JPH03110772A - 多線束摺動ブラシ素材の製造方法 - Google Patents
多線束摺動ブラシ素材の製造方法Info
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- JPH03110772A JPH03110772A JP1247241A JP24724189A JPH03110772A JP H03110772 A JPH03110772 A JP H03110772A JP 1247241 A JP1247241 A JP 1247241A JP 24724189 A JP24724189 A JP 24724189A JP H03110772 A JPH03110772 A JP H03110772A
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- 238000003466 welding Methods 0.000 claims abstract description 33
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 38
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 229910000906 Bronze Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Details Of Resistors (AREA)
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、トリマー、ポテンショメーター等に用いる多
線束摺動ブラシを作る為の素材の製造方法に関する。
線束摺動ブラシを作る為の素材の製造方法に関する。
（従来の技術）
従来、多線束摺動ブラシ素材を製造するには、第７図に
示す如（多数のブラシ線１を水平に整列集束した線束２
を、該線束２と同幅でブラシ線ｌの線径よりも浅い溝３
を外周面に有する上部ロール電極４に巻き付けて送給し
、これを同じ方向からフラットな外周面を有する下部ロ
ール電極５上に送給した梯子状の帯状台材６の各棧部７
に両ロール電極４．５間でシーム溶接している。
示す如（多数のブラシ線１を水平に整列集束した線束２
を、該線束２と同幅でブラシ線ｌの線径よりも浅い溝３
を外周面に有する上部ロール電極４に巻き付けて送給し
、これを同じ方向からフラットな外周面を有する下部ロ
ール電極５上に送給した梯子状の帯状台材６の各棧部７
に両ロール電極４．５間でシーム溶接している。
（発明が解決しようとする課題）
ところで、上記の線束２と棧部７とのシーム溶接時、各
ブラシ線ｌと棧部７が発熱すると、その熱は両ロール電
極４．５を通して逃げるものと、帯状台材６の両側部へ
逃げるものとがあり、棧部７の温度分布は第８図に示す
ようになる。この為線束２の左右両側部のブラシ線ｌは
中央部のブラシ線１よりも温度が低く、各ブラシ線１の
棧部７に対する溶接面積は第９図に示すようになり、左
右両側部のブラシ線ｌの溶接強度が不安定であった。
ブラシ線ｌと棧部７が発熱すると、その熱は両ロール電
極４．５を通して逃げるものと、帯状台材６の両側部へ
逃げるものとがあり、棧部７の温度分布は第８図に示す
ようになる。この為線束２の左右両側部のブラシ線ｌは
中央部のブラシ線１よりも温度が低く、各ブラシ線１の
棧部７に対する溶接面積は第９図に示すようになり、左
右両側部のブラシ線ｌの溶接強度が不安定であった。
そこで本発明は、線束と棧部とのシーム溶接待ブラシ線
の熱が帯状台材の両側部べ逃げるのを抑えるようにした
多線束摺動ブラシ素材の製造方法を提供しようとするも
のである。
の熱が帯状台材の両側部べ逃げるのを抑えるようにした
多線束摺動ブラシ素材の製造方法を提供しようとするも
のである。
（課題を解決するための手段）
上記課題を解決するための本発明の多線束摺動ブラシ素
材の製造方法は、多数のブラシ線を水平に整列集束した
線束を該線束と同幅でブラシ線の線径よりも浅い溝を外
周面に有するロール電極に巻き付けて送給し、これを同
