JPH0311634Y2 - - Google Patents

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JPH0311634Y2
JPH0311634Y2 JP1984148271U JP14827184U JPH0311634Y2 JP H0311634 Y2 JPH0311634 Y2 JP H0311634Y2 JP 1984148271 U JP1984148271 U JP 1984148271U JP 14827184 U JP14827184 U JP 14827184U JP H0311634 Y2 JPH0311634 Y2 JP H0311634Y2
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Central Air Conditioning (AREA)
  • Air Humidification (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は冷房運転と加湿運転とが可能な空気調
和機に関する。
(従来の技術) 電算機室、電話交換機室のような外気とは遮断
され、かつ潜熱負荷が殆ど発生しなくて顕熱負荷
の方がはるかに大きい雰囲気を空気調和する場
合、特に冷房運転を行う場合には、直膨形で冷却
すると除湿が同時に行われて室内の湿度が低下し
てきて極度に乾き過ぎると機械の性能に悪影響を
及ぼして好ましくないので、再加湿が必要とな
る。
そこで冷房機に加湿器を組込ませて脱湿した分
に見合つて加湿器による加湿を併行させることが
従来から成されており、その例として実開昭55−
69635号公報により開示されてなる如く公知であ
る。
上記公知例を第4図及び第5図に示す。前記第
4図図示に係るものは、誘引形で、かつ蒸発器a
の上流側で加湿器bによる加湿を行うものであ
り、一方、第5図図示に係るものは、同じく誘引
形であつて、蒸発器cをバイパスする側路dを空
気通路中に設けて、この側路dにおける蒸発器用
ドレンパンeよりも下方位置に加湿器fを設け
て、この加湿器fにドレンパンeのドレンを導通
させてドレンの再利用による加湿を行うものであ
る。
(考案が解決しようとする課題) ところで前者の公知例は蒸発器aに流れ込む空
気に加湿する方式で、加湿された空気が蒸発器a
を通るために凝縮しやすく、恒温,恒湿の冷房を
行うものでは一般に蒸発器aの蒸発温度が低いた
めに蒸発器aでより一層凝縮しやすくて加湿効率
は60%程度に下がる結果、加湿器bが大形となる
し、ランニングコストが上昇する不利は免れ得な
い。
一方、後者の公知例は室内からの還気の一部を
蒸発器cにバイパスさせて途中で加湿させ、蒸発
器cで冷却された湿度の低い空気と加湿空気とを
フアンの吸込側で合流させ冷却と加湿とを同時に
行わせる方式であるので加湿効率は改善される
が、前記フアンは蒸発器cを通つた冷気によつて
可成りの低温に冷却されており、加湿された高湿
度の空気がフアンのハウジングに接触するときに
フアンに結露が生じ易くなる。
また、蒸発器c出口空気の状態は冷却されるこ
とによつて相対湿度が高くなつているため、部分
的に飽和状態となつた空気が存在していた蒸発し
きれないまま水滴で浮遊する分が多く、その結
果、結露した水分や上記水滴がフアン気流に乗つ
て吹出口から室内(機外)に送出されるキヤリー
オーバー現象が起生し易くてエリミネータを設け
るなどの対策を講じなければならない不都合があ
る。
このようにいずれの方式も改善を要する問題点
があるところから本考案はかかる欠点を排除すべ
く成されたものであつて、加湿空気は蒸発器に通
さないで側路に流通させるバイパス方式の利点を
活用すると共に、冷房運転と加湿運転とを交互に
行わせて同時運転に伴う弊害を避けて、加湿効率
を高度維持、キヤリオーバーの解消を果たしなが
ら恒温,恒湿の効用を安定下にて実現させようと
するものである。
(課題を解決するための手段) しかして本考案は図面に例示してなる如く、吸
込口2、吹出口3を有するケーシング1内に前記
吸込口2、吹出口3との間に亘る空気通路4を設
