JPH03117730A - 手動復帰式オーバーロードクラッチ - Google Patents

手動復帰式オーバーロードクラッチ

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JPH03117730A
JPH03117730A JP1253790A JP25379089A JPH03117730A JP H03117730 A JPH03117730 A JP H03117730A JP 1253790 A JP1253790 A JP 1253790A JP 25379089 A JP25379089 A JP 25379089A JP H03117730 A JPH03117730 A JP H03117730A
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torque
torque transmission
ball
hub
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俊二 藤井
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D43/00Automatic clutches
    • F16D43/02Automatic clutches actuated entirely mechanically
    • F16D43/20Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure
    • F16D43/202Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure of the ratchet type
    • F16D43/204Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure of the ratchet type with intermediate balls or rollers
    • F16D43/206Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure of the ratchet type with intermediate balls or rollers moving axially between engagement and disengagement

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、従動部に過負荷が加わったときトルク伝達が
行われないようにするための、いわゆるオーバーロード
クラッチに関し、特に、過負荷時トルク遮衛後において
は手動により意識的に復帰させない限りトルク伝達が遮
新された状態を保つようにしたオーバーロードクラッチ
に関する。
従来技術及びその課題 従来から、トルク伝達機構の駆動部と従動部との間に設
けて、負荷トルクが所定値(これを「トリップトルク」
という、)以上になったとき、駆動トルクを逃がし、駆
動側及び従動側の機構の損傷を防止する安全装置の一種
としてボールクラッチ、ローラクラッチ等のオーバーロ
ードクラッチがある。
その構成は、第8図に示されるように、トルク伝達素子
212をドリブンプレート230に形成したトルク伝達
素子保持貫通部224で保持するとともに、プレッシャ
ープレート240によりハブ220に形成したトルク伝
達素子保持有底部232にばね215により押圧してト
ルク伝達を行い、過負荷時には前記トルク伝達素子21
2が前記トルク伝達素子保持有底部232から前記押圧
に抗して脱出するようにしてトルクを遮断するものであ
る。この図に示されたオーバーロードクラッチ200は
、いわゆる自動復帰方式と呼ばれるもので、過負荷時に
トルク伝達素子212が脱出しても、トルク伝達素子2
12はプレッシャープレート240によって常時付勢さ
れているので、負荷が所定値以下に戻った場合、自動的
にトルク伝達素子保持有底部232に係合し、再度トル
ク伝達を行うことができるのである。
しかしながら、長時間過負荷状態が続いたり、駆動部や
従動部の慣性によって停止するまでの回転を余儀さなく
されたりする場合、トルク伝達素子212はトルク伝達
素子保持有底部232を通過する際にそのエツジに衝突
し、駆動部や従動部に#R撃を与えたり、発熱したりす
る。また、エツジ部分がトルク伝達素子212との衝突
