JPH03113155A - パラレルインデックスカム装置の性能改善方法 - Google Patents

パラレルインデックスカム装置の性能改善方法

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JPH03113155A
JPH03113155A JP25127689A JP25127689A JPH03113155A JP H03113155 A JPH03113155 A JP H03113155A JP 25127689 A JP25127689 A JP 25127689A JP 25127689 A JP25127689 A JP 25127689A JP H03113155 A JPH03113155 A JP H03113155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
spider
shaft
center
preload
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25127689A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Shinohara
篠原 茂之
Hiroshi Makino
洋 牧野
Chihiro Yamanushi
山主 千尋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMANASHI SANKO KK
Original Assignee
YAMANASHI SANKO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、パラレルインデックスカム装置において、
従節ローラがカム軸とスパイダ軸を結ぶ直線上を通過す
るときの予圧による内部発生応力の増大化を防ぐことに
より振動又は騒音の発生を未然に防止することを目的と
したパラレルインデックスカム装置の性能改善方法に関
する。
(従来の技術) 従来、3枚のカムを用いたパラレルインデックスカム装
置は公知であり(実公昭59−42534号)、従節ロ
ーラと板カムとの間に予圧をかけて組立てることにより
運転中の振動を少なくすると共に、停留精度を改善し、
かつ装置の剛性を高めることが行われていた。
(発明により解決すべき課題) 前記従来のパラレルインデックスカム装置において、カ
ム軸の回転により、各従節ローラがカム軸とスパイダ軸
を結ぶ直線上を、両軸の中間で通過するときはその従節
ローラとカム輪郭との圧力角は90″となる。例えば第
1図従節ローラ19、第3図従節ローラ17b5第6図
従節ローラ17bなどはその例である。従ってこれらの
状態では、前記予圧の逃げ場がなくなり、スパイダの従
節ローラとロッキングカムの四部との間で大きな圧縮力
が働くことになる。この圧縮力の為に予圧が大きいと、
振動や衝撃を発生し、回転が不円滑になる問題点があっ
た。
(課題を解決する為の手段) 第7図はカムと従節ローラの関係位置をベクトル計算す
るための説明図である。
第7図において01はカム軸中心02はスパイダ軸中心
である。この図で、両軸の中心距離はCでそのベクトル
はC1である。この図では従節ローラの取付半径をgと
し、そのベクトルをBとしている。Pはローラー中心の
カム半径(02と従節ローラ中心を結ぶ線)のベクトル
である。
τを従節ローラの位置、θをカムの回転角とすると、カ
ムの回転に対する従節ローラの運動の軌跡は複素平面上
で下式のように表わされる(第7図)。
即ちC1−C−e−j“           ・・・
(1)B2−J2・ejr・・・(2) P3−B2+c+ −47ejr+Ce−j“     ・・・(3)p4
−OeJ(τ−θ)  −j(π十〇)、(4)+C 従って P4− jolt (r−&) e”−0)−j、c・
θ・e−j(“−θ)−ゐ・ejφ・・・(5)ここで
φはローラ中心軌跡の切線方向を示す。
曲率半径ρは次式で表わされる。
α=τ−θ−φ β−−(π+θ+φ) とおけば(5)式より5−−1
(r−θ)sinα+cθsinβ  −(7)φS 
−II) ’r’cos a −J  (r−j)2!
sin a−C−θ” cosβ          
−18)(6) (7) (8)より 曲率半径ρが凸から凹に変化するところから再び凹から
凸に変化するところまでの間で予圧量△Xを考慮した計
算式を設定する。
すなわち ρ≦0  ・・・00のとき 軸間距離c’ −c−△Xとする これにより計算される曲率半径ρ と(9)式の曲率半
径ρとを比較し 1ρ−ρ′ 1−Δy・・・(11)  これを予圧量
の補正値とし、0.05≦△y≦0.1の範囲において
△Xを再設定する。
(作  用) この発明はカムの四部付近のところでカム輪郭を小さく
成形したので、予圧をかけたパラレルインデックスカム
において、従節ローラとそれに繋合し転勤するカムとの
間に無理な圧縮力の発生を未然に防止することになる。
(実施例1) この発明を第1図乃至第3図について説明する。
ハウジング1ヘカム軸2とスパイダ軸3とを架設し、カ
ム軸2には、入力連導側から板カム5、ロッキングカム
4及び板カム6を順次固定する。
また、スパイダ軸3のスパイダには、前記ロッキングカ
ム4、板カム5.6と当接する従節ローラ17.17a
、17b ; 18.18a、18b ;及び19.1
9a、19bを夫々架設したもので、図中7は板カム5
とロッキングカム4との間に介挿した取付板、8はノッ
クピン、9は締付ボルト、21は板カム6とロッキング
カム4とを固定するカム軸2のフランジである。
また、スパイダ軸3にはフランジ10に所定間隔を保っ
て円盤11をノックピン22で固定し、フランジ10と
円盤11との間へ従節円板12.13を嵌装し、前記ロ