けて、この空気通路4中に、ドレンパン8を備え
た蒸発器6とフアン7とを蒸発器6の方がが上流
側となる前後の配列に設置すると共に、蒸発器6
をバイパスし得る側路5を設けて、前記側路5に
おける前記ドレンパン8よりも下方位置に加湿器
9を配設し、この加湿器9に前記ドレンパン8の
ドレンを導かせてなる空気調和機において、前記
加湿器9内に液面検出器11を設けて、設定した
高水位及び低水位を検出可能とする一方、前記加
湿器9内の水位が下がつてきて、前記設定水位以
下になつた際に液面検出器11が発信する低水位
信号によつて、加湿器9の運転を止め、同時に蒸
発器6の冷却運転を行わせる一方、逆に水位が上
がつてきて前記設定高水位以上になつた際に、液
面検出器11が発信する高水位信号によつて、蒸
発器6の冷却運転を止め、同時に加湿器9の運転
を行わせる切換回路12を設けたことを特徴とす
る。
(作用) 本考案は加湿器9内の水位が常に設定高水位と
設定低水位との間に保たれるように加湿運転を制
御しており、しかもこの加湿用の水が蒸発器6で
脱湿した水分のみであるところから、蒸発器6の
除湿量に見合う加湿量の給湿を安定かつ確実に行
わせることができる。
また、加湿運転中は蒸発器6の冷却運転を停止
して室内還気中に加湿を行うことにより、比較的
温度の高い空気中に加湿させるところから、加湿
効率が多角、かつ水滴の発生を防ぐことができ、
さらにフアン7自体の温度を低下させることがな
くて、結露の防止がはかれる。
(実施例) 以下、本考案の1実施例を添付図面にもとづい
て詳述する。
第1図は空気調和機の室内側ニユツトであり、
ケーシング1には前面板の中程に吸込口2を、頂
面板の中央部に吹出口3を夫々開口して有する。
そして冷却用吸込口2Aを前面板の中間部に、
加湿用吸込口2Bを同じく下方部に夫々開口せし
めている。
前記ケーシング1の内部は、吸込口2A,2B
と吹出口3との間に亘らせて空気通路4を形成さ
せて、この空気通路4中に蒸発器6とフアン7と
を配設している。
蒸発器6はクロスフイン形熱交換器からなつて
いて、前記冷却用吸込口2Aの直後方において該
吸込口22Aを掩わせるように立設し、一方、フ
アン7は吹出部を前記吹出口3に臨ませてケーシ
ング1内上方部に配置し固定せしめており、従つ
て蒸発器6がフアン7に対し上流側となる前後の
配列をなして誘引方式の室内側ユニツトに形成し
ている。
上記ケーシング1内には加湿用吸込口2Bから
フアン7を経て吹出口3に至る空気通路が存在し
ており、この空気通路は空気通路4中で蒸発器6
をバイパスし得る側路5に形成されていることは
言うまでもなく、そしてこの側路5中において、
蒸発器6の直下に設けたドレンパン8よりも下方
位置、すなわち前記吸込口2Bの直後方の位置に
加湿器9例えば超音波発生器10を付属して有す
る超音波加湿器9を配設している。
上記加湿器9は超音波発生器10に通電する
と、適当量の水が貯溜されている容器内に浸漬し
て設けた超音波振動子が起振して貯溜水に振動エ
ネルギーを与える結果、水面から極微粒の水分と
なつて飛び出して、霧状となり、側路5を流れる
空気中に拡散して給湿を行うものであつて公知の
構造である。
そして、この加湿器9における水溜め部とドレ
ンパン8とを配管で接続せしめて、蒸発器6で脱
湿した水分だけが加湿用原水となつて外部からの
給水は一切成されないよう形成させている。
上記加湿器9の水溜め部に関連して液面検出器
11を設けているが、この液面検出器11は2つ
のフロートスイツチからなつていて、一方は低水
位検出用として、他方は高水位検出用として検出
レベルを異ならしめて前記水溜め部の水面部に浮
子を浮遊させて設けた公知の構造であつて、両フ
ロートスイツチともに水位が設定水位を越えると
閉成し、若干のデイフアレンシヤルを存して水位
が設定水位以下になると開放する設定を有してい
る。
この液面検出器11は例えば加湿器9を10〜15
分連続運転したことによつて減少する水量に見合
つた高水位と低水位とを設定しておくものであ
る。
叙上の構成になる空気調和機の電気回路及び冷
凍回路を第2図及び第3図に示しているがまず冷
