JPH03118504A - 光デバイス - Google Patents

光デバイス

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JPH03118504A
JPH03118504A JP1255617A JP25561789A JPH03118504A JP H03118504 A JPH03118504 A JP H03118504A JP 1255617 A JP1255617 A JP 1255617A JP 25561789 A JP25561789 A JP 25561789A JP H03118504 A JPH03118504 A JP H03118504A
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JP
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optical fibers
optical
optical fiber
tapered
film
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JP1255617A
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Takao Shioda
塩田 孝夫
Fumio Wada
和田 史生
Yoshinori Nakatsugawa
義規 中津川
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、光フアイバ式の光デバイスに関し。 とくに線路監視等の屋外での劣悪な環境で使用されるの
に適した光デバイスに関する。
【従来の技術】
光フアイバ式の光デバイスは、光ファイバの両端面の間
に光フィルタなどの光機能部材を挟んで、これら端面同
士を突き合わせて構成される。この光フアイバ式の光デ
バイスでは、一般に、低損失、高信頼性、小型、安価等
が要求される。 ところで、低損失とするためには、光機能部材を挿入す
る光フアイバ端面間の間隔は、シングルモード光ファイ
バの場合、30μm以下に制限される。光機能部材とし
て多層膜光フィルタを考えると、波長1.3μmの光を
透過させ、波長1.55μmの光を反射させる光フィル
タの場合、50dB以上のアイソレーションをとるとす
ると、層数42層として、8〜9μmの厚さとなる。そ
のため、上記の間隔内に挿入するために基板を含めた厚
さが20μm程度になるように基板の部分を研磨する必
要があり、工程が多くかかつて安価に製造できない。 そこで、光ファイバの端面に光機能部材としての膜体を
直接形成することも考えられないではない。また、レン
ズ等を用いて光ビームの直径(モードフィールド径)を
拡大し、光フアイバ端面間の間隔を大きくとるように工
夫することも考えられている。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、光ファイバの端面に直接膜体を形成する
ことは、光ファイバが非常に細いものであるため困難で
ある。また、レンズ等を用いてモードフィールド径を拡
大する場合、レンズ等の精密固定が必要であり、安価に
製造することはやはり困難となる。 この発明は、容易且つ安価に製造することができ、損失
が低く、高信頼性且つ小型な光デバイスを提供すること
を目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明による光デバイスに
おいては、2つの光ファイバと、各々の細い部分の端部
が、上記2つの光ファイバの端部にそれぞれ融着接続さ
れる2つのテーパ状光ファイバと、少なくとも一方のテ
ーパ状光ファイバの太い側の端面に形成された光機能部
材としての膜体と、該2つのテーパ状光ファイバの太い
部分の端面同士が膜体を挟んで突き合わされた状態で、
少なくともこれら膜体及び2つのテーパ状光ファイバが
収納される筒状部材と、該筒状部材両端側において上記
膜体及び2つのテーパ状光ファイバが納められる空間を
封止するよう取り付けられる封止部材とが備えられてい
る。
【作  用】
テーパ状光ファイバはその外径がテーパ状に徐々に太く
なっているものである。このように光ファイバの直径が
大きくなり端面の面積が大きくなると、その端面に光機
能部材としての膜体を蒸着やスパッタ、あるいはイオン
ブレーティング等により形成することも容易になる。そ
して光フアイバ端面に光機能部材としての膜体を直接形
成することにより、別個に基板等の上に光機能部材を作
る場合に比較して基板の厚さ分だけ薄くでき、光ファイ
バの端面同士の間を狭くし、損失を少なくすることにも
寄与できる。 このようなテーパ状光ファイバの細い部分の端面が光フ
ァイバの先端に接続されているため、そのテーパ状光フ
アイバの直径が太くなっている部分でコアの径も太くな
り、モードフィールド径を大きくとることができる。こ
のようにモードフィールド径が大きくなると、それらの
端面の間の間隔を大きくしても大きな損失が発生しない
。そこで、その間隔の許容範囲を大きくすることができ
るため、損失が大きくならないように組み立てることが
容易になる。 また、筒状部材の両端側には封止部材が取り付けられて
いて、筒状部材内部の空間を封止している。この筒状部
材内部の空間には膜体およびこれを挟む2つのテーパ状
光ファイバが納められている。そのため、この空間を気
密に封止することができることによって、光フィルタ等
の湿度により光学的特性が変fヒし易い光機能部材とし
ての膜体を有効に保護することができ、信頼性が高まる
【実 施 例】
つぎにこの発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。第1図に示す実施例において、光フアイバ心
線(あるいは光フアイバコード)1.1の端部付近の被
覆が剥離されて光ファイバ2.2がむきだしにされてお
り、それら光ファイバ2.2の端部に、テーパ状光ファ
イバ3.3の細い側の端部がそれぞれ融着接続されてい
る。そしてこれらテーパ状光ファイバ3.3の一方(こ
の実施例では下側)の太い側の端面に蒸着膜4が形成さ