によって摩耗し、過負荷時の設定トルクを変動させるこ
とになる。
そこで、自動復帰方式のオーバーロードクラッチの上記
欠点を解決すべく、いbゆる手動復帰方式のオーバーロ
ードクラッチの必要性がある。この手動復帰方式とは、
過負荷によって伝達トルクが一旦遮新されると、その遮
断状態が維持され、外部から所定の操作をしなければ元
のトルク伝達状態に復帰しないようにしたものである。
このような手動復帰方式のオーバーロードクラッチは、
実開昭59−132918号において既に提案されてお
り、第9図に示される構成をしている。ところが、この
ようなオーバーロードクラッチ300には、つぎの問題
点がある。
(1)トルク伝達素子312をトルク伝達素子保持有底
部332に係合させる力は、ばね315から複数のテー
パ面301,302,303を介して与えられているの
で、これらテーパ面の角度を正確に加工しなければ、オ
ーバーロードクラッチ本来の機能である過負荷時の設定
トルクの管理が難しい。
(2)また、トルク伝達素子312がトルク伝達素子保
持有底部332から脱出し、ボール317が完全にプレ
ッシャープレート340の移動軌跡から退く際、ボール
317はテーパ面303を転勤しながら内方向へ移動す
る。ボール317がテーパ面303のエツジに差しかっ
たとき、ボール317には法線方向の力が作用する。こ
の力は、ボール317をプレッシャープレート340の
軌跡から排除する力であり、刻々と漸増する。従って、
トルク遮断状態はボール317がテーパ面303のエツ
ジに差しかかったときに生じる。すなわち、トルク遮断
の条件として、テーパ面の角度のほかに、ボール317
が転勤するテーパ面303の長さも加味しなければなら
ない、プレッシャープレー)340のテーパ面303を
軸に対して直角に近付け、内リング311のテーパ30
2面の角度を軸方向に近付けることによって、トルク伝
達素子312の移動量に対してボール317の転勤する
長さを少なくすることもできるが、このような場合、エ
ツジに差しかかってからボール317がプレッシャープ
レート340の軌跡から退くまでに、プレッシャープレ
ートの大きな移動量を必要とするため、手動復帰方式の
オーバーロードクラッチにするには、設計が困難である
(3)トルク伝達素子312をトルク伝達素子保持有底
部332に押圧するばね力は、内リング311のテーパ
面302にも作用するので、このテーパ面302が軸に
対して直角に近付くほど、ばね315を大型化しなけれ
ばならない。すなわち、第1. Oa図に示されるよう
に、ボール317に作用する力は、ばね力pH、プレッ
シャープレート340の反力P21、内リング311の
反力P32であって、これらの力を軸方向分力と半径方
向分力に分解すると、 軸方向分力 : P12=P22+P32半径方向分カ
ニ P23=P13+P33となる。ここで、軸方向分
力をみると、プレッシャープレート340がトルク伝達
素子312を押圧する力P22は、ばね315の軸方向
の押圧力より小さい。従って、同図のオーバーロードク
ラッチ300では、ばね315の大型化を避けることが
できない。
上記(2)の問題に対しては内リング311のテーパ面
302の傾斜角度を大きくしなければならず、(3)の
問題に対しては内リング311のテーパ面302の傾斜
角度を小さくしなければならず、互いに相客れられない
欠点がある。
(4)第10b図は、トルク遮断状態において、ボール
317に作用する力を示している。ばね力P14、プレ
ッシャープレート340の反力P24、内リング311
の反力P34として、これらの力を軸方向分力と半径方
向分力に分解すると、軸方向分力 :P15=P35 半径方向弁カニ P24=P16+P36となる。プレ
ッシャープレート340とボール317の接触面の摩擦
係数をμとすると、プレッシャープレート340をトル
ク伝達状態に復帰させるために必要な力Fは、 F=μP24 F=μ(P16+P36) となる。
このように、復帰に要する力は、2つのテーパ面301
,302から受け、また、(3)に述べたように、ばね
の大型化を避けることができないから、P24は大きく
ならざるを得ない。その結果、Fの値も大きくなり、ト
ルク遮断状態からトルク伝達状態への復帰ば困難なもの
となる。
(5)このようなオーバーロードクラッチ300は、部
品点数が多く、テーパ面301,302,303の加工
も困難である。
(6)また、メンテナンスをする場合、分解と同時にボ
ール317がばらけてしまう。組立時におけるボール3
17の配置作業も面倒である。
