JPH03111039A - レーザ治療装置 - Google Patents

レーザ治療装置

Info

Publication number
JPH03111039A
JPH03111039A JP1249897A JP24989789A JPH03111039A JP H03111039 A JPH03111039 A JP H03111039A JP 1249897 A JP1249897 A JP 1249897A JP 24989789 A JP24989789 A JP 24989789A JP H03111039 A JPH03111039 A JP H03111039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
laser light
tissue
laser beam
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1249897A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Yoshihara
吉原 雅也
Hibiki Imagawa
今川 響
Seiji Kuramoto
聖治 倉本
Tatsuya Saito
達也 斉藤
Yoshikatsu Nagayama
永山 義勝
Nobuyuki Funakoshi
舟越 信幸
Akira Hasegawa
晃 長谷川
Noriyasu Aoki
義安 青木
Eiichi Fuse
栄一 布施
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP1249897A priority Critical patent/JPH03111039A/ja
Publication of JPH03111039A publication Critical patent/JPH03111039A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Surgery Devices (AREA)
  • Radiation-Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はレーザ光を生体組織の異常組織に照射してこ
の異常組織の焼灼等の治療を行うレーザ治療装置の改良
に関する。
[従来の技術] 一般に、レーザ治療装置として例えば特開平1−135
368号公報に示すようにレーザ発振装置から出射され
るレーザ光をレーザプローブのレーザガイドを介して例
えば腫瘍部等の患部によって形成される被照射部に照射
する構成のものが知られている。この場合、レーザ治療
装置には波長が異なる2種類以上の処置用レーザ装置を
設けられている。そして、治療用のレーザ光の照射時に
は例えば腫瘍部等の患部の大きさ、或いは患部の温度状
態等の条件に応じて使用する処置用レーザ装置を選択す
ることにより、治療用のレーザ光による加熱範囲を制御
する構成になっていた。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来構成のものにあっては治療用のレーザ光を例え
ば血管内の病変部や血栓等の患部に照射してこれらを焼
灼する治療時にレーザ光が患部に正確に照射されている
か否かを正確に判別することが難しい問題があった。そ
のため、例えば血管内の病変部や血栓等の患部である異
常組織以外の正常な生体組織に治療用のレーザ光が照射
されるおそれがあるので、例えば血管の正常な生体組織
が治療用のレーザ光によって焼灼され、この正常な血管
の生体組織に穴をあける等の損傷を与えるおそれがあっ
た。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、レーザ
光が患部等の異常組織に正確に照射されているか否かを
正確に判別することができ、正常な生体組織に治療用の
レーザ光が照射されることを防止して異常組織以外の健
康な生体組織の損傷を防止し、安全性の向上を図ること
ができるレーザ治療装置を提供することを目的とするも
のである。
[課題を解決するための手段] この発明は治療用レーザ光と互いに波長が異なる複数の
検査用レーザ光とを同一のレーザガイドに導光するレー
ザ光導光手段を設けるとともに、被照射部からの各検査
用レーザ光の反射光をそれぞれ検出し、これらの検出結
果にもとづいて正常組織と異常組織とを判別して異常組
織の検出時のみに治療用レーザ光を出射する治療用レー
ザ光の出射制御手段を設けたものである。
[作用] レーザ光による治療時には互いに波長が異なる複数の検
査用レーザ光を同一のレーザガイドに導光して被照射部
からの各検査用レーザ光の反射光をそれぞれ検出し、こ
れらの検出結果にもとづいて正常組織と異常組織とを判
別し、異常組織の検出時のみに治療用レーザ光を出射す
ることにより、正常な生体組織に治療用のレーザ光が照
射されることを防止して異常組織以外の健康な生体組織
