JPH0313144Y2 - - Google Patents

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JPH0313144Y2
JPH0313144Y2 JP19256584U JP19256584U JPH0313144Y2 JP H0313144 Y2 JPH0313144 Y2 JP H0313144Y2 JP 19256584 U JP19256584 U JP 19256584U JP 19256584 U JP19256584 U JP 19256584U JP H0313144 Y2 JPH0313144 Y2 JP H0313144Y2
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casing
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wheels
locking
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JP19256584U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、刈刃を収容するケーシングに具備さ
せる各車輪を、それぞれ揺動アームあるいはそれ
に連設される部材を介して上下動自在に取付け、
各揺動アームを適宜の揺動調節位置でケーシング
側の係止部に係止固定して車輪の上下動によりケ
ーシング刈刃の対地高さを変更調節する構成の草
刈機における刈高さ調節装置に関し、特に、車輪
を支持する揺動アームとケーシング側の係止部と
の間の係止構造に関する。
従来の技術 上記のような草刈機における刈高さ調節装置の
従来技術としては、例えば実開昭59−62739号公
報に開示されているような技術が有る。
従来技術のものは、ケーシングに設置された支
点軸を中心に揺動可能な揺動アームの偏心位置に
車輪軸を枢支して、揺動アームを揺動させると車
輪軸の上下位置が変更されるようにして、車輪軸
が所望の位置になつたところで揺動アームをケー
シング側の係止部に係止させて車輪を所定の対地
高さ位置に保つように成され、ケーシング側に設
置される係止部は、第6図に示しているように、
平板状の揺動アーム100を陥入係止する凹部1
40a複数個を所定の間隔L2で並列させた構成
にし、それら凹部のいずれかに選択的に揺動アー
ムを陥入係止するように成されている。
考案が解決しようとする問題点 従来のものでは、係止部の凹部間隔L2が最小
調節幅となるのであるが、凹部は上述のように平
板状揺動アームの全体を陥入係止するので間隔L
2が小さくならず、ために調節ピツチが荒くて微
調整がきかない難点があり、また、揺動アームは
凹部に係止されるに際して常に同じ個所が相手方
に接当するから摩耗が特定個所に集中的に発生し
て耐久性が損われる難点がある。
問題点を解決するための手段 前記の問題点を解決するため本考案は、車輪を
支持した上下動自在の揺動アームに、ケーシング
側の係止部に対応する断面コ字状の掛合部を設け
ると共に、前記のケーシング側係止部は、揺動ア
ームのコ字状掛合部外面側を陥入係止する凹部
と、揺動アームのコ字状掛合部内面側を外嵌係止
する凸部又はコ字状掛合部の背壁に穿設される孔
を係止する凸部とを、交互に配列した構成にして
いる。
作 用 本考案は、車輪を支承した揺動アームに断面コ
字状の掛合部を設け、その掛合部を、ケーシング
側の係止部における凹部と凸部のいずれにも係止
できるので、凹部のみに係止できる構造としてい
た従来のものに比すと、係止ピツチが小さくなつ
て微調整が可能となり比較的小刻みに刈高さを調
節設定することができ、しかも凹部と凸部への係
止は別個所の接当で行われるので、揺動アームの
摩耗個所が分散されることとなるのである。
実施例 つぎに本考案の実施例を図面にしたがつて説明
する。
本考案を実施する草刈機は、第4図に示すよう
な全体構成になつている。
つまり、鉢を伏せたような形状のケーシング1
の上部には原動機2が設置され、その原動機の出
力軸に連動連結する刈取軸によつて回転する刈刃
3を、ケーシング1下部の開口部近くの内部に設
置して、刈刃3により切断された刈草は、ケーシ
ング1内のダクトを経てケーシング後部の集草箱
4内に吹き出させて集収するように成し、運転操
作は、ケーシング1から後方に延設される操縦ハ
ンドル5の手元部で行えるようにして構成され
る。
そして、ケーシング1下部の前後左右4個所に
はそれぞれ車輪6,6…が対地高さ変更調節可能
に設けられ、車輪によつて草刈機全体が走行する
ように成されるのであるが、後部の左右2輪は前
記の原動機2によつて強制回転される駆動車輪
(後部2輪も遊動輪にし、全輪遊動輪の手押式草
刈機として使用することは言うまでもない)にな
されており、駆動車輪の後部2輪と、遊転輪の前
部2輪の個々は、それぞれ以下の構成でケーシン
グ1に取付けられるのである。
なお、各車輪6の取付構造は共通であるので、
前部左側の遊転車輪で代表させて説明する。
ケーシング1に一体に設けられる取付部7には
支点軸8が設けられ、その支点軸8には車輪支持
体9と揺動アーム10とが嵌着されて上下方向に
揺動できるように設けられる。
車輪支持体9は、前記支点軸8から偏心する位
置に車軸11を支持して、その車軸11により車
輪6を回動自在に支承するとともに、車軸支持部
とは別の個所に陥入溝12を設けて、その陥入溝
12に揺動アーム10の一部を、支点軸8の軸心
方向にやゝ動き得るようにして係り合わせるよう
に構成される。
揺動アーム10は、前記の陥入溝12に係り合
う部分から外方に延出する部分が断面形状コ字状
の掛合部13になされ、その掛合部から更に外方
に延出される遊端部には操作つまみを設置して構
成される。
また、ケーシング1の取付部7側においては、
前記の掛合部13に対応するように係止部14が
設置されるが、該係止部14は支点軸8を中心と
する円弧状にして取付部7の先端縁部に形設され
(第1図参照)、凹部14aと凸部14bとが交互
に配列される構成になされる。
各凹部14aは、前記揺動アーム10の断面コ
字状掛合部13の外面側を陥入係止する(第3図
イ参照)寸法になされ、凸部14bは、断面コ字
状掛合部13の内面側を外嵌係止する(第3図ロ
参照)寸法になされるのである。
なお、係止部14における凸部は、第5図の実
