JPH03130588A - スクロール圧縮機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスクロール圧ａ機に関するもので、さらに、詳
しくいえば起動負荷を低減可能なスクロール圧縮機に関
するものである。

〔従来の技術〕

従来のスクロール圧縮機は、ｎ開昭５９−１１０８８４
号に記載されているように、固定スクロールの巻き終わ
り部の吸入孔に逆止弁を設けることにより、圧縮機停止
時、バネによって逆上弁（ピストン）を押し上げ、吸入
管の端面がシート面となってガスの逆流、すなわち旋回
スクロールが逆転することを防止している。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかるに上記の構造では、圧縮機起動時、逆止弁を介し
て吸入１ｇ側圧力とスクロール２ツグ側圧力とは、差圧
が生じるため、単相モータのような、起動トルクが小さ
いモータでは、ＩＥ圧縮機起−が出来ないという問題が
ある。

又、大きな起動トルクが必要であることは、駆動軸を支
承している４！ｒ＠受への荷重が大きくなり焼付になる
こともあり、起動電流も増え、モータ焼損、寿命低下の
要因ともなる。

本発明の目的は、起動時り負荷低減を図かり、信頼性の
高いスクロール圧縮機を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため本発明は、相対的に旋回運動を
行う旋回スクロールと固定スクロールから成るスクロー
ル圧縮機構と、この圧縮機構と電動機を駆動軸によって
連結し、該駆動軸を支承する軸受を設けたフレームを前
記スクロール圧縮機構部と電動機の間に配設して互いに
連結固定して密併容器内に収納し、該密閉容６内を高圧
圧力雰囲気としたスクロール圧縮機において、固定スク
ロールの巻き終わり部ＶＣｅ、入孔および吸入管を駆動
軸方向に設け、該吸入孔の円筒部はｍ回スクロールの運
動範囲外に設け、吸入孔に逆止弁を設け、圧縮機停止時
逆上弁を介して、前記吸入管側へ圧縮機構部の圧力を減
圧させる機構を有するもつである。

〔作用〕

上記構成のスクロール圧縮機において、固定スクロール
巻き終わり部の吸入孔に圧力損失の少ない弁を設けて、
運転中は開き、停止した時は閉じて、旋回スクロールの
逆転を防止する。その後、スクロールラップ内の圧力を
除々に吸入ｆ側へバイパスさせ、スクロールラップ内の
圧力を減圧させると共に、スクロールラップ圧力と吸入
管側圧力をバランスさせる。これにより圧縮機起動時の
負荷トルクを１１１１Ｉ減させる。

〔実施例Ｊ 以丁本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明な英施した密閉形スクロール圧縮機の全
体構造断面図を示す。

第２図は吸入孔を設けた固定スクロールと旋回スクロー
ルの横断面図で吸入を児了し九状態を示す。

第３図は本発明の実施例の部分断面図を示す。

第１図において、密閉容器１円の上方には圧縮機部２が
、下方には電動機８がそれぞれ配設δれ、ま九密閉容器
１の底部には潤滑の油溜り４が形成されている。前記圧
ｆａ機部２は、台板上にうず巻状のラップ５ａをＭする
固定スクロール５と、同じく台板上にうず巻状つ２ツグ
６ａを有する旋回スクロール６と、固定スクロール５と
一体化避れ、旋回スクロールリな支持するフレーム７と
を具え、固定スクロール５および旋回スクロール６の２
ブグ同志を４１甘せた構成となっている。

またＩＩｊｊ！回スクロールｄとフレーム７との間には
、旋回スクロール６７′）自伝を防止するオルダム機構
８が設けられている。前記電動機３は密閉容器１に圧入
締結され、クランク軸９を介して旋回スクロール６を旋
回運動させるよつになっている。

クランク軸９はフレーム７に設けた主軸受１０とＦ部軸
受１１とで支持され、そのクランクビンは旋回スクロー
ル６の背面に設けた旋回軸受１２と嵌置されている。

クランク軸９内には主軸受１０、下部軸受１１訃よび旋
回軸受１２へ潤滑油を導く給油通路１８が設けらル、か
つ電動機８の軸端には油溜り４の＠滑油を吸い上げて前
記給油通路１８へ送υ込む給油装ｍ１４が設けられてい
る。

前記の圧縮機部２は、旋回スクロール６が電動機８で［
７されるクランク軸９を介して旋回運動せしめられると
、旋回スクロール６、固定スクロール５により形成され
る空間（圧縮室）がスクロール中心方向に移動するに従
って容積を減少して、吸入した冷媒ガスを圧縮する。圧
縮された冷媒ガスは固定スクロールの合板の中央に設け
られた吐出口１６から密閉容器内の上部２間１７へ吐出
される。