そこで、本発明は、手動復帰方式オーバーロードクラッ
チにおいて、上記の課題を解決し、過負荷時の設定トル
クが正確で、しかも構造の簡単なオーバーロードクラッ
チを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、トルク伝達素子をハブ又はドリブンプレート
の一方に形成したトルク伝達素子保持貫通部で保持する
とともに、プレッシャープレートによりハブ又はドリブ
ンプレートの他方に形成したトルク伝達素子保持有底部
にばねにより押圧してトルク伝達を行い、過負荷時には
前記トルク伝達素子が前記トルク伝達素子保持有底部か
ら前記押圧に抗して脱出するようにしたオーバーロード
クラッチにおいて、前記プレッシャープレートのばね側
内周部分の角部にテーパ面を設け、ボールを前記ハブの
外周円筒面と前記テーパ面とに接するように、且つ、前
記ばねによって軸方向に押されるように配置されたリン
グ端面に接するように配置し、トルク伝達時における前
記ボールの位置からばね側において前記ハブの外周円筒
面上に環状溝を設け、トルク遮新時には、前記ボールが
前記環状溝に落ち込むことによりばね力が前記プレッシ
ャープレートに作用しないようにしたオーバーロードク
ラッチにより前記課題を解決した。
作        用 トルク伝達状態では、トルク伝達素子は、ばねからリン
グ及びボールを介して押圧力を受けてトルク伝達素子保
持有底部に係合している。従って、ハブ及びドリブンプ
レートは共廻りして所定値以下でトルクが伝達される。
所定値以上のトルクがハブとドリブンプレートとの間に
生じると、トルク伝達素子は、プレッシャープレートを
押圧し、ボール及びリングを介してばねを圧縮する。プ
レッシャープレート、ボール及びリングは、トルク伝達
素子の脱出動作によって軸方向に移動する。ここで、ハ
ブの外周には環状溝が設けられており、プレッシャープ
レートのテーパ面から軸心方向に分力を受けるボールは
、トルク伝達素子の軸方向移動中において環状溝に差し
かかったときこの環状溝に落ち込む。
このとき、プレッシャープレートには軸方向の押圧力が
作用しなくなる。すなわち、ばねの押圧力は、環状リン
グ及びボールに作用はするが、ボールからプレッシャー
プレートへは半径方向外側への力しか作用しない、ボー
ルがプレッシャープレートの移動軌跡から退くためであ
る。従って。
トルク伝達素子がトルク伝達素子保持有底部から完全に
脱出する動作に対向する力が排除され、プレッシャープ
レートはさらなる軸方向移動が可能となる。ボールから
の軸方向の押圧力は環状溝が吸収している。このように
、−旦過負荷が加わると、トルクの遮新状態が維持され
るのである。
トルク伝達状態への復帰は、トルク伝達素子とトルク伝
達素子保持有底部の位相を合わせ、人手によってプレッ
シャープレートを軸方向に移動させることによってなさ
れる。環状溝の形状は、ボールがばねの押圧力によって
これから脱出できるような形状で、例えば、7字状のも
のや、深さがボールの半径より浅いものがある。従って
、プレッシャープレートが元の位置に戻ると、ボールは
環状溝から半径方向外側への力を受けて環状溝から脱出
し、再度プレッシャープレートのテーパ面に接して、ば
ねの押圧力を軸方向に伝達するようになる。このように
して、トルク伝達状態を回復させることができる。
実   施   例 以下、本発明の実施例を図面に基づいてボールクラッチ
を例として説明する。
第1実施例のオーバーロードクラッチ10は。
第1a図及び第1b図に示すように、ハブ20とドリブ
ンプレート30を有してなる。ドリブンプレート30は
、ハブ20上でベアリング11を介して回転自在に支持
されている。
ハブ20は筒状部21の中心に鍔22を形成しており、
内周面に軸と共動回転をするためのキー溝23を有する
。鍔22には、トルク伝達素子保持貫通部24が複数不
等間隔に形成しである(なお、このように不等間隔にす
る理由は、1回転での係合ポイントを1箇所に制限する
ためである)。
このトルク伝達素子保持貫通部24にトルク伝達素子1
2が配置されている。
前記鍔22と対向するドリブンプレート30の右側面3
1には、トルク伝達素子12の入る円錐状のトルク伝達
素子保持有底部32がトルク伝達素子保持貫通部24に
対向した同じ位置に複数設けられている。ドリブンプレ
ート30の右側面31における各トルク伝達素子保持有
底部32の相互間は平坦である。
ハブ20の鍔22の右側の筒部には、プレッシャープレ
ート40が遊嵌している。ハブ20の右端にはねじ13
が形成してあり、調節ナツト14が螺合している。!1
