JPH03129397A - 文書処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は文書処理装置、特に表示器を備えたワードプロ
セッサや電子タイプライタで代表される文書処理装置に
関するものである。

［従来の技術］ 近年、ドツトマトリクスタイプの印刷装置、例えばサー
マルプリンタやレーザビームプリンタ等の進歩により、
高品位の印刷文書を作成できるようになった。また印刷
文字の品位が向上しただけでなく、明朝体文字やゴシッ
ク体文字などの文字フォント、白ヌキ文字や影つき文字
などの文字スタイル、大小様々な文字サイズを自由に組
合わせて印刷することができるようになり、従来の活字
プリンタと比較して多彩な出力結果を得ることができる
ようになった。

さらには、グラフィック方式の表示装置を使用すれば、
表示上でも印刷文字のフォント、スタイル、サイズを表
現できるようになり、美しい文書を作成できるようにな
った。

［発明が解決しようとしている課題］ ところで、このような多種多様な文字を印刷できるよう
な文書処理装置においては、現在選択されている文字フ
ォントやスタイルを何らかの手法でオペレータに知らし
めることが必要になってくる。

特に電子タイプライタのように、文書の入力によって即
座に印刷するような機器では、不可欠である。

そのために、選択されている文字フォント名や文字スタ
イル、文字サイズを個々に表示し知らしめるものは既に
存在するが、表示装置が小さい場合には困難であり、ま
た、煩雑になるという欠点がある。

本発明はかかる問題に鑑みなされたものであり、文書編
集画面を効率的に使用しながら、指定した文字種及び修
飾情報の確認を一目瞭然にすることを可能ならしめる文
書処理装置を提供しようとするものである。

［課題を解決するための手段］ この課題を解決する本発明の文書処理装置は以下に示す
構成を備える。すなわち、 文書の作成及び編集内容を表示する文書処理装置におい
て、複数の文字種類の文字パターンを発生するパターン
発生手段と、少なくとも出力対象の文字種を選択する選
択手段と、選択された文字種に対する修飾情報を指定す
る修飾情報指定手段と、指定された修飾情報に基づいて
前記パターン発生手段で発生した文字パターンを加工す
る加工手段と、前記選択手段及び修飾情報指定手段によ
る選択或いは指定内容の確認を促す確認指示手段と、該
確認指示手段で確認の指示がされたたとき、前記選択手
段で選択された文字種名を、当該文字種名を構成する個
々の文字を選択された文字種の文字パターン群で構成し
、且つ該文字パターン群を前記加工手段で加工すること
で得られた文字パターン群を表示する表示手段とを備え
る。

［作用］ かかる本発明の構成において、選択手段で選択された文
字種及び修飾情報指定手段で指定した内容を確認する場
合には、確認指示手段で指示する。これによって、選択
された文字種名が当該文字種で、しかも指定された修飾
情報で加工された状態で表示される。

［実施例］ 以下、添付図面に従って本発明に係る実施例を詳細に説
明する。

第１図は本実施例における文書処理装置のブロック構成
図である。

図中、１は装置全体を制御するＣＰＵであって、ＲＯＭ
２内に格納されたプログラムに従って動作するものであ
る。このＲＯＭ２には、文書編集処理に係るプログラム
の他、後述する第４図のフローチャートに係るプログラ
ムが格納されている。３はキーボードであって、印刷対
象の文字キーの他に、文字フォントや文字スタイルそれ
に文字サイズを変更するためのキー（タイプ・スタイル
キー）や各種ファンクションを指定するためのキー群を
備えている。４は各種文字を構成するドツトパターンを
記憶している文字フォントＲ○Ｍであり、本実施例では
４種類の文字フォントの１基本スタイル、１基本サイズ
のドツトパターンデータを記憶している。

５はＣＰＵ　１のワークエリアとして使用するＲＡＭで
あるが、その内部には以下に示す各エリアを備えている
。

テキストバッファ６は、キーボード３より入力されたデ
ータがコードとして格納されるバッファでる。通常、こ
のテキストバッファ６に格納されたコードに相当するド
ツトパターンがフォントＲＯＭ４より読み出され、表示
装置１３に表示される。フォントバッファ７は、ドツト
パターンを加工するためのバッファである。フォントＲ
ＯＭ４より読み出されたドツトパターンはフォントバッ
ファ７に展開され、選択されている文字スタイル、文字
サイズに加工される。尚、加工処理としては、例えばア
ンダーライン付き、斜体、白ヌキ文字への変形、ｌドツ
トを縦方向の２ドツト分に対応させた縦倍角文字などへ
の変倍処理が挙げられる。フォントナンバー８は、選択
されている文字フォントの種類に対応する番号を記憶す
るエリアである。スタイルナンバー９は、選択されてい
る文字スタイルに対応する番号を記憶するエリアであり
、それぞれの番号に１つの文字スタイル（アンダーライ
ン付き、斜体、白ヌキなと）が対応している。サイズナ
ンバー１０は、選択されている文字サイズの番号を記憶
するエリアであり、それぞれの番号に１つの文字サイズ
（全角文字、縦倍角文字など）が対応している。ワーク
１１は、−時的なワークとして使われるエリアである。