の損傷を防止し、安全性の向上を図るようにしたもので
ある。
[実施例] 以下、この発明の第1の実施例を第1図乃至第3図を参
照して説明する。第1図はレーザ治療装置全体の概略構
成を示すもので、1はレーザプローブ本体である。この
レーザプローブ本体1内にはレーザ光を導く図示しない
光ファイバによって形成される導光用のレーザガイドが
配設されている。この導光用レーザガイドは保護チュー
ブによって覆われている。さらに、レーザプローブ本体
1の先端部にはレーザ光を照射する透光性の先端チップ
2が配設されている。
また、レーザプローブ本体1内のレーザガイドの基端部
はレーザ装置3に接続されている。このレーザ装置3の
内部には焼灼用等の治療用レーザ光を発生する治療用レ
ーザ発振装置4、互いに波長が異なる複数の検査用レー
ザ光を発生する例えば青色レーザ発振装置5および赤色
レーザ発振装置6がそれぞれ設けられている。この場合
、治療用レーザ発振装置4は例えばYAGレーザ装置に
よって形成されており、青色レーザ発振装置5は例えば
Arレーザ装置、赤色レーザ発振袋flf6は例えばH
e−Neレーザ装置によってそれぞれ形成されている。
さらに、このレーザ装置3の内部には治療用レーザ発振
装置4からの治療用レーザ光と青色レーザ発振装置5お
よび赤色レーザ発振装置6からの互いに波長が異なる複
数の検査用レーザ光とを同一のレーザガイドに導光する
レーザ光導光手段7が設けられている。このレーザ光導
光手段7にはレーザプローブ本体1内のレーザガイドの
光軸上に適宜の間隔を存して並設された第1.第2.第
3の各ミラー8,9.10がそれぞれ設けられている。
これらの第1.第2.第3の各ミラー8゜9.10はレ
ーザプローブ本体1内のレーザガイドの光軸方向に対し
て45″の傾斜角度で設置されている。そして、治療用
レーザ発振装置4がら出射される治療用レーザ光は第1
のミラー8によって反射されてレーザプローブ本体1内
のレーザガイドに導光されるようになっており、同様に
青色レーザ発振装置5から出射される第1の検査用レー
ザ光は第2のミラー9によって反射されてレーザプロー
ブ本体1内のレーザガイドに導光され、赤色レーザ発振
装置6から出射される第2の検査用レーザ光は第3のミ
ラー10によって反射されてレーザプローブ本体1内の
レーザガイドに導光されるようになっている。なお、第
2のミラー9は例えば青ダイクロイックミラー、第3の
ミラー10は赤ダイクロイックミラーにょつてそれぞれ
形成されている。
また、第2のミラー9と青色レーザ発振装置5との間お
よび第3のミラー10と赤色レーザ発振装置6との間に
はハーフミラ−11,12がそれぞれ介設されている。
この場合、一方のハーフミラ−11には第1のレーザ光
検出部13、他方のハーフミラ−12にはYAGカット
フィルタ14を介して第2のレーザ光検出部15がそれ
ぞれ対向配置されている。そして、青色レーザ発振装置
5からの第1の検査用レーザ光の出射時にはこの第1の
検査用レーザ光がレーザプローブ本体1内のレーザガイ
ドに導光され、先端チップ2から例えば血管A内の血栓
B等の被照射部に照射されたのち、この被照射部からの
第1の検査用レーザ光の反射光がレーザプローブ本体1
内のレーザガイド、第2のミラー9、ハーフミラ−11
を順次介して第1のレーザ光検出部13に導光されるよ
うになっており、この第1のレーザ光検出部13によっ
て被照射部からの第1の検査用レーザ光の反射光が検出
されるようになっている。さらに、赤色レーザ発振装置
6からの第2の検査用レーザ光の出射時にはこの第2の
検査用レーザ光が同様にレーザプローブ本体1内のレー
ザガイドに導光され、先端チップ2から被照射部に照射
されたのち、この被照射部からの第2の検査用レーザ光
の反射光がレーザプローブ本体1内のレーザガイド、第
3のミラー10、ハーフミラ−12、YAGカットフィ
ルタ14を順次介して第2のレーザ光検出部15に導光
されるようになっており、この第2のレーザ光検出部1
5によって被照射部からの第2の検査用レーザ光の反射
光が検出されるようになっている。この場合、被照射部
からの各検査用レーザ光の反射光の反射率(光量もしく
はW量)は第2図に示すように正常な生体組織からの場
合と病変部等のような異常組織からの場合とで異なるこ
とが確かめられている。
また、第1のレーザ光検出部13には第1の比較器16
が接続されている。この第1の比較器16には第1の設
定値回路17が接続されている。
この場合、第1の設定値回路17からは例えば正常な生
体組織からの第1の検査用レーザ光の反射光の反射率範
囲と対応する第1の設定値信号が出力されるようになっ
ている。さらに、第1の比較器16は治療用レーザ発振
装置4に接続された制御部(出射制御手段)18に接続
されている。この制御部18は例えばマイクロコンピュ
ータおよびその周辺回路によって形成されている。そし
て、この第1の比較器16からの出力信号はこの制御部