節ナツト14は、プレッシャープレート40との間に、
複数の皿ばね15と、環状のリング16と、複数のボー
ル17とを介在させ、プレッシャープレート40がトル
ク伝達素子12を押圧する力を調節するための機能を有
する。プレッシャープレート40は左側面41において
トルク伝達素子12を押圧するために平坦である。
プレッシャープレート40の右側面42は、第2a図に
示すように、ハブ20の外周円筒用25との間隔がtど
なる環状段部43を有する。環状段部43の開口には、
テーパ面45が形成されている。
リング16は完全な円筒状であり、左右の側面は軸に対
して直角である。その右側面でばばね15の付勢力を受
け、左側面ではボール17を正確に軸方向に押圧する。
リング16の内径はハブ20の外周円筒面25と摺動自
在な直径である。
ボール17は、その直径d(第2b図)がハブ20の外
周円筒面25と環状段部43の内周面46との間隔tよ
り大きく、トルク伝達状態では、ハブ20の外周円筒面
25、プレッシャープレート40のテーパ面45及びリ
ング16の左側面の3点で挟持されている。ボール17
に作用する力は、リング16を介するばね15からの軸
方向の押圧力P1、プレッシャープレート40のテーパ
面45からの反力P2、ハブ20の外周円筒面25から
の反力P3であり、これらの力が釣り合っている。なお
、P4.P5は、プレッシャープレート40のテーパ面
45からボール17への反力を、軸方向分力と半径方向
分力に分解した力である。従って、 PL=P4  :  P3=P5 である。このように、ばね15の押圧力のすべてがトル
ク伝達素子12をトルク伝達素子保持有底部32に係合
させる力として作用する。第10a図と比較すると明ら
かなように、従来例では、テーパ面の組合せのためにば
ねの押圧力が分散して作用するが、本発明のオーバーロ
ードクラッチ10は、ばね力が100%トルク伝達素子
12に作用する。これは、ボール17がハブ20の外周
円筒面25に接するように配置したためである。その結
果、ばね15の小型化に好適なオーバーロードクラッチ
10を得ることができるのである。
ハブ2oの外周円筒面25には、7字状の環状溝26が
形成されている。環状溝26はトルク伝達状態における
ボール17とハブ2oの外周円筒面25との接点からA
だけばね側において始点27を有する。この寸法Aは、
トルク伝達素子12の移動量L(第1b図)よりも短く
、トルク伝達素子12がトルク伝達素子保持有底部32
から完全に脱出する以前にボール17が環状溝26の始
点27に差しかかる構成となっている。
従動側に過負荷が生じると、トルク伝達素子12はトル
ク伝達素子保持有底部32から脱出しようとする。トル
ク伝達素子12がばね15の押圧力に抗してプレッシャ
ープレート40を右方向に押圧すると、ボール17は環
状溝26に近付く。
環状溝26までの距離はLより短いAであるから、トル
ク伝達素子12がトルク伝達素子保持有底部32から完
全に脱出する以前に、第2b図に示されるように、ボー
ル12は環状溝26の始点27に差しかかる。この動作
は、 P4   >   PL によって生じる。
第2c図は、トルク伝達素子12及びプレッシャープレ
ート40の移動量がAを越えた直後を示す図である。こ
のとき、プレッシャープレート40のテーパ面45の角
度を45°とすると、P5 〉 0 であり、ボール17には環状溝26に落ち込む方向の力
が作用することになる。従って、トルク伝達素子12の
移動量が寸法Aを越えた瞬間、ボール17は環状溝26
に落ち込む。
第2d図は、ボール17が、環状溝26に落ち込んでプ
レッシャープレート40の移動軌跡から退いた状態を示
す、ボール17は、環状溝26に落ち込む寸前の中心位
置(第2b図)から軸方向に寸法B、半径方向に寸法d
−を移動した状態にある。ボール17は、このとき、リ
ング16の左側面、環状段部43の内周面46及び環状
溝26の溝面28に3点接触し、ばね15の押圧力は、
プレッシャープレート40を左方向に押圧するように作
用しない。すなわち、ばね15の押圧力P1、環状段部
43の内周面46からの反力P6及び環状溝26の溝面
28からの反力P7が釣り合い、ばね15の押圧力は環
状溝26の溝面28からの軸方向分力と相殺される。従
って、ボール17が一旦環状溝26に落ち込むと、もは
やプレッシャープレート40には軸方向の押圧力が作用
しなくなる。第1b図は、トルク伝達素子12及びプレ
ッシャープレート40が上記の寸法り移動したとき、す
なわち、トルク遮新状態のオーバーロードクラッチ10
