JPH03134111A - 一定深さで処理される溶融金属処理用充填ワイヤー - Google Patents

一定深さで処理される溶融金属処理用充填ワイヤー

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JPH03134111A
JPH03134111A JP1270397A JP27039789A JPH03134111A JP H03134111 A JPH03134111 A JP H03134111A JP 1270397 A JP1270397 A JP 1270397A JP 27039789 A JP27039789 A JP 27039789A JP H03134111 A JPH03134111 A JP H03134111A
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JP
Japan
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wire
hoop
coating
filling
filling wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP1270397A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Ishibashi
靖 石橋
Takeshi Sugawara
健 菅原
Collard Patrice
パトリス コラール
Villette Frank
フランク ビレット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Affival SA
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Affival SA
Nippon Steel Corp
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Publication date
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  • Continuous Casting (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、一定の深さを有する金属浴の処理に関する
もので、特に例えば2メートル以下の比較的浅い深さの
鋼浴の処理に適した充填ワイヤーに関するものである。
〔従来の技術〕
充填ワイヤーによる金属浴の処理は良く知られていると
ころである。フランス特許第2476542号公報には
、一般に締め固めた粉状のまたは粒状の処理用物質が金
属被覆管に内蔵されている複合管状製品について記述さ
れている。被覆の閉鎮(シール)は、その母線に沿った
かしめによって行なわれる。被覆の閉鎖に関する他の方
法も使用される。
優れた密閉性を有し、且つ余盛りを生じさせない溶接は
、比較的高価であり、また最もしばしば、使用する処理
用物質の成分特性を変化さぜるという欠点がある。
特公昭56−32369号公報に記述されているような
一重の重ね合せによる被覆の閉鎖には、本公報で開示さ
れているような実施上の大きな簡便性がある。−重の重
ね合せは、かしめや溶接程度の良好な耐力特性が無くて
も非常に大きな剛性を必要としない用途には適している
かしめられた充填ワイヤーは非常に多く使用されている
。特にこれ等の充填ワイヤーは、取り錫の中の鋼の処理
に使用される。この場合、鋼浴の深さは、一般に2メー
トルを超えている。
鋼浴の中へ充填ワイヤーを導入する速度は、被覆の溶解
が、取り鍋の底部付近での深さにおいて行なわれるよう
に、通常この鋼浴の温度、深さおよび被覆の厚さに応じ
て調節される。但し、かしめ部の厚さは非かしめ部の厚
さより3倍乃至4倍厚くなり、従って、かしめ部は非か
しめ部より後で溶解し、またその最初の軌道からしばし
ば逸脱し乍ら鋼浴中へ導入を継続することが観察される
が、これは通常重大な欠点とはならない。
特公昭56−32369号公報に記述されている多くの
場合において、処理用物質の十分な保護を行なう部分的
重ね合せの充填ワイヤーの場合にふいては、被覆の局部
的な二重の厚さを形成している重ね合せ部分は、被覆の
溶融の終了を遅らせる。
その場合、被覆の重ね合せの下側の部分は、かしめられ
た充填ワイヤーの場合のように、鋼浴中への導入を続け