凍回路は圧縮機13、凝縮器14、感温膨張弁1
5、、蒸発器6からなる公知の回路であり、室外
側ユニツトは圧縮機13、凝縮器14の他に凝縮
器用フアン16等を備えている。なお、第3図中
17はフイルタである。
一方、電気回路は第2図に示しているが、制御
対象の機器としてフアン7のモータ7M、加湿器
9の超音波発生器10、圧縮機13のモータ13
M、凝縮器用フアン16のモータ16Mを有し、
それ等機器を電源RSTに断続させるものとして、
モータ7M用の電磁接触器の接点21とコイル2
1S、モータ13M用の電磁接触器の接点20及
びコイル20S、モータ16M用の電磁接触器の
接点22及びコイル22S、超音波発生器10用
の電磁接触器の接点23及コイル23Sを有し、
さらに制御機器として低水位検知用の接点11L
と高水位検知用の接点11Hとからなる液面検出
器11、1つの常閉接点24Bと1つの常開接点
24Aを有する低水位リレー24、1つの常閉接
点25Bと1つの常開接点25Aを有する高水位
リレー25、運転釦スイツチ26、停止釦スイツ
チ27、及び室温サーモ28を有している。
前記制御機器のうち前記液面検出器11の両接
点11L,11Hは低高各々の接点水位以下のと
き開放となり、設定水位を越えるると閉成となる
ように作動する。
なお、第2図中21Aはモータ7M用の電磁接
触器に付設されている前記接点21とは別の補助
接点、24Sは低水位リレー24のコイル、25
Sは高水位リレー25のコイルである。
そして図示の結線要領によつて制御回路が構成
されるが、そのうち二点鎖線で囲繞してなる切換
回路を要説すると、前記低水位検知用の接点11
Lに接続される低水位リレー24と高水位検知用
の接点11Hに接続される高水位リレー25を有
し、水位が設定低水位以下のとき低水位リレー2
4の消磁によつて閉成となり、設定低水位を越え
ると低水位リレー24の励磁によつて開放となる
常閉接点24Bと、水位が設定高水位以下のとき
高水位リレー25の消磁によつて閉成となり、設
定高水位を越えると高水位リレー25の励磁によ
つて開放となる常閉接点25Bと、室温サーモ2
8の接点と、圧縮機13のモータ13M用の電磁
接触器のコイル20Sとで直列回路を形成してさ
らに前記常閉接点24Bに対し前記モータ13M
用の電磁接触器の自己保持用常開接点20Aを並
列に接続して圧縮機13のモータ13Mを発停す
る制御部、すなわち蒸発器6の冷却運転を発停す
る制御部を形成している。
一方、水位が設定高水位以下のとき高水位リレ
ー25の消磁によつて開放となり、設定高水位を
越えると高水位リレー25の励磁によつて閉成と
なる常開接点25Aと、水位が設定低水位以下の
とき低水位リレー24の消磁によつて開放とな
り、設定低水位を越えると低水位リレー24の励
磁によつて閉成となる常開接点24Aと、超音波
発生器10用の電磁接触器のコイル23Sとで直
列回路を形成して、さらに前記常開接点25Aに
対し、前記超音波発生器10用の電磁接触器の自
己保持用常開接点23Aと圧縮機13のモータ1
3M用の電磁接触器の常閉接点20Bとを夫々並
列に接続して加湿運転を発停する制御部を形成し
ている。次に、第2図の制御回路に基づく詳細な
説明を行う前に、圧縮機13、加湿器9それぞれ
の運転制御、流者13,9の切換運転制御につい
て概略説明する。
圧縮機13は室温が設定温度よりも高く、かつ
加湿器9の水位が設定低水位以下となつたときに
付勢し、この付勢を室温が設定温度よりも下がる
か、あるいは加湿器9の水位が設定高水位を越え
るまで持続させて停止に切り換えられる。
一方、加湿器9は、加湿器9の水位が設定低水
位を越え設定高水位以下でかつ圧縮機13が停止
しているとき、また加湿器9の水位が設定高水位
を越えたときにいずれも加湿運転を開始し、この
運転を加湿器9の水位が設定低水位以下になるま
で持続させて停止に切り換えられる。
従つて上記切換回路12を設けたことによつ
て、加湿器9内の水位が下がつてきて、設定低水
位以下になると、加湿運転していた加湿器9を停
止した圧縮機13を付勢し蒸発器6の冷却運転を
行わせ、また、逆に水位が上がつてきて、設定高