を示している。
ここで、寸法A、寸法B及び移動量りは次の関係を満た
すように設定する。
A+BSL A+BffiLを越えると、トルク伝達素子12がトル
ク伝達素子保持有底部32から完全に脱出した際に、ボ
ール17はまだプレッシャープレート40の移動軌跡か
ら完全に退いていない状態にあるから、過負荷が解除さ
れたときにばね15の押圧力がプレッシャープレート4
0に作用し、トルク伝達素子12は自動的にトルク伝達
素子保持有底部32に復帰してしまうからである。また
、ボール17が寸法B移動した際、環状段部43の底面
47とボール17が接触しないように、環状段部43の
深さCを、 C>  d/2 に設定する。
なお、A+B=Lのとき、ボール17はプレッシャープ
レート40のテーパ面45のエツジ48と干渉する位置
にあるから、トルク連間状態を確実にするため、 A+B<L であることが望ましい。この場合、環状段部43の深さ
Cは、前述のようにボール17が入り込むだけの余裕が
必要であるから1強度に支障をきたさない限りこの寸法
を大きく設定する。
以上のように、従動部に過負荷が作用したときのトルク
の連間は、ボール17がハブ20の外周円筒面25を転
勤し、環状溝26の始点27に差しかった瞬間に生じる
。トルク伝達素子12に作用するばね15の押圧力は、
軸方向において100%(摩擦損失等を無視した理論上
の値)伝達される。トルク伝達状態におけるボール17
とハブ20の外周円筒面25との接点から環状溝26の
始点27までの距離は、直線であるからその設定が容易
である。また、ばね15の押圧力は、従来のようにテー
パ面における損失がないから、ばねを小型軽量化でき、
よりコンパクトなオーバーロードクラッチを設計するこ
とができる。
トルク連間状態から、トルク伝達状態に復帰させるには
、まず、トルク伝達素子12とトルク伝達素子保持有底
部32の位相を合わせ、プレッシャープレート40を第
1a図中左方向に移動させる。ボール17はばね15の
押圧力により環状溝26の溝面28から半径方向外側の
力を受けているから、ボール17は自動的に環状溝26
から脱出する。このようにして、ボール17は再度プレ
ッシャープレート40のテーパ面45に接し、トルク伝
達状態が回復する。
第3a図及び第3b図は、保持器(ボール保持部材)6
5を示している。保持器65は円周方向に複数設けられ
た半径方向の貫通孔66を有し、その材質は樹脂である
。貫通孔66は外経側及び内径側において縮径しており
ボール17を上下動自在に保持する。外周面67は傾斜
しており、プレッシャープレート40と干渉しない構造
となっている。
第4a図及び第4b図は、本発明の第2実施例を示して
いる。オーバーロードクラッチ10′は、ハブ20’ 
とドリブンプレート30′を有してなる。ドリブンプレ
ート30′は、ハブ20′上でベアリング11′を介し
て回転自在に支持されている。
ハブ20′は筒状部21′の中心に鍔22′を形成して
おり、内周面に軸と共動回転をするためのキー溝23′
を有する。鍔22′には、円錐状のトルク伝達素子保持
有底部32′が複数不等間隔に形成しである(なお、こ
のように不等間隔にする理由は、1回転での係合ポイン
トを1箇所に制限するためである)。
ドリブンプレート30′は、鍔22′の右側面31′に
配置され、トルク伝達素子12′の入るトルク伝達素子
保持貫通部24′がトルク伝達素子保持有底部32′に
対向した同じ位置に複数設けられている。鍔22′の右
側面31′における各トルク伝達素子保持有底部32′
の相互間は平坦である。
プレッシャープレート40′は、鍔22′との間でドリ
ブンプレート30′を挟むように配置されている。ハブ
20′の右端にはねじ13′が形成してあり、調節ナツ
ト14′が螺合している。
調節ナツト14′は、プレッシャープレート40’との
間に、複数の圧縮ばね15′と、環状のリング16′と
、複数のボール17′とを介在させ、プレッシャープレ
ート40′がトルク伝達素子12′を押圧する力を調節
するための機能を有する。
プレッシャープレート40′は左側面においてトルク伝
達素子12′を押圧するために平坦である。
本実施例のリング16′は、WK5図に示すように、ば
ね15′の押圧力を伝達するのみならず、ボール17′
の保持部材の機能とを併せ持っている。その構造は、ハ
ブ20′の外周円筒面25′と摺動自在な円筒部60と
、円筒部60と一体となった拡径部61からなる0円筒
部と拡径部の間には、外周においてテーパ面62が形成
されている。