るが、この導入深さはかしめワイヤーに比べて浅い所で
溶融し、従って深い取り鍋中での鋼浴の処理には大きな
支障は無い。
反対に、連続鋳造設備の鋳型の中に入っている鋼浴の直
接処理のために、かしめにより、または部分的重ね合せ
によって閉鎖された被覆を持つ充填ワイヤーを使用する
ときは、ワイヤー導入直後にワイヤーに付着する地金と
被覆の一部が完全に溶解しきらないという現象が生じ、
材質の不均一性という問題が生じる。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような条件においては、所定の深さにおける被覆の
溶解と処理用物質の分散溶解とを得るためには、充填ワ
イヤーの導入速度と被覆の厚さとを正確に調節する必要
があるが、これは困難であることが判る。
事実、多(の場合、被覆の一部分はワイヤー導入直後に
ワイヤーに付着する地金を含め、完全には溶解しないで
、鋳片内に未溶解残存物となり、不均一部分を生じさせ
る。これ等の不均一部分は少量の処理用物質を含むこと
がある。
これ等の障害は、充填ワイヤーを深さの浅い浴の中に投
入しようとする度に発生する。鋼の場合においては、こ
の状況は例えばワイヤーをタンブラシ二、溝、インゴッ
ト等の中に投入する場合に見出される。これ等の障害は
また処理する浴の温度が使用されるワイヤーの被覆の溶
融温度に近いか、またはそれ以下の場合において、ワイ
ヤーの被覆の不均一な厚さに関連した問題を生じさせる
恐れのある場合に起り得る。
〔課題を解決するための手段〕
被覆が同じ速度で全周にわたって溶融して粉状または粒
状の処理用物質を液状金属、特に溶融鋼の浴中に、導入
できる充填ワイヤーの製造可能性が検討された。
更にまた、かしめまたは重ね合せ部分における溶解遅延
の危険をなくすことが研究された。この遅延は連続鋳造
装置の鋳型の中に在る鋼浴の初めの凝固区域内で不均一
性に起因する材質不良を起す可能性があるのである。
この発明の対象である充填ワイヤーによれば下記のよう
な結果を得ることができる。
略円形の横断面をしたこの充填ワイヤーは、鋼浴の処理
が可能であって、固められた粉状または粒状の処理用物
質を含んでいる。この物質はフープから製作された被覆
に内蔵されている。鋼浴中の限定された深さにおいて、
被覆がその全周に亘って完全な溶解を確実に得るために
は、この被覆は、重ねて締めつけた二つの層が形成され
るように処理用物質の周囲にフープを巻付けることによ
って造られる。フープの二つの側面の縁は、充填ワイヤ
ーの軸に平行であって、一方の縁は被覆の内側に、また
他方の縁は被覆の外側に在って、互いに近接しているが
、フープの厚みによって隔てられている。
また、この充填ワイヤーの外壁は、フープの外縁が突出
することなく、第一の層と第二の層との間の転移区域の
中で内側の縁から外側の縁を分離している層の“くぼみ
”に支持されるように調整され、円形にされている。
この充填ワイヤーの外径は通常4〜20+nmの範囲で
あって、またその側壁の厚さは0.5〜2 mmの範囲
である。
この発明はまた、連続鋳造装置に供給される溶鋼への充
填ワイヤーによる処理にも適している。
この発明のフープの巻付けによって造られた二つの層を
含む被覆を持つ充填ワイヤーは、連続鋳造の鋳型の中に
入れられた鋼浴の中に直接導入される。この略円形をし
た横断面を有する充填ワイヤーは、固められた粉状か、
粒状の処理用物質を含んでいる。この発明によれば、被
覆の厚さは、適当な厚さのフープを選ぶことによって調
節される。また溶鋼の一定の深さにおいて、被覆の完全
溶解と、被覆内に含まれている処理用物質の分散溶解と
が得られるように、鋼浴の中へ充填ワイヤーを導入する
速度が調節される。
〔実施例〕
下記の第1図と実施例は、この発明による充填ワイヤー
の特殊な製造方法とその使用方法とを非限定的に記述す
るものである。
第1図は、本発明による充填ワイヤーの横断面を示す。
処理用物質として粉状の硫黄を充填した充填ワイヤーを
製造した。巾約35+nm、厚さ0.625mmの軟鋼
フープを使用した。このフープと処理用物質の供給と、
次工程でのその巻付けは、当業者が周知の方法によって
行なわれた。
このフープにはフランス特許第2476542号公報の
3頁12行目から21行目に記述される形に類似したパ
ケットの形が与えられたが、その形のホ116と117
には合致しなかった。次に、ノズルによる処理用物質の
充填が行なわれ、次に充填層の均等化が行なわれた。更
に、幾組かの成型用ロールによって、縁が重なり9合う