施例のように、掛合部13の背面壁13bに穿設
される孔13aが嵌り合う凸部14cに形成して
もよい。
第3図,第5図のL1,L3は凹部と凸部のピ
ツチを示している。
上記のような調節装置においては、揺動アーム
10を、その掛合部13が係止部14から外れる
状態にして、その後支点軸8中心に適宜揺動させ
れば、その揺動によつて車輪支持体9が揺動し車
軸11の上下位置を変更するので、車輪6の高さ
が変更されケーシング1(刈刃3)の対地高さが
変更調節される。
そして、ケーシング1(刈刃3)の対地高さが
所望高さになつたところで、揺動アームの掛合部
13を、係止部14の凹部14a又は凸部14
b,14cに係止すれば、それによつて車輪6は
所望高さ位置に維持されることとなるのである
が、揺動アーム10の係止は、交互に配列された
凹部14aと凸部14b,14cのいずれにも行
わせることができるので、従来の凹部のみにしか
嵌入係止できなかつたものに比すと、調節ピツチ
が細かくなつて微細な刈高さ調節が可能となり、
しかも係止に際しての接当個処は、凹部と凸部で
別個所となるので摩損部が分散されるのである。
考案の効果 以上に説明したように本考案は、刈刃3を収容
するケーシング1に車輪6を揺動アーム10又は
これに連けいする部材(車輪支持体)を介して上
下動自在に取付け、各揺動アーム10をケーシン
グ1に設けられた係止部14に任意の調節位置で
掛止固定できるように成し、車輪6…を上下動に
よるケーシングの対地高さの調節で刈高さを調節
するようにした草刈機において、各揺動アーム1
0には前記係止部14に対応する断面コ字状の掛
合部13を具備させると共に、前記係止部14は
コ字状掛合部13の外面側が陥入係止される凹部
14aと、コ字状掛合部13の内面側が外嵌係止
される凸部14b又はコ字状掛合部背壁に開設さ
れる孔13aが係止される凸部14cとを、交互
に位置させて刈高さ調節装置を構成するから、揺
動アームを係止固定する調節ピツチL1又はL3
は、凹部ならびに凸部の利用によつて小刻みなも
のとなり、従来の凹部のみによつて係止していた
場合の調節ピツチL2に比すと、L1又はL3<
L2となるので、刈高さの微調整ができ、係止の
際、揺動アームは凹部と凸部とに当り分けられる
ので摩損個所が集中せず耐久性が向上するといつ
た利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による草刈機の一部破断側面
図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は同
じく第1図のB−B断面図、第4図は本考案によ
る草刈機の全体側面図、第5図は他の実施例を示
す要部の断面図、第6図は従来構造を示す要部断
面図である。 1……ケーシング、3……刈刃、6……車輪、
10……揺動アーム、13……コ字状掛合部、1
3a……孔、14……係止部、14a……凹部、
14b,14c……凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 刈刃3を収容するケーシング1に車輪6…を揺
    動アーム10…又はこれに連けいする部材…を介
    して上下動自在に取付け、各揺動アーム10をケ
    ーシング1に設けられた係止部14…に任意の調
    節位置で掛止固定できるように成し、車輪6…の
    上下動によるケーシングの対地高さの調節で刈高
    さを調節するようにした芝刈機において、各揺動
    アーム10には前記係止部14に対応する断面コ
    字状の掛合部13を具備させると共に、前記係止
    部14はコ字状掛合部13の外面側が陥入係止さ
    れる凹部14aと、コ字状掛合部13の内面側が
    外嵌係止される凸部14b又はコ字状掛合部背壁
    に開設される孔13aが係止される凸部14cと
    を、交互に位置させて構成したことを特徴とする
    草刈機における刈高さ調節装置。
JP19256584U 1984-12-18 1984-12-18 Expired JPH0313144Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19256584U JPH0313144Y2 (ja) 1984-12-18 1984-12-18

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JP19256584U JPH0313144Y2 (ja) 1984-12-18 1984-12-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61105437U JPS61105437U (ja) 1986-07-04
JPH0313144Y2 true JPH0313144Y2 (ja) 1991-03-27

Family

ID=30749975

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JP19256584U Expired JPH0313144Y2 (ja) 1984-12-18 1984-12-18

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JP (1) JPH0313144Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11079148B2 (en) 2014-10-21 2021-08-03 Lg Electronics Inc. Defrosting device and refrigerator having the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11079148B2 (en) 2014-10-21 2021-08-03 Lg Electronics Inc. Defrosting device and refrigerator having the same

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61105437U (ja) 1986-07-04

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