水位を越えると、運転していた圧縮機13を停止
し蒸発器6による冷却運転を停めて、加湿器9の
加湿運転を行わせるようになる。
なお、この運転を通じてフアン7は運転を続け
ていることは云うまでもなく、また、実施例の切
換回路12は室温サーモ28によつて圧縮機13
が停止すると直ちに加湿器9の加湿運転に自動切
換えが成されるようになつている。
つぎに、第2図の制御回路に基づいて詳細に説
明する。
上述の構成になる空気調和機は、運転釦スイツ
チ26を閉成することにより、モータ7M用の電
磁接触器のコイル21Sが励磁され、その接点2
1が閉成となり、モーータ7Mに通電され、フア
ン7が運転される。なお、このとき前記コイル2
1Sの補助接点21Aが閉成となり自己保持され
る。そして室温が設定値よりも高くて冷房が必要
であると、室内サーモ28の接点が閉成となり、
このときはまだ加湿器9内には水が溜まつていな
いので、液面検出器11の両接点11L,11H
はいずれも開放となつており、従つて低水位リレ
ー24及び高低位リレー25は両方とも消磁状態
であり、2つの常閉接点24B,25Bはともに
閉成となつていることから、モータ13M用の電
磁接触器のコイル20S及びモータ16M用の電
磁接触器のコイル22Sが励磁され、各モータ1
3M,16Mの各電磁接触器の接点20,22の
閉成により圧縮機13及び凝縮器用フアン16が
付勢して冷凍回路は冷媒の強制循環が成されて蒸
発器6は冷却運転を開始する。
その結果、室内の冷房が行われると共に蒸発器
6では脱湿が同時に成されるので、脱湿により生
じたドレンは、ドレンパン8を経て加湿器9内に
導入し、その水位が漸次上昇してくる。
そして水位が設定低水位を越えると、低水位検
知用の接点11Lが閉成となり、低水位リレー2
4が励磁され、その常閉接点24Bが開放とな
り、常開接点24Aが閉成となる。しかし、この
とき常閉接点24Bが開放となつても、自己保持
用常開接点20Aが閉成となつているので、2つ
のコイル20S,22Sは励磁されたままとな
り、接点20,22は閉成であるので両モータ1
3M,16Mは通電が持続され冷却運転が続行さ
れる。また、常開接点24Aが閉成となつても、
常閉接点20Bは開放、常開接点25Aは開放、
自己保持用常開接点23Aは開放となつているの
で、コイル23Sは消磁状態となつており、その
接点23は開放であるので超音波発生器10には
通電されず、加湿運転はされない。
さらに、冷却運転が続行し、水位が設定高水位
を越えると、液面検出器11の高水位検知用の接
点11Hが閉成となり、高水位リレー25が励磁
され、常閉接点25Bの開放により、2つのコイ
ル20S,22Sは消磁され、各接点20,22
が開放ととなり、両モータ13M,16Mは非通
電となる。従つて圧縮機13,凝縮器用フアン1
6が消勢して冷却運転は停止し、蒸発器6での冷
却は止まる。
一方、常開接点24Aが既に閉成している状態
で前記高水位リレー25の常開接点25Aが同時
に閉成することにより、超音波発生器10用の電
磁接触器の接点23が閉成して加湿器9が加湿運
転を開始する。
この加湿運転により、水位は徐々に低下するこ
ととなる。水位が設定高水位以下となると、高水
位検知用の接点11Hが開放となり、高水位リレ
ー25が消磁され、常閉接点25Bは閉成、常開
接点25Aは開放となる。しかし、このときは常
閉接点24Bは開放、自己保持用常開接点20A
は開放となつているので、2つのコイル20S,
22Sは消磁されたままであり、冷却運転は停止
したままである。また常開接点25Aが開放とな
つても、常閉接点20B、自己保持用常開接点2
3Aは閉成となつているので、コイル23Sは励
磁されたままであり、加湿運転が続行される。
この加湿運転は水位が低下してきて設定低水位
以下になるまで約10〜15分程度行われるので蒸発
器6で脱湿した水分は室内に戻される。
その際冷却運転は中断していて加湿が行われる
空気は室内からの還気であるので、加湿効率が高
く、また相対湿度が低いので湿分が水滴となるこ
とも少なく、さらに、前記フアン7のハウジング
も室温まで上昇してくるので、この部分での結露
も生じない。