れている(第2図も参照)。この蒸着膜4は多層膜(5
i02 Ti(h多層膜等)光フィルタ等の光フィルタ
や反射金属膜(金蒸着膜等)減衰器、偏光子膜(ラミボ
ール;A Q−6i02交互蒸着膜等)などの光機能部
材となるもので、他にスパッタあるいはイオンブレーテ
ィングなどによっても形成することができる。ここで、
光ファイバ2.2は外径125μm、コア径10μm 
(または8μm)の通常のシングルモード光ファイバを
用いることができ、光フアイバ心線1.1はこれにナイ
ロンまたは塩化ビニルなどの被覆を施した通常のもので
ある。また、テーパ状光ファイバ3.3は、第2図に示
すように太い光ファイバの一端を引き延ばしてテーパ状
に徐々に細くしコア31.31の部分かもとの直径の1
/3〜1/10となるようにしたものである。 そして、テーパ状光ファイバ3.3の太い側の端面同士
(一方の側には蒸着膜4が形成されている)を突き合わ
せた状態で、この部分の付近全体(光ファイ/<心線l
の被覆の部分も含む)が、コバール、インコネル、SU
S等の低膨張金属製の円筒部材5の中に納められ、封着
ガラス6.6で封着される。この封着ガラス6.6は通
常の金属との封着に用いるコバールガラス等を用いるこ
とができる。この実施例では、封着ガラス6.6がちょ
うど光ファイバ2とテーパ状光ファイバ3との融着接続
部を覆うように取り付けられている。 具体的には、たとえば光フアイバ心線1として、外径1
25μm、コア径10μm、比屈折率差0.28%の通
常のシングルモードの光ファイバ2をナイロンで被覆し
たものを用い、また、この光ファイバ2と同じ母材がら
テーパ状光ファイバ3を作製している。すなわち、母材
から外径100100O精度±3gm)、コア径80μ
m、比屈折率差0.28%の太い光ファイバをつくり、
その一端を引き延ばして外径が125μmになるように
して、テーパ状光ファイバ3を作製した。ここで外径が
1000μmから125μmにまで細くするのに長さ3
+nmを要した。外径1000μmの部分の長さを3鴫
だけ残して切断したものを2つ用意し、その一方の太い
側の端面に、5i02−Ti02膜を42層蒸着し、誘
電体多層膜フィルタとして機能する蒸着膜4を形成した
。この蒸着膜4を有するテーパ状光ファイバ3及び蒸着
膜が形成されていないテーパ状光フアイバ3のそれぞれ
の細い側の端部を光ファイバ2.2の端部に融着接続し
た。第2図のようにこれら蒸着膜4をもつテーパ状光フ
ァイバ3ともたないテーパ状光フアイバ3との太い側の
端面を、蒸着膜4を挟むようにして対面させ、接着剤で
固定した。そしてこの付近をコバール製の円筒部材5内
に挿入した。この円筒部材5は長さ30wun、外径5
 mmとし、内径は1鴫で−0、+0.005mmの精
度に仕上げである。円筒部材5の内部において、光ファ
イバ2の部分をコバールガラス6により封着し、ナイロ
ン被覆の部分を通常のエポキシ系樹脂の接着剤で固定し
ている。 このような光デバイスでは、テーパ状光ファイバ3.3
を用いており、その太い側ではコア径が大きくなってい
るので、モードフィールド径を大きくとることができる
。そのため、太い側の端面の間を離しても、大きな損失
が発生することがないので、組み立てが容易になる。す
なわち、端面間の距離が雉くなるように注意して組み立
てる必要かなくなるので、組み立て作業が容易になる。 ちなみに上記のように具体的に作製した光デバイスでは
損失が0.3dBであった。 他方、テーパ状光ファイバ3.3を用いて端面の面積を
大きくしているため、取扱が容易になり、その一方の端
面上に蒸着膜4等の、光フィルタ等として機能する部品
となる膜体を容易に形成することができ、この点でも製
造が容易になり、安価に製造することかできる。また、
蒸着膜4をテーパ状光ファイバ3の端面に直接形成して
いるので、基板の分だけ厚さを薄くでき、その結果端面
間の距離も小さくできるので、この点でも損失を少なく
できる。 また、封着ガラス6.6で円筒部材5の両側側を封着し
ているため、それら封着ガラス6.6で挟まれた金属製
円筒部材5のながの空間は気密に封止されることになる
。そのため光フィルタ等の湿度により光学的特性が変化
し易い蒸着膜4等を気密に封止できるので、信頼性が高
まる。 さらに、テーパ状光ファイバ3.3のもととなる太い光
ファイバを母材から線引きするときの径制御を精密に行
ってその太い部分での外径の精度を高め、且つ円筒部材
5の内径を精密に加工することにより、がたのない状態
での組立を簡単に行うことができる。
【発明の効果】
この発明によれば、屋外等の劣悪な環境でもなんら心配
なく使用することができる、小型、低損失、高信頼性の
光デバイスを容易、安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第2図は上
記実施例のテーパ状光ファイバの突合せ部分のみを分解
して示す側面図である。 1・・・光フアイバ心線、2・・・光ファイバ、3・・
・テーパ状光ファイバ、4・・・蒸着膜、5・・・円筒
部材、6・・・封着ガラス、31・・・コア。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2つの光ファイバと、各々の細い部分の端部が、
    上記2つの光ファイバの端部にそれぞれ融着接続される
    2つのテーパ状光ファイバと、少なくとも一方のテーパ
    状光ファイバの太い側の端面に形成された光機能部材と
    しての膜体と、該2つのテーパ状光ファイバの太い部分
    の端面同士が膜体を挟んで突き合わされた状態で、少な
    くともこれら膜体及び2つのテーパ状光ファイバが収納
    される筒状部材と、該筒状部材両端側において上記膜体
    及び2つのテーパ状光ファイバが納められる空間を封止
    するよう取り付けられる封止部材とからなることを特徴
    とする光デバイス。
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Cited By (5)

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