JPH0312289Y2 - - Google Patents

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JPH0312289Y2
JPH0312289Y2 JP19402786U JP19402786U JPH0312289Y2 JP H0312289 Y2 JPH0312289 Y2 JP H0312289Y2 JP 19402786 U JP19402786 U JP 19402786U JP 19402786 U JP19402786 U JP 19402786U JP H0312289 Y2 JPH0312289 Y2 JP H0312289Y2
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JP
Japan
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heater
cushion
cushion member
seat
heater unit
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JP19402786U
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JPS6399557U (ja
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両に使用するシートにおいて、シ
ートクツシヨンを形成するクツシヨン部材にヒー
ターユニツトが設けられてなるヒーター組み込み
シートに関するものである。
(従来の技術) 従来、この種のヒーター組み込みシートは、第
7図に示すように、自動車座席のシートクツシヨ
ンbはフレームa上にクツシヨン部材cが載置さ
れ、このクツシヨン部材cの表層内に、ヒーター
ユニツトdを挿入して形成されるもの、又は、図
示を省略するが、クツシヨン部材を被覆する表皮
部材に縫い付けることによつてヒーターユニツト
を装着してなるものがある。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、前記従来のヒーター組み込みシートに
おいては、クツシヨン部材cとヒーターユニツト
dとを一体発泡成形すること自体が困難な作業で
あるとともに、成形熱によりヒーターユニツトの
温度ヒユーズが切れることがある等の問題があ
る。また、クツシヨン部材を被覆する表皮部材に
ヒーターユニツトを縫い付けるものにおいては、
表皮部材の伸びを妨げることとなり、座り心地が
悪くなる等の問題がある。
本考案は以上に述べた事情に鑑みなされたもの
で、その目的は、ヒーターユニツトを装着したヒ
ーター部材をクツシヨン部材本体とは別に形成
し、クツシヨン部材本体に形成した凹部にヒータ
ー部材を嵌挿することによつてクツシヨン部材を
形成し、前記従来のシートの問題点を解消するこ
とができるヒーター組み込みシートを提供するこ
とにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案におけるヒーター組み込みシートは、ク
ツシヨン部材をクツシヨン部材本体とヒーター部
材とを備えてなるものとし、ヒーター部材を発泡
体製部材にヒーターユニツトを備えてなるものと
し、クツシヨン部材本体とヒーター部材とを嵌合
することによりクツシヨン部材を形成してなるも
のである。
(考案の作用) 本考案におけるヒーター組み込みシートは、ク
ツシヨン部材本体と、発泡体製部材にヒーターユ
ニツトを装着してなるヒーター部材とを嵌合する
ことによつてクツシヨン部材を形成しているた
め、製造が容易で、また製造の際にヒーターユニ
ツトの温度ヒユーズが切れるおそれがないととも
に、座り心地が良い等の作用を有するものであ
る。
(実施例) 以下、本考案におけるヒーター組み込みシート
の一実施例を第1図から第6図に基づいて説明す
る。
図面中、自動車座席はシートクツシヨン1とシ
ートバツク2とからなる。このシートクツシヨン
1及びシートバツク2は、それぞれクツシヨン部
材3に表皮部材4が被覆されてシートクツシヨン
本体5又はシートバツク本体が形成されており、
このシートクツシヨン本体5はフレーム6上に載
置して形成されている。前記フレーム6には、第
6図に示すようにスプリング部材7が張架して装
着され、それぞれクツシヨン部材3を保持しうる
構成とされる。
然して、クツシヨン部材3には、第2図に示す
ように、クツシヨン部材本体8と後述するヒータ
ー部材9とが備えられる。すなわち、クツシヨン
部材本体8の裏面には、前記ヒーター部材9を装
着すべく、表面近傍まで達する凹部10が形成さ
れる。このヒーター部材9は、第4図に示すよう
に、軟質性の発泡樹脂によつて形成される発泡体
製部材11の表面に、シート状のヒーターユニツ
ト12を装着してなるものである。装着手段とし