ッキングカム4及び板カム5.6に対応するスパイダ1
5.16.14に従節ローラ17.17a、17b、1
8.18a118b、19.19a、19bを夫々等間
隔に軸20.20で取付ける。然して各スパイダ15.
16.14の各従節ローラ17.17a、17b。
18.18a、18b、19.19a、19bは第1図
のように正面図側よりみて等間隔に配置されており、少
なくとも三個の従節ローラがロッキングカム4および板
カム5.6の何れかに当接している。
前記実施例において、第1図中カム軸2とスパイダ軸3
が夫々矢示23.24のように回転し、第3図図示のよ
うに、従節ローラ17bがカム軸中心とスパイダ中心を
結ぶ線を通過する付近では、従節ローラ17bとカム4
の当接点の圧力角は90″に近く、予圧の逃げ場がない
為に、当接力がきわめて大きくなるが、前記式(11)
のように予圧を考慮してカムを設計しであるので、前記
当接力は皆無又は小さくなる。従って、前記当接力の異
常増大による騒音及び振動の発生は回避される。
(実施例2) 次に第4図乃至第6図について説明する。
ハウジング1ヘカム軸2とスパイダ軸3とを架設し、カ
ム軸2には入力連導の遠い側から板カム4と、板カム5
.6を順次固定する。
また、スパイダ軸3のスパイダには、前記板カム4.5
.6と当接する従節ローラ17.17a117b ; 
18.18a、18b ;及び19.19a、19bを
夫々架設したもので、図中7は板カム5.6の間に介挿
した取付板、8はノックビン、9は締付ボルト、21は
板カム4.5及び6を固定するカム軸2のフランジであ
る。
また、スパイダ軸3には、フランジ10に所定間隔を保
って円盤11をノックピン22で固定し、フランジ10
と円盤11との間へ従節円板12.13を嵌装し、前記
板カム4.5.6に対応するスパイダ14.15.16
に従節ローラ17.17a’t i7b、18.18a
s 18bs 19.19a、19bを夫々等間隔に軸
20.20で取付ける。然して各スパイダ14.15.
16の各従節ローラ17.17a、17b、18.18
a118b、19.19a、19bは第4図のように正
面図側よりみて等間隔に配置されており、少なくとも三
個の従節ローラが板カム4および板カム5.6の何れか
に当接している。
前記実施例において、第4図中カム軸2とスパイダ軸3
が夫々矢示23.24のように回転し、第6図図示のよ
うに、従節ローラ17bがカム軸中心とスパイダ中心を
結ぶ線を通過する付近では、従節ローラとカム4の当接
点の圧力角は90°に近く、予圧の逃げ場がない為に、
当接力がきわめて大きくなるが、前記式(11)のよう
に予圧を考慮して設計しであるので、前記当接力は皆無
又は小さくなる。従って、前記当接力の異常増加による
騒音及び振動の発生は回避される。
(発明の効果) 即ちこの発明によれば、従節ローラが、入力軸中心と出
力軸中心を結ぶ線を通過する近傍で、予圧を考慮して軸
間距離を設計しであるので、カムと従節ローラの異常当
接による振動、騒音を生じるおそれはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の要部の正面図、第2図は同
じく第1図中A−A位置における断面図、第3図は同じ
く従節ローラが入力軸と出力軸を結ぶ線上にある状態の
一部を省略した正面図、第4図は他の実施例の一部を省
略した正面図、第5図は同じく第6図中B−B位置にお
ける断面図、第6図は同じく従節ローラが入力軸と出力
軸を結ぶ線上にある状態の一部を省略した正面図、第7
図はカムと従節ローラの関係位置をベクトル計算をする
ための説明図である。 2・・・カム軸     3・・・スパイダ軸4・・・
ロッキングカム 5.6・・・板カム12.13・・・
従節円板 14.15.16・・・スパイダ 17、17a、 17b、 1g、 18a、 Nib
、 19.19a、 19b・・・従節ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 2枚又は3枚の板カムを用いたパラレルインデック
    スカム装置の改善において、従節ローラ軸の中心がスパ
    イダ軸の中心とカム軸の中心とを結ぶ線上付近に位置す
    る際のカムの輪郭を、理論計算による輪郭小さくするこ
    とを特徴としたパラレルインデックスカム装置の性能改
    善方法
JP25127689A 1989-09-27 1989-09-27 パラレルインデックスカム装置の性能改善方法 Pending JPH03113155A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0581378A1 (en) * 1992-07-31 1994-02-02 O.M.S.O. S.P.A. Machine for the offset printing of flat objects, in particular for compact discs

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0581378A1 (en) * 1992-07-31 1994-02-02 O.M.S.O. S.P.A. Machine for the offset printing of flat objects, in particular for compact discs
US5481970A (en) * 1992-07-31 1996-01-09 O.M.S.O. S.P.A. Machine for the offset printing of flat objects, in particular for compact discs

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