ま九、旋回スクロールの背面には、圧縮性握りガスを導
かれる中間圧室１５が形成されている。

中間圧室１５の圧力は冷媒ガスの吸入圧力と吐出圧力の
中間の圧力であり、スクロールの摺動部への給油は、吐
出圧力と中間呈圧力の差圧を利用して行われる。潤滑油
は給油−１ｍ１４より給油通路１８を通り、主軸受１０
、下部軸受１１、および旋回軸受１２を潤滑した後、中
間圧室１５を経て圧、縮室に流入し、冷媒ガスと混合し
た状態で固定スクロール５の中央に設けた吐出口１６よ
り密閉容６１内の上部空間１７へ吐出する。

フレーム７とｑ！！１閉容器１の内側壁との間には、フ
Ｖ−ム７の外周部に軸方向（上下方向）に延びる溝（１
８）を設けることによって、前記の上部空間１７中の冷
媒ガスを圧縮機部２の下方の空間へ導くための冷媒通路
１８が設けられている。

吸入管２０は固定スクロール５０巻き終りシ部２２に駆
動軸９と平行方向に、０リング２Ｂを介して固定スクロ
ール５と接続される。また吸入管２０はフタキャップ１
ａｌｃ＠接１れている。固定スクロール５０巻き終わり
２２はＲ形状に加工されている。第２図において旋回ス
クロール６０巻き終わｔ）部ｚ４は破線２５０円運−を
行う。固定スクロール５同の吸入ｆ２．０との接続は円
筒部２６を介して、固定スクロール５０巻き終わり２２
のＲ部と連通している。また、円筒部２６内にはスプリ
ング２７とピストン２８が設けられている。又、ピスト
ンの上面には細溝２９を有している次に動作について説
明する。を動機８によりクランク軸９を介して旋回スク
ロールが旋回運動すると、吸入管２０から吸入された冷
媒ガスは、圧力差によりピストン２８が下方に押し下げ
られ、冷媒ガスは固定スクロール５と旋回スクロール６
との作用で圧縮された後、固定スクロール５の中央に設
けられた吐出口１６から、密閉容器１の上部空間１７に
吐出される。この吐出嘔れた冷媒ガスは、フレーム７に
設けた通路１８を通って圧縮機部の下方の空間、すなわ
ち、フレーム７と電動機８との間の空間に流入し、吐出
管２１から密閉容６１の外に流出する。

また、停止時においては、スプリング２７によりて、ピ
ストン２８は上方に押し上げられ、吸入管２０の端面３
０がシート面となりガスの逆流を防ぐ。

この状態からスクロールラップ内の圧力は、ピストン側
面８１と円筒部２６とのギャップから、ピストン上面に
設けた細溝２９を経て吸入ｆ２０側へ除々にバイパスさ
れていく。（もちろん、吸入管の端面８０ＫＪｆｌ溝を
設けても同様である。）こＤため、再起動時、スクロー
ルラップ内圧力と吸入管２０の圧力はバランスさ几ると
共に、ラップ内圧力も減圧されるため、起動負荷が低減
出来る。

又、他の実施例を第４図に示すが、ピストン２８と多孔
質材料、または多孔質金属材料で製作しても同様の動作
となる。

〔発明の効果〕

不発明Ｐこよれば、スクロール圧ｍ機において、起動待
つ負荷が低減出来るため、軸受２よびモータの信頼性を
同上することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の密閉形スクロール圧縮機の
全体構造ｆｆｒ面図。第２図は吸入孔を設けた固定スク
ロールと旋回スクロールの横断面図。 第８図は第１図の吸入・ｇの部分のｄＵｆＪ図。 第４図は他の実Ａ例を示す吸入管部分のｔｒ面図である
。 １・・・密閉容器　　２・・・圧縮機部　　３・・・電
動損傷・・・油溜り　　５・・・固定スクロール　　６
・・・旋回スクロール　　７・・・フレーム　　９・・
・クランク軸　　１５・・・中間圧室　　２０・・・吸
入ｆ　　　２６・・・円筒部　　２７・・・スプリング
　　２８・・・ピストン　　２９・・・細溝　　８０・
・・吸入管湖面。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、相対的に旋回運動を行う旋回スクロールと固定スク
   ロールから成るスクロール圧縮機構と、この圧縮機構と
   電動機を駆動軸によって連結し、該駆動軸を支承する軸
   受を設けたフレームを前記スクロール圧縮機構部と電動
   機の間に配設して互いに連結固定して、密閉容器内に収
   納し、該密閉容器内を高圧圧力雰囲気としたスクロール
   圧縮機において、 固定スクロールの巻き終わり部に吸入孔および吸入管を
   駆動軸方向に設け、該吸入孔の円筒部は旋回スクロール
   の運動範囲外に設け、吸入孔に逆止弁を設け、圧縮機停
   止時逆止弁を介して、前記吸入管側へ圧縮機構部の圧力
   を減圧させる機構を有することを特徴とするスクロール
   圧縮機。