18に入力されるようになっている。
また、第2のレーザ光検出部15には第2の比較器19
が接続されている。この第2の比較器1つには第2の設
定値回路20が接続されている。
この場合、第2の設定値回路20からは例えば正常な生
体組織からの第2の検査用レーザ光の反射光の反射率範
囲と対応する第1の設定値信号が出力されるようになっ
ている。さらに、この第2の比較器20も制御部18に
接続されており、この第2の比較器20からの出力信号
がこの制御部18に入力されるようになっている。
なお、第1のレーザ光検出部13および第2のレーザ光
検出部15はそれぞれ表示部21に接続されており、こ
の表示部21に第1のレーザ光検出部13および第2の
レーザ光検出部15による各検査用レーザ光の反射光の
反射率の検出値が表示されるようになっている。
一方、第3図は治療用レーザ発振装置4の概略構成を示
すものである。この第3図中で、22はYAGロッド、
23はこのYAGロッド22の近傍位置に配設された励
起ランプ、24はこの励起ランプ23の電源、25はY
AGロッド22の一端部側に配設された一部透過ミラー
 26はYAGロッド22の他端部側に配設された全反
射ミラーである。この場合、YAGロッド22と一部透
過ミラー25との間には開閉用のYAGシャッタ27が
配設されている。そして、このYAGシャッタ27によ
って治療用レーザ発振装置4からの治療用レーザ光の発
生が制御されるようになっている。さらに、このYAG
シャッタ27は制御部18に接続されている。そして、
制御部18では第1の比較器16および第2の比較器1
9からの出力信号にもとづいて実際にレーザプローブ本
体1内のレーザガイドを経て先端チップ2から照射され
た第1.第2の各検査用レーザ光の被照射部の種類(正
常組織か異常組織か)を判別し、異常組織の検出時のみ
にYAGシャッタ27を開操作して治療用レーザ発振装
置4から治療用レーザ光を出射するように治療用レーザ
発振装置4を制御するようになっている。
次に、上記構成の作用について説明する。
このレーザ治療装置の使用時には予めレーザプローブ本
体1を血管A内等の治療目的部位に挿入し、このレーザ
プローブ本体1の先端チップ2を血管A内の血栓B等の
被照射部に対向配置させる。
この状悪で、次に青色レーザ発振装ft5および赤色レ
ーザ発振装置6からそれぞれ第1の検査用レーザ光およ
び第2の検査用レーザ光を発生させ、これらの各検査用
レーザ光を同一のレーザプローブ本体1内のレーザガイ
ドに導光して例えば血管A内の血栓B等の被照射部に照
射させる。この場合、被照射部からの第1の検査用レー
ザ光はレーザプローブ本体1内のレーザガイド、第2の
ミラー9、ハーフミラ−11を順次介して第1のレーザ
光検出部13に導光され、この第1のレーザ光検出部1
3によって被照射部からの第1の検査用レーザ光の反射
光が検出される。さらに、被照射部からの第2の検査用
レーザ光の反射光はレーザプローブ本体1内のレーザガ
イド、第3のミラー10、ハーフミラ−12、YAGカ
ットフィルタ14を順次介して第2のレーザ光検出部1
5に導光され、この第2のレーザ光検出部15によって
被照射部からの第2の検査用レーザ光の反射光が検出さ
れる。
また、これらの第1のレーザ光検出部13および第2の
レーザ光検出部15からの検出値は第1の比較器16お
よび第2の比較器19によって各設定値回路17.20
からの設定値信号と比較され、その出力信号が制御部1
8に入力される。そして、制御部18では第1の比較器
16および第2の比較器19からの出力信号にもとづい
て治療用レーザ発振装置4を制御する。この場合、制御
部18では実際にレーザプローブ本体1内のレーザガイ
ドを経て先端チップ2から照射された第1゜第2の各検
査用レーザ光の被照射部の種類(正常組織か異常組織か
)を判別し、異常組織の検出時のみにYAGシャッタ2
7を開操作して治療用レーザ発振装置4から治療用レー
ザ光を出射する。
そこで、上記構成のものにあっては治療用レーザ発振装
置4から治療用レーザ光を出射する前に、互いに波長が
異なる複数の検査用レーザ光(青色レーザ発振装置5か
ら出射される第1の検査用レーザ光および赤色レーザ発
振装置6から出射される第2の検査用レーザ光)を同一
のレーザプローブ本体1内のレーザガイドに導光して例
えば血管A内の血栓B等の被照射部からの各検査用レー
ザ光の反射光をそれぞれ検出し、これらの検出結果にも
とづいて正常組織と異常組織とを判別し、血管A内の血
栓B等の異常組織の検出時のみに治療用レーザ光を出射
するようにしたので、正常な生体組織に治療用のレーザ
光が照射されることを防止することができる。そのため
、血管A内の血栓B等の異常組織以外の健康な生体組織
の損傷を防止することができ、安全性の向上を図ること
ができる。また、互いに波長が異なる複数の検査用レー
ザ光によって例えば血管A内の血栓B等の被照射部を測
定させるようにしたので、いずれか一方の検査用レーザ
