JPH03110720A - テープ電線の製造方法 - Google Patents

テープ電線の製造方法

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JPH03110720A
JPH03110720A JP24856089A JP24856089A JPH03110720A JP H03110720 A JPH03110720 A JP H03110720A JP 24856089 A JP24856089 A JP 24856089A JP 24856089 A JP24856089 A JP 24856089A JP H03110720 A JPH03110720 A JP H03110720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
powder
masked
conductor
conductors
Prior art date
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Pending
Application number
JP24856089A
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English (en)
Inventor
Seiji Yasuoka
安岡 清二
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、帯状の絶縁体に線状の導体を複数本配線し
たテープ電線を製造するためのテープ電線の製造方法に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来のテープ電線の製造方法としては、例えば第3図に
示すようなものが知られている。即ち、これは複数本の
長尺状かつ線状の導体100を所定間隔に配設して所定
方向に搬送し、これらの導体100に対してその上下方
向から絶縁性を有する所定幅の帯状の絶縁性テープ10
1を搬送し、これらのテープ101を導体100を挟ん
だ状態で接着させて製造するものである。
〔解決しようとする課題〕
しかしながら、このような製造方法にあっては、第4図
に示すように孔101aをテープ101に開口させるた
めにその孔101aの両側に一定幅の縁部101bを設
けているが、そのテープ101の両縁部101bはテー
プを1本に繋いでおくためだけの目的でしかなく、従っ
て導体上にそのテープが接着された後はその導体によっ
て各テープがつながるため特に必要とするものではなく
、無駄であり不経済でもある。
また、このような製造方法にあっては、テープ101同
士の接着の際にしわが発生し易く、更に上下のテープの
孔同士を位置合わせする際に、その孔にずれを生じる虞
れがある。
そこで、この発明は、上記した事情に鑑み、両縁部側の
無駄なテープ部分を形成する必要がなく、またそのテー
プにしわや孔の位置ずれが発生する虞れがないテープ電
線の製造方法を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、この発明のテープ電線の製造方法は、線状導体を
搬送体上で複数本並列的に搬送し、これらの搬送体上を
走行する導体に対し所定間隔毎に一定領域をマスク手段
によってマスクし、このマスクされながら走行する導体
に対し絶縁性及び熱溶融性を有する粉体を静電気力で吸
引・塗布し、この粉体の導体上への塗布に伴って前記マ
スク手股上に堆積された粉体を除去し、このマスク手段
によりマスクされた導体上の粉体を加熱・溶融して帯状
の絶縁体を形成し、この形成された絶縁体を冷却してテ
ープ電線を製造するものである。
〔実施例〕
以下この発明の実施例について添付図面を参照しながら
説明する。
第1図はこの発明に係るテープ電線の製造方法に使用す
る製造装置を示すものであり、この製造装置は、回転搬
送体lと、マスク手段2と、静電塗布手段3と、ワイピ
ング手段4と、加熱溶融手段5と、冷却手段6とから構
成されており、線材7に対し両面側にテープ状の絶縁体
9 (以下これをテープとよぶ)を形成するため線材7
の走行路上に2個所設けられている。
回転搬送体1は、ボビン8a、8b、・・・から夫々引
き出されてきた線状の導体? (7a、  7b。
・・・)を外周面上に圧接させながら一定速度で走行さ
せるようになっており、このため一定速度で回転運動す
る円柱状のものから構成されている。
マスク手段2は、製造するテープ9における開口された
孔を形成するためのものであり、回転搬送体1の外周面
側に一定間隔を保持して配設されており、第1地点Aに
到達したところから降下して導体7上に圧接し、第2地
点已に到達する直前から上昇して導体7及びそこに製造
されたテープ9から離間するようになっている。即ち、
このマスク手段2はマスクパッド2aがテープ9に開口
させる孔に対応した形状、つまり第2図に示すように略
四角板状に形成されており、回転搬送体1の外周面に対
して昇降自在となっている。なお、このマスクパッド2
aは第2地点Bまで導体7をホールドした後、再度第1
地点Aまで移動してきて同一の動作を繰り返す際に、互
いに外方に開放してテープ電線lO及び導体7を通過さ
せることができるように2分割されている。
静電塗布手段3は、マスク手段2のマスクパッド2aに
よりマスクされた部分以外に絶縁性のテープ9を形成さ
せるため、その材料となる粉状の熱溶融性のプラスチッ
ク樹脂(以下これを粉体とよぶ)を導体7上に静電気力
で吸引し、そこに堆積塗布させるものである。そのため
、この静電塗布手段3と導体7との間には所定の電圧が
印加されているとともに先の導体が正または負に帯電さ
れており、これによってその粉体が導体7上に効率的に
吸引されて堆積塗布されるようになっている。