そして水位が設定低水位以下まで低下すると、
低水位検知用の接点11Lが開放となるので、低
水位リレー24が消磁され、その常閉接点24B
が閉成となり、常開接点24Aは開放となる。従
つて前記常開接点24Aが開放となることによ
り、加湿運転が終了し、前記常閉接点24Bが閉
成となることにより、室温サーモ28が閉成であ
れば冷却運転が開始される。
上述したごとく加湿運転が終了すると、再び前
記切換回路12の作用によつて冷房運転に切換え
られ、かくして冷房と加湿とが交互に繰り返され
て恒温,恒湿の運転が保持される。
なお、実施例は前述した通り、室温サーモ28
による室温一定の制御が成されて室温の低下の方
が加湿器9での水位低下よりも早ければ冷房運転
を直ちに停止して加湿運転に切換えるようになつ
ていることは言うまでもない。すなわち、冷却運
転中で、加湿器9内の水位が設定高水位以下で設
定低水位を越えた状態である場合に、室内温度が
設定温度以下に低下し、室温サーモ28が開放と
なつて冷却運転が停止されると、2つのコイル2
0S,22Sは消磁されるので、常閉接点20B
が閉成となり、、常開接点24Aは閉成となつて
いることから、コイル23Sが励磁され、接点2
3が閉成となり、超音波発生器10に通電され、
加湿運転がなされる。
(考案の効果) 本考案は以上の説明によつて明らかな通り、加
湿器9内に送られる加湿用原水である除湿水の水
位を検出して設定高水位で冷房から加湿に運転を
切換え、かつ設定低水位で加湿から冷房に運転を
切換えるようにしているので、除湿した水分を加
湿により室内に再送する繰り返しを行うことによ
り恒温,恒湿を確実かつ簡単に自動制御し得る。
しかも、加湿器9の加湿運転は蒸発器6での冷
却を止めている間に行わせているで、相対湿度が
比較的低い室内からの還気中に加湿させることに
より加湿効率が高くて加湿器9はコンパクトな構
造のものでよく、ランニングコストは低く抑える
ことができる。
さらに、前記フアン7は室内からの還気が流通
することによつてハウジング等の温度が室温に近
い状態となるので、加湿空気が通過するに際して
結露を生じるおそれがなくなり、従つて加湿効率
が高くて水滴の含有が殆どない空気をそのまま室
内に再送することが可能で、水滴の放出を末然に
防止し得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1例に係る室内側ユニツトの
略示構造図、第2図は同じく電気回路図、第3図
は同じく冷凍回路図、第4図及び第5図は従来例
を示す断面説明図である。 1……ケーシング、2……吸込口、3……吹出
口、4……空気通路、5……側路、6……蒸発
器、7……フアン、8……ドレンパン、9……加
湿器、11……液面検出器、12……切換回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸込口2、吹出口3を有するケーシング1内の
    吸込口2、吹出口3間に亘る空気通路4中に、ド
    レンパン8を備えた蒸発器6とフアン7とを蒸発
    器6が上流側となる前後の配列に設置すると共
    に、蒸発器6をバイパスし得る側路5を設けて、
    前記側路5における前記ドレンパン8よりも下方
    位置に加湿器9を配設し、この加湿器9に前記ド
    レンパン8のドレンを導かせてなる空気調和機に
    おいて、前記加湿器9内に液面検出器11を設け
    て、設定した高水位及び低水位を検出可能とする
    一方、前記加湿器9内の水位が下がつてきて、前
    記設定低水位以下になつた際に液面検出器11が
    発信する低水位信号によつて、加湿器9の運転を
    止め、同時に蒸発器6の冷却運転を行わせる一
    方、逆に水位が上がつてきて前記設定高水位以上
    になつた際に、液面検出器11が発信する高水位
    信号によつて、蒸発器6の冷却運転を止め、同時
    に加湿器9の運転を行わせる切換回路12を設け
    たことを特徴とする空気調和機。
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