光では正確に測定しに(い部位であっても他方の検査用
レーザ光で正確に測定することができ、単一の波長の検
査用レーザ光によって被照射部を測定させる場合に比べ
て被照射部を正確に測定することができる。
なお、上記実施例ではYAGシャッタ27を開閉操作し
て治療用レーザ発振装置4から治療用レーザ光の出射を
制御する構成にしたものを示したが、励起ランプ23へ
の電流のオン、オフによって治療用レーザ発振装置4か
ら治療用レーザ光の出射を制御する構成にしてもよい。
また、第4図はこの発明の第2の実施例を示すものであ
る。
これは、レーザプローブ本体1内のレーザガイド31を
石英コア32とその周囲を被覆する被覆膜(クラッド)
33とによって形成し、この被覆膜33の先端部外周面
にリング状の一対の金属指標34.35を装着したもの
である。この場合、石英コア32の先端部は被覆膜33
の先端部位置よりも外部側に延設されている。さらに、
一対の金属指標34.35は所定間隔を存して配設され
ている。この場合、例えば先端側の第1の金属指標34
と石英コア32の先端面(出射端面)との間の間隔がf
llに設定されている場合には両側の第1.第2の金属
指標34.35間の間隔g2はfiz−n+に設定され
ている。
したがって、この場合には例えばX線透視下でレーザプ
ローブ本体1を使用する場合にX線像内で確認できる一
対の金属指標34.35の位置を確認することにより、
X線像内で確認不能なレーザガイド31の石英コア32
の先端の出射端面位置をこれらの金属指標34.35と
の位置関係にもとづいて正確に確認することができる。
さらに、この場合には石英コア32の先端面(出射端面
)に金属指標を取付けた場合のようにこの金属指標によ
ってレーザ光が吸収されたり、石英コア32が溶けた場
合の金属指標の脱落等を確実に防止することができる。
なお、先端側の第1の金属指標34と石英コア32の先
端面(出射端面)との間の間隔がglおよび両側の第1
.第2の金属指標34.35間の間隔fI2は1l−R
zに限定されるものではなく、jl 1−xRz  (
xは任意の数)であってもよい。
さらに、第5図に示すこの発明の第3の実施例のように
第2の実施例の金属指標34.35を単一の金属指標筒
36によって形成してもよい。この場合、金属指標筒3
6の長さ寸法g2はflx−!lxであってもよく、ま
た fIt−xj!z(xは任意の数) であってもよい。
また、第6図乃至第8図はこの発明の第4の実施例を示
すものである。
これは、レーザプローブ本体41のシース42内に配設
されたレーザガイド43を第2の実施例と同様に石英コ
ア44とその周囲を被覆する被覆膜(クラッド)45と
によって形成するとともに、このレーザプローブ本体4
1の先端部に湾曲操作機構部を設けたものである。この
場合、レーザプローブ本体41のシース42の先端部に
は固定具46が取付けられており、この固定具46によ
ってレーザガイド43の先端部がシース42の先端部に
固定されている。また、レーザプローブ本体41のシー
ス42先端の筒壁部には一対のアングルワイヤ挿通孔4
7,48が軸線方向に沿って適宜間隔離間させた状態で
形成されている。さらに、シース42内にはアングルワ
イヤ49が進退自在に挿入されている。このアングルワ
イヤ49の先端部は後端側のアングルワイヤ挿通孔48
を通してシース42の外側に導出されるとともに、この
導出端部がさらに先端側のアングルワイヤ挿通孔47を
通してシース42の内部側に導入され、この導入端部が
固定具46とシース42の先端部との間に挿入状態で固
定されている。そして、このアングルワイヤ49を軸線
方向に沿って進退動作させることにより、アングルワイ
ヤ49の先端部における一対のアングルワイヤ挿通孔4
7,48間で外部側に導出された部分の突出量を適宜調
整することができ、このアングルワイヤ49の突出部分
によって例えば血管Aの内壁等を押圧してレーザプロー
ブ本体41の先端部を湾曲させる湾曲操作機構部が形成
されている。
そこで、上記構成のものにあってはアングルワイヤ49
を軸線方向に沿って進退動作させることにより、アング
ルワイヤ49の先端部における一対のアングルワイヤ挿
通孔47.48間で外部側に導出された部分の突出量を
変化させ、このアングルワイヤ49の突出部分によって
例えば血管Aの内壁等を押圧してレーザプローブ本体4
1の先端部を湾曲させる湾曲操作機構部を形成したので
、比較的簡単な構成の湾曲操作機構部を形成することが
でき、レーザプローブ本体41の先端部の外径寸法が大
きくなることを防止することができる。
さらに、第9図および第1O図はこの発明の第5の実施
例を示すものである。
これは、第4の実施例のレーザプローブ本体41のシー
ス42を単一の管内に軸線方向に延設させた複数の穴を
形成させた多孔管(マルチルーメンチューブ)によって
形成し、このシース42の中心穴内にレーザガイド43
を配設するとともに、このシース42の周方向4か所に