ワイピング手段4は、マクスパッド2a上に堆積塗布さ
れた粉体を清掃除去させるためのものであり、この実施
例ではケーシング4a内で回転するブラシ4bによって
通過するマスクパッド2a上の粉体掃き出すようになっ
ている。なお、このブラシ4bによって掃き出された粉
体は、ケーシング4a内から所定の回収部(閃絡)に向
けて吸入されていくようになっている。
加熱溶融手段5は、マスクパッド2aによりマスクされ
た部位以外の導体7上に堆積塗布されている粉体を加熱
溶融させてテープ9を成形させるものであり、この実施
例ではヒータ5aによって120℃ないし130℃前後
に加熱させるようになっている。
冷却手段6は、加熱溶融手段5によって後にテープ9と
なるように溶融形成された部分を常温まで冷却させるた
めのものであり、図示外のポンプによって強制的に送り
込まれてきた空気をその溶融部分に吹き付けるため、ケ
ーシング6aの下面側に多数の吹き出し孔6bを形成し
た構成となっている。
なお、導体7の片面側にテープ9を形成した後、さらに
反対面側にもテープ9を成形するときには、先の実施例
と同様の構成の製造装置によって同様のテープ9を形成
するようになっているが、先の片面でのテープ製造時に
形成された孔に対応する導体上にマスクパッドをホール
ドさせるため、マスク手段にはその開口された孔の位置
を検出させるための手段が付加されており、これによっ
て導体の反対面側にも表面側と同一位置に孔を正しく開
口させることができるようになっている。
次に、この実施例のテープ電線の製造装置を用いてテー
プ電線を製造するときの製造方法について説明する。
■、各ボビン8a、8b、・・・に巻装さている各導体
? (7a、  7b、・・・)を回転搬送体1の外周
面上に所定間隔で並列的に配設させ、その回転搬送体l
の回転力によって所定方向に導体を撤退させていく。
■、すると、所定の第1地点Aにてマスク手段2が作動
し、マスクパッド2aが導体? (7a、  7b、・
・・)上に圧接する。
■、そして、そのマスクパッド2aによりマスクさた導
体? (7a、  7b、・・・)が所定領域、つまり
静電塗布手段3の配設領域に到達すると、静電気力によ
って導体7上に粉体が吸引され、効果的に堆積塗布され
ていく。
■9次に、そのマスクされた導体7がワイピング手段4
の配設領域に到達すると、そのワイピング手段のブラシ
4bによってマスクパッド2a上に堆積している粉体が
除去される。
■、そして、加熱溶融手段5の配設領域に到達した導体
7上の粉体は、ここで加熱溶融されて帯状のテープ9が
成形されていく。
■、さらに、その成形されたテープ9は、冷却手段6の
配設領域に到達すると、吹き出し孔6bから吹き出す空
気によって冷却され、所定の形状に収縮していく。なお
、このテープ収縮時にマスクパッド2aによって各導体
の位置ずれを阻止しているため、このとき導体7に成形
されるテープ9の収縮率の変化に伴い各導体間の間隔が
内外位置で変化するのを有効に防止できる。
■、このようにして、導体の片面側にはテープ9が形成
されるが、さらにその後同様の製造装置によって導体の
反対面側にもテープ9が製造され、これによってテープ
電線が出来上がる。
〔効果〕
以上説明してきたように、この発明に係るテープ電線の
製造方法によれば、従来のものとは全く異なる方法によ
り、すなわちテープを成形する材料となる絶縁性であっ
て熱溶融性を有する粉体を予めマスクされた導体上に静
電気力で吸引しながら堆積塗布し、マスク上に堆積した
粉体を除去した後その導体上の粉体を加熱溶融してテー
プに成形し、その後空気を送り込みながら強制的に冷却
してテープを製造するようになっており、従来無駄では
あったがどうしても付随的に形成させるため必要となっ
ていたテープ両縁部を形成する必要がなくなり、またテ
ープ接着時のしわや孔の位置ずれもそれらの発生が有効
に抑えられるため、高品質のテープ電線が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るテープ電線の製造方法に用いる
製造装置を示す概略構成図、第2図はこの発明にかかる
第1図に示すテープ電線の製造装置に用いるマスク手段
の構成を説明するための要部斜視図、第3図は従来のテ
ープ電線の製造方法を示す説明図、第4図は従来のテー
プ電線の製造方法によって製造されたテープにおける欠
点を説明するための説明図である。 7・・・導体、 1・・・回転搬送体、 2・・・マスク手段、 9・・・テープ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、線状導体(7)を搬送体(1)上で複数本並列的に
    搬送し、 これらの搬送体(1)上を走行する導体(7)に対し所
    定間隔毎に一定領域をマスク手段(2)によってマスク
    し、 このマスクされながら走行する導体(7)に対し絶縁性
    及び熱溶融性を有する粉体を静電気力で吸引・塗布し、 この粉体の導体(7)上への塗布に伴って前記マスク手
    段(2)上に堆積された粉体を除去し、このマスク手段
    (2)によりマスクされた導体(7)上の粉体を加熱・
    溶融して帯状のテープを形成し、 この形成されたテープを冷却してテープ電線を製造する
    ことを特徴とするテープ電線の製造方法。
JP24856089A 1989-09-25 1989-09-25 テープ電線の製造方法 Pending JPH03110720A (ja)

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JPH03110720A true JPH03110720A (ja) 1991-05-10

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