円筒部60は、円周方向に複数設けられた半径方向に真
直ぐな貫通孔63を有する0貫通孔63の内径は、ボー
ル17′よりわずかに大きい、その内径側は縮径してお
り、貫通孔63に配置されるボール17′の内径側への
脱落を防止している。
貫通孔63の外径側には、テーパ面62に接するスリッ
ト(図示せず)を有する環状のリテーナリング64が取
付けられ、ボール17′の外径側への脱出を防止してい
る。リテーナリング64は、自らの緊迫力により、円筒
部60の外周円筒面の貫通孔63近傍に位置する。リテ
ーナリング64はスリットによって拡径できるから、貫
通孔63へのボール17′の挿入も容易である。以上の
構成により、ボール17′は軸方向に正確に押圧され、
かつ上下動自在に保持される。
また、リング16′は、右側面において調節ナツト14
′と対向するように、圧縮ばね15′の座金部分を形成
している。
プレッシャープレート40’ の内周面46′は、リン
グ16′の円筒部外周に摺動自在であり、軸方向移動を
案内されるようになっている。ばね側内周部分には、テ
ーパ面45′が形成されている。
ボール17′は直径dがリングの円筒部60の厚み(ハ
ブの外周円筒面とプレッシャープレートの内周面の間隔
と略々同一)より大きく、組立られた状態においては、
テーバ面45′、ハブの円筒外周面25′及び貫通孔6
3の内面の3点で挟持される。
トルク伝達素子12′に作用するばね力は、上記構成に
より、リング16′及びボール17′を介し、プレッシ
ャープレート40′ を通じて与えられる。
本実施例は、第1実施例と異なり、ハブ20’にトルク
伝達素子保持有底部32′を設け、ドリブンプレート3
0′にトルク伝達素子保持貫通部24′を設けた構成で
あるが、一方から他方への所定値以上のトルクの透間を
生じるようにしたことは、第1実施例と同一である。他
に、環状段部の替わりに、プレッシャープレート40′
の内径を大きく形成し、環状溝26′からボール17′
が受ける半径方向分力を内周面46′で受けていること
である。
なお、ボール17′が環状溝26′に嵌入した状態を第
4b図に示すが、動作は第1実施例と大きくかおるとこ
ろはないので、この点については説明を省略する。
環状溝が7字状のものについて実施例を説明したが、こ
の形状には種々の態様がありうる。ここで、環状溝に要
求される機能は、過負荷時におけるボールの逃げ道的機
能と、トルク連間状態からトルク伝達状態にプレッシャ
ープレートを復帰させたときに、ボールが自動的に環状
溝から脱出できるようにする機能である。前者の観点か
らみれば、環状溝の形状は単に溝であればよく、後者の
観点からみれば、環状溝の形状はリングからボールへの
押圧力が半径方向外側に作用するものであればよい、第
6a図乃至第6b図は、このような観点から得られる環
状溝を示している。
第6a図に示される環状溝は、溝26aの対向面をテー
パ面26bと軸に直角な面26cから形成したものであ
る。
第6b図に示される環状溝は、溝26dの対向面を双方
とも軸に直角な面26e、26fから形成したものであ
る。環状溝26dの深さはボール17の半径(d/2)
より浅い、従って、環状溝26d中のボール17には、
ばねの押圧力により半径方向外側に脱出しようとする力
が作用する。
次に、第7図は、トルク伝達素子12の変形例を適用し
たオーバーロードクラッチ100を示している。このト
ルク伝達素子112は、ボールやローラではなくプラン
ジャタイプである。トルク伝達素子112は、トルク伝
達素子保持有底部132に適合した形状、例えば、円錐
台形状の先端113と、これに続く円柱形状の本体11
4からなる。従って、駆動部と従動部に過負荷が生じた
ときには、円錐台形状の先端113にトルク伝達素子1
12を軸方向に押し出す力が作用する。そして、トルク
伝達素子112はプレッシャープレート40を左方向に
押圧する。その他の構成は、第1図のオーバーロードク
ラッチ10と同一であるから詳細な説明は省略する。
発  明  の  効  果 本発明は以上の構成であるから1次の顕著な効果を奏す
る。
fi+ボールをプレッシャープレートのテーパ面とハブ
の外周円筒面とに接するようにしたことから、ばね力は
トルク伝達素子に略々100%伝達され。
複数のテーパ面を介して伝達する従来のものに比べて、
トリップトルクを正確に管理することができるとともに
、ばねを小型軽量化することもできる。
(2)ボールがハブの外周円筒面を転勤して環状溝の始
点に差しかかったときにトルク連間を生じるため、トル
ク伝達状態におけるボールとハブとの接点と、この接点