ように縁を寄せ、他の幾組かのロールによって、被覆が
その全周に亘って二つの層を持つに至るまで、重なり部
分の範囲を同時に増やし乍ら被覆の直径を漸次縮小させ
た。
1個もしくは数個のダイスを通り、最終のダイスを通過
することによって、完全に円形の被覆の外側の輪郭が得
られるように、第一の層の上に第二の層を締付けながら
、充填ワイヤーの断面は更に少し縮少した。図には固め
られた処理用物質2を含む軸Xlの充填ワイヤーの横断
面1が示されている。−本のフープの巻付けによって造
られた二つの外側の層3と内側の層4が示されている。
フープの外縁5と内縁6は、外層3と内層4との間の転
移区域の中でこれ等を分離する層の“くぼみ”に支持さ
れている。この最終的締め付けによって、二つの層の間
の良い密着がバインダー無しに得られた。この密着は充
填ワイヤーの内容物を外気から保護し、またこの充填ワ
イヤーの巻取りと巻戻しの操作が余り被覆の緩みを伴な
うことなく行われた。
具体的に例示するならば、幅35証、厚さ0.625罷
のフープを使用することにより且つ11組のロールと1
個のダイスによって、外径7 mmの充填ワイヤーを冷
間成型により造ることが出来た。従って、被覆の側壁の
合計厚さは1.25mmであった。このような充填ワイ
ヤーは、硫黄を25g/m充填していた。
〔発明の効果〕
本発明に係るワイヤーを使用する場合には、液状金属の
深さが浅い位置において、充填ワイヤーの被覆の全周の
完全な溶解が観察され、また、製造された鋳片の検査に
よって、処理された充填物の完全な均質性と、被覆や被
覆への付着地金の未溶解残存物が無いことが確かめられ
た。なお、処理用物質(この場合は硫黄)の添加歩留は
非常に高く且つ完全に再現可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による充填ワイ 桟面である。 1・・・充填ワイヤー 3・・・外層、 5・・・外縁、 7・・・フープ、 2・・・処理用物質、 4・・・内層、 6・・・内縁、 xl・・・軸。 ヤーの横断面斜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フープから造られた被覆を処理用物質2の周囲に二
    層3、4に巻付けて充填ワイヤー1とし、前記被覆の二
    つの側縁5、6を前記充填ワイヤー1の軸(X_1)に
    平行で、かつその一つを被覆の内側に、また他の一つを
    外側に位置して、互いにフープ7の厚さを介して近接し
    て構成したことを特徴とする略円形の横断面を持ち、内
    部に固められた粉状または粒状の処理用物質を有する溶
    融金属、特に溶融鋼の処理のための充填ワイヤー。 2、被覆の外壁はフープの外側の縁5を突出することな
    く、外側の層3と内側の層4との間の転移区域の中で、
    内側の縁6から分離している層の“くぼみ”に支えられ
    るようにして円形に形成された請求項1記載の充填ワイ
    ヤー。 3、外径が4〜20mmで、側壁の厚さが0.5〜2m
    mである請求項1または2記載の充填ワイヤー。 4、連続鋳造用鋳型内の鋼浴中に添加する請求項1、2
    または3記載の充填ワイヤー。
JP1270397A 1989-10-19 1989-10-19 一定深さで処理される溶融金属処理用充填ワイヤー Pending JPH03134111A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100851214B1 (ko) * 2002-07-04 2008-08-07 주식회사 포스코 휠러 겸용 래들 개공구
JP2010529297A (ja) * 2007-06-05 2010-08-26 アフィヴァル 鉛及び/又は鉛合金を含む溶鋼浴処理用の新規な添加剤
JP2012524166A (ja) * 2009-04-16 2012-10-11 アフィバル 硫黄をベースとするフラックスコアードワイヤ用の粉末、フラックスコアードワイヤおよびフラックスコアードワイヤの製造方法

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JPS5353510A (en) * 1976-10-26 1978-05-16 Hitachi Cable Ltd Production of wire additive for steel

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