ32の中空部
29内に流れ込む。そして、このモータ32の中空部2
9内に流れ込んだガスは、隙間38を通ってモータ32
の隙間25を吹き抜け孔30を通ってモータ室15内に
流入する。そして、このモータ室15内に流入したガス
は、開口部20を通ってモータ31の中空部29内に流
入し、さらに隙間37を通ってモータ31の隙間25を
吹き抜は孔30を通ってモータ室14内に流入する。そ
して、このモータ室14内に流入したガスは、開口部1
9を通ってモータ23の中空部29内に流入し、さらに
隙間36を通ってモータ23の隙間25を吹き抜は孔3
0を通ってモータ室13内に流入する。そして、このモ
ータ室13内に流入したガスは、排出口12dから排出
される。
本実施例の塗装ロボットのアーム7は以下のような効果
を有する。
、すなわち、第2アーム7内には、各モータに形成され
た中空部29と、その固定子24と回転子26の隙間2
5とを順次連通させて内部を吹き抜は構造としてなる一
つの気室42が形成されている。また、第2アーム7に
は、この気室42が成す流路の両端に、供給口12Gと
排出口12dとが設けられており、この供給口12cに
掃気ガスを供給し排出口12.dから排出させるだけで
、手首部11を駆動する三つのモータが配置されている
空間及びその隙間25にも澱みなく掃気ガスを流すこと
ができる。
したがって、アーム内の防爆を、非常に効率よくしかも
信頼性高く行うことができるという効果を有する。
また、掃気ガスの流路が大きくて非常に簡単なものとな
っているため、掃気ガスの抵抗が非常に小さくなってお
り、掃気ガスを供給する圧力を低くすることができ掃気
に要する時間が短くなるという効果があるとともに、掃
気ガスが各部に十分にゆきわたるという効果がある。
また、掃気ガスの流量や圧力を総てのモータについて一
括して管理すればよいという効果も有する。
さらに、掃気ガスを供給するためのホース等の配管は内
部に施す必要が無いので、組立時の配管作業が非常に容
易であるという効果がある。
またさらに、各モータの軸受27は前記流路の外に配置
されて、これら軸受27が掃気ガスの流れにさらされな
いようになっている。このため、掃気ガスの流れにより
軸受27の潤滑剤が吹き飛ばされ、潤滑不良となること
がないという特長を有する。
「発明の効果」 請求項1記載の工業用ロボットのアームによれば、気室
内に掃気ガスを吹き込めば、各モータの回転子と固定子
とが配置された空間及びその隙間内に掃気ガスを一括し
て流すことができる。このため、アーム内の防爆を、非
常に効率よくしかも信頼性高く行うことができるという
効果を有する。
さらに、請求項2記載の工業用ロボ・yトのアームは、
掃気ガスの流路が大きくて非常に簡単なものとなってい
るため、掃気ガスの抵抗が非常に小さくなっており、掃
気ガスを供給する圧力を低くてき掃気に要する時間が短
くなるという効果があるとともに、掃気ガスが各部に十
分にゆきわたって、さらに防爆の信頼性が高くなるとい
う効果がある。
また、請求項3記載の工業用ロボットのアームによれば
、アームの外面に設けられた供給口と排出口に配管を接
続するだけで、各モータに掃気ガスを供給して防爆効果
を発揮することができ、アームの組立工程において防爆
構造のための配管作業が非常に容易なものとなるという
効果がある。
また、請求項4記載の工業用ロボットのアームは、ダイ
レクトドライブモータの軸受が掃気ガスの流れにさらさ
れないので、掃気ガスの流れにより前記軸受の潤滑剤が
吹き飛ばされ、潤滑不良となることがないという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の一実施例を示す図であって、
第1図はロボット本体の斜視図、第2図はダイレクトド
ライブモータの斜視図、第3図はダイレクトドライブモ
ータの・断面図、第4図はアームの断面図、第5図、第
6図はそれぞれパツキンを示す図である。 7・・・・・・アーム(第2アーム)、11・・・・・
・手首部、 12・・・・・・中空部材 12c・・・・・・供給口、 12d・・・・・・排出口、 13、14.15・・・・・・モータ室、23、31.
32・・・・・・ダイレクト24・・・・・・固定子、 25・・・・・・隙間、 26・・・・・・回転子、 27・・・・軸受、 29・・・・・・中空部。 (アーム本体) ドライブモータ(モータ)、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)先端部に複数の自由度を有する手首部が設けられ
    、基端部内に前記手首部を駆動する複数のダイレクトド
    ライブモータが軸線上に連なって配置された工業用ロボ
    ットのアームであって、 前記基端部内には、前記複数のダイレクトドライブモー
    タの回転子と固定子とを包含する気室が設けられ、この
    気室が前記回転子と固定子との隙間を順次連通させる流
    路を成していることを特徴とする工業用ロボットのアー
    ム。
  2. (2)前記気室は、アームの機体を構成する中空部材の
    内部に前記ダイレクトドライブモータをそれぞれ包含す
    るように形成された複数のモータ室と、前記ダイレクト
    ドライブモータの軸線上にそれぞれ形成された中空部と
    よりなり、 各モータ室は、そのモータ室が包含する中空部と前記隙
    間を介して連通させられるとともに、そのモータ室の隣
    のモータ室が包含する前記中空部に順次連通させられ、 これにより、前記気室が前記隙間を順次連通させる流路
    を成していることを特徴とする請求項1記載の工業用ロ
    ボットのアーム。
  3. (3)前記基端部の表面には、前記流路の両端部にそれ
    ぞれ連通する供給口と排出口とが設けられていることを
    特徴をする請求項1又は請求項2記載の工業用ロボット
    のアーム。(4)前記ダイレクトドライブモータを構成
    する軸受は、前記流路の外に配置されていることを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の工業用ロボットのア
    ーム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200025653A (ko) * 2018-08-31 2020-03-10 세메스 주식회사 기판 반송 장치 및 기판 처리 장치

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