じ方向からフラットな外周面を有するロール電極上に送
給した梯子状の帯状台材の各棧部に両ロール電極間でシ
ーム溶接する多線束摺動ブラシ素材の製造方法に於いて
、前記帯状台材の各棧部における前記線束の溶接範囲の
左右両外側の熱伝達経路断面積を縮小して、前記シーム
溶接の際棧部から逃げる熱を抑制することを特徴とする
ものである。
材の製造方法は、多数のブラシ線を水平に整列集束した
線束を該線束と同幅でブラシ線の線径よりも浅い溝を外
周面に有するロール電極に巻き付けて送給し、これを同
じ方向からフラットな外周面を有するロール電極上に送
給した梯子状の帯状台材の各棧部に両ロール電極間でシ
ーム溶接する多線束摺動ブラシ素材の製造方法に於いて
、前記帯状台材の各棧部における前記線束の溶接範囲の
左右両外側の熱伝達経路断面積を縮小して、前記シーム
溶接の際棧部から逃げる熱を抑制することを特徴とする
ものである。
（作用）
上述の如（本発明の多線束摺動ブラシ素材の製造方法で
は、帯状台材の各棧部における線束の溶接範囲の左右両
外側の熱伝達経路断面積を縮小しているので、シーム溶
接により発熱する左右両側部のブラシ線の熱は棧部から
逃げにくくなり、従って左右両側部のブラシ線は中央部
のブラシ線と路間等の温度となり、溶接強度は安定した
ものとなり、線束の各ブラシ線の溶接強度はほぼ均一な
ものとなる。
は、帯状台材の各棧部における線束の溶接範囲の左右両
外側の熱伝達経路断面積を縮小しているので、シーム溶
接により発熱する左右両側部のブラシ線の熱は棧部から
逃げにくくなり、従って左右両側部のブラシ線は中央部
のブラシ線と路間等の温度となり、溶接強度は安定した
ものとなり、線束の各ブラシ線の溶接強度はほぼ均一な
ものとなる。
（実施例）
本発明の多線束摺動ブラシ素材の製造方法の実施例１に
ついて説明すると、第１図に示す如（２１本の線径７５
μｍのＡｇ４０％−Ｐｄ４０％−Ｃｕ１９．５％−Ｐｔ
０．５％より成るブラシ線１を水平に整列集束した幅１
．６ｍｍの線束２を、該線束２と同幅でブラシ線ｌの線
径よりも浅い４０μｍの扁平角形の溝３を外周面に有す
る幅１２ｍｍ、外径１２０ｍｍのＣｒ１．８％−Ｃｕよ
り成る上部ロール電極４に巻き付けて送り速度１０００
ｍｍ／ｍｉｎで送給し、これを同じ方向からフラットな
外周面を有する幅１２ｍｍ、外径１２０ｍｍのＣｒ１．
８％−Ｃｕより成る下部ロール電極５上に送給した幅１
２ｍｍ、厚さ０．２ｍｍのりん青銅より成る帯状台材６
の長手方向に２．５ｍｍ間隔に設けられた長さ４ｍｍ、
幅０．６ｍｍの各棧部７に上下ロール電極４．５間でシ
ーム溶接するに於いて、前記帯状台材６の各棧部７にお
ける前記線束２の溶接範囲７ａの左右両外側に直径０．
３ｎｏ＋＋の円孔８を穿設して、該部分の熱伝達経路断
面積を縮小して、線束２を各棧部７の溶接範囲７ａに上
下ロール電極４．５間でシーム溶接して多線束摺動ブラ
シ素材９を得た。
ついて説明すると、第１図に示す如（２１本の線径７５
μｍのＡｇ４０％−Ｐｄ４０％−Ｃｕ１９．５％−Ｐｔ
０．５％より成るブラシ線１を水平に整列集束した幅１
．６ｍｍの線束２を、該線束２と同幅でブラシ線ｌの線
径よりも浅い４０μｍの扁平角形の溝３を外周面に有す
る幅１２ｍｍ、外径１２０ｍｍのＣｒ１．８％−Ｃｕよ
り成る上部ロール電極４に巻き付けて送り速度１０００
ｍｍ／ｍｉｎで送給し、これを同じ方向からフラットな
外周面を有する幅１２ｍｍ、外径１２０ｍｍのＣｒ１．
８％−Ｃｕより成る下部ロール電極５上に送給した幅１
２ｍｍ、厚さ０．２ｍｍのりん青銅より成る帯状台材６
の長手方向に２．５ｍｍ間隔に設けられた長さ４ｍｍ、
幅０．６ｍｍの各棧部７に上下ロール電極４．５間でシ
ーム溶接するに於いて、前記帯状台材６の各棧部７にお
ける前記線束２の溶接範囲７ａの左右両外側に直径０．
３ｎｏ＋＋の円孔８を穿設して、該部分の熱伝達経路断
面積を縮小して、線束２を各棧部７の溶接範囲７ａに上
下ロール電極４．５間でシーム溶接して多線束摺動ブラ
シ素材９を得た。
次に実施例２について説明すると、第２図に示す如く上
記実施例１と同一寸法、同一材質の帯状台材６の各棧部
７に於ける実施例１と同一寸法、同一材質の線束２の溶