から環状溝の始点までの軸方向の間隔を要件としてトリ
ップトルクを設定することができる。この場合、直線的
な間隔を管理するだけで、正確かつ容易にトリップトル
ク管理をすることができ、従来のような複数のテーパ面
からなるオーバーロードクラッチに比べ、トリップトル
ク管理が簡単になる。
(3)また、環状溝をハブの外周円筒面に設けたことに
より、部品点数の削減ができ、テーパ面を正確に加工す
る必要もないことから、製造コストの低減を図ることが
できる。
(4)諸求項3記載のオーバーロードクラッチでは、ボ
ールがリングに保持されるから1分解時のボールのばら
けもなく、組立も容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1a図は本発明によるオーバーロードクラッチの第1
実施例のトルク伝達状態における軸方向断面図、第1b
図は第1a図のオーバーロードクラッチのトルク遮新状
態の軸方向断面図である。 第2a図乃至第2d図は、トルク伝達状態からトルク遮
斯状態になるときの動作を説明するための第1a図の部
分拡大商面図である。 第3a図及び第3b図は、ボール保持器とリングの部分
所面図とその上面図である。慕条鼻i娠第4a図は本発
明によるオーバーロードクラッチの第2実施例のトルク
伝達状態における軸方向断面図、第4b図は第4a図の
オーバーロードクラッチのトルク遮新状態の軸方向断面
図である。 第5図は、ボール保持部材を設けたリングの新面図であ
る。 第6a図及び第6b図は、他の実施例の環状溝の断面図
である。 第7図は、他の実施例のオーバーロードクラッチの軸方
向断面図である。 第8図及び第9図は、従来のオーバーロードクラッチの
軸方向断面図である。 第10a図は1!9図のオーバーロードクラッチのトル
ク伝達状態における部分域大所面図、第1ob図は第9
図のオーバーロードクラッチのトルク遮噺状態における
部分拡大衛面図である。 10.10’  ・・・オーバーロードクラッチ12.
12’  ・・・トルク伝達素子14.14’  ・・
・調節ナツト 15.15’  ・・・ばね 16.16’  ・・・リング 17.17’  ・・・ボール 20.20’  ・・・ハブ 22、22’・・・鍔 24.24’  ・・・トルク伝達素子保持貫通部25
.25’  ・・・ハブの外周円筒面26.26’  
・・・環状溝 27!・・始点 30.30’  ・・・ドリブンプレート32.32’
  ・・・トルク伝達素子保持有底部40.40’  
・・・プレッシャープレート43・・・環状段部 45.45’  ・・・テーバ面 46.46’  ・・・内周面 60・・・リング 64・・・リテーナリング(ボール保持部材)65・・
・保持器(ボール保持部材) 第 q 因 第 b 図 3 1 0 第30囚 第3b図 1)/ 第7図 第40図 第4b図 第5図 第8図 第9図 第10a図 第10b図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トルク伝達素子をハブ又はドリブンプレートの一
    方に形成したトルク伝達素子保持貫通部で保持するとと
    もに、プレッシャープレートによりハブ又はドリブンプ
    レートの他方に形成したトルク伝達素子保持有底部にば
    ねにより押圧してトルク伝達を行い、過負荷時には前記
    トルク伝達素子が前記トルク伝達素子保持有底部から前
    記押圧に抗して脱出するようにしたオーバーロードクラ
    ッチにおいて、 前記プレッシャープレートの前記ばね側内周部分の角部
    にテーパ面を設け、 ボールを前記ハブの外周円筒面と前記テーパ面とに接す
    るように、且つ、前記ばねによって軸方向に押されるよ
    うに配置されたリング端面に接するように配置し、 トルク伝達時における前記ボールの位置から前記ばね側
    において前記ハブの外周円筒面上に環状溝を設け、 トルク遮断時には、前記ボールが前記環状溝に落ち込む
    ことによりばね力が前記プレッシャープレートに作用し
    ないようにしたことを特徴とする、オーバーロードクラ
    ッチ。
  2. (2)前記環状溝は前記プレッシャープレート側にテー
    パ面を形成している、請求項1記載のオーバーロードク
    ラッチ。
  3. (3)前記リングにボール保持部材を設けたことを特徴
    とする、請求項1又は2記載のオーバーロードクラッチ
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