ビデオＲＡＭ　（ＶＲＡＭ）１２は、表示装置１３の１
個の表示画素にｌビットが対応するＲＡＭである。換言
すれば、表示装置１３の表示画面とこのＶＲＡＭ１３と
は一対一対応しており、データを表示しようとするので
あれば、そのデータをこのＶＲＡＭ１３に書込めばよい
ことを意味する。

そして、１４は編集した通りの文書を印刷するための印
刷装置である。

第２図は、本実施例で表示可能なフォント名のテーブル
である。このテーブルはフォントＲＯＭ４に記憶されて
いる。また、テーブルのフォント名の左に有る数値のい
ずれかがフォントナンバー８に格納されるデータでもあ
る。

以上の構成における本実施例の文書処理装置の動作概要
を以下に説明する。

キーボード３よりキーを押下することで、通常の文書作
成及び編集処理を行なうことは従来のそれと同じである
が、現在、指定した文字種、文字スタイル及びサイズ等
を確認或いは変更しようとする場合には、キーボード３
上に設けられたタイプ・スタイルキーを押下する。

すると、今までキー人力された文字を表示していた表示
画面の一部に、文字種を示すフォント名を指定されてい
るスタイルとサイズで表示する。

尚、この間、タイプ・スタイルキーを押下状態にしてお
くが、確認できたならば、そのタイプ・スタイルキーな
押下状態から開放することで編集処理に復帰する。

例えば、文字種として“ＴＩＭＥＳ”　（従って、フォ
ントナンバー８には、“２”が格納されている）が指定
されていて、スタイルとしてアンダーライン付きの斜体
が、そしてサイズとして縦倍角サイズが指定されている
場合に、タイプ・スタイルキーを押下すると第３図に示
すような表示が得られる。

先に説明した様に、オペレータはこの表示を見て確認で
きたならば、そのタイプ・スタイルキーから手を離せば
良い、しかし、文字種等を変更する場合には、そのキー
を押下状態のまま、“１〜３”の数値キーを押下する。

タイプ・スタイルキーを押下しながら“ｌ”キーを押下
すると、オペレータの選択した文字種への選択処理（フ
ォントナンバー８の数値変更処理）が実行される。同様
に、“２″キーを押下した場合には、文字スタイルの選
択処理が実行され、“３”キーを押下した場合にはサイ
ズ選択処理が実行される。各選択処理は、表示画面に選
択項目をメニュー形式に表示し、その中の１つを選択す
ることでなされるものする。しかし、これ以外の手法で
もって各選択処理を行なっても構わない。いずれにせよ
、選択処理が実行されたならば、それに対応するフォン
トナンバー８．スタイルナンバー９．サイズナンバーｌ
Ｏ等のデータを更新し、文書編集処理に復帰する。

以上の処理を実現するため、本実施例のＣＰＵ１は第４
図に示すフローチャートに従って処理を実行する。

尚、このフローチャートは、文書編集時にタイプ・スタ
イルキーの押下を検出したときに実行されるものである
。

先ず、ステップＳ１では、フォントナンバー８に記憶さ
れているデータに対応するフォント名を読み出し、対応
するフォントでそのドツトパターンをフォントバッファ
７上に展開する０次に、ステップＳ２に進んで、スタイ
ルナンバー９のデー夕に従って、フォントバッファ７に
展開されたドツトパターンを加工する。さて、この後、
処理はステップ＄３に進んで、サイズナンバー１０内の
データに従って、フォントバッファ７内のドツトパター
ンの変倍処理を行なう。尚、これらステップＳ２及びス
テップＳ３の加工におけるアンダーライン付き処理や、
斜体処理、或いは変倍処理等は公知のものを採用するも
のとし、ここでのその詳述は割愛する。

こうして、フォントバッファ７に指定した文字種、スタ
イル、大きさの指定文字種名のドツトパターンが得られ
ると、処理はステップＳ４に進んで、これから表示しよ
うとするＶＲＡＭの位置に既に展開されているデータを
ワーク１１に退避し、ステップＳ５でフォントバッファ
７内のデータをその位置に書込む。これで、第３図に示
すような表示を得ることが可能となる。

次いで、ステップＳ６に進んで、タイプ・スタイルキー
が未だ押下状態にあるか否かを判断する。このキーのみ
が押下状態にある場合、或いはこのキーが押下状態にあ
って且つ“１〜３“以外のキーが押下されている間は、
表示装置１３には第３図に示すようなデータが表示され
ることになる。