接範囲７ａの左右両外側に幅０．２ｍｍ１深さ０．１ｍ
ｍのＶ溝ｌＯを線束２と平行に設けて、該部分の熱伝達
経路断面積を縮小して、線束２を各棧部７の溶接範囲７
ａに実施例１同様上下ロール電極４．５間でシーム溶接
して多線束摺動ブラシ素材１１を得た。
記実施例１と同一寸法、同一材質の帯状台材６の各棧部
７に於ける実施例１と同一寸法、同一材質の線束２の溶
接範囲７ａの左右両外側に幅０．２ｍｍ１深さ０．１ｍ
ｍのＶ溝ｌＯを線束２と平行に設けて、該部分の熱伝達
経路断面積を縮小して、線束２を各棧部７の溶接範囲７
ａに実施例１同様上下ロール電極４．５間でシーム溶接
して多線束摺動ブラシ素材１１を得た。
次いで実施例３．４．５．６について説明すると、第３
図、第４図、第５図、第６図に夫々示す如く上記実施例
１と同一幅、同一厚さで同一材質の帯状台材６の各々の
棧部７における実施例１と同一寸法、同一材質の線束２
の溶接範囲７ａの左右両性側部分７ｂを溶接範囲７ａの
部分よりも細くして、該部分７ｂの熱伝達経路断面積を
縮小して、線束２を各々の棧部７の溶接範囲７ａに実施
例１同様上下ロール電極４．５間でシーム溶接して多線
束摺動ブラシ素材１２．１３．１４．１５を得た。
図、第４図、第５図、第６図に夫々示す如く上記実施例
１と同一幅、同一厚さで同一材質の帯状台材６の各々の
棧部７における実施例１と同一寸法、同一材質の線束２
の溶接範囲７ａの左右両性側部分７ｂを溶接範囲７ａの
部分よりも細くして、該部分７ｂの熱伝達経路断面積を
縮小して、線束２を各々の棧部７の溶接範囲７ａに実施
例１同様上下ロール電極４．５間でシーム溶接して多線
束摺動ブラシ素材１２．１３．１４．１５を得た。
こうして得た実施例１〜６の多線束摺動ブラシ素材９．
１１．１２．１３．１４．１５と、断面積が全長にわた
って等しい棧部７に線束２をシーム溶接して得た第７図
に示す従来例の多線束摺動ブラシ素材におけるブラシ線
ｌの１本当りの引張り強さを測定した処、下記の表に示
すような結果を得た。
１１．１２．１３．１４．１５と、断面積が全長にわた
って等しい棧部７に線束２をシーム溶接して得た第７図
に示す従来例の多線束摺動ブラシ素材におけるブラシ線
ｌの１本当りの引張り強さを測定した処、下記の表に示
すような結果を得た。
（以下余白）
上記の表で明らかなように従来例の多線束摺動ブラシ素
材はブラシ線１本当りの引張り強さのばらつきが大きい
のに対し、実施例の多線束摺動ブラシ素材はブラシ線１
本当りの引張り強さのばらつきが小さいことが判る。
材はブラシ線１本当りの引張り強さのばらつきが大きい
のに対し、実施例の多線束摺動ブラシ素材はブラシ線１
本当りの引張り強さのばらつきが小さいことが判る。
これはひとえに帯状台材の各棧部における線束の溶接範
囲の左右両外側の熱伝達経路断面積が縮小して、線束と
棧部のシーム溶接の際棧部から逃げる熱を抑制して、ブ
ラシ線全体を同等に昇温させ、溶接強度を安定させてい
るからに他ならない。
囲の左右両外側の熱伝達経路断面積が縮小して、線束と
棧部のシーム溶接の際棧部から逃げる熱を抑制して、ブ
ラシ線全体を同等に昇温させ、溶接強度を安定させてい
るからに他ならない。
（発明の効果）
以上の説明で判るように本発明の多線束摺動ブラシ素材
の製造方法によれば、梯子状の帯状台材の各棧部にシー
ム溶接される線束の各ブラシ線の溶接強度をほぼ均一な
ものにできて、ブラシ線の引張り強さのばらつきが小さ
い安定した多線束摺動ブラシ素材を得ることができると
いう効果がある。
の製造方法によれば、梯子状の帯状台材の各棧部にシー
ム溶接される線束の各ブラシ線の溶接強度をほぼ均一な
ものにできて、ブラシ線の引張り強さのばらつきが小さ
い安定した多線束摺動ブラシ素材を得ることができると
いう効果がある。
第１図乃至第６図は夫々本発明の多線束摺動ブラシ素材
の製造方法の実施例を示す図、第７図は従来の多線束摺
動ブラシ素材の製造方法を示す図、第８図は従来の製造
方法における帯状台材の棧部の温度分布を示す図、第９
図は従来の製造方法における線束の各ブラシ線の棧部に
対する溶接面積を示す図である。
の製造方法の実施例を示す図、第７図は従来の多線束摺