ては、同図に示すように発泡体製部材11の隅角
部に形成されるボス13をヒーターユニツト12
の同様の場所に形成されるボス孔14に通してか
しめ止め等することによつて、又は、第5図に示
すように、発泡体製部材11の表面に塗布された
接着剤15又は同表面に貼られた両面粘着テープ
15を介してヒーターユニツト12を貼着するこ
とも可能である。このヒーターユニツト12は、
シート部材12aにヒーター線12bをジグザグ
状にほぼ全面に挿入し、ヒーター線12bの端部
にコネクター12cを装着してなるものである。
そして、第2図に示すように、クツシヨン部材本
体8に形成された凹部10にヒーター部材9を、
ヒーターユニツト12が凹部10の奥に面するよ
うに嵌挿することによつて、クツシヨン部材8が
形成される。なお、コネクター12cは車両の電
源に連結される。
(考案の効果) 本考案におけるヒーター組み込みシートは以上
に述べた通りであるから、以下に述べるような効
果を有する。
(1) クツシヨン部材を、クツシヨン部材本体とヒ
ーター部材とを別体のものとして成形し、両者
を嵌合してなるものとしたため、ヒーターユニ
ツトを一体発泡成形する必要がなく、製作がよ
り容易である。
(2) また、前述のようにヒーター部材を別体に成
形し、後に嵌合する構成であるため、ヒーター
部材に装着したヒーターユニツト単体での交換
が可能である。
(3) ヒーターユニツトを一体発泡成形することが
ないため、温度ヒユーズが切れるおそれがな
い。
(4) クツシヨン部材本体とヒーター部材の発泡体
との互いの硬度を変えることにより、好みの着
座感を備えたシートを容易に作ることができ
る。
(5) クツシヨン部材の表面には継目を形成するこ
となく仕上げることができ、外観をきれいにす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のシートを示す斜視図、第2図
は同シートの分解斜視図、第3図は第1図示の
−断面図、第4図及び第5図は同シートに使用
されるそれぞれ異なるヒーター部材を示す分解斜
視図、第6図は同シートの裏面より見た斜視図、
第7図は従来のシートの断面図である。 1……シートクツシヨン、2……シートバツ
ク、3……クツシヨン部材、4……表皮部材、6
……フレーム、8……クツシヨン部材本体、9…
…ヒーター部材、10……凹部、11……発泡体
製部材、12……ヒーターユニツト、13……ボ
ス、14……ボス孔、15……接着剤又は両面粘
着テープ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 クツシヨン部材を備える車両用のシートであ
    つて、前記クツシヨン部材をクツシヨン部材本
    体の裏面に凹部を形成して、この凹部にヒータ
    ー部材を備えてなるものとし、前記ヒーター部
    材を発泡体製部材の上面にヒーターユニツトを
    備えてなるものとし、前記クツシヨン部材本体
    の凹部に前記ヒーター部材のヒーターユニツト
    を上部として嵌合することにより前記クツシヨ
    ン部材を形成してなることを特徴とするヒータ
    ー組み込みシート。 2 前記ヒーター部材を、前記ヒーターユニツト
    を発泡体にかしめ止めすることにより形成して
    なることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のヒーター組み込みシート。 3 前記ヒーター部材を、前記ヒーターユニツト
    を発泡体に接着剤又は両面粘着テープを介して
    粘着することにより形成してなることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載のヒー
    ター組み込みシート。
JP19402786U 1986-12-17 1986-12-17 Expired JPH0312289Y2 (ja)

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JP19402786U JPH0312289Y2 (ja) 1986-12-17 1986-12-17

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JP19402786U JPH0312289Y2 (ja) 1986-12-17 1986-12-17

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Publication Number Publication Date
JPS6399557U JPS6399557U (ja) 1988-06-28
JPH0312289Y2 true JPH0312289Y2 (ja) 1991-03-22

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