また、タイプ・スタイルキーが開放された場合、処理は
ステップＳ１３に進んで、ワーク１１に退避しておいた
データをＶＲＡＭ１２の元の位置に書込む、そして、メ
インルーチンに復帰することで、文書編集処理を続行で
きるようにする。

ユ方、タイプ・スタイルキーが押下状態にあって、ステ
ップ＄７で“１“のキーの押下を検出した場合には、ス
テップＳ８に進んでフォント選択処理を実行し、そして
ステップＳ１３に進む、同様に、ステップＳ９で“２”
のキーの押下を検出した場合にはステップＳＩＯのスタ
イル選択処理を、また、ステップＳｌｌで“３″のキー
の押下を検出した場合にはステップＳ１２のサイズ選択
処理を実行し、そしてステップＳ１３へと進む。

以上説明した様に本実施例によれば、文書編集画面を効
率的に使用しながら、指定した文字形態の確認を一目瞭
然にすることが可能となる。従って、小さい表示装置を
有する文書処理装置において、その表示画面全体を有効
に活用しながら、指定した文字形態を確認することが可
能となる。

尚、上述した第４図のフローチャートにおいて、ステッ
プＳ８．ＳＩＯ及び３１２の選択処理を終えると処理は
ステップ３１３に進むように説明した。しかしながら、
これらは文字形態の変更であり、その変更を確認する意
味で、それらの処理が終ったらステップＳｌに戻るよう
にしても良い。

また、以上の実施例では、４種類の文字パターンを文字
フォントＲＯＭ４にもち、文字スタイル、文字サイズの
変更は、文字フォントＲＯＭ４に記憶されているドツト
パターンの加工で行なう場合について述べた。しかしな
がら、すべての文字スタイル、文字サイズに相当するド
ツトパターンを文字フォントＲＯＭ４に持つようにして
も全く構わないし、アウトラインフォントでもって文字
パターンを生成するようにしても全く構わない。

また、本実施例では、フォント名をフォントに対応する
文字フォントを使って表示するが、フォント名より文字
フォントの種別が判別できることから、特殊な文字フォ
ントを用いて表示することも可能である。

また、実施例では、タイプ・スタイルキーの押下でもっ
て指定内容を表示したが、キーのみに限らずスイッチ等
でも良いことは勿論である。

更には、実施例で特に言及しなかったが、表示装置１３
に表示する文字は選択された文字種で逐次変更されるも
のとするが、処理の効率上、編集中の文字に対して例え
ばＣ０ＵＲＩ　ＥＲに統一し、印刷段階になって指定し
た通りの文字種及びスタイルと大きさで印字するような
装置であっても構わない。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、文書編集画面を
効率的に使用しながら、指定した文字種及び修飾情報の
確認を一目瞭然にすることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例における文書処理装置の構成概略図、 第２図は実施例における文字フォント名のテーブル内容
を示す図、 第３図は実施例で実現しようとする文字フォント名の表
示例を示す図、 第４図は実施例における制御処理内容を示すフローチャ
ートである。 図中、ｌ・・−ＣＰＵ、２・・・ＲＯＭ、３・・・キー
ボード、４・・・フォントＲＯＭ、５・・・ＲＡＭ、６
・・・テキストバッファ、７・・・フォントバッファ、
８・・・フォントナンバー　９・・・スタイルナンバー
　１０・・・サイズナンバー　１１・・・ワーク、１２
・・・ＶＲＡＭ、１３・・・表示装置、１４・・・印刷
装置である。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）文書の作成及び編集内容を表示する文書処理装置
   において、 複数の文字種類の文字パターンを発生するパターン発生
   手段と、 少なくとも出力対象の文字種を選択する選択手段と、 選択された文字種に対する修飾情報を指定する修飾情報
   指定手段と、 指定された修飾情報に基づいて前記パターン発生手段で
   発生した文字パターンを加工する加工手段と、 前記選択手段及び修飾情報指定手段による選択或いは指
   定内容の確認を促す確認指示手段と、該確認指示手段で
   確認の指示がされたたとき、前記選択手段で選択された
   文字種名を、当該文字種名を構成する個々の文字を選択
   された文字種の文字パターン群で構成し、且つ該文字パ
   ターン群を前記加工手段で加工することで得られた文字
   パターン群を表示する表示手段とを備えることを特徴と
   する文書処理装置。
2. （２）パターン発生手段は複数種類の文字パターンを記
   憶しているフォントメモリで構成されることを特徴とす
   る請求項第１項に記載の文書処理装置。
3. （３）修飾情報には文字パターンのスタイル及び大きさ
   に係る情報が含まれることを特徴とする請求項第１項に
   記載の文書処理装置。
4. （４）確認指示手段はキーボード上に設けられた所定の
   キー或いはスイッチでもつて構成されることを特徴とす
   る請求項第１項に記載の文書処理装置。