等間隔で配置された各ワイヤ挿入穴内に第4の実施例の
アングルワイヤ49をそれぞれ配設し、これらの4本の
アングルワイヤ49a〜49dによってレーザプローブ
本体41を4方向に湾曲操作する湾曲操作機構部を設け
たものである。この場合、各アングルワイヤ49a〜4
9dによるレーザプローブ本体41の湾曲操作機構は第
4の実施例と同じである。
したがって、この場合には第4の実施例よりも正確にレ
ーザプローブ本体41の湾曲操作方向を調整することが
できる。
なお、この発明は上記各実施例に限定されるものではな
く、さらにその他この発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施できることは勿論である。
[発明の効果] この発明によれば治療用レーザ光と互いに波長が異なる
複数の検査用レーザ光とを同一のレーザガイドに導光す
るレーザ光導光手段を設けるとともに、被−照射部から
の各検査用レーザ光の反射光をそれぞれ検出し、これら
の検出結果にもとづいて正常組織と異常組織とを判別し
て異常組織の検出時のみに治療用レーザ光を出射する治
療用レーザ光の出射制御手段を設けたので、レーザ光が
患部等の異常組織に正確に照射されているか否かを正確
に判別することができ、正常な生体組織に治療用のレー
ザ光が照射されることを防止して異常組織以外の健康な
生体組織の損傷を防止し、安全性の向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの発明の第1の実施例を示すもの
で、第1図は全体の概略構成図、第2図は検査用レーザ
光による検出結果を示す特性図、第3図は治療用レーザ
発振装置の概略構成図、第4図は第2の実施例を示す要
部の縦断面図、第5図は第3の実施例を示す要部の縦断
面図、第6図乃至第8図はこの発明の第4の実施例を示
すもので、第6図は要部の斜視図、第7図は同縦断面図
、第8図は使用状態を示す要部の概略構成図、第9図お
よび第1O図は第5の実施例を示すもので、第9図は要
部の斜視図、第10図は第9図のX−X線断面図である
。 4・・・治療用レーザ発振装置、5・・・青色レーザ発
振装置(検査用レーザ光発振装置)、6・・・赤色レー
ザ発振装置(検査用レーザ光発振装置)、7・・・レー
ザ光導光手段、13・・・第1のレーザ光検出部、15
・・・第2のレーザ光検出部、18・・・制御部(出射
制御手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. レーザ発振装置から出射されるレーザ光をレーザガイド
    を介して被照射部に照射するレーザ治療装置において、
    治療用レーザ光と互いに波長が異なる複数の検査用レー
    ザ光とを同一の前記レーザガイドに導光するレーザ光導
    光手段を設けるとともに、前記被照射部からの前記各検
    査用レーザ光の反射光をそれぞれ検出し、これらの検出
    結果にもとづいて正常組織と異常組織とを判別して異常
    組織の検出時のみに前記治療用レーザ光を出射する治療
    用レーザ光の出射制御手段を設けたことを特徴とするレ
    ーザ治療装置。
JP1249897A 1989-09-26 1989-09-26 レーザ治療装置 Pending JPH03111039A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1249897A JPH03111039A (ja) 1989-09-26 1989-09-26 レーザ治療装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1249897A JPH03111039A (ja) 1989-09-26 1989-09-26 レーザ治療装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03111039A true JPH03111039A (ja) 1991-05-10

Family

ID=17199841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1249897A Pending JPH03111039A (ja) 1989-09-26 1989-09-26 レーザ治療装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03111039A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001052735A1 (de) * 2000-01-17 2001-07-26 Stiftung Zur Förderung Der Erforschung Und Behandlung Kindlicher Leukämien (Kinderleukämiestiftung) Verbesserung der sichtbarkeit von venen-punktionsstellen