動ブラシ素材の製造方法を示す図、第８図は従来の製造
方法における帯状台材の棧部の温度分布を示す図、第９
図は従来の製造方法における線束の各ブラシ線の棧部に
対する溶接面積を示す図である。
Claims (1)
- １．多数のブラシ線を水平に整列集束した線束を、該線
束と同幅でブラシ線の線径よりも浅い溝を外周面に有す
るロール電極に巻き付けて送給し、これを同じ方向から
フラットな外周面を有するロール電極上に送給した梯子
状の帯状台材の各棧部に両ロール電極間でシーム溶接す
る多線束摺動ブラシ素材の製造方法に於いて、前記帯状
台材の各棧部における前記線束の溶接範囲の左右両外側
の熱伝達経路断面積を縮小して、前記シーム溶接の際棧
部から逃げる熱を抑制することを特徴とする多線束摺動
ブラシ素材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1247241A JPH03110772A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 多線束摺動ブラシ素材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1247241A JPH03110772A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 多線束摺動ブラシ素材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03110772A true JPH03110772A (ja) | 1991-05-10 |
Family
ID=17160556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1247241A Pending JPH03110772A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 多線束摺動ブラシ素材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03110772A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6935870B2 (en) | 2001-03-05 | 2005-08-30 | Japan Aviation Electronics Industry, Limited | Connector having signal contacts and ground contacts in a specific arrangement |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01235310A (ja) * | 1988-03-16 | 1989-09-20 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 摺動用ブラシ素材の製造方法 |
-
1989
- 1989-09-22 JP JP1247241A patent/JPH03110772A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01235310A (ja) * | 1988-03-16 | 1989-09-20 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 摺動用ブラシ素材の製造方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6935870B2 (en) | 2001-03-05 | 2005-08-30 | Japan Aviation Electronics Industry, Limited | Connector having signal contacts and ground contacts in a specific arrangement |
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