WO2008018270A1 (fr) * 2006-08-07 2008-02-14 Hamamatsu Photonics K.K. Appareil d'irradiation lumineuse
WO2019230713A1 (ja) * 2018-06-01 2019-12-05 古河電気工業株式会社 検知システム、カテーテル装置、およびレーザ焼灼装置
JP2020078705A (ja) * 2016-05-18 2020-05-28 ジャイラス・エーシーエムアイ・インコーポレーテッド レーザ砕石術のための装置及び方法
US11311338B2 (en) 2016-05-18 2022-04-26 Gyrus Acmi, Inc. Apparatus for laser lithotripsy

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001052735A1 (de) * 2000-01-17 2001-07-26 Stiftung Zur Förderung Der Erforschung Und Behandlung Kindlicher Leukämien (Kinderleukämiestiftung) Verbesserung der sichtbarkeit von venen-punktionsstellen
WO2008018270A1 (fr) * 2006-08-07 2008-02-14 Hamamatsu Photonics K.K. Appareil d'irradiation lumineuse
JP2020078705A (ja) * 2016-05-18 2020-05-28 ジャイラス・エーシーエムアイ・インコーポレーテッド レーザ砕石術のための装置及び方法
US11311338B2 (en) 2016-05-18 2022-04-26 Gyrus Acmi, Inc. Apparatus for laser lithotripsy
WO2019230713A1 (ja) * 2018-06-01 2019-12-05 古河電気工業株式会社 検知システム、カテーテル装置、およびレーザ焼灼装置
JPWO2019230713A1 (ja) * 2018-06-01 2021-07-26 古河電気工業株式会社 検知システム、カテーテル装置、およびレーザ焼灼装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100623212B1 (ko) 조직 절제를 제어하는 시스템 및 방법
US6463313B1 (en) Systems for guiding a medical instrument through a body
US5817009A (en) Arrangement for noninvasive determination of the oxygen saturation in human blood vessels or organs
JP2739933B2 (ja) 光ファイバ分光カテーテル
JPH10309290A (ja) 歯の検査装置
PT862485E (pt) Dispositivo para o tratamento fotodinamico de seres vivos ou orgaos dos mesmos
JP2008036153A (ja) 光照射装置
KR20140022784A (ko) 레이저 치료 장치, 레이저 치료 시스템 및 판별 방법
JPH10243920A (ja) 蛍光観察内視鏡装置
US10646118B2 (en) Laser catheter with use of reflected light to determine material type in vascular system
JPH03111039A (ja) レーザ治療装置
US6895266B1 (en) Laser light emitter surgical site locating device and method
JP2001212070A (ja) 蛍光観察内視鏡装置
JPH01250271A (ja) 医用レーザ照射装置
JPH03126449A (ja) 医療用レーザー装置
JPH04285548A (ja) レーザ装置
KR102049165B1 (ko) 색소 병변의 진단 장치에 사용되는 핸드피스
JP2579649B2 (ja) レーザプローブ
JPH01503206A (ja) 組織をレーザー処理するための装置
JP2004073337A (ja) 光診断治療装置
JPS6320547B2 (ja)
JPS6260532A (ja) 体内患部の色彩による診断装置
JPS6226780B2 (ja)
JPS6122568Y2 (ja)
JP2022170494A (ja) 焼灼装置、焼灼システム